橋口ぐちょぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

橋口ぐちょぶ

橋口ぐちょぶ

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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

1975年作とは思えないクオリティ。

ストーリーは、観光島に人喰いサメが出たからおじさん3人が退治する、というたったそれだけながら映画全体に不穏な空気が常に漂う緊張感。

スピルバーグの演出と、ジョ
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.5

十何年ぶりに見返してみた。

当時映画館まで観に行って前二作が好きだったので期待していたがイマイチピンと来なかった思い出がある。

で、見返してみたけどやはりピンと来ず・・・。
やはりティムバートンじ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

冒頭最初にWindowsのデスクトップが登場したとこから引き込まれる。

いつも見ているパソコン画面の中で巻き起こる騒動は現実とフィクションの境を曖昧にする。

次々に新展開で畳み込む脚本も素晴らしい
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あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

5.0

北野武映画はこれがいまだこれが最高峰と思うくらい思い入れがある作品。

なんてことはない日常を描くノンバイオレンス。

美しい映画。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

色々ツッコミどころが多くそれが邪魔して邪推するような見方しか出来ず終わったけど楽しめた。

みんな良い人たち。
石原さとみだけがよく分からない。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

映像体験だけでも観る価値アリ。

リアルとCGの境目が全くわからないし、水表現どこまでCGなのかも分からない。

つまり、相対的に人物や生物たちが本当に存在しているもののように見えてくる。

1日経っ
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おじさんに気をつけろ!(1989年製作の映画)

3.5

ホームアローンの脚本家ジョンヒューズ監督脚本作品を追ってみたく鑑賞。

邦画タイトルは「おじさんに気をつけろ!」で昔の映画らしくての良いとも思うが、原題は「バック叔父さん」。

まさにその原題通りな、
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.5

やっぱジェームズキャメロンが作るSFモノは「映画観てる・・・!」という10代の頃の映画思春期を思い出させてくれて最高だった。

序盤に街並みとそこを行き交う人たちのシーンが流れた時にもうこの映画の90
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.0

スタンドバイミーやET、ストレンジャーシングスと比較されそうな、いや、される事を見越してのインスパイア感あふれる80年代雰囲気。

ヌルッと始まってヌルッとした雰囲気の中でヌルッと終わる。

特に印象
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.5

公開当時、映画館で初の3D体験をし、さらに内容も最高だったこともあり、その後何度か自宅で観ていた映画。

まさかの10年振り続編が上映されると知り、その記念版として本作リマスター版がまたも映画館で、し
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

久々に、何も考えず何も残らずただただ気楽に楽しめる映画を観たような気がする。

エンタメ満点の音楽と高揚感が全て。

ストーリーはあって無いようなぐらいのベタ具合だがむしろそれで良い・・・!
中途半端
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三銃士(1993年製作の映画)

3.5

懐かしくて十数年ぶりに観た。

昔のディズニー配給のこういうアナログテイストあふれる作品は、CG技術が発展してしまった今後もう作られることはないだろう。

この時代にしか作れない全体に漂う映画館の空気
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

登場人物全員、人間ぽさが出ていた。
観ている最中はなんだか心地が良かった。

ウチは母親がとある宗教の熱心な信者だったので物心ついた頃から、この映画に出て来るような集会にも付いて行ってたし、周りの信者
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

10年以上ぶりに再観賞。

当時観た時は自分も若くあまりピンと来なかった。

今見ると観え方が違った。

年を取っていつのまにかNOと口走る大人になってしまっているということだろうか?

話は極端だし
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

シュワルツェネッガーのプレデター以来のこのシリーズを観賞。

予告編の時点で好きなネイティブアメリカン住民モノとプレデターの組み合わせという事でちとハードル上げすぎだった。

もちろんのことプレデター
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.0

高校生か中学生くらいの頃に金曜ロードショーでたまたま観て、結果釘付けになってラストまで観た思い出。

ケヴィンベーコンもこの頃から知るようになる。

後にシリーズ化されていることを知り2を観るも、ほぼ
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

設定がまず面白いのでただそれでどうやって1時間半ストーリーを持たせるのだろう?と気になりつつ鑑賞。

なんだかんだ最初から最後まで特にダレることなく見終えた。

ただ、最終的なオチが妙に現実的な感じだ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

元は韓国映画「ブラインド」のリメイク作。

盲目の元警察官、吉岡里帆が猟奇的犯人の目撃者となることから巻き込まれていく。

韓国サスペンス映画の日本リメイクはあんまり上手くいってるイメージなかったがこ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

