hanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.3

1作目の公開から20周年ということで、全作を鑑賞することに。

イントロダクションだった「賢者の石」から続く本作は、「秘密の部屋」の謎解きを軸にアドベンチャー感満載で描いている。

前作と比べると、ハ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

本作の公開から20周年の今年。
久しぶりに鑑賞することに。

長く続くシリーズの1作目とあって、主人公のハリーポッターと彼を取り巻く魔法使いたちの紹介から関係性までを提示したイントロダクションのような
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

ダニエル・クレイグ主演のボンドシリーズのラスト作。監督がダニー・ボイルからキャリー・ジョージ・フクナガに途中交代する、公開が何度も延期される等兎に角話題が尽きなかった。

実際観賞してみると、2年近く
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.5

ダニエル・クレイグ主演のボンドシリーズの1作目。

最初の1時間は自己紹介のようにボンドの有能ぶりがアクションで表現されていて、特に飛行場のシーンは、映画館で観て圧倒されたことを覚えている。

モンテ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.3

トマス・ヴィンターベア監督作。

10代の娘さんがデンマークにおける未成年飲酒率の高さを言及したことから脚本のヒントを得て製作をスタートさせた監督。しかし、撮影前の不運な事故により大切な娘の命が奪われ
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.0

試写会で観賞。

ある家族とその友人の長きに渡る関係性を描いたハートフルストーリー。

家族に訪れる一大事。「大変な時に側にいてくれるのが、本当の親友だ。」という名言に説得力を齎すような友人のサポート
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグ主演のボンドシリーズ4作目。

冒頭のアクションシーンからテーマ曲が流れるまでの過程が痺れる程クール。莫大な予算を注ぎ込んだであろう欧州の美しい風景の中繰り広げられるアクションシーン
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

サム・メンデスが祖父の実体験を基に脚本を書き上げ、ワンカットに拘り抜いて作り上げた渾身作。

従来の戦争映画とは離れた二人の兵士のサバイバル戦になっていて、その臨場感溢れるスリルな演出からノーラン監督
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

ロマンス編が面白かったので鑑賞。
今回のターゲットはシンガポール在住の裕福な一族。別世界のような派手な暮らしに感嘆しながら、ダー子達の奇想天外な計画を見守る2時間だった。

今回は、ダー子達の不可能を
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.8

昨年末にネトフリで「鬼滅の刃」を一気見してから本作観賞のため直ぐに映画館に駆け込んだ。登場人物の死闘ぶりに胸が熱くなって、エンドロールで涙して、気が付くとファンになっていた。そんな人は多いはず。

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ラブストーリーズ コナーの涙(2013年製作の映画)

4.0

「エリナーの愛情」を観てから本作を観ることをお勧めしたい。

時間軸は両作一緒で、エリナー編で曖昧だった描写は、このコナー編を観ることで靄が晴れるように明白になる。
夫婦関係の修復を望むコナーと拒むエ
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ラブストーリーズ エリナーの愛情(2014年製作の映画)

4.0

ネッド・ベンソン監督作。子供を亡くした夫婦が哀しみを抱えながら日常、そして自分自身を少しずつ取り戻していく。
「エリナーの愛情」は妻のエリナー、「コナーの涙」は夫のコナーの視点でストーリーが展開されて
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督作。

1996年のアトランタ五輪開催真っ只中に起きた爆破テロ。爆弾の第一発見者だった警備員リチャード・ジュエルは英雄から一転、警察やメディアから嫌疑をかけられる。

警察
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

障害者支援のキャンプでダウン症のザックと出会った本作の監督が、映画スターになりたいザックの夢を叶えようと脚本を書き始め、赤字覚悟で完成させた渾身作。

高齢者施設で生活するダウン症のザックは、TVに映
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.8

トニー賞を総なめした年からずっと観たかった「In the heights」。NYのワシントンハイツに住むラテン系移民の人々が忙しい毎日を送りながら夢を追い続ける日々を描いた傑作ミュージカルの映画版。>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.0

メリッサ・マッカーシーのファンになる映画。アクションの迫力が凄くて爽快感半端ない。これは映画館で観たかった。

ジェームズ・ボンドを彷彿とさせる本格的なアクションで始まる冒頭シーン。ジュード・ロウは次
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.5

心揺さぶられる感動作。
脚本、演出、音楽、役者の演技全てが素晴らしい。

ある事件の目撃者になった自閉症のジウ。
被告側の弁護士は、事件の重要参考人として法廷で証言させるために、彼女と交流を始める。
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50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ファティ・アキン監督が描く青春ロードムービー。

主人公のマイクと不良のチック。学校では変わり者扱いの二人が、夏休みに生涯忘れられない旅に出る。日頃のストレスから解放されこの上ない自由を謳歌する二人を
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ファイ 悪魔に育てられた少年(2013年製作の映画)

4.0

容赦のないバイオレンスとアクションから一時も目が離せず、心理スリラーに心が掻き乱されるような衝撃を受けた。

警官の便利屋として凶悪犯罪を繰り返すアウトローな父親たちに育てられたファイ。少年から大人へ
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.9

ジョナサン・レヴィン監督の「50/50」が傑作だったので、本作を鑑賞。シャーリーズ・セロンとセス・ローゲンの異色コンビが繰り広げるラブコメ。

美人で有能な国務長官と冴えない専属ジャーナリストが恋に落
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

4.0

ジェームズ・アイボリーの「モーリス」が傑作だったので、いつか観たいと思っていた作品。主人公が旅先フィレンツェで運命的な出会いをする所から始まるラブストーリー。

冒頭から目に入る美し過ぎる映像と音楽は
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

4.3

ダルデンヌ兄弟がパルムドールを初受賞した作品。

貧困という厳しい現実から打破しようと模索するロゼッタの物語。彼女の内なる怒り、哀しみ、悔しさに後押しされた行動が、観る者の心を激しく揺り動かしていく。
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バレエ学校に通うララは心優しく美しい少女。性同一性障害の彼女は、家族に支えられながら念願の性転換手術に向けてホルモン治療に励む日々を送る。

ララを見てると、ただでさえ悩みの多い年頃にホルモン治療で身
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エスター(2009年製作の映画)

4.3

中毒性があって何度も観たくなる。
上質なミステリーを読んでるかのように明かされていく真実への道筋が個人的に凄く好み。名役者たちの緊迫感のある演技合戦も申し分ない。

エスターの冷静沈着さと奇怪な言動を
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