へちょりーのさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.9

2012年に公開された韓国映画のリメイク。
殺人に対する公訴時効の廃止を絡ませた、社会派サスペンスに仕上がっている。

藤原竜也の演技力が引き立ちすぎて、他の役者さんが影をひそめるかと思いきや。
仲村
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

SNSで一気に話題となった作品。
「ONE CUT OF THE DEAD」

その名の通り、序盤からワンカットで進んでいくB級ゾンビ映画。
…のはずが!?

ネタバレやあらすじなどを見ずにぜひ見ても
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散り椿(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりに劇場で鑑賞した侍映画。
藩の不祥事を追求して藩を追われた主人公・新兵衛が、亡くなった妻・篠の想いを抱え、故郷の扇野藩へ戻り旧友と会い交える物語。

序盤から若殿が江戸から扇野藩へ戻るまでは、
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭9にて鑑賞。
トム・クルーズの出世作として有名な作品。
何よりもアメリカ海軍が全面協力しているため「F-14戦闘機」のシーンがどれもめちゃくちゃカッコ良い。
映画の内容はよくある「友情
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.1

何気ない気持ちで鑑賞しに行ったら、しっかりと考えさせられる作品だった。

中東レバノンが舞台。
首都ベイルートで暮らすキリスト教徒と、工事現場監督のムスリム(パレスチナ難民)という2人の男が主人公。
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.7

原田眞人×雫井脩介、どちらも好きな監督と原作のタッグということもあり期待値高め、結末がもやっとするだろうと予想を胸に劇場へ。

何が正義なのか。
その正義は誰のためのものか。

その問題定義を視聴側へ
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.0

映画館でも公開中にみた作品を再度鑑賞。
「ジュラシック・パーク」から変わらないテーマソングが流れた時のどきどきワクワク感はいくつになっても堪らない。
映像の進化もあり、ぐっと見入ってしまうシーンも多々
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.4

イギリスの作ったソビエトのブラックジョーグ映画。
ソビエトの人々が英語で会話をしているのがなんとも滑稽だけど、作品上そこは目を伏せて。笑
それでもやっぱりある程度英語のリスニングができた方が、この手の
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.7

午前十時の映画祭9にて鑑賞。
ゲヴィン・コスナーがカッコよすぎると、ホイットニー・ヒューストンの歌がずば抜けて良くてめっちゃくちゃ印象に残る作品。

ストーリー展開はよくあるスターとボディーガード(守
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シャーク・テイル(2004年製作の映画)

3.0

気軽に見られる作品としては良い作品と思う。
テンポ感もよく、何よりも曲が耳に残る作品。
声優陣はオリジナルも、吹替もどちらも豪華。
そしてキャスティングもばっちり!なので、そこもこの作品の見所だろうか
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭9にて鑑賞。
ミュージカル映画の真髄といっても過言ではない作品。
雨の中で歌われる「Singing in The Rain」がすごく耳に残るし、そのシーンが有名だけれど、他にも見所が満
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.1

前評判が低かったので期待せず観に行ったら、案外楽しめたシリーズだった。

ハン・ソロの名前の由来、チューバッカやミレニアム・ファルコン号との出会い等、これまでのSTAR WARSシリーズでのハン・ソロ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

午前十時の映画祭9にて鑑賞。
初めての黒澤作品。やっと鑑賞しようと覚悟を決めた。

「圧巻」の一言に尽きると思う。
映像の撮り方、脚本の綿密さ、俳優の一人一人の個性。
挙げたらキリがないぐらい、黒澤作
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

見初めから「万引き」に対する背徳感からか、胸が引き締められる思いが続く。

一見、家族に見える6人に芽生える「絆」に違和感を感じるも、それがすごく愛おしく感じてくるところに、是枝作品の「家族感」を感じ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

大好きなブレイク・ライヴリーが出ていたので鑑賞。

人食いザメが出てくる映画のB級映画感を予想していたものの、良い意味で裏切ってくれる作品。
サメの恐怖感がすごく伝わる描き方と、何よりも海とブレイクが
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

重厚・荘厳な作品だった。
ポール・ゲティとは何者なのか、知らなくても楽しめる作品。

どこまでが実話ベースで、どこからがフィクションなのかわかりにくさはあるものの、もっとポール・ゲティにスポットを当て
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

北野武監督作品「アウトレイジ」に対する、東映のアンサーはこれだ。

作者:柚月裕子さんが「仁義なき戦い」
の大ファンを公言していることから、東映での製作が仁義ファンとしてはまず胸熱。
そして仁義ファン
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.4

帰ってきた自己中なおしゃべり野郎。
前作の大ヒットもあり予算増がまじまじとわかる内容。
やっぱりヒットするって大きい。笑

1よりも2が見応えも、面白さもグレードアップしている気がしました。
ひとこと
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭9にて鑑賞。
以前から気になっており、劇場で鑑賞できることもありこのタイミングでの鑑賞。

