エディ中野さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

エディ中野

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バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

3.6

困っている人がいたら少し勇気を出して手をさしのべよう、その大切さを教えてくれる作品。

この作品は幼少のころに観たかったなぁ。
色彩と小物デザインのかわいさが際立つ。
絵の美しさとカメラ撮影を感じさせ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.0

このシリーズで一番良かったことは、定期的にグウィネス・パルトロウを観れたこと。

180分の超長尺にもかかわらず、グウィネス・パルトロウの出番は5分弱ってとこでしょうか。
今作ではスタイリッシュな姿も
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

白い肌に返り血の長澤まさみが美しい。
強い眼も魅力的ですが、やっぱり脚でしょう。
とても強い戦士のものとは思えないほどの柔らかそうな白い脚、最高です。

山﨑賢人は良い俳優と思いますが、役や演出、企画
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.6

B級感たっぷりな予告編と、久しぶりの潜水艦ものということでめちゃくちゃ期待していた作品。

潜水艦はあまりにも特殊で我々にまるで馴染みのないこと、密室での緊張感溢れるやり取りのドラマ性が「潜水艦ものに
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.0

時流にのった、色々とぶっ飛んでる作品。

昭和パートのベッキーが美しい。
ベッキーってこんな美人やったんか…
前作の役者陣と比べるのは酷です。
小松政夫、的場浩司はいい味付けをしていました。
チャラン
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バイス(2018年製作の映画)

3.8

笑うに笑えないし、みていて非常に居心地の悪いエゲツない作品。

とにかく風刺、というかおちょくる演出満載です。
あそこで終わっていればハッピーエンドのいいお話だったのになぁ。とか、ブッシュを釣る演出と
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ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

わりとディズニー映画は苦手なのですが、大好きなエヴァ・グリーンをみるために鑑賞。

やっぱりエヴァ・グリーンは最高!
短めの髪形も素敵です。
近年は美しいものの怖そうな役柄が多かっただけに、本作のよう
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.5

ボン・ジョヴィの夜明けのランナウェイのイントロが爆音で流れる瞬間に笑いが止まらなくなる作品。

ヘイリー・スタインフェルドがかわいい!
角度によっては池田エライザに似てるように見えます。
ジョン・シナ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.5

実話ベースであることを忘れるくらいに進行される軽快でコメディタッチな物語。
しかし最後に提示されたのは、未だ残っている問題に我々は生きているということ。
スパイク・リー、本気です。

スターウォーズ以
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

3.0

苦手な難病もの、余命ものですが永野芽郁が出演してるので観ました。

やっぱりかわいいなぁ。

今まで見たこの手の作品の中では良かったと思います。

それにしてもかわいいなぁ。




永野芽郁に「Dだ
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

4.0

この三作のなかでは一番PSYCHO-PASSらしくない作品かな。
シビュラシステムも組織もあんまり関係ないし。
ただこの後の作品展開においては非常に重要な作品であり、大きく期待をさせてくれる作品になっ
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二階堂家物語(2019年製作の映画)

4.0

静謐さと横顔で物語られる映像が素晴らしい作品。

加藤雅也がかっこよかったです。
初見の陽月華が美しかったです。吉田羊かと思ったら違いました。

とにかく美しい風景と表情が、静かに多くを語りかけます。
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.5

派手な猫映画。

ブリー・ラーソンはキレイだし人間ドラマ部分では演技も凄く良かったです。
ただ、あんまりアクションには向いてないかも…

ニルヴァーナのカムアズユーアーを大音量で聴くために映画館での鑑
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運び屋(2018年製作の映画)

4.6

予告編での印象はシリアスなクライムサスペンス風に思われましたが、とくに重さはなく軽妙なコメディでした。
でもそこはさすがのイーストウッド、しっかり魅せてくれます。

さりげなく、軽く社会性のあるメッセ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

アニメなのか実写なのか漫画なのかゲームなのか、何を観ているのかわからなくなりますが、とにかく映像が凄い迫力です。
今までに全く見たことのない映像を魅せてくれます。

まるでアメコミがそのまま動いている
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洗骨(2018年製作の映画)

4.8

家族の死を扱いながらも、シリアスになり過ぎず、物語を壊さない程度に適度に笑いをいれてくる演出のバランスが良かったです。

生と死、この世とあの世との境目を上手く繋ぐ見せ方が面白い。
バカにされたり別け
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ともすれば重くなりがちなテーマを、笑いを交えて軽快に明るく見せたり、実話なのにリアリティに欠ける極端な人物描写にしたのは、お下品バカ映画コメディ監督の力量か。
アカデミー監督賞にノミネートすらされなか
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

