藤沢裕弥さんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

「映画の見方」をテーマに様々な視点で見せる作品である。
最初のワンカットは疑問しかなかったが、シーンが流れるに連れ色々なことがわかっていく。
映像業界に対しての見方は、自分も映画の仕事を少ししていたか
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.0

青春映画。
登場人物は生きているのか死んでいるのか分からず、それに気付きながらも日々を過ごしている。
初めて遺体を見たハルナは自分も死んでいるのではないかと思ったのだろう。
生きたいと願うハルナ、今ま
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.2

アメリカの特殊部隊バスターズがナチスを破滅させる話。
歴史上でナチスは残虐な行いをしてきたが、この映画ではバスターズの方が恐ろしく見える。
最後シーンにもあるが、この映画は傑作である。

映画 山田孝之3D(2017年製作の映画)

3.2

山田孝之の経験や思想など、山田孝之の頭の中を見させられるという作品だった。
山田孝之の話したことと、自分を照らし合わせてみたりしてしまった。
作品としては山田孝之が話すだけで面白みは無かっけど、ドラマ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

「生命の進化」がテーマ。
生命は水から地へ上がるように、次は地球から宇宙へ上がるのだろう。
見る度に新しいことを考えてしまったり、前回見た時と違う見方ができる映画。
今回考えたことは、人間は時間を超越
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ハハハ(2010年製作の映画)

3.6

世の中は予想以上に狭い。
2人の男の恋話を黙って聞かされた感じかな

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.8

この映画のテーマは、問題を抱えてる人が差別や偏見に立ち向かうことだと途中まで思っていた。
本当のテーマは、「願望が叶うこと」だと思う。
「〜したい」などの台詞をほとんどのキャラクターが言っていた。
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

主人公はミルドレッドでなくウィロビーである。中盤からはミルドレッドとディクソン。この3人が「スリー・ビルボード」。
改心の物語なのか?復讐の物語なのか?どちらにも捉えることができる。その後、彼女たちが
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銀魂(2017年製作の映画)

1.0

全く見所がわからなかった。
原作通りに作ったのが、つまらなさの原因だ。
「実写化」とあるが原作通りに作らなくてもいいと思う。オリジナルのシナリオで、何ならキャラクターだって変えてしまってもいいんじゃな
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

形が無いということが愛の形である。
どのように相手とコミュニケーションをとり、感情を伝えるかがテーマであった。
イライザが手話で気持ちを伝えることと、悪役ストリックランドが家族とあまり話さないのが対照
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切腹(1962年製作の映画)

3.4

仲代達矢演じる浪人が、武士たちに1人で立ち向かう姿は偉大であった!彼には武士としての誇りがある!
時代の設定は調べないと理解できないけど、わからなくても本質はわかった!

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

1.5

予告を見れば本編を見なくても展開が分かってしまう。
この映画のテーマは子から親への感情だと思う。テーマを変えたことで原作から映画にした意味があるのではないか。見応えはこの部分だ。
仗助はおじいちゃんだ
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.7

浪人の朔子。彼女はこの物語を進めはしない。周りの人間が進めていく。彼女は空っぽなのだ。彼女自身どこにいるのか分からない、水から地の間に、ほとりにいるのである。
友達から恋人の間(ほとり)。
若者と大人
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.9

パンクが好きな高校生エンは、2人の男友達と青春を楽しんでいる。タイトルから想像するように、エンはそのような性格だ。ある夜、3人で怪しいパーティに行く。エンは宇宙人のザンに恋をする。
固い形式に囚われた
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

銃の密売人オデールは金を密輸したい。中年スチュワーデスのジャッキーは罪を免れたい。警察はジャッキーを使い、オデールを捕まえたい。
この映画はジャッキーと保釈屋マックスの中年同士のラブストーリーである。
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美しい星(2017年製作の映画)

3.4

普通の家族がある日、宇宙人に覚醒する話である。火星人、水星人、金星人といった宇宙人になっていくのだが、自分は宇宙人なんて存在しないと思っているからこの設定は否定する。つまり、普通の家族の話であるという>>続きを読む

ROOM237(2012年製作の映画)

3.1

スタンリー・キューブリック「シャイニング」を研究する映画。

深読みしすぎてて見ている側からするとこれはこれでおもしろい。(笑)
流石にそんなことは意識して作って無いだろうと思わせられる。でも、キュー
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渇き(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

儚い。

ヴァンパイアのジャンルで言うとかなり好き。

ソン・ガンホが血をチューブで吸うところは笑える

キム・オクビンがヴァンパイアになったときがすっごい綺麗だった!

グロリア(1980年製作の映画)

3.2

グロリアとフィルは互いに嫌いだったが、最後には愛し合っている。
グロリアがカッコイイ!!

最後のシーンは笑ってしまった。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.9

暴力、性、政治の風刺映画。

人間を無理に矯正することはできない。

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.4

半ミュージカルみたいな映画。感情の部分を歌にしている。歌を切り取ったとしてもこの映画は成り立つ。が、感情を歌で表現するところが面白いところである。

設定とか分からなくても支障ないけど、
シルバーの恋
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π(1997年製作の映画)

4.0

太陽と216桁の数字の意味は同じもの。
どちらも日常的に見ている。だが直接見ることはできない。見ようものなら目が見えなくなる。
つまり、知らなくていいことは知らない方がいい。知ってしまうと悪いことが起
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早春(1970年製作の映画)

4.2

純粋な少年の恋。
純粋さゆえに恐ろしい。
死体の彼女は婚約者のところへ行かないから、少年は嬉しかったんだと思う。

好きな子のストーカーはしないけど、気持ちは分かるな

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1.殺人、建設、の始まり
2.血が残ってないか気にしてしまう癖
3.家族
4.恋人
5.家の完成
エピローグ 地獄に堕ちる

ジャックは、人に対して大きな愛情、親切心があったと思う。1の女性を車に乗せ
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