世界が自分をおいて急スピードで進んでいるかのようにかすんでみえるという実感が、おそらく彼女が車窓からとった汚れた映像から感じてしまって泣いた。そんなときに、自分の話を遮らず最後まできいてくれて、興味を>>続きを読む
鈴木亮平の顔が映ると思いきや映らないシーンがいくつかあり、なんというかとても引き算されていてよかった。自販機で小銭を落とすシーンで、号泣。動作の反復による不在。
ロメールっぽいじゃんとおもったらメルヴィルプポー出ててロメールじゃんとなった
都市になりそこねた鬼城がみた夢うつつ。そこにあったかもしれない連帯ときずな、そして悲しみとか。迷子になることがこんなにも許される映画なのか。中国第8世代映画はやっぱりおもしろいね。
よくできた映画、兵士たちの飢餓、泥だらけを映したあと官僚たちの豊かさを描くのほんとうにツラい
だれかといっしょにいたい、でもだれかに傷つけられたくないし傷つけたくないし傷つかないでほしい。そのなかでなんとか他者とむきあっていくその時間がやさしさに溶け込んでゆっくりと風通しが良くなっていく。ぬい>>続きを読む
ジョンケイルはルーをみつめるけどルーはいっこうにジョンをみないのね愛がたかぶってた
ゲロ地獄とトイレ爆発、まじでわらえん。ラスト〜。無意識の強者発言。そこに悪気はなくても。どこにいったら平等はあるんだ?となる
ひさびさの再見。キムミニがキムテリをビンタする第一部ところでめちゃくちゃ泣いてしまう
変態すぎる〜とあたまを抱えて笑う カット割が異常にたのしい、現代技術をめちゃくちゃ使うわりに山と海がだいじっていうおもしろさあります。触れあわないエロティシズムみたいなのもあります。たぶんめちゃくちゃ>>続きを読む
ベティデイヴィスおそろしき!複雑すぎる。ベイビーアネットのべつの世界線のはなしはなしだった?
キャリーマリガンほんとうにだいすき マリアシュラーダーのおさえた演出とそれでも画面のすみずみににじむ怒りとか苦しみとか全部すごいとおもった 音声テープのシーン、バックはホテルの廊下がたんたんとうつされ>>続きを読む
じかんのとまった屋敷 ここにすむ母娘はまるで姉妹のよう 歌と踊りと笑いと涙と後悔と責め立て、など人生のすべてじゃんとなった すさまじき猫映画でもある
ロジャーディーキンスの撮る光と闇、光が強ければそれだけ強調される闇のことをおもうなどし。映画館がはみだしものの安全地帯になる
背筋がぐっとのびる。とてもシンプルな構図のなかに背筋にいやな感触が残る作品で
ずっと通底に知っているなにかがあるとおもってたらもしかしてカートヴォネガット(的)だった気がする。ローズウォーターさんのなんてったって親切でいなくちゃいけないよとか。ニーチェの永劫回帰、それでもまたこ>>続きを読む
トゥンイ、ボス猫、ほんとうにかわいかったね 猫を救う助ける慈悲ではなく、ねこといっしょに地域で暮らすとはどういうことなのかというはなしで