甲神山亘さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

セルラー(2004年製作の映画)

4.5

定期的に観たくなる映画。

この作品は本当に細かく伏線も張られているよく考えられたストーリーで一秒たりとも無駄なシーンがない傑作だと思います。
セリフ回しもクールすぎるし、観るたびにかなりハラハラでき
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

これはやはり傑作。
後味悪さはありながら、
つい最近モデルとなった事件が解決に向けて動き出したことを知ってからだとまた見方や感じ方が変わり、
ラストシーンの表情に込められた意味もかなり秀逸である。
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トータル・リコール(2012年製作の映画)

3.4

ジェシカ・ビールさんの魅力に初めて気づかされた映画。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.2

特に何も考えずに怪獣たちが存分に暴れるお祭り映画として楽しめる最高の娯楽作品。

ミリー·ボビー·ブラウンさん、サリー·ホーキンスさん、渡辺謙さん、チャン・ツィイーさんらが演じる個性的な人間キャラたち
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.3

ただただワイルドかつセクシーさを感じるキングコング
さん、トム・ヒドルストンさん、ブリー·ラーソンさん
そしていつでもどこでも存在感の濃ゆいサミュエルlジャクソンさんが魅力的な映画。
巨獣パニックムー
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.3

傑作シリーズの全ての始まり。

出演者の名演、同じみの音楽、恐竜たちの実在感、恐竜登場シーンのほとんどが暗闇である演出
と何もかもが王道でやはり最高の作品。

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2週間前に初鑑賞。

本格的な戦争映画と、
戦場での人体実験にて生み出された怪物人間(?)に襲われるパニックムービー。
2つのジャンルを組み合わせているというなかなかに娯楽を感じさせられる作品。
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

恥ずかしながらこの作品で鬼滅の刃初体験。
それでも何となくその設定や世界観、キャラクターたちの関係性が伝わってきたので集中して鑑賞できました。

鬼の造形や抜け出せなくなった夢の中の不気味な感じ、
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ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.9

個人的にあのラストシーンは色々な捉え方ができるのでとても好きです。
ストーリーはシンプルで特にこれといった目新しい展開はないもののそれなりに惹き込まれるものはある作品なんじゃないでしょうか?

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.8

個人的にストーリーや映像はあまり新鮮味がない感じでしたが、その王道な感じが好きではあり、
本格的にエディ・レッドメインさんとキャサリン·ウォーターストンさんの虜になるきっかけとなった作品。

ロン·パ
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

4.0

ストーリーはあるようでないに等しい映画なのだと思うけど、ベン・スティラーにロビン·ウィリアムズ、そして博物館のキャラたちがとても魅力的なのが大きくいつ観ても気軽に楽しめる。

ラミ·マレックにジョン·
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

4.2

ゴジラ·モスラ·海沿いの巨大な物体·モスラの子供などの実在感も印象に残ってますけど、
人間の姿をした小さな妖精役のザ·ピーナッツの二人こそがこの映画の影の主役に思えるんですよね。

捕まりそうになって
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.3

なんと言ってもゴジラの実在感!
やはりCGには出せない独特の味がありますし、人によるでしょうけれど造形もこの作品が一番しっくりくるのでとても好き。
個人的にはそれこそがこの映画の最大の見どころだと思い
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

5.0

再鑑賞しましたが、これはもうやはり傑作。
最初から最後まで描かれている人間の脆さや美しいひとときの切なさなどかなり心に刺さりますし、
病室でのシーンや民間人を誤って撃ってしまうシーンなど本当に容赦ない
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砂の城(1977年製作の映画)

3.7

ストップモーションアニメにしか出せないこの独特な雰囲気やっぱり好きですね〜。
砂に命が宿っているように見せる手腕がとにかく素晴らしい。
終わり方も意外な感じで短い時間ながらもしっかりと印象に残ります。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.3

序盤で見れるエルサの吹っ切れの早さや、
オラフがつららを望遠鏡にするところなどはディズニーのアニメーション映画らしさが出ていてとても好き。

オリジナル設定で「本当の愛とは何か?」ということを描いてい
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スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

3.9

初めて鑑賞したのは今から数年前でとりあえず記録。

最初は「ただのB級映画なのだろうか」ぐらいにしか思ってなかったのだけれどこれがなかなか面白い。
その独特な設定から絶望と希望を同時に味あわされる奇妙
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クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年製作の映画)

4.2

巨大ロボットの出現シーンは単純に毎回ワクワクできるのでこの作品も私はけっこう好きです。
戦車や街を破壊しながら歩くところなんかはゴジラやエヴァンゲリオンに通ずるものがありますね。

金の魂の湯から圧倒
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バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.7

