AKIRAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

マキオが良いやつ。だけどその行動は特別なものじゃない。普通のこと。そこがいい。

死者に会う方法に納得した。

弔いの旅路を経て、共生へ。

食べて、読んで、慈しみをもって悲しみと向き合ってゆくシイノ
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ビースト(2022年製作の映画)

3.5

ライオンと対峙するシーンはどれも迫力の映像で画面に食い入らせるが、ストーリーは弱い。
主人公の”母親を失った娘たちと微妙な関係になった父親”設定は不要に感じた。家族再生劇が簡単で白ける。

密猟に仲間
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.1

”なんだこれは!”に長けたジョーダン・ピール監督作品に、今回も見入った。

未知と対峙して張り切ってしまう人たちの記録映像。
「やっつけるぞ!」ではなく「撮るぞ!」なのが良い。

壮大な神々しさのある
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TANG タング(2022年製作の映画)

3.7

移動時間の速さが未来的。あっという間に帰宅する終盤に笑った。
普通にええ話。

もう少しロボットやAIの進化にたいする警鐘や希望を深めてほしかったな。

タングの造形は可愛いが、それを前に出したあざと
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ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.6

改造人間の戦い。
未来を自分の手で!
終盤の落下アクションが熱い!

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

子どもを亡くしたらしい夫妻のもとに新しい命が。しかしそれは・・・。
静かな緊迫感と不穏な気配を背景に敷き詰めて目が離せないが、ストーリーは難解。

シュールな世界に生きるアダと牧羊犬が可愛い。

アダ
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

ハッとする、キリッとする、悲しむ、風を切る、氷を割る、ブリザードを進む。
それらを丁寧に積み重ねるアニメ表現が豊かで、画に引き込まれる。
冒険の高揚と信じる強さを届けてくれる心地いい作品。

アムステルダム(2022年製作の映画)

4.1

複雑に見えて一本道。
ユーモア交えた軽快な筋運び、場面が進むたび多彩なキャストが登場して華やか!
面白かった。
ストーリーが深いし、怖い。
富豪が権力を握ると危うさに繋がるのはいつの世も不変・・・。

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.5

オードリー・ヘプバーンの心に迫るようなドキュメンタリー。
愛を欲し、愛を与え、世界に愛された女性への敬意と思慕を語る証言者たちの言葉を積み重ね、オードリーの魅力の大きさを伝えてくれる。
彼女の慈愛に触
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

好きなことを話せる相手に出会えた嬉しさを、演者たちが好演。

緊張や気遣い、気恥ずかしさにぶつかりながら、和やかに親しくなってゆく雪さんとうららを演じた宮本信子&芦田愛菜が、「阪急電車 片道15分の奇
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

死者の声を聞く犬王と友魚による鎮魂歌のパンクロック。全ての画と音がカッケー。
触れ合う魂!

ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.1

総じて退屈だが、妖艶で耽美な吉岡里帆だけは間違いなく見どころ。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

歩けない娘をひどい目にあわせる鬼母、いや毒親がおそろしい。
優しさ皆無。
なぜそんな思考回路になったのか理解できない。

スリリングに緩急があり、「ミザリー」テイストな恐怖の見応えがある。

仕返しも
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魔法にかけられて2(2022年製作の映画)

4.0

前作ほどのワンダフルは薄いが、しっかりと楽しませてくれるところは安定のディズニー印。

魔法にかけられたジゼルがまさかの悪役で、その座をめぐる葛藤と攻防戦が愉快だった。

ピップの活躍がかわいい。
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ハウ(2022年製作の映画)

4.0

一宿一飯の恩義を受けて、颯爽と走るハウの姿が凛々しい。

出会った先々で笑顔を届けていく様が、座敷童や福の神、果てにはファルコン(ネバーエンディングストーリー)に見えて神々しさまで感じるほど。

声な
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

4.0

ただのリメイクにせず、日本の企画をそのままやってほしいとオファーさせる設定がうまい。

予想外の出来事の連続にバタバタあたふたする現場の奮闘を通して、映画作りにかける熱意を、やり遂げた先に家族の絆を取
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

向き合って交流することから生まれる希望を、豊かな心模様の積み重ねを通して描き出したヒューマンドラマ。めっちゃ良かった!

