へちょりーのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

へちょりーの

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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

「バラララララララ。」

暖かい涙が止まらない。
原作はあのMARVEL。MARVEL内でも当時人気がなかったため、スタッフですら忘れられていたと言う。
データベースから見つけてくれたドン・ホール、あ
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.1

スタジオジブリで学んできた米林宏昌監督と、西村義昭プロデューサーが立ち上げたスタジオポノックの初長編アニメ作品。
製作陣の8割がジブリに関わっていた人たちが作っていたことから、かなりジブリ色の強い作品
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.2

「ジェイソン・ステイサムvsメガロドン」という構図の作品。笑

いろいろと突っ込みどころ満載の設定はあるが、
夏の休日の昼間に見たくなる痛快海上アクション。
設定がガバガバだったりするのだけれど、それ
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

タイムリープ系の話。
そもそも岩井俊二の作品は人を選ぶから、アニメにしても岩井俊二臭は消えないしやはり灰汁は強かった。
世にも奇妙な物語のようなショートドラマを無理くり90分に伸ばした感じは否めず、結
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.7

ディム・バートンとジョニー・デップの物語はここから始まる。
純真無垢な心を持つ人造人間エドワードと化粧品セールスのペグの娘キムとの交流を描いたファンタジー映画。

エドワードの瞳がすごく美しく、また虚
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.2

USJで先にショーを観てからの鑑賞。
めちゃくちゃ面白い!というわけではなく、完全にUSJでショーを観た思い出補正で最後まで楽しめた感は否めない。

ストーリー展開は特出してることは無く、良くある起承
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.6

「君に生きるのを手伝ってほしい」

漫画原作は未読で鑑賞。
ずっと涙が止まらない作品だった。
これは感動どうこうではなく、きっと幼少・少年期に似たような経験があったこと・どの登場人物の気持ちが痛いくら
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.3

大晦日の夜22時から年が明けるまでの2時間に、ホテル・アバンティで起こる人間模様を描いた、グランドホテル方式のコメディ。

このグランドホテル方式が楽しめる方でないと、本作は楽しめない。
数人のキャラ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.4

「ジュラシック・ワールド」から3年。
正直コリン・トレヴォロウがそのままメガホンを取って撮影した方が、いい出来だったんじゃないかと思ってしまった。
(スターウォーズとの日程の兼ね合いだったのだろうが、
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.6

20年前にこれだけのクオリティのCGアニメが作れたことに未だに驚いてしまう。

前作から大幅にスケールアップした本作。
正直、話が大きく広がりすぎて、僕にはあまり刺さらなかった。

それでもやっぱりウ
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スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)

3.8

Disney+独占配信作品。
全編通してすごく楽しめた作品だった。

ウィル・スミスも、トム・ホランドも、そしてベン・メンデルスゾーンも、皆そのまま彼らがキャラクターになったような見た目と個性があり、
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劇場(2020年製作の映画)

4.3

原作は未読。
夢を描いて生きて者や、それを支えてきた人には台詞や主人公たちの想いが、必ず突き刺さる。
恋愛映画というより、一種のドキュメンタリー映画を見ているような感覚に陥る。
それぐらい夢を追って生
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.1

ドラマ未鑑賞のまま鑑賞。
この作品、とにかく脚本がすごい。
コンフィデンスマン達が如何に相手を信用させ、騙して目的を果たすか。
序盤は安いドラマに感じてしまったものの、気付けば終盤。ぐいぐいと引き込ま
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.8

原作未読で観賞。
バブル末期に作られた作品ということで、非常にお金がかけられている細やかな作りになっている。
むしろこの時期に映画化されていなかったら、きっと映画化されてもしょぼいものになっていただろ
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.8

三谷幸喜の映画愛がたくさん詰め込まれている。
舞台となっている守加護の街も、人々も皆どこかで見覚えあるよな気がする作りになっている。

作品中に出てくる架空の映画の出演者も非常に豪華。
ちょい役にもか
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.0

前半と後半で大きくカラーの変わる作品。
前半は亡くなった者が残された家族を暖かく見守る心温まるストーリー。
後半は完全に白組のVFXフル稼働のファンタジー。

全編通して描かれているのは”家族愛”。
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.2

痛快ミュージカルコメディー!
最初から最後まであっという間だった。
それぐらい笑っぱなし。
ストーリーもしっかりとしており、最後のシーンではグッときて涙が溢れてしまった。
さすがミュージカル映画、ミュ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

ジョブスPixarの伝説の始まり。
ディズニーとの共同制作で世界初の長編フルCGアニメーション映画となったこの作品。
大人から子どもまで素直に楽しめて感動できる作品に違いない。