だいたい全編笑いを堪えるのが大変でした。
見せつける絵面や行為、音楽の全てがいちいち不快というか悪趣味満載です。
エンドロールすら見辛い。
ヨルゴス・ランティモス、本当に変態な監督です。(褒めてます)
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

3.8

時代劇?いや時代劇なんだけれど時代劇の匂いがしないというか、すごく我々の思う時代劇ではない時代劇を観た気がします。

死者を弔うシーンが良かったです。
敵とはいえ、手を合わせる遺体への尊厳を表す行為は
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.5

声、音の限定的な情報を与えられた我々観客の想像力で補完しようとする挑戦的で刺激的な傑作。

電話の声と音だけで解決する、というのだけが面白いのではなくて、直面している事件と自分の事件が交錯し、炙り出さ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

魔夜峰央ワールド全開の怪作。
世界の多様性にたいして、いかに寛容でなければならないかを教えてくれる作品。

キャスティングが完璧でした。
GACKTと京本政樹はこの作品にぴったり。
二階堂ふみは男役で
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

4.4

こういう企画は本当に嬉しい。
しかしながら、それぞれの作品が強烈な印象と余韻を残すため、休憩なく続けて鑑賞するのはなかなかに大変。
どの作品も才能の一端を僅か8分に凝縮されていました。

この企画が興
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

原作が好きだからずっと心配だったんですよ。
なぜロバート・ロドリゲスなのかが。
いや、好きなんですよ。ロバート・ロドリゲス。
デスペラードもフロム・ダスク・ティル・ドーンもシンシティも好きなんですよ。
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

4.5

短くまとめた前日譚でも、こういうのが観たかった。

映画作品だからといってアクションの方を重視するのではなく、PSYCHO-PASS特有の重厚な物語の一端を魅せてくれました。
シビュラシステムについて
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フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

3.0

斉藤由貴の素晴らしさを再認識させる作品。

とりあえず携帯をブン投げて、携帯電話屋さんに行こうと思います。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5


美しい海底の風景でのアクションが楽しめる作品。

ニコール・キッドマンが相変わらず美しい。
アンバー・ハードは地上のシーンが最高に可愛かったです。
ウィレム・デフォーは渋いなぁ。

ジェームズ・ワン
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

4.0

まさに観たかったシティハンターだった。
観たかったシーンが全部ありました。

オープニングからあの曲が流れて感涙。
歴代の主題歌がそこかしこに差し込まれる演出は知ってるかたにはたまらないもの。
やや強
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.8

狂気と凄惨さの中にも、美しさを感じることができる作品。

でもまったくわかんないよ。
前作観てたり、ドイツの秋を知っているとわかるのかも。
表現の新しいかたちを観た感じはあるので、映画館で鑑賞すること
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

妻への関わりを強く考えさせる傑作。

夫婦共依存、共犯のお話は主演夫婦の演技が最高でした。
ジョナサン・プライスは悪役とかクズな役が似合います。
グレン・クローズの機微に触れる細かな演技に震えます。
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

4.9

小西真奈美を目当てで観に行ったら、どえらい傑作だった。

正しさとは。
善と悪にはっきりとした境界などないことを考えさせられる。
主観、客観どの視点でも答えを出すことは難しい。
多数決と大企業の論理が
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

4.0

このシリーズはデザインがとても好きです。
今作でも建物、乗り物、武器から小物にいたるまで何から何までやっぱりカッコいい。

脚本が虚淵玄じゃないのが心配だったのですが、大丈夫でした。
短い尺ながら上手
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

朝倉あきはかわいいなぁ。

企業倫理を扱ったこの映画を制作したのがテレビ局、ってのがいちばんイラっときますねぇ。

がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

3.7

アイドル映画といわれればそうなのですが、そのジャンルのマナーを踏まえた王道のジャンル映画になっています。

短い丈のスカートであれだけ激しく動いているというのに、鉄壁です。
これは凄い技術とおもわれま
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マイル22(2018年製作の映画)

3.5

イコ・ウワイスがいかに恐ろしい存在であるかを再認識させられる作品。

今作の制作陣は映画ファンを馬鹿にしているのだろうか。
だって護衛対象がイコ・ウワイスだよ!
この人に護送なんていらんでしょ?
ほら
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あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

3.5

すげぇびっくりした。
予告やポスタービジュアルからてっきり哲学的青春アニメかと思ったら、超絶展開かましてきた。
びっくりしてポカーンとしている間に怒涛の勢いで終わってしまったよ。

瞳の色がとても綺麗
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LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

5.0

とても挑戦的で刺激的な傑作。

ラブホテルの一室、移り変わる定点で覗き見する物語は狂気そのもの。
驚異的な長回しによる作劇は、緊張感を煽る舞台の演劇を観ているよう。
そんな中、立ち替わり入れ替わるそれ
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