FATMAX夜食のデブロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

砂の城(2017年製作の映画)

3.5

戦争の虚しさを徹底的にリアルに描く…
と言ってもソレは作戦の過程や戦闘シーンを再現という意味ではなく、状況下に置かれた兵士のヒューマンドラマとしてである。

言い換えれば派手な展開やエモーショナルなメ
>>続きを読む

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.3

「伝記モノである!」と肩肘張らず気楽に観れる《笑えるエンタメ映画》の形になってるというアプローチに惚れた!!

中盤以降の展開は映画好きなら映画愛を感じるのは勿論のこと、そうでない人でも「なんか物づく
>>続きを読む

アメリカで最も嫌われた女性(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

メリッサ・レオの演技は相当なモンだが正直伝記映画としては淡々としている。
というかどうにもこうにも観ている時は胸糞が悪かった。

だがコレ、観る方向を変えればブラックコメディとして考える事も出来る。(
>>続きを読む

ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

2.9

意外とタイトル詐欺…とまでは言わないが、そりゃこんなタイトルだからおバカ全開の"アサイラム"ライクなブッ飛びゾンビ映画だと思うじゃない!?

『そ〜でもねぇのよw』

もちろんドB級なんだけどソレはソ
>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.8

まぁ地上波の鑑賞なのでカット/CMやむなしなのだけど、観終わってすぐは正直「…コレはどうなの?」とか思いましたw

前半はスマホやSNSを上手く使ったサスペンスとして結構面白いんだけど、後半は犯人役の
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

まぁ独り身のオッサンなので奥深さに気づかないと言われてもしゃあないであろう案件であるが、わりと淡々と進むクセに先が気になるんだからそりゃ良く出来た映画なのでしょう。

いわゆる良い作品だと思います。
>>続きを読む

バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.4

観るつもりでいたのにすっかり失念していたヤーツがNetflixにあったので鑑賞。
ドデカい感染という大ピンチ展開であるがストーリー自体はミニマム。

正直言えば話を畳む為にご都合主義的な展開が多いのが
>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

まず最初に。
Filmarksのスコアはあくまでも"ワシ個人が観て楽しかった/面白かったか否か"でつけている。
映画として素晴らしい作りにどうこうよりもそっちを重視している。
なのでこのスコアだ。
>>続きを読む

アイアン・スカイ(2012年製作の映画)

3.1

おバカ感全開なルックだが、実はむしろ社会風刺の激烈に効いたSFコメディ。

面白い。
だがその"面白い"は決してコメディとしての面白いではない。
風刺映画として面白いのである。
つまりポスターやジャケ
>>続きを読む

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

3.3

前作は風刺が効いているというより風刺がメインな映画で実は笑ったというより唸らせる感じの作品だった(逆に言えば笑いは思ったより多くない)。
今作は完全に笑い要素がパワーアップしている。

とはいえ風刺に
>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

やっと観た配信開始当時から高評価なバディアクションコメディは噂通りの面白さ!

ライアン・レイノルズがスーパー出来るヤツだが その上を行くサミュエル・L・ジャクソンが凄すぎという、設定からしてもう期待
>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.3

無駄ナシ説明ナシ妥協ナシ!

ホアキン・フェニックスの凄みは既に溢れていた!

大作にはないインディペンデントパワー!

監督の作家性大爆発!!

…みたいな感じなんでしょうか??

事実『おおぉ〜〜
>>続きを読む

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.6

一言で言うなら『グッジョブ!』な作品。
海外ドラマの中でもかなり攻めた内容で大ヒットしたシリーズの6年ぶり続編が配信映画として登場という事で、本編にハマった身としては押さえないワケにはいかない!

>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.4

そもそもワシは昔からスコア(BGM)好きなのでひたすら楽しく観る事が出来た。有名な作曲家を数名フィーチャーしつつ多数の作曲家がインタビューに答え、映画音楽の歴史等を肩肘張らずに知る事が出来る。

とは
>>続きを読む

ブルー・シーズン(2013年製作の映画)

3.0

デイジー・リドリー出演、【SW/フォースの覚醒】の約2年前に発表された短編映画。
ワシは英語が分からんのであくまで憶測であるが、何かの映画祭か企画の1篇と思われる。

SCI-FI-LONDON 48
>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.9

マイケル・ベイの映画が「中身のないバカ映画だ」なんて見下した文句は浴びる程聞いた。
(ホメ言葉の場合もあるが当然ソレは別)

ならばその〈バカ〉なテンションを2時間持続させる技術やセンスを保ち続ける
>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

サスガです。
それしか言葉は思い浮かばないというか。
尺の長さを感じさせない構成で丁寧な話運びです。
(とはいえアっという間って程短く感じるワケじゃないけどw)

ただシンプルにこのテのジャンルを語る
>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

1.2

この作品が好きな方は読まなくて結構です。というより読まないで下さい。あまりにもワシには合いませんでした。正直言って文句しか書きません。ってか文句しか出て来ません。なので不快になる可能性大です。あくまで>>続きを読む

ホイールマン -逃亡者-(2017年製作の映画)

