eop421さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

再会の夏(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャックが何故に頑なに黙秘しているのか?
犬がずっとジャックを待ち続ける理由は?
いったい彼になにがあったというのか?
どんな秘密を抱えていているのか?と色々
考えるのですが無駄でした。
謎解きが進む
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

こういう恋のお話もあるのですね。
年齢など関係なくモードのことを本気で
好きになれるハロルドが凄い人に思えて
しまいました。
彼の自殺ごっこは親のせいでしょうね。
自分の望む通りに息子を型にはめては
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赤い風車(1952年製作の映画)

3.0

監督がアメリカ人なので台詞はどうせ仏語
じゃないだろうと思った。
フランスの、それもロートレックの話しな
のになんで英語でとおすかね?役者の英語
が不自然なとこあるしでモヤモヤして集中
できなかった。
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真夜中のパーティー(1970年製作の映画)

2.0

ゲイ達のパーティに一人、ストレートが
来たことでパーティーの主旨がおかしな
方向へ…。

ストレートにはわかり得ない苦悩やら色々
あるのでしょうね。最近はジェンダーレス
という考えがだいぶ浸透してきた
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.0

昔の映像をカラーで、しかもクリアな映像
で観れるなんて凄い。
国のためになるならば、と年齢を詐称して
まで戦場に行った元兵士達の話と伴に映像
を観ていきます。国のため…。昔の人には
当たり前の思想だっ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2

ほぼ一人で作り上げたのですね…。
どうやって?と気になることだらけ…。

こんな世界どうしたら想像(創造)出来るん
でしょう。こうゆう作品作る人の頭の中を
見てみたい。

主人公パートンが最初にロボッ
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U・ボート ディレクターズカット(1981年製作の映画)

5.0

『ネバエン』で有名になる前のウォルフ
ガング・ペーターゼンが監督してたんで
すね。どうも手が出なかった作品でした
がユルゲン・プロホノフが出演してると
知って観てみることに。

素晴らしいですね。名作
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ストレンジャー/謎のストレンジャー(1946年製作の映画)

2.0

ナチス残党を追う系の作品としては
佳作かな。『ブラジルから来た少年』
『アイヒマンを追え!』などに比べると
実際に存在した人物の話しではないので
面白味は薄い感じがした。
話の性質もちょっと違うという
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死なない頭脳/美しき生首の禍(1962年製作の映画)

3.0

『首だけ女の恐怖』みたいな苦笑物系かな?
と思ったら意外とまともな作品でした。
マッドサイエンティストというかそういう
ヤバい外科医のお話。

生首さんが非常に美しい方なのですが、
普通に生きていた時
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剃刀の刃(1984年製作の映画)

4.0

戦争を経験して、そして目の前で友人に
死なれたら死生観や人生とかありとあら
ゆる今迄の考えがひっくり返るような
感じになるのでしょうか…。自分探しの後、
自分らしい生き方を見つけたように思わ
れるラリ
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ハワーズ・エンド(1992年製作の映画)

4.3

『眺めのいい部屋』を観て非常に感動した後、
すぐにこの作品が公開されたので早速観に行った⁡
のでした。⁡
がしかし、中学生の私にはいささか大人向け⁡
のお話だったようで…。面白さがちっとも⁡
解らなか
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ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

5.0

初めて観たのは12歳だったかな?NHKにて。⁡
知らない作品だったけれど、なんとなくビデオに⁡
録画したのです。一度でハマって何度も何度も⁡
観ましたっけ。今でも時々無性に観たくなる名作です。⁡
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SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

2.2

謎が残る犯罪に関するドキュメンタリー⁡
が好きなので、そのノリで観てみました。⁡
ですが謎に踏み込むというよりも、シドと⁡
ナンシーの二人の関係を探るといった感じ⁡
でしょうか。⁡
実はシドではなくて
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セリ・ノワール(1979年製作の映画)

3.8

主役のフランクは『バルスーズ』のピエロ⁡
を演じたパトリック·ドヴェール。⁡
こんなに凄い役者だとは知りませんでした。⁡
最近も活躍しているのかな?と、思ったら⁡
若くして亡くなっていたんですね。⁡
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ジェーン・エア(1944年製作の映画)

2.0

オーソン・ウェルズがエドワード役という⁡
のがピンと来なくて観てなかった作品。⁡
やっぱり直感通りだったかな、と…。⁡
イライラしたりすぐ怒る感じが過去の⁡
様々から来るものだ、ということが感じ⁡
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ヒューマン・ハイウェイ(1982年製作の映画)

2.0

今話題のニール・ヤングが自費で作った
映画だ⁡そうです。こんなの知らなかったです。⁡
DEVOとニール・ヤング?なんなんだ、⁡
その組合せ??と思いながら鑑賞。⁡

序盤はチョッピリ期待したのです。
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将軍たちの夜(1967年製作の映画)

4.0

実際にあったヒットラー暗殺の失敗と、⁡
猟奇殺人事件を絡ませるとはなかなかに⁡
上手いな、と思いました。どんなかな?⁡
となんとなく観たのですが、展開が面白く⁡
あっという間の145分でした。⁡
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美しき小さな浜辺(1948年製作の映画)

