正直に言おう。それでいいじゃないか。
今から二十年前、私は高校生で文化祭が行われた。私の高校は男子校で文化祭でしか女性と知り合う機会がないので、私たちは女性とじかに喋れる「カウンセリング」を出し物と>>続きを読む
主人公のラリーが言いたいのは「一般的に言うとふざけているが、ふざけていてなにが悪い?」って主張でしょう。確かに「一般的に」言うとふざけている。しかし、そのことを許すか、許さないかは最重要なテーマである>>続きを読む
おもしろい。「分かりづらい。オチがちょっと」と他の方のレビューでは低評価気味であったが、自分ではそんなことはなく、事あるごとに曲を挟む手法は私を飽きさせることはなかったし、新海誠監督の「話に華を盛り込>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
やはり、この作品は私にとって、ある種特別な作品となりました。なぜなら、私は正義を志す者であり、この物語の主人公ジョン・メリックも相当な正義を志している人であったからです。この映画のテーマである世界一奇>>続きを読む
僕もこの実話映画の登場人物のジョン・ナッシュ博士と同じ病気をもつ者だ。とりあえず、僕はこの映画とは関係性のある人間である。僕も十年前は幻聴の苦しみがピークに達していて、発狂もしたし、自殺未遂的なことま>>続きを読む
またひとつCGというか、映像の美が更新されたな。変な奇妙なCG(?)映像がぎゃくに精神や人間の奥深さを表現している、力のある監督がつくる映画ではあったな。秀逸。
映画はアクションが醍醐味、と思わせるほどの面白さ。次から次と何度も何度も巨大ザメたちに立ち向かうので、ダレることがなく、そのうえ残酷すぎないスピルバーグの『ジョーズ』にならったかのようなサメ映画なので>>続きを読む
一回目見て、レビューが気になり、もう一度見たら、大変よい作品だということが分かった。下品な下ネタあり、拷問あり、醜い顔での壮絶な恋愛あり、と切なく愛おしい映画だとわかって、素晴らしかった。やはり、二回>>続きを読む
評判がよかったので、この映画を俺も観ました。なにぶん、ドシロウトなので「批評」を書く努力だけはしたが、「感想、コメント」のレベルになっているかもしれないので、その時は当たり前だと思って、うんざりはしな>>続きを読む
少年たちの友情の物語だが、けっして子供のためだけの映画ではなく、子供がこの映画を観て、立派な大人になるという、大人になっても重要な映画であるということになる。友情に年齢は関係なく、ところが大人になって>>続きを読む
デリンジャーの顔が少しギャングっぽくないかなあとも思ったが、しかし、マリオン・コティヤールの顔はほんとうに神秘的で、ギャングってああいう女性が好きなのかなと想像したほどだった。そして、クリスチャン・ベ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主演の女優の方が個人的に魅力を感じ好きになった。なにが面白かったかって、上田慎一郎監督はあの監督役で出てる人(濱津隆之さん)とは別人だということだ(笑)。これは傑作(笑)。
法律上はダメかもしれないが、人間としては何ら問題のない家庭。リリー演ずる父はかなりの人格者と見た。家族みんなにやさしいからだ。ただ一緒に住んで、警察にバレて、離れるだけというストーリーが好きだ。
お祓いの儀式の大エンターテイメント。SNSバカの問題を取り上げたあたりは、個人的にはSNSバカの問題さえ、SNSで説く以外はないんじゃないかと思ったし、すごく怖いなとも思うし、だが、かと言って、SNS>>続きを読む
当事者起用と発達障害者の描写はほんとうにイーストウッド独自の案なのであろうか、とついつい疑ってしまうような作品。しかし、ADHDを扱うところがやはりすごいなと思いました。
前回の『15時17分、パリ行き』の方が断然よかったなと思わせる作品。それでも、良かったのはクリントが大麻を扱うギャングどもに、ちゃんと会話をできる点。私なら、怖気づいてしまうだろうからだ。
