ロンビューさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ロンビュー

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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.9

ユーザーの制御を徐々に突破するミーガンが恐怖。ホラーは人が怖いか霊的なものが怖いか環境が怖いのかの3つぐらいの恐怖が主にあると思ってましたが、時代と共に新しいホラーの形も生まれるのだなと思います。

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.6

ジーン・ハックマン主演の刑事映画

ポパイが型破りな捜査をして麻薬売買人を取り締まる。この映画はジーン・ハックマンが怖すぎてスリラー要素が強め。ですが、その恐怖なまでの追い詰め方に見入ってしまう。
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.3

アルトマン独特の癖になる映画

と言っても同監督の作品はまだ『ショートカッツ』しか見たことないのですが、今回はブラックジョークを更に効かせたコメディ作品となっていました。

ほんと勝手なイメージながら
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素晴らしき日曜日(1947年製作の映画)

3.1

かつて持っていた夢を捨ててしまった雄造が彼女との恋愛を通して少しずつ立ち直っていく。徐々に顔が明るくなっていく沼崎勲が良い。

戦後鬱気味な日本と同様に何をするにも希望を持てない雄造を彼女である昌子が
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.8

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード最高のコンビや。

アメリカンニューシネマの代表作『明日に向かって撃て』めちゃくちゃ面白かったです。
保安官たちに追いかけられ、とても緊張した場面での2人が
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小さな巨人(1970年製作の映画)

2.8

121歳の元小さな巨人が過去の話を話してくれる。ナレーションが心地よかった。

インディアン→白人→インディアン→白人という文化の行き来をするという正に数奇な人生。

インディアンが受けている虐殺を映
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.3

時代に沿った発言か分かりませんがこれが男のロマンといった要素を詰め込めた映画

ピーター・フォンダ演じる渋い男とデニス・ホッパー演じる三枚目、2人とも良い。そして、道中で出会う癖強めな人たち。1番クレ
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ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター(2009年製作の映画)

3.2

レッド・ツェッペリンしか曲を知らないと言う知識は乏しい状態でしたが、ジミーペイジ、エッジとジャック・ホワイトという有名人のコラボにはワクワクしました。

3人のセッションがめちゃくちゃかっこいい。
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

3.3

噂に違わぬ血まみれのサム
ワイルドバンチという実在の強盗団をモチーフに作られた西部劇

ウィリアム・ホールデン演じるパイクがいぶし銀なのはもちろんソーントンもいぶし銀という2人とも髭も相まって似てる。
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クエイ(原題)(2015年製作の映画)

-

ブラザーズクエイのドキュメンタリー

てことはノーラン監督はこの2人のアトリエに入ったってことか。踏み入れるのも勇気が要りそう。クエイ兄弟が丁寧に心地よいハモリを入れながら人形の制作過程を教えてくれま
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オーメン(1976年製作の映画)

-

ホラー特訓そして666本記念に『オーメン』

エクソシストみたい
なんか取り憑かれた系というよりなんだろうか悪魔の系譜なのかな。割と救いようのないエンドでした。

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.6

ジョンヴォイトとダスティン・ホフマンという今では大御所2人の確かな友情と密かな愛情の物語

最初はダスティン・ホフマン扮するリコはジョーに憎まれていたが、徐々に打ち解けていき、2人で盗みをしたりします
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

-

チャッキーはこうして生まれた。

あまり、ホラーを嗜まずに生きてきたので基本のきの字も知らないが、とりあえず鑑賞「チャイルド・プレイ」

子供のチャッキーに殺されると泣く演技が凄かった。あと、チャッキ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.0

瀬尾まいこ原作で三宅唱が監督をしたヒューマンドラマ

PMSの症状により、すぐカッとしてしまう女性とパニック障害を持っている男性の支え合うお話で見ていて気を張らなくていいんだという気持ちになりました。
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

ダスティン・ホフマンの初期の代表作

私が父親の友人から猛烈にオススメされ、ついに鑑賞。内容は言ってしまえば情事。だが、それだけではなく、主人公の若さゆえの葛藤が描かれている。

まずは、彼の貞操観念
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ストーカー(1979年製作の映画)