3.4

掘り出し物だ!!
Netflix作品。フランク・グリロ主演。82分という短さ。言っちまえばB級でも低予算な部類ではある。
グリロのアクションを期待すればコレはジャンルが違う。
カーアクションを期待すれ
>>続きを読む

アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

4.0

シリアスなガチ路線の戦争映画。主要人物は数名居るが基本群像劇。
トレーラー(予告)でイメージしたよりも話の流れは淡々として地味になっているが、だからこそ兵士が置かれた極限状態の描き方がリアリティ溢れて
>>続きを読む

ノー・サレンダー(2018年製作の映画)

2.9

ハイ!
来ましたココ最近多めなアドキンスで釣ってるジャケット詐欺案件です!!
ですが…コレ《エジプト映画》です!
見方を変えたら断罪する程ではありません。

エジプト内でイギリス軍人が少女を襲って逮捕
>>続きを読む

テイクバック(2019年製作の映画)

2.3

ジーナ・カラーノが主演でDVDジャケットのあおり文句がああなら当然無双感ゴリゴリで来るかと思うじゃない!?

『そうじゃないヤーツ!!』

舞台設定も作用してこの感覚は、ハイパーキリングおじさんモード
>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

3.8

死と隣り合わせで生きる為にISと戦うクルド人の女性戦士とその部隊、同行する女性ジャーナリストを描く映画。


〈ズシッと来る作品。〉

ワシはこういう映画をどうこう感想書くのは苦手なので、もうこの一言
>>続きを読む

サンダーボルト(1974年製作の映画)

3.3

イーストウッドであのジャケットだとアクション映画な印象を受けるかも知れないが、いわゆるアウトローのロードムービーという正にアメリカン・ニュー・シネマなのでソコはお間違えの無きよう。
時代を感じる作品だ
>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.9

非常に言いにくいんですが…

ワシ個人としては……



「 ……ん。」

って感じですナンかスミマセンごめんなさい許して下さい!!!!

イヤ、そもそもジャンル的にあまり興味ないヤーツなのに飽きる事
>>続きを読む

キラー・エリート(1975年製作の映画)

3.5

もはやクラシックと言っていいサム・ペキンパー作品を今から後追いするのであれば、この作品は個人的に〈後回し〉 にする事をオススメしたいと思っている。

まずは有名どころを行ってからが吉。

何も考えず昔
>>続きを読む

スピード・レーサー(2008年製作の映画)

2.8

昔観た時は「…ん〜〜。」だったんだが、たまたまtwitterのフォロワーさん達が「3Dコンバートで観てみたい作品」みたいな話をしてた時に一瞬思い出して、確認も兼ねて再度鑑賞。

初見時は【マッハGoG
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.6

少し前に〈1人勝手にエリザベス・オルセン祭り〉を開催した時に、ついでだからオリジナルと比べてみよう!と2作を再鑑賞して分かった事。
オリジナルで個人的にどうにも好きになれなかったあの要素が一切オミット
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.3

時間も経ってるしダイレクトに内容のネタバレはしてませんが、とあるキーポイントだけは書くので未見の人はスルーして貰っても構いません。

確かにスゲェんですよ!

皆さん仰る通りで色々スゲェんです。パンチ
>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.2

《マイク・バニング》シリーズ3作目
前作で"もはや敵ナシ"レベルのキリングマシーンと化した主人公も歳を重ね身体も悲鳴を上げる状況の中、人生にも転機が訪れそうな気配…。

…と、今回は3作目なのに1作目
>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.7

《マイク・バニング》シリーズ2作目
舞台はイギリスのロンドン。
続編としてパワーUPした序盤の掴みとなるアクションシーンは見事なまでに過剰供給レベルw
『安い!命が安いぞ!!』(←ホメてる)

そんな
>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

4.0

《マイク・バニング》シリーズ1作目

監督がアントワン・フークアなのでソツがない。少々無理ある展開も流れのスムーズさで、勢い押しはあるが過剰なパワープレイになっていない。

いわゆる主人公めっちゃ強い
>>続きを読む

月影の下で(2019年製作の映画)

3.2

Netflix作品。
何よりボイド・ホルブルックが随分と〈ムカつくあんちゃん〉風味 取れて来てるなぁ〜、という。
(ソコかいw)

現実世界のサスペンスかと思って観たらSFの方だったのだが、地味めなタ
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.5

すげぇ久々に2回目の鑑賞だが、以前と感想は変わらず。
正直言うとワシはこの作品で笑った事がない。

ひたすら"怖い"のよ。
何ならもう《恐怖映画》だと思ってる。
もちろん自身の性格的なモンなのは理解し
>>続きを読む

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.5

何が驚きってイコが主役じゃねぇってだけでもう驚きな上に〈あ、ソッチ!?〉という、もう驚き超えて尿漏れ案件であるが、中国が香港ノワールと言うならコレは見事なまでに"インドネシアノワール"って感じのヤーツ>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.3

〈勝手にイコ・ウワイス祭り〉開催中という事で鑑賞したのだが少し低めのスコアにした。チョイと申し訳ないけど。そうなった最大の理由は…

後ほど!
(ナゼ!?)

まぁありそうな話にありそうな展開という"
>>続きを読む