アーニーさんの映画レビュー・感想・評価

アーニー

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ある男(2022年製作の映画)

3.9

自分の意思では変えることができない境遇や運命を背をって生きるとはどういうことなのか!抗しきれない内なるものから目を背け、出自を変えてでも新しい人生を手に入れたいという切実な思い。胸が締め付けられた。

本心(2024年製作の映画)

3.8

以前原作を読んでいたので、この作品の映画化は大胆なチャレンジだと思ったし。どう映像化するのか想像できなかった分、楽しみでもあった。映画を観てまず感じたのは、これは原作とは別物たなと。登場人物の配役やキ>>続きを読む

正体(2024年製作の映画)

3.9

冤罪を扱ったテーマはずっしりと重い。正面から国家権力の闇を暴こうとした意欲的な作品で俳優陣も素晴らしかった。

以下ネタバレあり

使い捨てのような日雇い労働者の尊厳のごとく、国家権力の下での個人の権
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

3.8

スペクタクル活劇でエンタメ満載映画としてとても楽しめた。ただ双子の皇帝の描き方、実在しないような動物の登場には若干違和感を覚えた。

ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.2

話を盛って感動を押し売りするような作品じゃないところがとても好印象

〈ネタばれあり〉
夫婦揃ってろうあ者なのに子どもを育てるなんて!って周りからの反対を振り切って産んだ子。その子の成長と家族の日々が
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.8

日本の宅配業界は異常。顧客みんながみんな今ほどの過剰サービスを求めているとは思えない。普通に配達料金を取って、即日配送など止めて、まともで尋常な状態に戻すべきだと思う。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.4

高い所もスリラーも苦手 でも観てしまった やっぱり好きになれない

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

こういったテーマの映画を作り出すアメリカの懐の深さには敬服する。ここで描かれるアメリカのシビル・ウォー(内戦)を絵空事と捉えれば、とても優れたエンターテイメントとして楽しめる。ただ絵空事ではなくもっと>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.7

シリアスとコミカルのバランスが絶妙ですね!ファブル本人のキャラクター設定の妙でしょうか。キレのあるアクションシーンも魅力です。

あんのこと(2023年製作の映画)

4.4

人間誰しも多面性を持っていて正義の顔もあればそうでない顔も少なからずあり、善人と悪人とかスパッと切れないところがある〜多々羅刑事のように。
あんちゃんに、あと一人でも頼れる大人がいればってつくづく思う
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

抗いきれない運命を背負ってしまった少女フェリオサ  その雪辱を果たし、生まれ故郷へ帰る事だけを胸に懸命に生きる姿、純粋な行動がなんとも清々しい。執念と悲しみに満ちた目には、一筋の邪念もなく信念を貫く意>>続きを読む

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.6

高橋一生の岸辺露伴テレビシリーズはハマり役で毎回楽しめる。今回の映画版も同様に楽しめたが、折角の舞台であるParisがあまり感じられなかったのは残念。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

少年を取り巻くさまざまな葛藤からの成長譚ととらえれば良いでしょうか。映像と音響の美しさも圧巻でした。母が少年に贈った『書籍』今さらながらが手に取って読んでみた〜こちらも素晴らしい。

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

「青春18×2」タイトルに惹かれ観た
青春18とくれば旅ですね。旅の目的は人それぞれだけれど、ときに非日常だからこそ起きるエピソードが身に沁みたりする。叶うことならこの旅がいつまでも続くことを願いなが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

原子力にしてもAIにしても、人間の手に負えないモノを創造してしまうのは研究者の性(サガ)ですよね。それをどう活用するかは為政者の責任なんですが〜選挙の時はたして僕たちはそこまで考えられているかなぁ⁇

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

その感覚って?その本を読んだことがない者には想像するしかない〜本が読みたくなった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

なんともいえない独特な世界観の渦中に一気に誘われてしまいました。主人公ベラの外見には変化がないがゆえ、内面の成長が際立ちを見せ痛快。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.1

流れも良く迫力もありとても楽しめた。
どの国どの地域でも未開の地の先住民は開拓者によって搾取され迫害を受けてきた。続編があるのならその辺りの描写も見てみたい。

正欲(2023年製作の映画)

4.3

原作を読んだ後もそう感じたが、映画を観る前と後とでは、自分以外の人に抱く感覚が変わる。自分の「正しい」は自分の物差しでしかない。ほかの人を許容するハードルが少し下がった気がする。

手紙(2006年製作の映画)

3.8

どん底に居ようとも、真っ当に生きていればいつか、きっと誰かが手を差し伸べてくれると信じたい。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

「他者との共存」は現代にも通じる不変のテーマではないでしょうか。自分達とは違う者たちを排除しようとして成功した例はない

リバイバル69 ~伝説のロックフェス~(2022年製作の映画)

3.0

ジョンレノンを目玉に据えたロックンロール懐メロ大会 コンサート開始までのエピソードが冗長に流れ、演奏場面が物足りない

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.9

わだかまりを捨て本音を吐露する〜勇気がいるけど新しい展開が待っているかもね