橋口ぐちょぶさんの映画レビュー・感想・評価

橋口ぐちょぶ

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怪物(2023年製作の映画)

4.0

優秀な脚本家と是枝監督のタッグ作品て感じ。まさに。

絵も空気も脚本も美しかった。

メメント(2000年製作の映画)

4.0

なぜか食わず嫌いのように避けていた映画。今さら観た。

低予算ながらアイデアが尖りに尖っていて評判通りスゴい映画だった。

逆再生的に物語を進行させていくというアイデアに、3歩進んで2歩下がるという水
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.5

一作目めっちゃ面白かったので、2作目は監督も変わったので正直期待せず観たけど、ちゃんと面白いんかい。

なんなら1作目超えてくる怒涛の展開でさらに面白い。
最初から最後まで目が離せない。

モニターの
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Winny(2023年製作の映画)

3.5

とても虚しい気持ちになる実在の冤罪事件。

当時Winnyが流行っていた時大学生ぐらいだったのでよく覚えている。

色々と知らない裏側の事実を知ることが出来て良かった。

ただ、2時間分の映画として描
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

「初期位置」とか「次のターン」みたいな出てくるワードの軽さが緊迫感とのコントラストになっててヨーロッパ企画らしい、事件が起きてるのになんか羨ましくなる楽しそうな世界になっているのが良い。

出てくる人
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

砂虫とのくだり、ナウシカ思い出す。

色々世界観として好き。

解説みないと分かんないとこ多い。

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.5

たぶん20年ぶりぐらい?に鑑賞。

劇場公開当時、1人街の小さな映画館で観た時の衝撃と記憶が蘇る。
今観ても相変わらず面白い。

タランティーノやジョージクルーニー、ハーヴェイカイテル、ジュリエットル
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

ホラーは基本的に一歩引いてしまい入り込んで鑑賞出来ないので基本的にあまり楽しめない前提だが、この監督の手腕は感じ取れた。

初監督作との事で、今後要注目作家になりそう。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

ワンシチュエーションもの。

演出のみで最後まで飽きずに魅せる手法は素晴らしい。

ただ、その内容的に自分には軽すぎた。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

ドゥニ・ヴィルヌーブ作品は好きな作品が多かったがこれも例に漏れず。

観る前はスターウォーズ的なモノを想像していたのであまり自分には合わないかもと思ってたけど全然そんな事なく、むしろゲームオブスローン
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

監視社会をテーマにしていることを前提に観ると分かるようなわからないようなドラッグ中毒者のトリップを見ているかのような美しい美術と世界観。

あんまり何も考えず観るのが吉なのか。
考察も気になる。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

20年ぶりぐらいに観た。

当時はなかなかの衝撃と新鮮さを喰らった印象だったけど、今観るとタランティーノの作風も知ってるし、時代や自分の経験値もあってか当時ほど残るものはなかったものの、やはりタランテ
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キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

4.0

マイケルムーアの映画ならもれなくどれでも好きと言えるくらい好き。

これもだいぶ前に観た気もするけど再鑑賞。

相変わらずのテンポの良さと見やすさと構成。

毎回古い映像のコラージュがあるけど、よくそ
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

4.0

各キャラクターの証言を元に二転三転しながら過去の回想が展開されていく。

面白かったけど会話劇の内容が複雑で地味に感じた、、。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

これは映画界でも今後後世に語り継がれる一本になりそう。
それぐらいの普遍性や新しさ、鮮烈さをストーリー、演出、美術、撮影から感じた。
特に画の見せ方と音楽もかなり印象的だった。

主人公ベラの視点から
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幽幻道士(キョンシーズ)2(1987年製作の映画)

4.5

自分の中では小学生の頃に出会った青春の1ページ。

大人になった今でも普通に面白い独特すぎる演出や音楽の数々。
(特に音楽が謎にスペーシーな音楽でコメディなはずなのに不穏な気持ちになるのよな)

エン
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ギルガメッシュ/小さなほうき(1985年製作の映画)

3.5

意味は分からないがなぜか終始観れてしまう映像と音楽の強さがある。

ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋(1984年製作の映画)

