PARPAR8266さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

聖地X(2021年製作の映画)

3.6

普通に観やすくて面白かった。

不穏というより、コミカルな方が強くて、
岡田将生の頼りなさ、意気地のなさが観ててマッチしすぎててすごく良かった。

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.7

観た後は『なんでこの映画観たくて観たんだっけ?』となってしまったけど、観てる最中はめっちゃ笑ってた。
楽しい映画。

ドーナツ屋さんのストロベリーがめちゃくちゃ可愛いし、マイキー・セイバーは本当クズ中
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モダンかアナーキー(2023年製作の映画)

3.8

村上虹郎くんってこんなにカッコよかったっけ?
こんなに色気あって、こんなに空虚で、それでいて本当に美しかった。

当の作品はというと、
これから楽しみな監督が出てきたじゃな〜い?くらいなイケイケだった
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

良いメンバーが揃ったな。そして、良い映画だったな。
今泉監督にしてはかなりどストレートな正統派な作品だった、、、いや過去作も正統派ではあるけど、細かい笑いが多かった気がして。あの、くすぐられて思わず失
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.5

真新しさがあるわけでもなく、とはいえ好きなテイストな作品なはずなのに、全然気が入らなかった。
役者はいいのになんでだろう。

To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

3.9

予告の印象だと、宝くじで大金をGETしてそのまま堕落していく数年間が映し出される話かと思っていたが、そうではなく、大金を使い切って、お金も家族も友人も失った人間の再生の話だった。


豪遊シーンを観る
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お盆の弟(2015年製作の映画)

3.5

モノクロにする意味あるんかい、って印象だけど、どうしようもなく不器用で愛らしい渋川さんが観れて満足。
親友の人が、イ・ドンフィに見えてきてより観やすかった。
やっぱ王道のザ・親友像ってこんな感じだよね
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山女(2022年製作の映画)

4.0

え、素晴らしい…というか、なんだこの映画。すごく面白いぞ。
この監督天才なのか?もう、他の作品全部観ないと、と思わせる手腕光りまくってて、


どう説明したら良いのか分かりませんが、
この現実離れした
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.7

理解力足りなかったー!
鑑賞後にいろんなレビュー見て後悔してる。
もっとオルガに寄り添って鑑賞することもできたはずなのに、幾つかセリフをスルーしちゃってる部分があって、もっと深く彼女の言動に注視して、
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おしえて!ドクター・ルース(2019年製作の映画)

4.0

素敵。本当にたくましくて美しくて魅力的な女性。

常に笑顔で明るくユーモアたっぷりの口ぶり。
随所に出てくる彼女の半生の壮絶さを垣間見るがなんのその!
“笑う門には福来る“とでもいうのか、彼女の明るい
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告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)

3.9

おっもろーーー!!!!!!
もう、、、オモロイが過ぎるて〜。

そして、ここでもチョ・ジヌン出てくるし。
マジで勘弁してくれや〜!!!好きが止まらへん。
この脇の出方もすんごい好きなんす。

ソ・ジソ
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.9

盲点盲点!おんもしろい!!!!!
しつこいくらい終わらないし、展開があれよあれよと変わっていく。
まさに欲張りセットな映画だったんだけど、ちゃんと面白い。
というか、キャスト豪華〜!!!!!
えー!ワ
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茶飲友達(2022年製作の映画)

4.0

久しぶりに頭から終わりまで飽きずに観ることが出来た映画。
ずっと引き込まれる魅力は何なのか。
ストーリーももちろん良いのだが、カメラワークがめちゃくちゃ良いように感じた。
単純に美しかったし、各キャラ
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

3.6

うーむ。。。
要所要所で泣きそうになる。
「あれ?おれの人生っち、こんなもんやったっけ?」ってなる主人公に共感してなのか、面と向かって自身のことを曝け出せない主人公に共感してなのか、それは分からないん
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対峙(2021年製作の映画)

3.8

リベンジ絶対する!!!

なぜか前半フル爆睡してました。
後半、すんごいグッときたので、絶対リベンジします。

初恋(2020年製作の映画)

3.8

染谷将太って何でこんなに天才なの?
本当に天才。天才すぎて怖い。
愛すべき馬鹿というか、馬鹿と狂気さと臆病さの全部入ってて素晴らし過ぎる。
久しぶりに邦画見てこんなに笑ったし楽しめた。
だからこそ、終
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.7

まさかのーーーー、2の方が面白かった説ーーーー!笑笑
珍しいよな、1より2の方が面白いなんて。
でも圧倒的に1より2の方が面白かった!ストーリーも見応えも◎
なんなら、ちょっと泣きそうになっちゃったし
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

3.5

チャドマレーン、動き上手い!!!
紙相撲のシーンとか神がかっていた。(神だけに。)
子供たちの会話はどこまで自由でどこまでがセリフだったのだろう?と、人生ゲームのシーンで思った。