ドクター・ストレンジシリーズ、相変わらずの凄まじい映像クオリティなんだけどここ最近の「映像革命!」的なものはもはや見慣れてくると新しい刺激もそんなにない上に、ストーリーも動悸がなんだか幼稚でイマイチ感>>続きを読む

GANTZ:O(2016年製作の映画)

4.5

いやー、すごい。

映像クオリティハンパない。
世界レベル。

キャラの造形、質感も含めて最高レベル。

GANTZだから話はあって無いようなもんだけど、あの漫画GANTZの世界観を完全に動く映像とし
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メタルヘッド(2010年製作の映画)

4.5

はっきり言って意味が分からない映画。
意味は分からないが何かを得ることがこの映画からは出来る。

そもそも説明できることなんてたかが知れている。

説明つかない人間の持つ不条理さをこの映画は自分で見つ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

良くも悪くも今の映画という感じで。
コメディにちょっと真剣なテーマを入れて、見やすいつくりだけど、結局やっぱり複雑になってる、みたいな。

モブキャラも自由に生きていい。
(と同じように自分達も・・・
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空白(2021年製作の映画)

4.5

やっぱり吉田圭輔は天才。

不器用な人間を描かせたら世界で一番なんじゃないか。

娘役の子の演技や雰囲気がとても良くてこの世界にリアリティを生んでいる。

エンドクレジットが流れるまでずっと不安定な気
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ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

4.5

インドネシア大虐殺の加害者側に取材した「アクトオブキリング」に続く続編「ルックオブサイレンス」。
今回は兄を殺された被害者が加害者に過去の行いについて取材するという核心にさらに迫っている。

内容も衝
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

アンドリューガーフィールドの寿司屋の大将みたいな髪型は好き。

敵の魅力がも一つ。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

歴代スパイダーマンも観た上での鑑賞。

やりたいことはわかるし、ファンを喜ばせたいための作品というのも理解できる。

が、新しい敵が出るわけでもなく、かつての敵もせっかくの過去作での悪行が薄まるほど普
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

昔観た気がするけどほとんど覚えてないので初見のような気持ちで観れたが、まあ大体予想通りの感想。
1と2に比べるとアクションはすごくなってるけど、物語がもう一つ。
MJもただのワガママ奔放で好きになれな
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

今回のはDr.オクトパスが全てって感じで。相変わらず観ていて楽しい。
あと、新聞社の編集長は最高にハマり役。
最後自分で倒さんのかいっていう締まりの悪さはあるけど何も考えず観ていてただ楽しいのも映画ら
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

監督がサムライミだけにちょいチープなホラー味演出あってそれがまた良い。背後からの爆発多すぎとか。
現代の洗練されすぎた映画にはない良さがある。

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

師匠と弟子。

師匠と呼べる存在がいるだけで死ぬまで孤独ではなくなるのかもしれない。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

小川淳也は良い奴だ、そんな奴でも選挙で支持は集めれないし、大臣になって正義を遂行する事は出来ない、ただただ真っ直ぐなだけでは政治は出来ないし、人を振り向かせる事は出来ない、とでも言いたげな監督からのメ>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

アクションシーンの迫力に印象持ってかれがちだけど、それ以外のストーリーや演出がなんともチープ。

キルビルとかキングスマンみたいにしたかったのだろうか?

主演のキムダミはじめせっかくみんな演技うまい
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

どこから実写でどこからCGか分からないぐらいのど迫力アクションは観ていてそれだけで楽しい。

合間合間のキャラの恋模様や、やるかやられるかの戦闘中にいうジョークはせっかくの緊張感がダレるので無くて良か
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画の良いところは脚本や演出しかり、しっかりと大御所ハリウッドクラスのエンタメ要素を踏襲しているところにあるような気がする。

この映画もしかり。オープニングから、エンディングまでエンタメでしっか
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

それぞれキャラが立ってて、造形もよく、特にマンドレイクは個人的にツボなキャラだった。

キャラクター達が良いだけに、ストーリーの突拍子の無さが目立つ気がする。

ポップな世界観だけに、映画的カタルシス
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

役所広司演じるガミさんのキャラが立ちまくり。

松坂桃李の新人刑事との対比が終盤しっかり結実に向かう様は観ていて気持ちいい。

これは確かに2も話題になるのが分かる。
しっかり面白い日本映画。