グリーンツーさんの映画レビュー・感想・評価 - 58ページ目

グリーンツー

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藁の楯(2013年製作の映画)

2.8

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あんなに笑わない松嶋菜々子、初めて観た。それが一番印象に残った作品。

「凶悪殺人犯の護送」という行動を通して、日本社会が持つ不条理さ、歪さ、また人間の心の弱さ、脆さ、そして強さを描いた作品。簡単に
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.0

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何人もの「アイアンマン」が入り乱れてのバトルは見応えあるし、人間トニー・スタークの苦悩みたいなものも描かれていて楽しかったんだけど…。

この作品って本来「子供向け」作品だと思うんだけど、それの敵が「
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仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z(2013年製作の映画)

4.8

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「日本版アベンジャーズ」とも言うべき作品。こっちの方が断然面白いと思うけど(^^)。やっぱり観てきた「年季」が違うから。思い入れも全く違うのは当たり前。

今回の主役は宇宙刑事ギャバン。と同時にシャ
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ラストスタンド(2013年製作の映画)

3.7

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カーチェイス、銃撃戦、大爆発はお約束。そして主人公がその象徴となる「重量感」。「エクスペンダブルズ」シリーズほどではないにしろ、これぞ「アメリカ」という感覚になる映画。こういう「パワープレー」は外交だ>>続きを読む

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

3.0

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ブラッド・ピットがクールな殺し屋を演じたことで話題になった作品なんだけど…。正直言って「可もなく不可もなし」といったところ。「マネーボール」の方が断然面白いし、本人も役にハマってた。今回の作品は、別に>>続きを読む

図書館戦争(2013年製作の映画)

3.7

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これはこれで面白かったけど、個人的には去年公開されたアニメ映画「図書館戦争 革命のつばさ」の方が好き。

この作品に登場する「メディア良化隊」、実は現実の世界にも存在する。それは消費税増税やTPP参加
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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

1.0

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第二部も合わせて五時間近くにもなる大作。一気に観たら疲れた。

台湾の先住民族「セデック族」により引き起こされた日本人大量虐殺事件「霧社事件」を描いた作品。

今回の主人公は台湾の「抗日教育」の象
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セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

1.2

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「霧社事件」で日本人を虐殺したセデック族が、いかにして死んでいったのかを描いた作品。

だからセデック族の「散り方」がとてもカッコよく描かれている。この事件や最近の日本と韓国、中国の関係について何も知
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.8

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こんな硬派な刑事ドラマ、久しぶりに観た。正に「男のドラマ」。

日本なら「西部警察」とか「極道の妻たち」に近いノリ。今だと決してゴールデンタイムで視聴率を獲得できる作品ではない。いわゆる「オールド・
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

2.8

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ホラー映画の金字塔のリメイク。

基本的にアメリカのホラー映画はつまらないと思うけど、これは例外。ストーリーはあってないようなもの。とにかくお化け屋敷にいる感覚で楽しむべし。

結構グロいから、食
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ビトレイヤー(2013年製作の映画)

3.6

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「裏切り者」という意味のタイトルなんだけど、その通りの内容。話が進んで行くほど、「え?こいつも?」という展開になっていく。

最初は「敵」同士だったはずの二人が、味方の裏切りにあってピンチに陥る中、
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コードネーム:ジャッカル(2012年製作の映画)

4.3

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韓国映画で、「ジャッカル」という名前の殺し屋の活躍を描いた作品。

結構シリアスな展開を予想していたら、意外にもラブコメみたいな展開があったり、刑事ドラマみたいな展開になったり、とにかく展開が予想出
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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

4.5

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とある旅館で働く女の子の日常を描いたアニメ。自分の今の仕事にも通じるものがあるけど、そうでなくても面白い作品だと思う。ストーリーがとても自然で、リアリティが抜群。「けいおん!」の旅館バージョンと言えば>>続きを読む

私が靴を愛するワケ(2011年製作の映画)

3.1

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女性にとって靴とは何なのかを追ったドキュメンタリー映画。靴なんて、仕事用の革靴とプライベート用のスニーカーくらいしか持ってないから、正直言って理解出来ない部分も多かったけど、なかなか面白かった。

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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.2

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イエス・キリストとブッダが現代の日本にいたらどうなるか?を描いたギャグ映画。

全体的にゆる~い映画。こういう作品は大好き。次は是非マホメットも登場させてくれ。

劇場版 STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)負荷領域のデジャヴ(2013年製作の映画)

3.6

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同じ時間を何度も繰り返しながら、理想の未来を探すという点では「ひぐらしのなく頃に」に似た作品だと思う。

あと、本来いるべきはずの人が「最初から存在しない」世界でのストーリーという点では「涼宮ハルヒの
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.2

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タイトルの「大交差点」、その言葉通り、様々な事件や人の思いが一ヶ所に集中して、絡み合った出来事を描いた作品。

主演の二人のコンビだけでも見応えあるのに、そこへ更に予想外な展開の連続。最後まで楽しい
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県庁おもてなし課(2013年製作の映画)

3.5

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「阪急電車」や「図書館戦争」の原作者の作品。本当の「おもてなし」とは何か?、「働く」とはどういうことか?といったことを、錦戸亮演じる主人公の成長を通じて、時にはコミカルに、時にはシリアスに描いている。>>続きを読む

モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

4.1

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モネの絵の贋作を使って、主演の二人がある富豪を騙そうとする内容。

「ゲーム」というタイトルがついているだけあって、最後まで遊び心満載な内容。最後まで楽しく観られる。もう主演二人の丁々発止のやり取り
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.0

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ニューヨーク在住の写真家、ビル・カニンガムの仕事やプライベートの様子を追ったドキュメンタリー映画。

ファッション・フォトグラファーとしてかなり有名な人らしい。

ファッションについてはあまり詳しくな
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クロユリ団地(2013年製作の映画)

1.7

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やっぱり、あっちゃんは可愛いo(^▽^)oで、映画の感想は…。特に語るべきものはない。可もなく不可もなし。「着信アリ」もそうだけど、内容にインパクトはない。秋元康の義父には小浜時代に何度も自転車を修理>>続きを読む

中学生円山(2013年製作の映画)

2.8

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宮藤官九郎の世界を思い切り楽しむ作品。可笑しいけど哀しい、哀しいけど可笑しい。そういう意味では「なくもんか」に近い作風かなと思う。

よくよく考えたら「社会派」な作品をここまで面白おかしく仕立てるなん
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ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

4.5

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タイトルから見ても分かる通り、ホラー映画…のはずなんだけど、全く怖さはない。それどころか、脚本や演技など、全ての演出は「コントかな?」と思ってしまうくらいコミカルで、はっきり言って笑ってしまう場面の方>>続きを読む

くちづけ(2013年製作の映画)

3.2

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いきなり「結末」からスタートする衝撃的な展開。でも、最初から結末を知っているからこそ、途中のコミカルな(ように見える)展開もその本当の意味を考えながら観ることが出来る。観客に、この作品が本当は「社会派>>続きを読む

ある海辺の詩人 小さなヴェニスで(2011年製作の映画)

4.0

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イタリア映画。ストーリーも映像も、とにかく「美しい」。あまりに綺麗なストーリーで、リアリティに欠ける気もするんだけど、ヴェネツィアの街並みの映像の美しさが、そんなことをどうでもよくさせてくれる。

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17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)

4.1

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モーガン・フリーマン主演の「最高の人生の終わり方」と同じ内容なんだけど、その作品ほど爽やかかつカッコいい内容ではない。

お涙頂戴のヒューマン・ドラマを予想していたんだけど、そんなことはない。「もう死
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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.5

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タイトルが示す通り、「因果律」を描いた作品。

一つの作品に三つの物語。一粒で三度美味しい、何処かのキャラメルのような作品。まあ、キャラメルみたいに甘くない内容なんだけど。

一度しか観てないから
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コズモポリス(2012年製作の映画)

3.0

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ある投資家が、投資に失敗して破滅する一日を描いた作品。

リムジンの中のシーンが多い(^^)。リムジンの中で仕事や食事はともかく、セックスやトイレまでとなると…(^^)。主人公のさまざまな台詞や奥さん
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体脂肪計タニタの社員食堂(2013年製作の映画)

3.1

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主役は優香演じる栄養士なんだけど、実際はタニタの副社長の成長物語。メッセージを簡単に言えば、「言うは易く行うは難し」。どういう過程を経てタニタの社員達がダイエットに成功したのか、その軌跡を追うだけでも>>続きを読む

人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

3.1

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自分の精子を勝手に使われて、いきなり何百人も子供がいることが判明して、そして彼等から訴えられて…とまあ、ここまでならタイトルの「人生、ブラボー!」なんて気分にはとてもなれないんだけど、それでも最後には>>続きを読む

恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

4.5

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インド映画、となれば勿論ミュージカル(^^)。「きっと、うまくいく」同様、三時間のエンターテイメント特盛幕の内弁当。観ているだけでハイテンションになること確実。

三十年前に殺された男女が、生まれ変
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.6

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やはり今回も、期待を裏切らない。原作、脚本、配役、演出、全てが「戦術=トム・クルーズ」な設定。もしかしたら彼は監督やプロデューサーより発言権がある存在かもしれない。これは「アメリカ」の作品だということ>>続きを読む

俺俺(2013年製作の映画)

3.5

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亀梨和也の「七変化」を楽しむ映画。色々なキャラクターを演じているからね。真面目なキャラ、チャラチャラしたキャラ、オカマ、オタク…ここまで来たらいっそ妖怪人間ベムも登場させれば良かったのに(^^)。>>続きを読む

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

2.7

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仮想現実、精神世界を舞台にした映画。アメリカ映画ではこういう作品多い。で、ストーリー展開やオチも「どこかでみたような…」という印象のものが多い。

で、ラストもあまりスッキリしない終わり方。

可も
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

2.6

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中国のアクション映画。というわけで、見所はやっぱりアクション。様々な流派の功夫アクションは見応え抜群。オススメ作品…としたいところなんだけど、舞台が日中戦争中ということもあって「反日」色も強い作品にな>>続きを読む

バレット(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

一言で言えば「戦術=シルベスター・スタローン」な作品。

全てはシルベスター・スタローンありきの設定。原作、脚本、監督、下手したら役者の人選まで。

まあとにかく、パワフルな作品。スタローンのファン
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