eop421さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

1922(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マイク・パットンのサントラは大好きで⁡
散々聴いてるのに肝心の映画は手付かずで…。⁡
何故かは分からないけどやっと観る気に⁡
なりました。⁡
映像的な怖さより、ジェームス父子の⁡
殺しの後の心理的なも
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

『なぜ君は総理大臣になれないのか』。⁡
本当に何でだろう…。⁡
この国で政治家としてやっていくには小川議員は⁡
真面目過ぎるのかな?政治家としてのし上がるには、⁡
貪欲さと狡猾さとカリスマ性と金の力が
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田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

3.5

無神論者なのでこの手の作品はどうも⁡
理解しかねる。神なんかいないのだから⁡
いない者のために何をそんなに悩む必要⁡
があるのか?と…。⁡
だが若い司祭がなんとか教区の人達を⁡
救うにはどうしたら良い
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幽霊と未亡人(1947年製作の映画)

2.5

幽霊と未亡人が恋に落ちる話しだろう⁡
と思ったらちょっとだけ意外な展開に。⁡
幽霊と生きている人間の恋なんて、生きて⁡
いるほうが死なない限り上手くいくわけも⁡
なく…。悲しい別れになることも想像が⁡
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アンナ(1951年製作の映画)

4.0

愛して止まないシルヴァーナ・マンガーノ様⁡
主演の作品。まだまだ若かりし頃の彼女。⁡
『にがい米』より垢抜けて(役のせいもある⁡
かもしれないが)非常に美しいです。⁡
彼女の表情どれをとっても好き過ぎ
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

記憶を植え付けられたり消されたり、⁡
なんて考えるだけでもゾッとする。⁡
でもこんなことが技術的に可能な⁡
世の中になりそうで怖い。⁡
シュワルツネッガーには興味がまったく⁡
湧かないので手が出なかっ
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ルトガー・ハウアー/危険な愛(1973年製作の映画)

4.0

ロボコップを観たらポール・ヴァーホー⁡
ヴェンの作品が気になったのでまずは⁡
初期のものからということで鑑賞。⁡

時間軸が交差しているも解り辛いという⁡
こともなく、うまい具合に構成されて⁡
いる
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ロボコップ(1987年製作の映画)

5.0

子供の時よくテレビでやってたので⁡
何度か観てるのだが話しの内容を⁡
所々しか覚えていない。⁡
というわけで懐かしさもあって鑑賞。⁡

こんなに良作という認識が無かったので⁡
少々驚いた。時代的に技
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娼年(2018年製作の映画)

-

知人に勧められ鑑賞。⁡
松坂桃李が体を張ったのは評価するけど、⁡
ずっと後になって『なんでこんなのに⁡
でたんだろう?』と後悔するんじゃないか⁡
と心配になった。⁡
男目線のファンタジーでしかない作品
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チェルノブイリハート(2003年製作の映画)

4.0

悪夢です。⁡
『核戦争の未来·スレッズ』はチェルノ⁡
ブイリを予見したかのようだなと思いました。⁡
チェルノブイリ·ハートとは被爆した地域の⁡
子供達に顕著に見られる心臓の疾患のこと。⁡
この子達の将
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

グレムリンのワンシーン。⁡
主人公ビリーのママがテレビで⁡
映画を観ながら料理をしています。⁡
ビリーがいつもと様子の違うママに、⁡
どうしたの?と声をかけると⁡
『これ、悲しい映画なのよ。』と⁡
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.5

時々無性に観たくなる作品。⁡
夕暮れの感じが小さい時に見ていた⁡
"昭和な夕暮れ"を思い出すのです。⁡

冒頭の "家中がピリピリ鳴ってて凄く⁡
うるさいんだ" というセリフがこの⁡
作品を物語って
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地球最後の男(1964年製作の映画)

3.0

全人類が吸血ウイルスに冒され、たった一人⁡
生き残った男、ロバートの話し。⁡
死んだ後、吸血鬼として蘇るウイルスなんだとか。⁡
ロバートがこのウイルスにやられなかった理由として⁡
説明するくだりがある
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夜歩く男(1948年製作の映画)

3.0

昔の映画にありがちな大袈裟な感じが無くて良い。⁡
ドキュメンタリータッチなところも悪くない。⁡
だが犯人が何故犯行を重ねたのか判らずじまいで⁡
終わってしまう。用意周到に殺人を繰り返すには⁡
理由があ
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ドリラー・キラー 劇場公開版(1979年製作の映画)

2.0

まったく知らない作品だが、B級ホラーに食指が⁡
湧いてしまいがちなので鑑賞。でもホラー映画では⁡
ないでしょう、これは。私にはそう思えた。⁡
作品が撮られた時代を映すドキュメンタリー要素も⁡
あってそ
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

2.5

監督がジョージ·A·ロメロなので頭がおかしくなった人々が殺戮を始めるとか細菌兵器で人々がゾンビ化しての果てにシッチャカメッチャカ、みたいなのを勝手に想像したがまったく違った。全然違ったのが予想外だった>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

5.0

非常に美しい作品。綺麗な光がキラキラとして⁡
ハッとさせられます。夜の車のライトの反射や、⁡
肌に光があたるというなんてことないシーンが⁡
こんなにも印象に残るのはあまりないかも。⁡
主人公のシャロン
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女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.0

心中天網島みたいな話しかと思ったら違った。世話した坊っちゃんが大きくなっても彼のことが色々心配でしょうがない口うるさい乳母、と思っていたら…。だんだんと彼女の本性が見えてくる感じは不気味だった。お吉や>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

今の時代になって原作の世界を限りなく忠実に再現できたように感じた。本を読みながら頭の中で描いた感じの所もあったりして興奮してしまった。あの終わり方だと続きが今後作られるんじゃないかな(調べたら二部作な>>続きを読む

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

感動の押売って感じで観ながらモヤモヤしました。こんな設定じゃ泣けないはずないでしょう。あまり知られていない病気なので啓発という意味では良いのかもしれない。好きな者同士が触れ合えない辛さばかりが表立って>>続きを読む

執炎(1964年製作の映画)

4.5

男への女の美しい愛が、戦争を契機に独占欲、執念に変わって行くという悲しいお話し。戦争へ行く前の男の顔の美しさについて、きよのが泰子に『女があれほど美しい顔したらもうその次には気が狂うとるで』というシー>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.0

タイトルは聖書の中の一節で『悪に対して悪で報いてはならない。悪を行った者に対する復讐は神が行う』という意味だそう。榎津巌という男は生まれながらにしての悪人なのではないか。父親もキリスト教徒で善人面して>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

3.0

玉の輿に乗ったは良いが、亡くなった前妻の影が主人公を苦しめる。実は前妻を殺したのは実の夫と判った時点からの展開がどうなるのかな?とちょっと期待したが結局は主人公と(夫)の都合の良い展開で面白みに欠ける>>続きを読む

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第一次世界大戦での爆撃で肉塊となった若者、ジョニーのお話。戦争の映画は数あれど、こんな感じの話しは無いかも…。爆撃を受けた後、真っ暗闇の中自分は死んだのかそれとも夢を見てるのか判然としません。医者はこ>>続きを読む