FATMAX夜食のデブロードさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ロストブレット 窮地のカーチェイス(2020年製作の映画)

3.1

フレンチアクション映画と言ってもメジャーなヨーロッパコープテイストの作品ではなく、むしろ格闘シーンは真逆でケレン味は無くハードなぶつかり合い。コメディ要素もナシのフレンチノワール"風味"(あくまでも風>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

2.5

多分凄い。
イヤ、実際凄い。
役者、演出、色々と凄い。
むしろ"凄まじい"と言っても良い。

ただ、ソレと同じレベルでずっと

「 ……で?」

という感覚も並走し続けた80分。

ただの時代劇ではな
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デッドヒート(2020年製作の映画)

1.5

ダメです。
このジャケット詐欺はイケません。
アクション的なモノはあるがアクションに値するモノはありません。
そもそもアクション映画じゃありません。

いわゆるコメディ要素も若干アリのクライムサスペン
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イップ・マン 最終章(2013年製作の映画)

3.3

「コレはドニーのシリーズとは関係ねぇパターンだな!?」
という予想は見事に当たったのだが、じゃあドニー完結編の為にアセって観る必要はない……のにも関わらず勢いで観てしまった理由は2つ。

1つは『Ne
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イップ・マン外伝 マスターZ(2018年製作の映画)

3.3

憎むにも憎めない【イップ・マン継承】の対戦相手であったチョン・ティンチ。
あまりにも憎めな過ぎたのか演じるマックス・チャンの魅力かスピンオフで主役である!

…と、まぁそりゃ期待するわいな。

調べて
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.7

あからさまに「ほらぁ〜、泣けるでしょ〜!」と露悪的なまでに"泣け"と感動を押し付ける映画は基本苦手だ。

そういう意味で言えばこの3作目はひょっとしたらその域に入るのではないか?

と言いたくなるぐら
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.1

謝罪します。
《初見時》はココまで高評価ではありませんでした。

まぁ面白いけど、

まぁまぁ面白いんだけど、

今回、わりと単なるカンフー映画だな。

ぐらいに当時は思ってしまいました。

『申し訳
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

のちに上映までの経緯を知り「ナルホド」と思いながらも初見時にはその事を全く知らず、単純に

〈ドニー・イェンが宇宙最強と言われる理由が知りたくて観た作品〉

である。
つまりワシはこの作品、ファースト
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爆心 長崎の空(2013年製作の映画)

2.0

悲惨な現実をダイレクトに訴えるタイプの作品ではなく、被爆2世3世の現在をいわゆる〈日常系映画〉として描いた作品。

原作は賞を取ってる短編集らしい。

話が話だけに部分的になるほどと思う所はあるが、地
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ハード・ナイト(2019年製作の映画)

2.8

まぁ概ね皆様の言う通りの中国/香港版"ダイハード"映画で監督は2のレニー・ハーリンなので

「もし彼が1を撮っていたらこんな感じの演出だったのかもなぁ〜」

なんて思ったりしながら観ていたワケでw
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WASP ネットワーク(2019年製作の映画)

2.2

大変申し訳ないが、かなり言葉は荒ぶるので高評価の方は何とぞこの感想をスッ飛ばして頂きたい。

























…時間を返せとま
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

4.3

ココまで絶妙なテンションの揺さぶりを使って主人公の"八方塞がり"感を感じさせてもらったのは久しぶりだ!

色々なテーマが含まれているのは確かだが、この映画の本質は間違いなく

《ハードなサスペンスアク
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エイセス/大空の誓い(1991年製作の映画)

3.0

当時はアイアン・イーグル3の看板よりも

"SONNY-CHIBA"こと千葉真一参戦!

を売りにしていた。
(まぁ2もナンバリング推しはしていなかったのだが。)

大戦時のACES-撃墜王達がお互い
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.5

数あるルパンの一編として考えるか、山崎貴が作った作品の1つとして考えるかで感想が変わる。

ルパンとして考えれば、確かにストーリー的に上位に来る程ではなく、正直言って心に残るタイプではなかった。

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アイアン・イーグル(1985年製作の映画)

3.3

【ベストキッド】続編ドラマ《コブラ会》で気になった人も多いであろうこの作品、

【トップガン】の二番煎じっスか?

なんて思っている人も居るかもしれないが、公開はほぼ同時期、更に言えばコチラの方が少し
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ファルコン・ライジング(2014年製作の映画)

3.1

「血圧引っかかりましたか?じゃあ少し控え目にしておきますね。」と言いたくなるぐらいにストーリーは薄味だし、主人公が抱えているPTSDやソレを深く印象付けるフラッシュバック演出がその薄味ストーリーを補完>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.6

画面の絵も話の構成もバイオレンス描写もキャラの身体も理屈もセリフもすべからく筋肉。

入店したらメニューが〈筋肉しか無い〉という攻めた構成の店に筋肉ファンは賛美を贈り、バランスを求める人は「なんて店に
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2バッドガイズ(2018年製作の映画)

3.1

『 JVJ! JVJ!JVJ!』
そう皆様ご存知JVJことジェシー・V・ジョンソン監督作品である!!