子供のころに何度も観ていたこの作品をかなり久しぶりに視聴。

石を種として例えるシーン、

勇者と勘違いされ連れてこられた売れないサーカス団の虫キャラたちがフリックたちとの出会いで希望を持っていきそれ
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相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿(2009年製作の映画)

3.7

映画らしさがあまりないとはいえ、テレビで観るぶんには展開がはやいぶん最後まで目の離せない面白い作品になっていると思います。

鑑識である米沢さんのめったに見られない私生活や活躍ぶりに、六角精児さんの演
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ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!(1993年製作の映画)

4.3

「野菜畑で大ピンチ!」と同じぐらいにウォレス思いなグルミットの姿を見れるこの作品もとても好き。
本当に大活躍している。

ウォレスはというと無駄遣いしすぎて
多額の請求書に困っているうえに、
グルミッ
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老人と海(1999年製作の映画)

3.9

油絵での生を感じさせる表現力が圧巻で短時間でもかなり魅せられるアニメーション。
老人の表情や波の動きなどとにかく全てが細かい。
吹き替えだと少年の声が松田洋治さんでやはりとてもいい味を出しています。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.7

小さい頃は夢中になって観ていたのだが、今はあまり惹き込まれない。何故だろう?
マルフォイのキャラや魔法の描写は相変わらず好きなんだけれど。

エイリアン3 完全版(1992年製作の映画)

3.7

ホラー映画っぽさ全開のノリは嫌いじゃないけど、
個人的にかなり好きなエイリアン2からの続編として観てしまうとやっぱり微妙。

エイリアンもCGで作られてるような質感で怖さと気持ち悪さばかりが強くなって
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パラサイト 半地下の家族 (モノクロVer.)(2019年製作の映画)

4.3

個人的には通常版よりも緊張感が強くなったという印象。
少しホラー映画っぽい雰囲気もこちらのモノクロ版ではさらに感じられた。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

4.0

主人公のキャラは「バグズ·ライフ」のフリックに通ずるものがあるといつも思う。
ストーリーとしてはところどころで苦しい気持ちになるお約束展開もあれど、人間たちがドラゴンと闘うのではなく共に生きていくこと
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.7

WOWOWのポンジュノ監督作品特集にて初鑑賞。

まあ犬が屋上から身を乗り出されたりと愛犬家にとって辛くなるシーンは確かにあるとも思えますし、
もちろん自分も犬好きですが「昔の韓国映画であること」「あ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.3

「ダークナイト」では徹底的にリアリティを重視した作風になっていたもののこちらの1作目はゴッサムシティの雰囲気などティム・バートン監督版のバットマンっぽさがほんの少し漂っているな、と改めて思う。

とは
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.3

ポールの声であるセス·ローゲンさんと
エドガー·ライト監督、サイモン·ペッグさん、ニック·フロストさんの4人が組んで作った映画だから適度に下品なのは当たり前のこととして、宇宙人ポールと人間たちの友情や
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エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

4.4

下手したら単独作よりもその恐ろしさと実力を発揮しているのではないか?と思えるエイリアン、

逆に単独作のときよりも油断している瞬間などがあって、武器を駆使する狩猟能力に長けたその強さを発揮しきれていな
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.1

ナオミ·ハリスとのコンビぶりもいいけど、やっぱりロック様とゴリラ様のやりとりから絆や強い愛情が伝わる部分が最大の見どころ。

最強すぎるロック様と巨獣たちが暴れまわる終盤の展開はシンプルかつバカバカし
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

4.0

個人的にいつ観てもストーリーは微妙としか感じれないけど、ゴジラのゴジラらしさをとても感じれるのはgood。
造形デザインも元祖とは違う迫力があるのでとてもいい。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

人間たちのターンはとことんリアル描写で、ゴジラが登場するターンではアニメをそのまま実写化したかのような雰囲気。
それとは対照的に街を破壊していくシーンや攻撃されるシーンはエヴァンゲリオンだけでなく、昔
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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

4.0

カッパのクゥや登場する妖怪たちも愛おしい存在で、
コミカル要素もありつつ完成度が高くてメッセージ性のある素晴らしい作品だと分かっていてもその生々しくシリアスな描写で少し鬱々とした気分になるのであまり頻
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寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.7

後藤との最終対決シーンがターミネーター2にそっくりでなかなか白けてしまったということ以外は、
原作に忠実な部分も多くそんなに悪くなかった。

キャストでは染谷将太さんと深津絵里さんの演技が良い意味で一
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.6

ミギーの動きや人間の姿をした寄生獣たちが正体を表すシーンのCGも力が入っていて違和感もそんなになく、
何より原作が素晴らしいから映画もそこそこ楽しめる。

染谷将太さんと橋本愛さんは新一と里美に全然似
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