エディ中野さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

エディ中野

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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

あのプレデターだってのに子供が絡むし、しかもハリウッド最重要子役のジェイコブ・トレンブレイだなんて!

プレデターって宇宙から来た忍者、みたいに勝手に思ってましたが、今作ではちょっと印象変わりました。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.2

お話はめちゃくちゃですが、強烈なキャラクター設定で全てを持っていくすごい作品。

本作が初主演と思えない平手友梨奈はそれを見事に表現できたと思います。完全にハマり役。すごく響でした。
そして眼が強い。
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累 かさね(2018年製作の映画)

4.4

劇中劇の素晴らしさが作品に説得力と色気を宿す、ということを教えてくれる傑作。

芳根京子、土屋太鳳、二人の眼の強さが素晴らしい。劣等感と狂気を見事に表現されていました。
入れ替わることから生じる、彼女
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.0

マーベルで一番楽しめた作品が前作。

小さくなったり大きくなったり、小さくしたり大きくしたり、前作以上にアイデアとユーモアたっぷりのアクションシーンが楽しい。

マイケル・ダグラスとミシェル・ファイフ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.6

池田エライザと広瀬すず目当てに鑑賞、のつもりがえらく感傷的になってしまいました。

あのムーブメントの中心でヒットを飛ばした篠原涼子が安室奈美恵の歌を歌うなんて、グッときました。
あの頃グラビアでよく
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

メグ ザ モンスター。
モンスターは当然ジェイソン・ステイサムのほうだった。

こんな作戦ダメでしょ、ってガバガバな作戦ばかりでも勝ってしまうのは兄貴だから。
貴重で凶暴な古代生物でも相手が悪すぎます
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.7

ファンタジー、SF、ジュブナイル、たくさんの要素を備えながらも散漫にならない傑作アニメーション映画。

映像化するには難しそうな原作を、アニメならではの表現と演出で見事な作品に仕上げてきました。

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

毎回シリーズ最高を更新するミッションインポッシブル。
今作も超えてきました。
トム・クルーズもいろいろ超えてきました。

古めかしい合言葉から始まるオープニングは、原点であるTVシリーズのスパイ大作戦
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

静かで重く深い雪がアメリカの闇を映す傑作。

運なんてない、強くなければ生きていけない。
強くても生き抜くのは難しい。
なんという過酷な環境なんだ、アメリカは本当に恐ろしい。

冷静なハンターを演じる
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.6

フランス映画って一言でいうと「変態」ってあらためておもう作品。

マリーヌ・ヴァクトがあまりにも美しいです。
美術館や室内のセット、服飾もとてもかっこよかったです。

描写、展開、唐突で妙なサスペンス
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

これがほとんど史実ってのが恐ろしい。

スティーブ・ブシェーミは相変わらず怪しくかっこいい。
オルガ・キュリレンコは相変わらず美しかったです。

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.4

全てはラストシーンのために。
それまでの感情や何もかもをラストで爆発させた。

生々しい感情をぶつけた俳優陣の演技は見事でした。
可愛らしい少女達のこの熱さは素晴らしい。

カメラワークが素晴らしかっ
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

dope as shit

ちょっと考えられないくらいコミュニケーション能力があるオタク、闇を感じさせないオタクってのはアメリカならではなんでしょうか。
オタクというよりは引きこもりか。

久しぶりに
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

4.8

光宗薫の無事を確認するために鑑賞。
のつもりだったのにとんでもない傑作だった。

台詞で説明し過ぎるなど脚本に多少の拙さはありますが、斬新な設定や演出が上回っているので良し。

初見の池田エライザは指
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.2

圧倒的な演出力と絵の力で全てを牽引する作品。

例えば「キングスマン」がそうでした。
スタイリッシュで斬新なアクションをこれでもかと魅せつけ、物語の粗さなどどうでもいいと感じさせるように全てをもってい
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.0

デジタルリマスター版再上映で鑑賞。
とにかく熱い。
勢いと音楽で突っ走るすごい作品。

ライ・クーダーの極上スライドギターをデカイ音で聴けたのが良かったです。

若い頃もウィレム・デフォーはかっこよか
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

3.5

物語を紡ぎ出す作家の苦悩の一端を窺い知ることのできる作品。

「エル」とはその苦悩の産物か、実在した人物か。
やっぱりオリヴィエ・アサイヤスの脚本は面白い。

エヴァ・グリーンは何時何処でどの角度から
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.0

その人が持つパンク観により見え方が大きく変わる作品。

とにかく我々はパンクという単語がもつそれぞれのイメージと思想にすぐ釣られてしまい、ついつい自分勝手な期待をしてしまうものです。
まぁそんなに大袈
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