とりあえず朝10時から見るには重たい。
(かといって、夜見ても重たい作品ではあるのだが。)
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

スティーブン・スピルバーグの日本大好き!が詰め込まれた140分。
間違いなく劇場で、なおかつ3Dで鑑賞した方がこの作品に入り込めるでしょう。(MX4Dにて鑑賞)

現代映像技術はここまで進化しているこ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.7

最高のエンターテインメントはコレだ。
P.T.バーナムの人生を、夢を追う感動ミュージカルとして描く作品。

映画の内容よりも、 各シーンを彩る「音楽」が印象に強く残ってしまう。
だけど、見終わった後に
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.9

ある種、金字塔を打ち立てた芸術作品といっても過言ではないと思う。

主人公アレックスの視点から、暴力とセックスなどの欲望と、ルールに管理された社会とのジレンマを描いた風刺的作品。
SFのような衣装やセ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.8

冷戦崩壊間際の東ドイツが舞台の作品。
シュタージと呼ばれる国家保安省のヴィースラー大尉が、反体制の疑いがある劇作家ドライマンと同棲する舞台女優クリスタを監視し始めるも、彼らの生活に触れていくことで心境
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マスク・オブ・ゾロ(1998年製作の映画)

3.2

ただひたすらにアントニオ・バンデラス演じるゾロがセクシーで強い。
初代ゾロの娘エレナとの勝負も、ドレスを破って打ち負かすところもまた◎
ストーリーも難しくはないので、さくっと見るにはちょうど良い映画。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.9

賛否が分かれてしまう仕上がりだと思った。
「繋ぎ」だけの作品とは思いたくないけど、EpisodeⅨによって大きくこの作品の評価と立ち位置が変わってしまう気がする。

これまでのSTAWARSシリーズに
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JSA(2000年製作の映画)

4.1

JSA(Joint Security Area)でふとしたきっかけから友情が生まれた韓国軍(国連軍)兵士と朝鮮人民軍の顛末を描いた作品。

今度、JSAへ足を運ぶことになりそうなので、軽い気持ちで見た
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靖国 YASUKUNI(2007年製作の映画)

-

「問題作」「上映中止となった話題作」
この謳い文句が気になって手にして見ました。

そんな生易しいものではなかった。
ナレーションがないため補足説明等の情報が欲しい場面も多く、靖国問題を知らない人から
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キャロル(2015年製作の映画)

3.2

すごく美しい女性2人の禁断の恋の話。
「アカデミー賞最有力!!」の文字にひかれまんまと手に取ってしまった。

なんというか、一言でいうと「重たい」。
正解がなくどちらの道を選択してもいばらの道のキャロ
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三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011年製作の映画)

2.5

テレビでやっていたのをたまたま見ていたけど、全然話が頭に残らない作品。
大好きなミラ・ジョボヴィッチが出てたので、見てみたものの…。
ラストシーンももっとひねっても良かったのではないだろうか。

ソルト(2010年製作の映画)

3.8

久しぶりにテレビで鑑賞。

アクション映画としての見応えは十分。
やっぱりソルトのアンジーはカッコ良い。
セクシーでありながら、あれだけのアクションをされるとグッと引き込まれる。

ただ、元々3部作の
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

青春と恋がテーマの作品。
音楽仲間からの評価が高く、気になっていた作品。

気になっている女の子を振り向かせようと、冴えなかった主人公が一念発起し、兄貴のアドバイスやらをもらいながら、その子を振り向か
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.6

ディカプリオが悲観の主演男優賞を受賞した作品。
アメリカ西部開拓時代、毛皮の罠猟師が熊に襲われ重傷を負い、更に仲間に裏切られ息子を失い、アメリカン・インディアンに追われながら、裏切った仲間を追う。
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ルーム(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「部屋(ルーム)」と呼ばれるセキュリティー付きで窓のない部屋(小屋)で監禁されていた親子が、脱出を試み「外の世界」で普通の日常生活を取り戻していくストーリー。

脱出するシーンもなかなかドキドキするも
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.3

2016年のアカデミー賞作品賞受賞作品。
「ブリッジ・オブ・スパイ」や「マッドマックス」を抑えての受賞だったので、気になっていた作品の1つ。

ストーリーは実話。
「ボストン・グローブ」紙の"スポット
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.9

キャプテン・アメリカシリーズの3作目。
タイトルに"Civil War"とあるように、アヴェンジャーズ内での内紛が本作のストーリーの大骨。

アヴェンジャーズシリーズかな?と勘違いしてしまうぐらい、ほ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.7

マーベル・シネマティック・ユニバースの1つで、フェーズ2を締めくくるアントマン。

どうアヴェンジャーズと絡んで来るのかと思えば、ぐいぐいくる。
落ちこぼれの主人公、失った家族や助けてくれた仲間(恩人
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