橋口ぐちょぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

橋口ぐちょぶ

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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

絶対にフィクションなのに、現実味がすごい。

最初から最後まで途切れる事ないピリピリとした空気。

素晴らしい映画だった。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

映像はスゴイ、のに肝心の演出やストーリーやキャラクターが稚拙で感情移入は全くもってなかった。
結局、映画の面白さとはキャラクター、つまり人であるって事だと思う。
ただ、映像はスゴイ。

一人っ子の国(2019年製作の映画)

4.0

中国で2015年まであった「一人っ子政策」に振り回された人たちのドキュメンタリー。

誰がこれを始めたとかは出てこない。ふり回された人たちは口を揃えて「仕方がなかった」と話す。

世界を知るために必要
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

エドガーライト監督作。

同監督ならホットファズの方がえぐみ成分多めで好きだが、こちらも負けず劣らず、カット、テンポの小気味良い演出はさすがと感じた。

劇中音楽との絡みが最高。

全体的に綺麗にまと
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.0

自分の限界を突破したいソレと、器以上の行き過ぎた行動が招くソレを実際の事件を通して伝えている。

この映画は他人事ではないと思う。

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.0

十何年ぶりに鑑賞。
ジェームズキャメロンはいかにもハリウッドな脚本演出でコテコテの新喜劇のような安定感である。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.5

矢口監督、久々に会心の一作。

矢口監督映画は、不器用だけど優しい人達の人情が絡むと一気に魅力的になる。

自分が好きな田舎の暮らしというのも相まってこれはまたいつか観たい作品。

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

何度か流し見してたけど、今回初めてちゃんと観た。
んー、面白い。
気になったのは、ヒロインがあんま美人じゃないのにモテモテなのと、バットマンの新作武器とかは誰が作ってんの、とツッコミたくなったとこぐら
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

やっぱりマイケルムーアの映画は安定した面白さ。
ただ、今回のはトランプ政権の危機感を煽る方に終始したためか遠回りな説明感も少なからずあった。
フリントの水質汚染の話は初めて知ったし、事実だとしたらとん
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

面白いは面白いが三谷幸喜ファンとしてはつい過去の三谷脚本作品と比べて見劣りしてしまう。

元々舞台の演出の人だからか、笑いが少し過剰気味な時があって、映画ではむしろそれは必要ない気もする。

後半に向
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いぬやしき(2018年製作の映画)

4.0

原作好きだった事もあり鑑賞。
全く期待してなかったのに、これが面白かった。
そもそもストーリーや設定自体が小難しくない分、映像の力がシンプルに伝わってきたし、そこに特化した事で映画として一点突破してる
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七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

下町ロケットや陸王、半沢直樹のスタッフ制作なだけあって、いつもの泥臭さや過剰な演出は健在。

ただ、ドラマよりも映画という短い尺のため、人物の描写よりもストーリー先行なのは否めない。
それでも最初から
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

誰にでもある哲学的テーマなだけあって刺さる人は多いんじゃないだろうか。
エンターテイメントと哲学をうまく融合した作品だと思う。

7月22日(2018年製作の映画)

3.5

内容としては実話なだけに、とても恐いのと、冒頭のテロシーンは緊迫感があった。ただ、映画としての面白さがこの映画のどこにあるのかは分からなかった。キャストの演技は全員素晴らしかった。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.0

元々舞台原作だからか、個人的には三谷幸喜の映画で一番三谷幸喜らしさを感じるし、一番好きな作品。
おもしろいかというと良く分からない。それでも何年かに一度のペースで思い出しては観ている。
井上順には助演
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

ある程度、全体の展開を予想出来つつ見れてしまったからか、想像していた以上の驚きや感動がなかったからか、映画が終わっても「オモロー!」とはならなかった。のに、家に帰ってから、それから数日経っても何故か場>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

ドライに見れば、そこら辺の高校生が好きな子の気を引くためにバンド作ってメンバー集めて曲とPVを作る、というただそれだけの話。

ただ、大きな波はなくともそんな中でも本人達にとっては一生懸命に考え色々生
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何者(2016年製作の映画)

3.5

三浦大輔監督作品で期待し過ぎた。
ならではの良さはあったけど原作ありきだったか。
微妙な空気の歪みを描くのが上手な監督だけど、演者が有名人すぎてそっちが気になってしまった。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

電気なくなるだけで、あ、たしかにこうなるか、と気づかされる。
ストーリーはあるようでない。でも人が描かれている。
矢口監督作ではひみつの花園の次に好き。

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.5

演出が当時のものとは思えないほど、今見ても新鮮。
前情報一切無しで観るのが吉。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ大掛かりな2時間のコントを観ている気分。
コメディなのにグロいし狂気的なのにそれがまた笑える。
恐怖と笑いは紙一重。
途中、何観させられてるのだろうと不思議な気分になった。
エドガーライト
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

観ながらどの登場人物が裏切り者かを自分も探りながら観るのは楽しかったが、主人公たちがそこまでしてまで色んな事を遂行していく動機はイマイチ理解出来ず。
そういう意味で感情移入しにくかった。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

メルギブソンのアポカリプト以来数年ぶりの監督作て事でかなり期待値上げつつ鑑賞。
前半のほんわかシーンは正直いらない気がしたけど、後半の戦争シーンは目が離せずプライベートライアンを超える圧巻。
メルギブ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

戦争映画はいくつも観てきたが、人間と戦争の距離感をここまでリアルに感じさせられた作品は初めて。世界はシンプルに出来てない。

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.0

隠れた名作てこういうの言うんだろうな、と。
古くて低予算ぽい映画ながら、演出やテンポなどでぐいぐい引き込まれる。
良い意味で今では作れないようなチープ感と少年マンガ感。
おもしろい!

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

タランティーノはいつも同じ事をやっているだけなのにただただ面白い。古谷実作品と同じ感じがする。統一性。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

爺さんの盲目を活かした怖さの演出が良かった。
出来事だけで終わってたので、も少しキャラに味ついてたらさらに映画として良かった気がする。

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.5

どうしても七人の侍と比べてしまう。最近の映画だからかキャラや演出がキレイすぎて逆に伝わって来なかった。
デンゼルワシントンは七人の侍の志村喬のようなリーダーの雰囲気か出ていた。
ヘイリーベネットが良か
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

4.0

観た後コーヒー豆の一粒が愛おしくなる。コーヒーの奥深さをさらに知れる一作。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.0

漫画原作のマンガさをそのまま映像にしてしまった感じ。
映画作品として作って欲しかった。
演出がとにかく嘘くさい上に既視感満載の連続。
映像自体はとても綺麗でかっこいい。