子どもたちのインタビューには、含蓄や示唆に富んだ返答が多数。
(優等生的なもの
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

4.0

できすぎな展開だけど、理想型としての友情物語が好印象で自然と胸を打った。

ちょっと踏み出して周りを見渡すだけでも、目に映る世界は違って見える。

視野を広く持つことの発展性と、不思議なご縁に出会うこ
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

4.0

息子のために3年間お弁当を作り続けた父親の話。いや親子の話。
それだけのストーリー。シンプル。そこがいい。

食べることで心は満たされるよね。

積み重なる日常を経た先の坂道「バーン」「バンバーン」に
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.0

アイヌコタンに住む少年が、小熊との出会いを機に自分たちが生きてきた豊かさを知ってゆく物語。

日々の何気ない生活と、神謡と共に生きるアイヌの生活をドキュメンタリータッチで描き出し、見ている側の身近に手
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.6

くだらなさ全開。どうでもよくて飽きたり、カード対決の不意打ちに笑ったりと面白さの波を捕まえるのに忙しい。
埼玉トリビア満載なのは誰得?
エンドロールの歌に笑った。

上とか下に見るしょうもなさを捨てて
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.1

「もっと話しておけばよかった」「もっと知っていたかった」。
そんなもう叶わぬ切ない感情を噛み締めるように、余韻をにじませて描き出されるドラマ。

喪失感とともに生きることは悲しさだけではないと伝える岸
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.6

サバク「サウンドバック 奏の石」をフルで見たい。
対立構造が邪魔に見えたから「運命戦線リデルライト」は不要かもと思った。
サバク単独の制作風景に絞ってもテレビアニメ界の覇権争いの過酷は伝わったはず。
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.0

全体的にまったり展開。人間ドラマが薄い。油断すると睡魔が。
メカデザインが輪郭線はっきりしていて、ガンプラが動いている感じ。

TVシリーズの1エピソードを膨らますためとはいえ、島の外の話が邪魔。アレ
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

4.0

大竹しのぶは当然の如くうまいが、Cocomiも良かった。

トカゲやカモメまで喋ったり、肉感たっぷりな肉子の動きをひょうきんにしすぎたり、コミカルタッチの部分がうるさく感じた。

子どもから抜け出しつ
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とんび(2022年製作の映画)

4.0

大泣きを誘うような仰々しさがなくて好印象。人情のかけがえのなさをたしかに伝えるドラマに感動した。

背中に置かれた手の温もりのように、命をあたためてゆく人たちの魅力が大きい。阿部寛を筆頭に安田顕、薬師
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.6

高画質で描き出す本格SF、面白かった。
ネコ型ロボットの万能ぶりに笑う。

踏み出したらまっすぐ進むだけ!仲間はきっと出来る!

失敗の積み重ねがその後の活路に繋がるとする構成なんだけど、要所のつまず
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

4.0

物騒な話だけど殺伐感はなくて、軽妙な会話が連続。
笑える。

ままならない人生に直面する彼女のくだりと、ロングカットのタイマンバトルが見どころ。

クライマックスのアクションが滑稽も交えた臨場感ですご
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

「ジョン・ウィック」ぽいし、演出がドライに感じていまひとつドラマが響いてこない点がもったいないが、キャラ設定とアクションが軽快でそこは満足した。

「図書館」「発砲せず撃退するカーアクション」「ダイナ
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355(2022年製作の映画)

3.0

それぞれ異なる組織の女性たちがチームを組んで悪事を倒すという設定は面白いのに、セリフとアクションが平凡で面白みに欠ける。
タイトルの意味も弱い。

女優陣は5人とも魅力を放っていただけに、中身の普通さ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.7

ちょっと何よこの両親とじいちゃんばあちゃんの素敵さ!
人の良さが沁みて涙が出た。

とくに、じいちゃんの言葉には深みがあって響いた。
「味方がいることを心に持てば不幸じゃない」は名言。

ばあちゃんの
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

伝説のロック歌手クレイ・キャロウェイ(ライオン)が良い!哀愁を纏い、悲しみから一歩を踏み出すシーンでは涙を誘う。カリスマだった勇姿を取り戻すステージに感涙。

ポーシャ(オオカミ)も良いキャラだった。
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

マイルドにしていてもちゃんとグロいバイオレンス表現がうまい。ナイトシーンが多くて見えにくいのが難点だけど、見えにくいからこそ画面に集中。見入らせる臨場感があり面白かった。

忠犬サリィ大活躍!

鹿狩
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

発声レッスンを受けて声を出すことの意味を知り、そこから世界が広がってゆくストーリー。
見ているほうもルビーの背中を押しているような気分になる。
気持ちよく胸を打った。

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.5

クレイジーなディザスターSFなのに、ちゃんと楽しませてくれるエメリッヒ印はここでも健在。
くだらないと失笑しながらも、破壊の映像に見入らせるし、良い味を出してる博士の行動にちょっと泣きそうになるし。
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Arc アーク(2021年製作の映画)

3.0

テーマは壮大で深いのに、意外とライトタッチで拍子抜け。軽いとは言わないけど、それに近いものはある。

ハルちゃんは永遠の5歳なのかな、と思ったら違った。そういう変なのと思うところが散見される。病気を持
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