4.0

「人口の夜景」に比べてこれはめっちゃ良かった。

昔深夜テレビのすんげーベスト10でジャリズム渡辺がやってたパペットショー観てるみたいな気分になった。

人形の頭から綿がズルズルッと出てくるのが良かっ
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人工の夜景(1979年製作の映画)

3.0

シュワンクマイエルの関連映画として出てきたので短編集を鑑賞。

そしてこれが一つ目でありデビュー作らしい。

世界観はあるのに、これは流石に意味分からなすぎた。。
暗くて地味、動きもほぼない。

意味
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

まずホラーや狂気の怖さを期待したけどあんまり怖くなかった。

終始クレイジージャーニーの何かの回を観ているような気分になった。
(というかクレイジージャーニーを観ているせいで怖さを感じられなかったのか
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

これは難解というよりも、単純に分かりづらい、と言った方が正しいのではないか。

解説を読むとその内容がある程度分かるが解説が別枠で必要なのはなんか違うと思う。

2時間弱の映画としての面白さがあり、な
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幽幻道士(キョンシーズ)(1985年製作の映画)

5.0

小学生の頃、学校の教室でみんなキョンシーごっこをやっていたぐらいにブームだった当時。
子どもだった自分には霊幻道士よりも、子どもたちが大活躍するこの幽幻同士にどハマりし録画しては何度も観た記憶がある。
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

現代版チャッキーとも言える「ミーガン」。

楽しめたけど、予想外の事が起きなかったのと、思ったよりミーガンの動きが滑らかすぎてそこが気になってしまった。。

もっとアンドロイドぽくする事で気持ち悪く出
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.5

2になると大抵は同じ繰り返しで1を超えづらいけど、これはむしろ1を観ているとさらに登場人物たちが好きになるように出来ている。
さらに新キャラもみんなぶっ飛んでいて魅力的。

ずっと観ていたくなる映画を
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

もはやこれは主役2人のキャラをはじめ登場人物全員で行う長尺コント✖️超絶アクションという新しいカテゴリ。
掛け合わせの妙。

主役2人のキャラの違いもめっちゃ良い。
日本映画ならではのチープさが逆作用
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.0

インビジブルゲストに続いてオリオル・パオロ監督2つ目鑑賞。

こっちは若干のホラーテイストあり。

しかし、インビジブルゲスト同様、後半になるにつれ真実が明らかになっていく展開は面白い。

ただ、まど
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

4.0

ミステリらしいミステリ映画。

オチが読めなくもない感じだったのでそこまでの驚きはなかったが、監督の演出が秀逸でテンポも良く終始引き込まれる展開。

久々に本格的なミステリを観た気がしてとても爽快。

きっと全て大丈夫(2006年製作の映画)

-

ドン・ハーツフェルトによるビル3部作の1つ目。

チープなアニメーションと謎の狂気的カットが無作為のように散りばめられひたすらナレーションが早口で喋っている。

ぼんやり見ていたらあっという間に終わっ
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

まず音楽の良さがこの映画全体を支えている。

あと、突然ベン・クウェラー出て来てビックリした。俳優出来るんか。。

最初から最後までこの映画どうやって終わるんだろうという状態が続くも意外にも最後までダ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

特に大きな出来事があるわけでもなく淡々と進むのに最初から最後までダレない。

絶妙にリアリティのある人間関係を描いているので誰しもが自分の一部をこの映画に投影するからかもしれない。

中原くん役の役者
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.5

なんて退屈でヘンな映画なんだろう。
特にこれといって何も起きない。

でもなぜか自分の中に残る映画。

みんなどこかでバグダッドカフェやジャスミンとの出会いを探し求めてるんじゃなかろうか。

知らんけ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

見せ場を作るためのご都合シーンが多く、なんでやねんシーン多数。

ただ、ガンアクションは観てて楽しいので頭空っぽで観るにはこれはこれで良い気もする。

もうちょっとハラハラしたかったかな。。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ジョーダンピールの映画を3つ観ての共通する感想。
・ご都合主義すぎる脚本
・なのにそんな事関係ないと言わんばかりの映像と編集でエンディングまで見せ切る
・間や空気感が絶妙
・多くを語らない割に意外にキ
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