075Tさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.5

関東以外の人にもこの面白さ伝わるんかな。細かいところにいちいち笑った。中央区、新宿区と肩を並べてB組に滑り込んでくる横浜にひょうちゃんの闇を感じた。都会指数高いの海の方だけだし。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

5.0

主演の二人とも最高だし、早口とカタコトと茨城弁のリズムと掛け合いが楽しいし、劇場内では脳内がウンギョン並のテンションだったんだけど、そんなこんなしてる間に個人的な心の闇を引っ掻き回されてたもんだから、>>続きを読む

暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前半部分の「ビリーと一緒に初めてのタイの牢獄体験!」は、もう笑っちゃうレベルで酷かった。ボクサー少年も言ってたけど、ほんと気の毒としか言いようがない。あとHIVも確かに御免だけど、あんな衛生的にあれな>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

5.0

ドビュッシーの月の光からの連弾が神々し過ぎて、わたしの頭がどうかしてるのかも知れないけど、なんかもう上質なセックスを見せられているようで、本当にただただ素敵だった。
最後、亜夜の演奏シーンはあまりに畏
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紙の月(2014年製作の映画)

4.0

惨めな人に高ーい位置から憐れみを施して有難がられるのめっちゃ気持ちいい〜!って感覚、悪趣味だなと思いつつも自分にもあるところだからよくわかる。偽物だろうと人の金だろうと構いやしねーぜってレベルまで登り>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

2.0

これみよがしの音楽挿入はだいぶ構えてたからそんなにダメージは受けなかったけど、新海誠の描くお姉さんが今回もやっぱりかなり気持ち悪かった。拗らせた自身の女性像を観客を巻き込んで癒やしてくの、この人いつま>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.0

優香と松田龍平とのろろ様から目が離せなかった。にしても錦戸くんみたいな超ウルトライケメンさえもこれでもかとダサく変身させてしまうんだから、公務員スーツの人から魅力をこそげ取る力って凄すぎるわ。

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

かつての自分を見ているようで心がヒリヒリした。わたしの彼は音楽じゃなくて演劇だったけど。あの渦中にいるときだったらとてもこんな作品見れたもんじゃないやと思うけど、今となってはなんかまぁざっくりよい思い>>続きを読む

神様はバリにいる(2014年製作の映画)

3.0

これまでどんよりしてる尾野真千子さんしかみたことなかったから、兄貴と出会ってからみるみる崩れていく彼女の演技に最初は違和感を覚えたけど、途中から楽しくなってぜんぜん気にならなくなった。
その一方で、S
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

面白い家だった。ぶっちゃけ住みづらそうだけど。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

現実味半端なかった。これを観た翌朝に朝日・東京のハンセン病誤報。安倍のドヤ会見。田中哲司の顔が脳裏に浮かんだ。吉岡さんはカタコトのともさかりえ。官僚妻のしおらしさが鼻についたが、松坂桃李はこれから忙し>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

5.0

すごいものをみせつけられた。鑑賞して数日経った今でも余韻の中に浸かってる。まだしばらくは言葉にできなそう。

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

家でまったりDVDなんかで観たら確実に寝ちゃうから絶対に映画館で観なきゃだめ。

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ハンナ…家族も友達も恋人も、彼女と関わる人が誰も登場してこないし、彼女の孤独っぷりが気になった。だけどセックスはこなれたもんで、そつなく15歳の筆下ろしの手ほどきをする始末。しかも浮かれることなく淡々>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

シネコヤにて。
長かった。まず、「長くなるけど」って確かに前置きはしてたけどにしても長いパワンの自分語りの最中に、あゝこの映画はまじで長くなりそうだな…と覚悟した(もうそっちの話で別の1本撮れそうな勢
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ぼくの美しい人だから(1990年製作の映画)

5.0

辛い経験を機に強くなるとか、より他者を思いやれるようになるとか、なんかしらの突然変異が起こって人は急速にパワーアップできるわけじゃなくて、きっかけや発見があって、どんだけ自分の気持ちと真摯に向き合うか>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