3.0

隕石が落ちたか宇宙人が来たか分からないが生まれた謎の場所「ゾーン」その中には願いが叶うという部屋があるという。これだけでワクワクするあロシアの傑作SF

映像はカラーと赤みがかった白黒(セピア色?)を
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

-

アリアスターが監督する怪作

ペンキがぶ飲みや腹上死など色々な意味不明の恐怖に駆られながらも、監督の抜群の映像センスを見れました。『ヘレディタリー』に『ミッドサマー』とホラーの名作を制作してるだけに人
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泳ぐひと(1968年製作の映画)

3.2

超絶奇妙で高慢な泳ぐ人

プールを泳いで家まで帰る。とスイマーは目標を立て、その奇妙な目標を家まで続く8つのプールを伝うことで達成させようとします。自分でも何書いてるんだろうってくらい独特な映画。
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still dark(2019年製作の映画)

3.0

暗闇でも同じ暗闇じゃない

そこに物があると認識した暗闇と何があるか分からない状態じゃ天と地の差があります。この主人公は夢に対してまっすぐ進んでいます。

この3人の関係が見てて好きになりました。あと
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

最高のSF

まず、キャストが超豪華。まさかマット・デイモンが脇役で使われてるなんて、知らなかった。

今回、クリストファー・ノーランが仕掛けた幻想的要素はやはり時間。正直5次元のことやそのほかの専門
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.8

主人公の魅力がすごい。

実際にこの映画ではポール・ニューマン扮するルークに周りの囚人たちが惹かれていきます。何度も諦めずに挑戦する彼の姿勢にはとても感動します。

卵を大食いしている時のズームの乱れ
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わが青春に悔なし(1946年製作の映画)

2.7

実際に会った事件により、いくつもの試練が主人公の前に立ち塞がります。それでも、強く生きた幸枝(原節子)に脱帽。

最初は野毛の事が好きな女性かと思いましたが、彼女自身何か自分のすることを求めていました
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.2

土曜日の夜、日を跨ぎジョン・トラボルタの誕生日に差し掛かりの『サタデーナイトフィーバー』

ディスコで気持ちよさそうに踊っているトニーが良い。勝手にハッピーエンドのイメージでしたが、なんとも言えない感
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.3

話には聞いていたロードムービーの王道

今作は前からずっと見たかったのですがタイミングが合わず、ずっと見れていなかった作品。実際見てみて最高でした。

退屈な現状から抜け出し何かを求めるボニーとクライ
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無防備都市(1945年製作の映画)

3.1

イングリッド・バーグマンに手紙を送らせるほどに世界中から評価を得たイタリアネオリアリズムの代表作

方々の映画で見るゲシュタポが家宅捜索をする時の緊張感はこの映画から始まったと言っていいほどに、理不尽
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.2

ハビエル・バルデムがまじで怖い

永遠に追ってくるし、容赦無い。あと、トミー・リー・ジョーンズの役割は何なのだろう。裏社会と表社会のギャップだったりを表しているのか。

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

トニーとシャーリーの当時の時代背景である人種差別を乗り越えた友情に胸が温かくなります。

服屋やバーその他にも色々な場所で不当な扱いを受けるシャーリー、トニーはその理不尽さに腹をたてながら折り合いをつ
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旅情(1955年製作の映画)

3.0

本当にそれでいいのかキャサリンヘップバーン。

普通の情事では無く旅行の中での情事である旅情。原題がサマータイムなのでアバンチュール的なことでしょうか。イタリア男の素敵さに思わず流されたような展開に。
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.3

オムニバス形式にジョンルーリーの音楽、ゆったりとした横からのフルショット。ザ・ジムジャームッシュ映画

3つのお話がひとつのホテルを通して交差するという内容。その物語のひとつに日本人を大胆起用した作品
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.2

ビクトル・エリセの長編デビュー作

アート系の映画ということもあり、セリフ自体少なく難解でありながらも、えも言われぬ美しさがあります。

フランケンシュタインは少女を何故殺したのかとアナは聞きますが、
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.3

私生活か仕事か自分の選択が後悔の無いものかをファショッン雑誌を通して伝えてくれます。

メリル・ストリープが私自身のイメージと凄い合ってる。高圧的な人物かつたまに優しさがあり、そのギャップがとても良い
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