すごいスゴい凄すぎる。喧嘩のシーンが圧倒的に(時間も長かったし)見ごたえがあった。前妻もよほど面白かったらしく、俺のチョイスする映画は面白いと褒められ、とてもいい気分になった映画。それと、前妻は「あん>>続きを読む
友達に「見てみ」と言われて渡された当時のビデオの一本。まあすごいとしか言いようがない一本。当時はまだ岩井俊二の名を知らず、何かうさんくさい印象があったのは後に勘違いだったと気づかされる。世界観、ワル。
曲が良い。ONE OK ROCKのWasted Nightsか。アクション映画とノリのいい曲は一つのセットだな。あと昔の中国の話なのに、東京弁のような昔の侍(?)の喋り方。それが嵌っていて、よかった。
この映画の見せ場があって、その見せ場が、僕のこの映画のすごさだった。別に3時間37分という長さは長く感じなかった。北九州弁(?)が個人的には分かりにくいので、見せ場すら分かりにくかったのが残念だ。それ>>続きを読む
シリーズちゃんと見てないんで恐縮だけど、堂々としていたな。最後の作品なのに、ケレンミが全くなく、堂々とした態度で伝説を語って終わったよ。そりゃありがとうと感謝する人がいるわけだよ。
ジャーナリストとか、そういう関係の話はいつも難しい。そこにこの作品の核があったかに見えたが、捉えることはできなかった。自分がこの映画が難解なのは私の至らなさである。きっちりと断言しておきたい。
FBI初代長官をディカプリオが熱演。それは「演技の鬼」であると言いえる。ある種のハンサムな俳優はストイックなまでに一生懸命その作品を表現するために、努力をし続ける。世の美青年は彼を目標とすべきなのだ。
曲がいい。
しかし、「曲が良い」と言って、それを聞いた人が、それを頭に入れて、映画を観て、本当におもしろいのだろうか?
という映画。
というか、一つの問題である。
ネタバレがいけないのは、それを聞いて>>続きを読む
初見にもの足らず、時系列がなんちゃらということで、もう一度見直したのが、結局解くことができず、失敗だった。時系列にはなにもなく、スッキリとする恋愛にこの作品のよさがあるということに、僕はなった。
全くの無名であった出っ歯のフレディをバンドに入れることを許した他のメンバーの大志もこの映画の魅力として凄く感じた。他メンバーが出っ歯であるフレディを入れてみようと思い至った理由は、そこにはただの心の広>>続きを読む
素人眼から観て、『ゆきゆきて、神軍』のように明らかにすごいのを撮ろうとして意識したのではなく、この映画は逆に窮地におちいった弱い庶民のそのままを描いたのではと個人的に思った。なので、この作品はややしょ>>続きを読む
なんかテロップがすごい。あんなふうに魅せる映画がかつてあったかなと思うほど。
戦争映画のアクションは個人的には好むべきでない、だが、しかしそれでも生きるか死ぬか、できれば死んでほしくないという思いはハラハラさせられながら、人間ドラマ(ここでも肯定的である)は展開して行く。それこ>>続きを読む
これはまだ見ていない映画なのだが、とにかくいつか見てみたい、これをいつか見る日がほんとうにくるのかな、と思わせる作品。
見るならDVDだが、買うだけの度胸がない。
しかし、こういうテーマは私には無縁で>>続きを読む
ネットをいろいろと駆使して、扱っている様を覗きたいなら、このビューッと駆け抜けていく映画を選んでみてはいかがでしょうか。
これは劇場で観ました。評判では「実は面白い!」となっていた映画なのですが、観てすぐ分かりました。これは凄い。もう、観たらわかるんだけど、その凄さったらないです。こんなんがよいなんて、死ぬほど素敵やん、>>続きを読む
これは何十年か前に話題になった映画で
何度も何度も観た。それこそ何度も。
しかし、結局ラストのシーンが分からず。
しかし、あのエドワードノートンのセリフがあって、そこでビルが崩れ去るって言う、あの抽象>>続きを読む
これが何とも言えんぐらい…
なんなの、映画って?って言う。
切ないし、元気出るし、曲も。
ほら、これだけええねんな、映画って。