超よかった。わーもー大好き。いやぁ、渡辺大知に勝手にふるえた。前半の激うざキャラ時代はほんと消えて欲しいと思ったけど、「普通は怯むんだろうけど、ヨシカを見つけた俺ってかなり冴えてると思うから…」以降の>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.0

湯浅節炸裂。ただ結果的にハッピーエンドだったけれど、田舎のとんちんかんな地方創生とか、人間様のご都合主義とか排他主義とか、うげーってなりながら観てた。湯浅さんでよかった。

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

小汚いゲス福山に最後まで慣れなかった。あまりにわざとらしくて。あとまたポリアモリー要素盛り込んできたけど、大根さんって布教活動でもしてるのかな?でもそれ以外はよかった。特に滝藤賢一さん。。。初めて好き>>続きを読む

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

英語のナレーションと字幕に違和感。個人的にはKAGAMIについてもう少し触れて欲しかったし、伊集院光とシノラー、牛尾憲輔のインタビューも見たかった。いずれにせよまたprimeで観れる日が来ますように。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.0

リリーさんと、天海祐希と、安藤サクラはとてもよかった。水原希子は動かなくっていいかな。インスタ眺めてるくらいがわたしの中ではちょうどいい。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.0

昭和の残り香が強く感じられる平成初期のこの甘酸っぱ〜いかんじ…たまらない。奥菜恵は天使。

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.0

コナンの映画も漫画もアニメも観たことがないわたしにはなにがなんだかっていう展開だった。特に蘭親子が大暴れしだしたときは「え?あんたたちもそんな強かったの?聞いてないし!」って衝撃だった。ファンムービー>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の月面探査記(2019年製作の映画)

3.0

鴻上尚史さんが脚本めっちゃよかったって言ってたから観にいってみた。辻村深月さんの本は読んだことないけど。こどもにはやや難解な内容だった。ドラえもん映画なのに。

凶悪(2013年製作の映画)

4.0

自分はこんなやつらとは違う種類の人間であって所詮他人事やし…と高みの見物気分では観れなかった。他の人が言っているような胸糞悪いって感情もわいてこなかった。人間ならあり得るよな、と。普段見ないようにして>>続きを読む

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.0

どうしようもないクズな人たちが命を懸けてわっちゃわっちゃする映画。好きな要素満載です。加賀まりこが愛くるしすぎて参った。男たちはみんな好き。かっこいい。友だちは鹿賀丈史派と言っていたけれど、わたしの推>>続きを読む

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

覚束ない舵取りでセグウェイに乗っかるたびに、歩きはじめの赤子を見守る気持ちになってハラハラどきどきした。またサメエキスが出てきた(よね?)ところでツボって思わず変な声で吹いちゃったけど、周りに10人く>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.0

泣いたよ。泣いたけどね。親の職権乱用でよその人生にズカズカと介入してきて持論を押し付けてくるこういうおばさん大っ嫌い。最後は「まじすかー」って大笑いさせてもらった。

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

5.0

夢美術館でやっているオネアミスの翼展にギリギリ閉幕直前で行けた。その会場内にて何年かぶりに鑑賞。オネアミス展があまりによすぎたために、感化されまくりの激甘採点は否めないが、それでもやはり最高だった。発>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

2.0

観ちゃいけない作品だった。わたしの好きなPerfumeが歌って踊ってくれちゃってるにも関わらず、耐えられなくて早送りしたくらいだめだった。他のとこでも歌が始まるなり反射的に早送り。合わなかった。そして>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.0

関西弁にイラついた。麦が窪塚くんにみえた。寝ても覚めても夢の中みたいな現実って悪くないし、実はすごい好きだし、そんなのに酔っ払っちゃった時代が20代の自分にもあったなーなんて、なんだか懐かしい気持ちに>>続きを読む

みんなの学校(2014年製作の映画)

4.0

シネコヤにて。
ほんとに、みんなの学校だった。生徒、教職員だけでなく、保護者、地域の人たちも巻き込んで、シンプルな理念のもとに学び合い、育ち合い、学校を作っていく様は、壮絶で圧倒された。木村校長が退職
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