Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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まともな男(2015年製作の映画)

3.2

“まともな男”というタイトルと気遣いから生まれた小さなウソを積み重ねていくことからよからぬ方向へ行ってしまうという中身は良かったものの、全体的に地味な展開が続き、最終的なオチが弱かったのが残念だった。

さまよう魂たち(1996年製作の映画)

2.2

ホラーコメディ。ファンタジー要素全開ではあるが、特にこれといってストーリーも面白いわけではなく、マイケル・J・フォックスもイキっているカッコいい若造感が抜けてだいぶ落ち着いた感じになったなぁとしか思わ>>続きを読む

インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.0

事態が一転、二転する練られたサスペンスだとは思うが、期待していたストーリーではなくあまりハマらなかった。1番気になっていたトリックが自分好みではなく、もう少し盛り上がる場面もあってもよかったのではない>>続きを読む

ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

4.2

避暑地に訪れた純粋無垢な17歳のお嬢様とダンス講師の青春ラブストーリー。ダンスや曲の華やかさに目を奪われてしまった。丸太の上での踊り、湖でリフトの練習する場面がお気に入り。ラストのダンスシーンは圧巻。>>続きを読む

ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.2

大家族全員が寝坊して大慌で飛行機にギリギリ間に合うも離陸後にケビンを忘れたことに気づく流れが何度観ても面白すぎる。広い家でやりたい放題するケビンの無邪気さを演じるカルキンの演技力の高さに改めて気付かさ>>続きを読む

フレンジー(1972年製作の映画)

3.7

絞殺魔による連続殺人を描いたサスペンス。ヒッチコックならではのカメラワークが絶妙。サスペンスとしても面白いし、変テコなスープや肉料理を作る警部の妻など所々にユーモアに長けた場面も多いのもこの映画の見所>>続きを読む

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.5

シュワちゃんの”ジュニア”を思い出させる男が妊娠する話。オープニングの演出や流れる主題歌、ヒロインのカトリーヌ・ドヌーヴのファッションが冴えわたっている、フランスらしいお洒落なほっこりするコメディ映画>>続きを読む

ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ(1988年製作の映画)

2.5

2人の詐欺師が主役のコメディだからなんとなく期待はしていたものの、思っていたほどハマらなかった。車椅子に乗ったスティーヴ・マーティンが名医のふりをしたマイケル・ケインに足の感覚を確かめるために鞭で叩か>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.5

作曲家のおっさんが美少年に心奪われる話。ストーリーどうこうとかよりかは、ひたすらビョルン・アンドレセン演じる美少年の美しさと、ベネツィアの風景の美しさを堪能するための映画。とても変わった独特の世界観だ>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.5

序盤、スティーブ・マックイーンがなかなか出てこなくてまだかと焦らされてしまった。火災の原因となる手抜きの配線工事を行ったビル建設の責任者のクズっぷりが2大スターの懸命な救助や消火活動よりも印象に残って>>続きを読む

ステイ(2005年製作の映画)

2.2

ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツ、ライアン・ゴズリングと出演者は良かったが、序盤からストーリーについていけないし、内容が難しすぎて、理解できなかった。若い頃のライアン・ゴズリングを見たい人のための映>>続きを読む

料理長(シェフ)殿、ご用心(1978年製作の映画)

2.5

お洒落な雰囲気、次々と一流シェフが殺されていくストーリーやシェフの殺され方は良かったものの、サスペンスやコメディとしてもいまひとつで、盛り上がりにも欠けていた。ヒロインのジャクリーン・ビセットが美しか>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.2

想像していたストーリー展開と大きく違っていた。顔面を包帯で覆われた女の表紙がインパクトのあるものであったが、テンポが悪くて退屈な場面が結構多かったし、掘り下げなければならない設定についての描写が欠けて>>続きを読む

テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

3.0

西部劇ではあるものの、テキサスの金持ち5人と飛び入り参加のギャンブル狂のお父さんがポーカーをする話。所々展開が大味すぎて、しっかりしたオチも用意されていたが、鑑賞後思いのほか物足りなさを感じてしまった>>続きを読む

ラスト・ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

余命宣告を受けた主人公が開き直って残りの人生を自分がやりたい事をとことんやる姿を観ていたら、くよくよ悩んでいることも馬鹿らしくなるほど前向きになれる映画であった。1日、1日を大事に生きることの大切さも>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

古畑任三郎やコロンボを思い出させるミステリーで、実に良く構築されたストーリー展開だった。独特の長い台詞や言い回しに集中力が必要ではあるものの、伏線の張り方、回収の仕方がよかった。時間を置いてもう一度観>>続きを読む

ベイブ(1995年製作の映画)

3.0

子豚が牧羊犬のコンテストに出場するというストーリーとベイブという一度耳にしたら忘れないタイトルがよかった。イメージと違って、あまりわちゃわちゃしておらず、ベイブの性格のようにのほほんとした雰囲気に包ま>>続きを読む

シンデレラ・ストーリー(2004年製作の映画)

3.7

主人公がクソみたいな継母フィオナとその連れ子の姉たちにいじめられていて、思わず感情移入してしまうほどムカムカしながら観てしまった。同僚のロンダたちが味方だったり、童話のシンデレラと同様にスカッとする終>>続きを読む

ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

3.7

アメリカ独立宣言書に隠されたお宝を探す話。最後まで謎解きを楽しめたし、いかにもお宝が眠ってそうな場所ではなく、身近な場所から見つけ出すスタイルが良かった。フリーメイソンとか内容に絡むが、難しくなくて話>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

5.0

劣勢遺伝子を持つ"不適正者"として生まれながらも、運命に抗って宇宙へ行くことを決して諦めない異常な執念が美しすぎる。自分自身の可能性を狭めることの愚かさが身に染みて解った。派手なアクションやCGはない>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

閉塞感漂う片田舎の街や口うるさい母親にうんざりしている10代特有の拗らせ方をユーモアを織り交ぜながら描いていて、テンポもよく観やすかった。娘と母親の関係性がリアルだった。臨時でアメフトのコーチが演劇を>>続きを読む

ビッグママ・ハウス(2000年製作の映画)

3.5

FBI捜査官が黒人のビッグママになりすます女装コメディ。ビッグママ本人と鉢合わせてしまうところが面白かった。女装コメディとして安定した面白さはあるのだが、ミセス・ダウトやトッツィーと比べるとパンチに欠>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.0

なんといっても、1人取り残された火星でジャガイモを栽培しているシーンがよかった。主人公のマット・ディモンの植物学者の設定をもっと利用してNASAとの交信手段が見つからないまま限界ギリギリくらいまでサバ>>続きを読む

テネイシャスD 運命のピックをさがせ!(2006年製作の映画)

2.0

2人組の中年オヤジによる音楽系コメディ物ではあるが、作中流れている音楽も好みではないし、相変わらず、ジャック・ブラックが暑苦しく、ハゲた相棒のおっさんのキャラやノリやギャグも笑えるものではなくしんどか>>続きを読む

ジュリエットからの手紙(2010年製作の映画)

3.7

50年前に愛した男を探しに行く話。イタリアのヴェローナが舞台というのがより物語をロマンチックにさせてくれた。同姓同名のロレンツォ・バルトリーニを訪ねるところは面白かった。しかし、主人公のソフィーのラブ>>続きを読む

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.5

キャストが豪華ではあるものの、デ・パルマのアンタッチャブルと比較すると緊張感が欠けていて、展開がえらくあっさりしていた。仲間集めをしている前半の方は面白かったのに、最後の殴り合いはないだろと思ってしま>>続きを読む

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

2.0

サイコパスの息子ケヴィンとそれに対する母親エヴァの苦悩を描いた話。時系列を行ったり、来たりと解りづらく、息子ケヴィンが小さな頃からサイコパスすぎて引いた。ケヴィンが青年になってからも着ているホットドッ>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

究極のメルヘン映画。おとぎの国のお姫様が現代のニューヨークに飛ばされる話。アニメーションの設定を実写に上手いこと取り込んだ作品だった。現実のことなどすっかり忘れて、ファンタジーの世界に入り込んでしまっ>>続きを読む

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

3.5

シスターのスーザン・サランドンと死刑囚のショーン・ペンの演技が凄かった。死刑囚なのに最後まで家族仲が良好だったのが珍しいケースで、家族で談笑するシーンが良かった。死刑囚の弟役にジャック・ブラックが出演>>続きを読む

卒業白書(1983年製作の映画)

2.5

トム・クルーズ初主演作品。親が旅行中にコールガールを家に呼んだら色々なハプニングが起こるというメチャクチャな内容すぎ。コメディとしても青春物としてもいまひとつだった。初々しいトムを楽しむだけのための映>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.0

クリストフ・ヴァルツ演じるハンス・ランダ大佐が主役のブラッド・ピットを食うほどの存在感だった。地下のパプで、有名人の名前が書かれたカードをそれぞれ額に貼り付け、自分のカードに書かれた有名人を当てるゲー>>続きを読む

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.0

アメフトのQBの選手が死んで、大富豪の体に乗り移りスーパーボールを目指す話。執事たちを練習に付き合わせたり、アメフトチームを買収したりとコメディ要素もあって面白かった。余韻の残るラストに色々と考えさせ>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.0

ランボーがただただ可哀想すぎる作品。いい意味でランボーシリーズに抱いていたイメージが変わった。ランボーがキレるきっかけを与えた保安官にムカついた。ラスト10分の悲痛な叫びは何度も見返したくなるほど心打>>続きを読む

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.0

表紙からコメディ的な内容を予想していたが、意外にも表現の自由に焦点を当てた社会的な内容なのに驚いた。後半以降、主人公のラリー・フラントが裁判中でも暴走しすぎていてついていけなかった。こいつとは関わりた>>続きを読む

激突!(1971年製作の映画)

3.5

主人公が追い越したトレーラーに執拗なまでに追い回される、煽り運転を描いたスリラー映画。シンプルな内容ではあるものの、一度観たら忘れないインパクトのあるストーリーだった。真昼間の途中に店も人もほとんどい>>続きを読む

ギャングスター・ナンバー1(2000年製作の映画)

2.2

表紙のポール・ベタニーのただならぬ雰囲気に期待してしまったせいか、ギャング物好きな自分としては物足りなかった。主人公も他の登場人物も特にこれといって魅力を感じなかった。主人公の若い時と歳をとってからの>>続きを読む