ジュラシックパーク一作目のテーマを思い出させてくれる作品。

生命と進んだ科学と倫理観。
派手なドタバタアクションを魅せながらも、しっかり考えさせてくれる見事な続編に仕上がっています。
前作よりも恐怖
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

3.3

諜報員ものが好きな身としては非常に評価に困る作品。

近年の諜報員ものと比べてみましょう。
「レッドスパロー」のような緻密さはなく、
「アトミックブロンド」のような驚きもなく、
「コードネームアンクル
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あさがおと加瀬さん。(2017年製作の映画)

3.6

これが「尊い」ということか。
ということがわかる作品。

光と雨と草花、背景の美しさが印象的でした。
とても優しい映画でした。

ALONE アローン(2016年製作の映画)

3.2

一歩踏み出せ。
地雷は爆発しないのか、また踏みだした先は地雷ではないのか、とても恐ろしい映画です。

哲学的な描写と示唆に富んだ良作ですが、とても物足りない感じはあります。

結婚の経験がない自分には
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

過去のキャラクターに対するイメージが強いから、こういう作品は難しいんだなぁと思う作品。

オールデン・エアエンライクは悪くなかったです。銃の構え方などはハリソン・フォード版を彷彿させます。
ただ随分と
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リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.2

舞台が南アフリカの映画はだいたい面白い。しかもジョン・ウィックのチームが制作とのことで期待。

このチームの特徴は派手さよりも確実な殺人術を観せることにこだわりを感じること。
今作もジョン・ウィックと
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猫は抱くもの(2017年製作の映画)

3.5

猫と生活したくなる、もしくは猫になりたくなる作品。 は言い過ぎか。

一番の収穫は小林涼子。
ショートヘアーにメガネ、ミニスカの猫。
そんな猫反則でしょう。
その美しさに参りました。
みんな大好きベッ
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.5

荒唐無稽、アニメにしか表現できない面白さを魅せてくれる作品。

日本人が制作したのに、海外映画によくある間違った日本観全開で面白いです。
なのに日本人にしかできないであろう作品に仕上がっています。
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終わった人(2018年製作の映画)

3.9


生きることや働き方、社会から必要とされたいと思うことを何かしら考えさせる作品。

エリートだったり全盛期に強い輝きを放っていた人ほど、終わった感を感じるのでしょうか。

広末涼子が最高にかわいい。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

貧困と家族、コミュニティの問題を深く考えさせる作品。

安藤サクラは本当に素晴らしいなぁ。

家族って簡単なものではないよなぁ。
それまで持っていた家族の価値観を揺るがす作品でした。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

小松菜奈の素晴らしさがよくわかる作品。

物語の都合上やたらと脚を映す作品ですが、まったくイヤラしく見せないのが凄い。

シーン毎にころころ変わる表情と雰囲気をコントロールする小松菜奈はホントに素晴ら
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

気にいらない点。
キルスティン・ダンストへの侮辱。
007シリーズのタイトルシークエンスのパロディ。

良かった点。
忽那汐里があんなに可愛いかったなんて。
ダブステップは最高だ。

しつこいくらいの
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.3

三部作の2作目。

えー、これがメカゴジラ?
武器や宇宙船などのデザインがカッコよかったのでメカゴジラかなり期待したんですが…
次作のアイツもなんだか心配になってきました。

それでも迫力ある映像と音
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

こういった作品にありがちな、ややこしい各組織の立ち位置、人間関係といったものがすっきりと描かれて大変わかりやすい構成になっていました。

もう役者陣は全員素晴らしいです。
特にピエール瀧。

ザラつい
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.5

絵でここまで感情表現ができるなんて。
さすが傑作「聲の形」の監督です。

いい加減に無理矢理まとめてしまうと、女性って面倒くさい。
っていう映画ですが、そんな簡単な解釈を許してくれない、とても複雑で圧
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.0

太い腕に抵抗するな。

何度でも言うが、ドウェイン・ジョンソンが対峙するべき相手は人間では足りない。
やっとハリウッドは解ってきた、これが「ザ・ロック」ドウェイン・ジョンソンの正しい起用法です。

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