3.5

篠突く雨が、物語の悲しさをよく表して⁡
います。美しい浜辺もピエールにとっては⁡
悲しい記憶の一つ。⁡
子供を労働力、憂さ晴らし、怒りのはけ口⁡
としか考えない大人達。その犠牲になった⁡
ピエールのお
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フィツカラルド(1982年製作の映画)

4.0

『俺は山をも動かせる!』⁡
なんて本気で言えたら格好いいですね。⁡
ペルーにオペラハウスを建てることを夢見た⁡
フィツカラルドのお話。⁡
莫大なお金が必要だからとまずはゴム園を作り⁡
一儲けしようとし
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ネメシス(1992年製作の映画)

3.5

観たいな、と思っていた作品。アマプラに⁡
あったので鑑賞。⁡

アクション映画としてかなり迫力あって⁡
良かった。カメラの撮り方にしてもかなり⁡
考えて作り込まれてるいる印象でした。⁡
作り手の熱意
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.0

戦争さえ無ければ…、⁡
ポーレットが両親を失うことは無かった⁡
のに。ミシェルと出会うこともなかった⁡
のに。犬が死ななかったのに。⁡
犬のお墓を作る必要もなかったのに。⁡
ミシェルが十字架を盗む必要
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.5

久々に鑑賞。
初めて観たのは大学生の時。かつて高田馬場⁡
にあったACT ミニシアターにて。⁡
雑居ビルの一室で、ほんとにこんな所で⁡
映画観れるの?と思ったものです(UP-LINK⁡
も最初はそんな
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コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)

4.5

ノスフェラトゥを観たついでなので…。⁡
一番好きかもしれないヘルツォーク作品。⁡

歴史上、実際に存在した人物のお話です。⁡
脚色はしてますが。⁡
面倒な男なので遠方へ追いやってしまえ、⁡
とアフリ
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ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

2.5

ヘルツォークの作品は好きだけど、どうも
手が出なかったのがこれ。
クラウス・キンスキーの見てくれがムルナウ
の『ノスフェラトゥ』を意識してるのは一目
瞭然。夜の彼が襲いにくる時の影がそれっぽく
て良い
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悪魔(1972年製作の映画)

4.2

『夜の〜』の主演の二人(ミハウとマルタ)が
続投です。世界史のポーランド分割の時代
あたりがお話の舞台です。

冒頭の阿鼻叫喚のシーンが凄いです。この世
の地獄と言えそう。
何故ヤクブが悪魔に魅入られ
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夜の第三部分(1972年製作の映画)

4.2

DVD Boxの3作(夜の〜、悪魔、シルバー〜)を
得てから、一度観始めると何度も繰返し観て
しまいます。納得できた(何をどう納得した
のかよくわからず…)所で満足するのです。

題名の『第三部分』で
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.0

あの名作の二人を讃える作品と言ったら
いいのかな。
こういった感じの作品を作ることに賛同
しかねるのです。一作目で完璧なのだから
続編など無粋というものです。86年の"2"
ですら不要だと思ってますか
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ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

4.0

ロブグリエ3本目。
出だしから、あぁこれは好きだなと
思った。確かに実験的な作品とはいえ
分かりやすい。
映画の構想を錬る監督達。次に彼らの
構想のシーンが展開されるという仕組み。
ロブグリエって女性
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戦慄の狼男(1972年製作の映画)

2.5

なんとなく観てしまった…。
狼男がショボイ。全然怖くない、というか
苦笑ものです。リック・ベイカーの狼男に
行き着くにはこの作品から10年程要する
のですね。ま、頑張りました、というところ
でしょうか
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

4.0

息子を殺されたオリヴィエと、息子を殺した
青年のお話。
オリヴィエの働く施設に偶然入所してきた
のは息子を殺した青年で…。毎日のよう
に顔を合わせ復讐しようと思えば何時でも
できるのにしないオリヴィエ
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.5

三船敏郎が好きな人ならだいたい知って
いるような内容。だがよく知らない人に
とっては彼の素晴らしさがよくまとまって
いるので、興味を持つきっかけになると
思います。

ひとつだけ彼に不満が…。『宮本武
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.0

評価高い作品のようだが私にはイマイチ
だった…。サスペンスとしても中途半端
だしコメディでもないような…。何が言い
たいのか解らない感じ。映画制作の現場を
皮肉っていることは解るのだけど特にそこに
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.5

背中で演技ができる人って凄いな、と
思います。ホアキン・フェニックスは
そんな役者の一人なのではないでしょうか。
フレディの後姿を見ただけでなんとなく
どんな人間か想像がつくのですから…。

宗教団体
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その男、国家機密につき(2010年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー風のフィクションで
あるということを念頭に鑑賞しましょう。
そうでないと本当かと勘違いしかねません。
上手く作ってるな、思います。

ヒトラーは実はアメリカに潜伏していた
というお話で
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午後の曳航(1976年製作の映画)

3.5

三島由紀夫の原作自体がまるで外国の
ような設定なので、役者が外人でも
まったく違和感なかった。

どうしたらこの作品のような子供になって
しまうのかな?と考えるもどうにもわから
ない。結局自分達だって
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セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ(2000年製作の映画)

4.5

公開当時ポスターがかっこ良かった
ので観てみようと思ったのですが…。
色んなことに取紛れてスッカリ忘却の
彼方…。他の方のリストでたまたま
見て思い出した次第です。
また忘れないうちに観なくてはと思い
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