ロシアKGBとアメリカCIAの思惑の狭間で翻弄され利用される主人公アナ。
アナのカッコ良さは言うまでもないが、彼女に好意を抱くKGB職員もシブくていい。CIA職員役のキリアンマーフィーもここではスマー>>続きを読む
スターの伝記映画にありがちなエモーショナルに誇張した演出は無く、ドキュメンタリー映画のような雰囲気も漂う。天才吟遊詩人の半生は、上辺を辿るだけで十分にドラマチックだ。
主演のシャラメは、世間での印象そ>>続きを読む
主人公アノーラの人間性に魅力を感じます。人を愛する純朴な心を持ち、人として真っ当な自尊心を宿し、納得できないことには断固立ち向かう姿勢〜一生懸命生きてるって感じに心打たれる。度を越すことも度々だけれど>>続きを読む
🎦はたらく細胞
ユニークな発想と描写、アクションありドラマあり。それぞれの細胞キャラも立っていて予想外に魅力的な作品。物語の主体はある病に冒された人のからだの中で繰り広げられる細胞同士の想像を絶する>>続きを読む
孤島に漂着したロボット=ロズ。出会った相手を支援するようにプログラムされているロズは、島の動物たちと交流しようと奮闘するが化け物扱いされ受け入れてもらえない。
偶発的に、孵ったばかりのひな鳥🐣の親にな>>続きを読む
人は往々にしてネットのアルゴリズムみたいに、好きなものばかり近くに置いて、意に沿わないものは遠ざける。だんだん視野が狭まり自分さえも見失ってしまう。
この映画では、普段はお互い毛嫌いしている相手と半強>>続きを読む
仕事をリタイアし、住み慣れた古家に暮らす善良な老紳士。2年前に伴侶を亡くし独り身ではあるけれど、日課の家事をこなし丁寧な暮らしを続ける日々が淡々と映し出される。ある日パソコンに「敵がくる」との不審なメ>>続きを読む
元公園だった場所にひとつだけ取り残されたベンチ。そこを舞台に5つのエピソードが展開するオムニバス映画。
言ってしまえばどのエピソードも、ベンチには友だちだったり姉妹だったりの2人の人物がありふれた話>>続きを読む
洛北の貴船へ聖地巡りをしに行きたくなりました。
絶妙な2分間ループ!36回のループを撮影時にはそれぞれ10テイクくらい撮ったらしいですね!ずっと雑炊の人ずっとお風呂の人はたまた〆切が嫌でループが終わっ>>続きを読む
1962年。日本人の意識に中に戦後の名残りが色濃く残っていた時代から高度成長期に差しかかろうとする日本の世相が垣間見られ、興味深い。朴とつとし味わい深い笠智衆の演技、美しく凜とした気品を放つ岩下志麻や>>続きを読む
自分の意思では変えることができない境遇や運命を背をって生きるとはどういうことなのか!抗しきれない内なるものから目を背け、出自を変えてでも新しい人生を手に入れたいという切実な思い。胸が締め付けられた。
以前原作を読んでいたので、この作品の映画化は大胆なチャレンジだと思った。どう映像化するのか想像できなかった分、楽しみでもあった。映画を観てまず感じたのは、これは原作とは別物たなと。登場人物の配役やキャ>>続きを読む
冤罪を扱ったテーマはずっしりと重い。正面から国家権力の闇を暴こうとした意欲的な作品で俳優陣も素晴らしかった。
以下ネタバレあり
使い捨てのような日雇い労働者の尊厳のごとく、国家権力の下での個人の権>>続きを読む
スペクタクル活劇でエンタメ満載映画としてとても楽しめた。ただ双子の皇帝の描き方、実在しないような動物の登場には若干違和感を覚えた。
話を盛って感動を押し売りするような作品じゃないところがとても好印象
〈ネタばれあり〉
夫婦揃ってろうあ者なのに子どもを育てるなんて!って周りからの反対を振り切って産んだ子。その子の成長と家族の日々が>>続きを読む
日本の宅配業界は異常。顧客みんながみんな今ほどの過剰サービスを求めているとは思えない。普通に配達料金を取って、即日配送など止めて、まともで尋常な状態に戻すべきだと思う。
こういったテーマの映画を作り出すアメリカの懐の深さには敬服する。ここで描かれるアメリカのシビル・ウォー(内戦)を絵空事と捉えれば、とても優れたエンターテイメントとして楽しめる。ただ絵空事ではなくもっと>>続きを読む
人間誰しも多面性を持っていて正義の顔もあればそうでない顔も少なからずあり、善人と悪人とかスパッと切れないところがある〜多々羅刑事のように。
あんちゃんに、あと一人でも頼れる大人がいればってつくづく思う>>続きを読む
抗いきれない運命を背負ってしまった少女フェリオサ その雪辱を果たし、生まれ故郷へ帰る事だけを胸に懸命に生きる姿、純粋な行動がなんとも清々しい。執念と悲しみに満ちた目には、一筋の邪念もなく信念を貫く意>>続きを読む
高橋一生の岸辺露伴テレビシリーズはハマり役で毎回楽しめる。今回の映画版も同様に楽しめたが、折角の舞台であるParisがあまり感じられなかったのは残念。
少年を取り巻くさまざまな葛藤からの成長譚ととらえれば良いでしょうか。映像と音響の美しさも圧巻でした。母が少年に贈った『書籍』今さらながらが手に取って読んでみた〜こちらも素晴らしい。
「青春18×2」タイトルに惹かれ観た
青春18とくれば旅ですね。旅の目的は人それぞれだけれど、ときに非日常だからこそ起きるエピソードが身に沁みたりする。叶うことならこの旅がいつまでも続くことを願いなが>>続きを読む
原子力にしてもAIにしても、人間の手に負えないモノを創造してしまうのは研究者の性(サガ)ですよね。それをどう活用するかは為政者の責任なんですが〜選挙の時はたして僕たちはそこまで考えられているかなぁ⁇
流れも良く迫力もありとても楽しめた。
どの国どの地域でも未開の地の先住民は開拓者によって搾取され迫害を受けてきた。続編があるのならその辺りの描写も見てみたい。
原作を読んだ後もそう感じたが、映画を観る前と後とでは、自分以外の人に抱く感覚が変わる。自分の「正しい」は自分の物差しでしかない。ほかの人を許容するハードルが少し下がった気がする。
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