Daisukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Daisuke

Daisuke

映画(593)
ドラマ(1)
アニメ(0)

スプリット(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

[25人目]

※この感想にはあるネタバレがあります。まだ映画を見ていない人は、決して読まないで下さい。









皆さまご存知の「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

[進む道の果てに]

前作からこの「銀河の荒くれチーム」を初めて知ったニワカ者です。お許しを。
前作は本当に素晴らしい映画で大好きでした。
オープニングタイトルの出し方にやられ、「痛みは分かち合う」と
>>続きを読む

キューブ■RED(2007年製作の映画)

3.3

[数字から]

『CUBE』と名がつく映画を見つけると昔からピクッと反応してしまう。
それは若い時にみたヴィンチェンゾ・ナタリという監督の『CUBE』というカナダ映画に魅了されたからだ。

ふと気がつ
>>続きを読む

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.6

[淵を見つめる者]

※この作品の感想ではなく昔話になります

実は深田監督に若いころに一度お会いしていました。
それは、とある映画の企画書を提出する日で、私と深田監督やその他数名はカフェでプロデュー
>>続きを読む

チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.5

[監督を探しに]

※感想の後半はまた妄想が膨らんでます。

昨日『湯を沸かすほどの熱い愛』を鑑賞し、中野量太監督に興味を持った私は過去作を探ってみることにした。
Netflixでこの『チチを撮りに』
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.0

[愛と狂気の湯気が立つ]

先ほど鑑賞し、ラストカットの瞬間、鳥肌が立ちっぱなしになっていました。
これは感動したからではなく、圧倒的な愛と狂気が画面を覆い尽くしていたからです。

現時点で点数は付け
>>続きを読む

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

5.0

[その名は、]

『イップ・マン 継承』を妻と共に見てまいりました。
『イップ・マン』は以前から全て鑑賞してまして、妻と共に大好きな作品でした。
特に妻はドニーにハマり、彼のSNSを常に監視するほど憧
>>続きを読む

さざなみ(2015年製作の映画)

4.6

[静まれ 静まれ]

なんと素晴らしい映画だろうか。
まずラストカットの切れ味に泣きながら拍手をしてしまうほどだった。
前々から気になっていたこの作品を先ほど鑑賞し、その深みをじっくりと味わいつつ、自
>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.7

[乗れない電車]

※ネタバレに直結はしませんがこの映画の「構造」を書いてしまうので、見たいと思ってた方は読まないでいただけると助かります。

この映画が好きな方、申し訳ありません。
結論から言ってし
>>続きを読む

人狼ゲーム(2013年製作の映画)

3.5

[実は]

この作品はだいぶ前に観ていましたが、改めて書き記しておこうかと思い再記録させてもらいます。正直言うと、
「Filmarksの点数が少々引くすぎないだろうか?」
という本当に身勝手な考えとい
>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

[友達のゲームプレイを見ている私]
〜映画における臨場感〜

※またまた長いです笑

全編主観の映画という事で、実は前情報をほとんど入れずに鑑賞してきました。
鑑賞後、半分は「最高!」と思いつつも「こ
>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

5.0

[走れ]

ドドドドドドドドドドドド
ツタンタンタン
ツタタタタッタンタン
ドンドンドンドドドドドドドド
ザザザザザザザザザザザザザザザザ
ドドドタタタタン
ツタンタッタタッタ
ドンドドドドドドドドド
>>続きを読む

SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

4.0

[ラララップ]

もし、
「今まで見てきた映画で最も感動したラストシーンを10個あげて」と言われたならば、私はその中のひとつにこの映画を挙げている事でしょう。

最近映画では『ララランド』やドラマでは
>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

[その音を聞き続け]

昨夜、まったく寝付けずボーッとしていた自分は、借りてきていた映画を一本見ようかとこのブルーレイのディスクを入れた。

ある程度フォーマット化されたホラー形式の映画かと思っていた
>>続きを読む

ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

[そこにいる]

そこにいる彼女

明るくなったら見えなくなった

そこにいる彼女

暗くなったらそこにいた

そこにある心

明るくなっても見えないままで

そこにある心

暗くなるのは自分の心

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

『狂気をみていた』

※ラストシーンのネタバレを含みます
※長いです笑 お暇な時にでもどうぞ

はじめに
この映画の監督さんが作った『セッション』という映画は、当時「心の一本」と言ってもいいほど好きな
>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

2.9

[物語になる前の時間]

部活をやめた瀬戸と、塾へ行くまでの暇つぶしをしてる内海。
何もする事がない高校生二人がダラダラとお喋りをし続ける作品。

と、見る前は高校生の日常をリアルな会話劇で描いた作品
>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.7

[見えない贈り物]

当初、ポスター画像だけ見た印象は、
『次から次へと謎の贈り物が届きはじめ、最後に恐怖の贈り物が!』という「定番のホラー」的な雰囲気に見えましたが、この映画はそうではありませんでし
>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

[過去を飛びながら]