子どもの無垢さって
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クローズZERO(2007年製作の映画)

3.6

学生時代ど真ん中の作品でこれまでに何度も観てきている。が、ふと観たくなって鑑賞。

当時はこんなエキサイティングな映画観たことねえぜ!ってくらい血気盛んな映画だと思っていたが、年を重ね、改めて観てみる
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.7

ショーンが言う、
『エイズが人生をどう変えたかって、、
人生がより濃密になり、世界が前とは違って見え、豊かな色彩に満ち溢れてる。多くの音や命に。朝は特にそう感じる。』
このセリフを聞いて胸がキューっと
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トーチソング・トリロジー(1988年製作の映画)

4.0

ゲイを主題にした作品の中で母親と息子のバチバチ具合ってあまり類を見ない。
どちらかと言うとホモフォビアなのは父親だったりするから。
だからこそ、新鮮だったしそういう点ですごく見入る作品だった。
あと、
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.8

あの階段のシーン。すっごいな。あの画ヂカラ。ぐぅうううううっと引き込まれて、なんなら、あのお母さんすら“怪しい”と思えてしまう暗黒街。
何が起こるか分からない、どこに悪が潜んでいるのか分からない。潜ん
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セルロイド・クローゼット(1995年製作の映画)

3.8

歴史を知るって本当大事。
映画って本当に物凄い産物。
こと、この作品のメッセージとしては
時代の産物というより、当時の表と裏を知ることが出来て、ちょっとゾッとする。
今を生きる人間には到底想像も出来な
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

おいおい、もうちょっと尺伸ばしても良いからもっと見せてくれよ!!と言わんばかりの作品だった。
見応え抜群。ミステリアスでスリリングでグングン引き込まれていくし、どんどん渦の中に巻き込まれていくケイト・
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.6

とんでもなく昔の話かと思いきや、自分も生きてきた同時代の話でおっかなびっくり。
異国の異宗教の異文化な出来事過ぎて、しばらくちんぷんかんぷんになってしまった我がポンコツ脳みそを洗い清めたい。

オーガ
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怪物(2023年製作の映画)

3.8

上手く言い表せれないけれど、全員が怪物で全員が怪物ではないと思い込んでる。
いや、逆か。全員が怪物ではないのに、全員が怪物のように仕立てられている。
人の手が加わってるってそういうこと。
この映画って
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.7

冒頭の息子の死から始まるマヌエラのロードムービー。
『女は愚かなのよ』と言い放つマヌエラがすごく強く逞しい。
バラバラだったピースが見事にハマっていく脚本は見どころ満載ではあるが、淡々としている感じも
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

ひっさしぶりに立ち上がれなかった。
観てる最中はただ傍観してただけで、何が何だか深く理解出来てもいなくて、でもなんか不穏さがあり、意図的に差し込まれる余白に自分の思い描くラストやこの休暇の意味とか色々
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

見応えあって楽しめた!
ずっと雨降ってて、その陰鬱な空気感とか鬱積してるゴッサムの感じがジョーカー的な空気をぷんぷん感じてすごく好きで。

だけど、本当にリドラーの正体が分かった瞬間、1番上がった!!
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

娘エリーの口が達者なこと!
嫌な奴って思えるほど切れ者で捻くれてて言葉達者で、、、って見てたんだけど、チャーリーと元妻の子どもなら、こんな完璧に2人の子どもとして成立させたのすごい。

このシチュエー
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夜と霧(1955年製作の映画)

3.9

人類皆絶対観るべき!!
これを映画として、作品として残してることに意義がある。

目の前で起こっている事柄が現実だったということを受け入れる処理能力が追いつかなくて、思わず『映画じゃん!』なんて言いそ
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永遠の僕たち(2011年製作の映画)

3.7

ヘンリー・ホッパーは美少年だし、
ミア・ワシコウスカは美少女だし、まずルックスだけでうっとり案件。
それでいて加瀬亮がめっちゃくちゃいい!
良すぎる!日本人の誇りだよ!!
臆することなく柔軟に、かつ自
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ステラ(1990年製作の映画)

3.8

自分の母を重ねてしまった。
似たような境遇、その既視感に他人事じゃない感じがしつつ、妙に冷静になったりして、
自分は渦中から抜け出しているんだなと確認すらできた。

今は冷静だけど、忘れられない作品に
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真夜中のパーティー(1970年製作の映画)

3.8

ハロルドが全部持って行った。
すっごい。ねっとりした粘着質な喋り方の中に品と色気すら感じるし、それでいてコンプレックスの塊のような闇部分、それを達観したような包容力、酸いも甘いも全て見通すような冷徹さ
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愛、アムール(2012年製作の映画)

3.7

鑑賞するのに満を持した甲斐が裏目に出た。
もっと深くボッコリ喰らうつもりで居たから、そこまでダメージ負わなかった。
ただ、静かに淡々としている割に、とても観やすくて物語に入りやすい。
どういうラストを
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