……え?知らない?

スタントマン出身の監督と言えば、

そう!
チャド・スタエルスキ!!
(ジ
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ローグ・シティ(2020年製作の映画)

3.8

Netflixオリジナル作品。
ドス黒いフレンチノワール。
ハードなアクション…というよりドンパチ&バイオレンス。
アンチカタルシスな展開がラストまで続く このジャンルとしては王道とも思える作り。
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ザ・クーリエ(2019年製作の映画)

3.2

オルガ・キュリレンコが生々しいアクションをやる映画です。以上です。

『ソレぐらいしか言う事ないんやでぇぇ〜♬』

…と、一言で済ませるならソレで良いっちゃイイんです。…ですけど!
チョイと見方を変え
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

『茉優ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー>>続きを読む

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.6

概ね(おおむね)楽しく、概ね良質で、概ね飽きが来ない…ただ、概ね演出が苦手な感じだった映画でした。


以上。

…あ、ダメ?
まぁ少し書きますか。

とある企業で実際にあった事を描くお仕事ムービーと
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.7

ただひたすら〈お涙頂戴〉で収まってない話の作りは良いな、と。
人間ドラマでありながら途中からジャンルを切り替えたかの様に演出が変わった辺りも効果的だったと鑑賞後に感じた。

原作は知らないが映画として
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ディープ・ブルー3(2020年製作の映画)

2.6

「ンなアホな!」を真面目に本気で作った快作である1作目から「アサイラムじゃないのにナゼにGOサインが出たのか謎」ないわゆるジャンル化した"サメ映画"の類いと比べてもパッとしない2を経て…経てというか">>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

雪の女王は出ません。

…ええ、とりあえず言いたかっただけです。

コレや!
こういうのや!!
そりゃ目新しいモンはねぇよ別に。でもソレ言うなら映画は常にフレッシュな物を提供する事が正義なのかね?
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.4

やっぱりワシはスパイク・リーが苦手なのかもしれん…


メッセージを訴える方向で考えれば【ブラッククランズマン】より相性が良いアプローチには思える。

もちろん今作『スパイク・リーです!』と言わんがば
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スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

2.9

確実にエンタメに振り切った分、割り切れば1作目より楽しさは上




…だとは思えるのだが、ならばツッコミ多めな要素を勢い押しするのは"より大事"であり、そうなるとこのテの邦画にありがちで邪魔な"ある
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

2.7

まず、今回は内容に対する感想が激烈薄いクセに説教臭いので、そういうのがイヤな方々はスルーして頂ければ幸いです。


この作品 原作アリとは知らなかったが、ミドルバジェットでは結構作り込み強め。
ファン
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プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.5

Netflixオリジナル作品。
全般的にあっさり感の超能力系ヒーロー(?)物ではあるが気楽に観る分には悪くない。

設定等が大雑把だがこういう大味もあって良い。

超能力バトルに関しては日本のお笑い
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プライム・ターゲット(2016年製作の映画)

2.8

無茶苦茶だ。
確かに無茶苦茶だ。
無茶苦茶なんだが、その無茶苦茶はおいしくイジれば快作になる素質はある。
世の中に「ンなアホな!?」な映画はたくさんある。ただその「ンなアホな!?」を上手く利用して
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アトラクション -侵略-(2020年製作の映画)

3.5

前作の邦題に引き続き、今回も漢字の単語が完全詐欺となっている所まで引き継いだ続編。
そう!コレ続編です!!
知らない方も居られる雰囲気なので記しておきますよw

物語の評価の方は微妙な様だが、今作は続
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アトラクション -制圧-(2017年製作の映画)

3.2

映像、特に墜落シーンは昨今CG慣れしたユーザー目線から見ても中々の迫力/演出力で一見の価値はある。
地球人と宇宙人の描き方で見せるメッセージ性も目新しいワケではないがストーリーのアプローチが結構変則的
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.5

メタな笑いや独特な雰囲気/テンポで進むゾンビ映画。社会風刺等も折り込みつつ一風変わった作品として登場。
…なんだろうとは思うが、はっきり言ってワシには合わない。時折フッと笑うぐらいの事はあったがイマイ
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キル バード 森に潜む反逆者(2019年製作の映画)

2.3

ナゼにそうなったのかは知らないがAEONシネマ限定上映作品で、更には東京、大阪、愛知 等大きな都市で公開されていないという謎な展開プラス上映期間がすこぶる短いために劇場で観れない人は多いであろう作品で>>続きを読む

デスマッチ 檻の中の拳闘(2018年製作の映画)

1.6

『思ってたんと違う!!』
コレだ。コレに尽きると言っても良い。
(ただしこの映画の場合、不満の根底はそこじゃないのだが…)

もう完全にバッキバキのどつき合いアクション期待するルックとは裏腹に、ゆっく
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

2.0

アナ・デ・アルマスやタイ・シェリダンが大好きなら耐えれる作品と思われる。
実際タイ・シェリダンの演技自体は中々頑張ってる風には感じた。

ただ、何か演者/製作者にバイアスが無いのであれば正直言ってオス
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