乗客155人を救ったサリー機長は、ハドソン川への着水したその「奇跡」が本当に正しい判断だったのかを問われていた。

この映画でまず素晴らしいと思ったのは、物語の構成だ。
オープ
>>続きを読む

アラジン(1992年製作の映画)

5.0

[ジーニー最後の願い]

※最後、ネタバレしてます。

誰もが知ってるであろうこの「アラジン」という物語を、私はなぜか今の今まで見るタイミングが無く生きてきてしまった。
もちろんキャラクターとしてのア
>>続きを読む

LOCK DOWN ロックダウン(2016年製作の映画)

3.4

[道無き道を進め]

AI機能を積んだ世界最高のセキュリティ機能を搭載した車に乗った女性とその子供。
ある砂漠を走っている最中、女性は外へと締め出され、子供だけが車内に閉じ込められてしまう。
さあ、ど
>>続きを読む

秘密 THE TOP SECRET(2016年製作の映画)

3.0

[悲しい秘密]

※最後にちょっとだけネタバレしつつ、「本当の秘密」について書きました。
いつも通りちょっと変な角度からの個人的な感想になります。

この映画版「秘密 The Top Secret」と
>>続きを読む

ひぐらしのなく頃に 誓(2009年製作の映画)

2.0

[なにかがおかしい]

※今回もまともなレビューではございません。

夜10:30頃に仕事場から帰宅すると、妻が昨日見ていた『ひぐらしのなく頃に』の続編があるという事を知ったのかまさかの「二夜連続」鑑
>>続きを読む

ひぐらしのなく頃に(2007年製作の映画)

2.8

[大惨事]

※今回はほとんどレビューになってませんが、見終わった直後、大惨事が起きたので記録しておきます。

その夜、また妻となんとなく適当に映画を選んでは見てみる事にした。
『ひぐらしのなく頃に』
>>続きを読む

犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

[強欲の渦]

妻と一緒になんとなく見てみたシリーズ。
夜ご飯も食べ終わり、いつも通りNetflixを検索しては「何かないかな」といういつもの時間。
目に飛び込んできたのはこの作品だった。

犬神家の
>>続きを読む

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

3.7

[痛みのコントロール]

昔、ある事があって別れた女性から招待状が届く。主人公と彼女は二人で招待状の場所へ向かっている。
この冒頭で、とある事が起き、何か不吉な予感と共に主人公が行う「行為そのもの」が
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.8

[まだ、いけるやろ]

主人公の男は、フラリと現れ狙った人間は絶対に逃さない。
拳の上から骨が見えても相手を殴り続ける。
理由は全く明かされない。
子供がおもちゃを壊す事に快感を得ているように人を殴り
>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

4.6

[渡り鳥の夢の跡]

『七人の侍』を西部開拓時代のメキシコに移して描いたリメイク映画。

まずオープニングから聞こえてくる音楽が最高ですよね。気持ちがグングンと上がっていきます。
キャラクター達も気持
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

[七人目の"侍"]

野武士たちが略奪に来る事を恐れた農民たちは、侍を雇って退治してもらおうとする。

この2行。
簡単に書いたあらすじのこの2行が、
実際に映画になると、とんでもないエネルギーをもっ
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

4.5

映画の感想動画『孤高のシネマ』で感想を作りました。

映画「ネオン・デーモン」悪魔に魅せられて at TOHOシネマズ六本木【ネタバレ無し】
https://www.youtube.com/wat
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

5.0

[銀幕の中へ]

売れない脚本家は仕事も無くお金が底をつき、車を抑えられそうだったので逃亡する事に。そして逃げている途中、ある屋敷へところがりこむ事になる。
その屋敷にいた者は往年の大女優ノーマ・デズ
>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.0

[泣いているのは]

先ほどテレビ放送で初めてこれを見ました。
ドラエもんは子供の頃にコミックを買い集めるほど大好きで、テレビアニメもずっと見ていました。特に劇場版は当時何度もビデオで見ていました。(
>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

4.5

[どこまでも]

知り合いの方々が「素晴らしい」と絶賛していたのでNetflixにて鑑賞。
当初、朝食がてら冒頭だけ見て仕事に戻ろうと思ったら最後まで見てしまうほど素晴らしい映画だった。
いや、これは
>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.4

[その前の前の前の]

妻と「なんとなく鑑賞してみた」シリーズ。
公開当時から気になってた作品がNetflixにきていたのでなんとなく鑑賞。

貞子や伽倻子のような霊が形になって襲ってくるようなものを
>>続きを読む

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)

3.6

[青に祈りを]

ニコラス・ウィンディング・レフン監督の過去作巡り最後。(ドライヴとオンリーゴッドはいずれ)

北欧神を元にした作品との事。
極力セリフを無くし、大自然の映像美で語る。
主人公は言葉を
>>続きを読む

FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)

3.7

[赤を彷徨う]

ニコラス・ウィンディング・レフンを過去作巡り3本目。

妻を殺された男は殺した犯人を探し求めるだけの人生となっていた。彼は、
「犯人を殺したいんじゃない、なぜ殺したのか聞きたいだけだ
>>続きを読む