いつ見ても、ウッディ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.2

「日本の怪獣・特撮映画の原点がここにある。」

海底の洞窟に潜んでいたジュラ紀の怪獣「ゴジラ」が度重なる水爆実験で安住の地を追われ、東京に上陸、破壊の限りを尽くすと言うストーリー。

これが制作された
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.3

何故か今まで生きてきた中でこの作品だけ見る機会を失っていた。
それまで子ども向けの作品を多く手がけてきた宮崎駿が、初めて大人向けに制作した作品が紅の豚。

時代は第一次世界大戦後から第二次世界大戦に突
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.3

この映画は何といっても「音楽」と「ダンス」の斬新が売り。
80年代のPOPシーンにブレイクダンスとテクノで切り込んでいく。
この時代の女性の権利拡張を唱えた象徴的な作品でもある。

見所は何といっても
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キングダム(2019年製作の映画)

3.8

原作未読のまま鑑賞。
正直に書くと「思っていたよりも良かった」作品だった。

漫画の実写化ほどプレッシャーなものはないと思う。
それが特に人気のある作品であればあるほど。
漫画の実写化に何度も挑戦され
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コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.4

スタジオジブリ作品の中で、宮崎吾朗氏が監督を担当した作品。
こういう言い方は良くないのもわかっていますが、やはり創始者は偉大だ。

脚本で宮崎駿氏が参加しているため、ストーリーは非常に美しく、親子愛や
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.3

「モンスターバース」シリーズ第二弾。
今作はレジェンダリー・ピクチャーズとテンセント・ピクチャーズのタッグ。

序盤からキングコング登場!
出てくる登場人物や設定の回収の甘さが目立つものの、純粋に怪獣
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

「モンスターバース」シリーズ第一弾。
今作は東宝とレジェンダリー・ピクチャーズがタッグを組んでいる。

これまでのハリウッド版ゴジラと大きく違うのは、ゴジラのフォルムと描き方。
やはり東宝が制作に入っ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

Part3は大昔(1885年)へのタイムトリップ。
1885年は西部開拓時代終盤。
カウボーイやインディアンの出てくる世界に心躍らされる。

Part3はこれまで以上に心に響いてくる名言が盛り沢山。
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.4

Part2は未来(2015年)へのタイムトラベル。
作品が制作された1989年に26年後の未来を描かれていて、2020年の今その世界を堪能できていることが素晴らしく思う。
(作品の中で描かれている20
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スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ(2008年製作の映画)

3.6

EpisodeⅡ・Ⅲの間を繋ぐストーリー。
ⅡとⅢの間に起こった「クローン戦争」が題材。

この作品だけで完結せず、3Dアニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」を観ることで補完されるためなかなか
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.9

松本清張の同名小説の映画作品。
映画の制作は2度目。
ドラマでは何度もリメイクされている不朽の名作。

戦後の昭和の重たい空気感と、冬の石川の冷たい雰囲気が全編を通してしっかりと描かれている。
過去の
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

マーティ!ドク!
この名コンビによる青春アクションSF映画。

大人になってからしっかりと初めて見返したのだが、新たな発見がたくさんあるのが良い映画の証だと思う。
男の子が好きなドキドキワクワクがここ
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アジアンタムブルー(2006年製作の映画)

2.2

原作本を先に読了、かなり感動した作品の同名映画。
原作が良かった分、期待大。

が、これがイケなかった。
正直、すごく残念。
原作を脚本と監督が生かしきれなかった感がすごく否めない。
ただ、ニースの風
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ハワイアン・バケーション / Hawaiian Vacation(2011年製作の映画)

3.8

トイ・ストーリー3の後のお話。

ボニーがハワイ旅行へ。
それに便乗しようとしたケンとバービーの物語。

短編(6分)だからこそのテンポ感がすごく心地良い。
そしてこの6分間にキャラ等の個性が最大限詰
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで観たら、しっかりと感動させられた。
やっぱりディズニーは愛に溢れた作品が素晴らしい。

主人公の少年モーグリ以外は全てCG。
これがめちゃくちゃ見応えあり、素晴らしい。
動き・仕草・咆哮、
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

「生きろ」
このテーマがこの作品の全てだと僕は思う。

子どもの頃から何度か見てきた作品。
小さい頃は久石譲の紡ぎ出す壮大な音楽に心惹かれ、アシタカとサンの物語として楽しんだ。

それから23年。
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

2019年の話題作の1つ。
ストーリーは特筆する点はないものの、気軽に流し見できる作品。
子どもと一緒に見るのにちょうど良いと思う。

CGで1体1体のポケモンたちがしっかりと特徴を捉えて、実写映像化
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

フェーズ3の最後を飾る今作品。
あの壮大な"エンドゲーム"の後に公開だから、制作側もかなりのプレッシャーがあったかもしれないが、そんなことは杞憂だった。

エンドゲーム後の世界の話。
やはりエンドゲー
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