藤沢裕弥さんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.9

革命的な美術。
村の住人はよそ者にやらなくていい仕事を押し付けていく。それまでの住人はやらなくてもいいことだったから、それに対して何の感情も抱いていない。しかし、よそ者にやらなくていいことをやらせ出し
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.5

アレックスは重たい男。
ストーカーしたり、ミシェル捜索のポスターを燃やしたりするなど、ミシェルのことを離したくない。

ミシェルは軽い女。
アレックスに愛してなかったと書き残して橋から出て行く。ミシェ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.7

意味があるような無いような、よく分からない映画だった。
でも、楽しんで見れた。

部屋 THE ROOM(1993年製作の映画)

4.5

園子温のこーゆー作品は好き。
何が良いのかというと、よくわからない。なんとなくおもしろいんだよな。
不動産の女性の足音と話方にドキドキしていた。

さようなら(2015年製作の映画)

3.4

主人を見るアンドロイドの目線のカットが長かった。アンドロイドの気持ちが伝わるカットだった。

BAD FILM(2012年製作の映画)

4.2

ラストシーンが好き。

自分を表現できなくなる社会に対しての怒り。

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.1

夫婦の視点。
八坂が問題を起こし、姿を消す。そのことがきっかけで夫婦の仲が深まる。
夫婦は隠し事があり、八坂はどちらの隠し事を知っている。八坂を探すが見つかって欲しくないと心のどこかで思っていた。しか
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.3

妻が悪魔に取り憑かれたようになり、子供に虐待をする。取り憑かれたと思いこんでいるだけなんじゃないか。本当は子供が嫌いだったんだと思う。最後のシーンはまるで魔女狩り。

色々痛いシーンがあった。クリトリ
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自転車吐息(1990年製作の映画)

3.5

白線の上には一塁はあるのか?完成していないから一塁はないのではないか。2人で一塁を作りに行ったのでは。

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.8

「オズの魔法使い」をラブストーリーにした映画。
セイラーはルーラを愛していく自信がないと思いこんでいた。自分にはできないと思い込んでるが、実はできることに気づく。

リンチの作品の中だとちょっと雰囲気
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

男の寂しさが身にしみる。周りの人間関係が寂しさを一層引き立てる。

メランコリア(2011年製作の映画)

3.8

精神異常者たち。メランコリアが衝突するなんて絶対ありえないのに、現実になってしまう。異常だと思っていることが、見方を変えれば普通なのかもしれない。

(1985年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

人が人により乱されていく。終わりがない。人は悲しい生き物であると感じる。鶴丸の影が寂しさを語っていた。人は孤独ということを。

楢山節考(1983年製作の映画)

3.7

山を登って行く母と息子の間にあるものがなんとも言えない。

おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.5

カリオストロじゃないけど、心を盗まれた感じだと思う。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

曲が素晴らしいし、フランス革命の内容も面白い。間違いなく楽しむことができる。

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.8

切ない恋愛映画。

カット割が細かくてMV見たいな感じ。見ると結構疲れる。

ある子供(2005年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ある子供というのは、ブリュノのことである。行動を見て分かるが、彼の精神は幼すぎる。責任能力なんてものはない。
中学生が警察に捕まることでブリュノの成長するきっかけになる。

最後の、ブリュノとソニアが
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.1

どんなことを表現したいのかわからないけどおもしろかった。