KoseiHirataさんの映画レビュー・感想・評価 - 43ページ目

KoseiHirata

KoseiHirata

映画(1740)
ドラマ(0)
アニメ(0)

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.0

この暑苦しい作品を梅雨の時期に公開してしまうGAGAのセンスには脱帽してしまう。
残念ながら命を落としてしまった名もなき森林消防士たちのドラマは涙を禁じえない。
しかし、映画としてはテンポや時間配分が
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

2.5

オールデン・エアエンライクのハン・ソロぶりはなかなかだったが、作品の出来は平凡なものになってしまった。
眺めていれば飽きないスペクタクルシーンの連続だが、『ローグ・ワン』と比べるとドラマの弱いこと。
>>続きを読む

アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

3.5

骨太な展開が魅力のアクションスリラー。
マイケル・マンっぽいなぁと思っていたら、最後はボンド映画のようなスペクタクルになってしまうのは笑ってしまう。
マイケル・キートンがボロボロになるとジョン・マクレ
>>続きを読む

ゆずりは(2017年製作の映画)

3.0

序盤はコロッケのバカ真面目な演技に戸惑うが、中盤からはその世界観になれてくる。
感傷的なシーンが多く自分も少し涙してしまった。
エピソードを詰め込むのはいいが、それが葬儀屋もののトリビアを描くことの足
>>続きを読む

猫は抱くもの(2017年製作の映画)

3.5

予告編で『パンク侍、切られて候』をやっていたが、あからさまに「この映画は変ですよー」と宣伝しているような内容だった。
逆に本作は、予告、ポスターともに“マトモ”であるが、なかなかぶっとんでいる作品だっ
>>続きを読む

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.0

IMAXで鑑賞・・・といいたいところだが、先日の地震でエキスポIMAXが今現在も営業中止。難波IMAXも時間が合わないので、泣く泣く梅田で鑑賞。
完結編となる第3作目。前2作も劇場で観ているはずだが、
>>続きを読む

ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.0

公開当時は「これじゃない」感にかなりガックリしてしまった本作だが、何だか観るたびに好きになっていく不思議な作品だ。
限定された舞台だった前2作に比べてニューヨーク全体を対象にしてしまったのは意見が別れ
>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

5.0

シリーズで一番好きな作品。
粗が多少ある脚本をレニー・ハーリンが豪快かつうまくまとめた傑作だと思う。
ラストの飛行機を突き落とされてからのマクレーンの大逆転はシリーズ随一の名シーンである。
これは悪役
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

スピルバーグのシリアス路線の中でも一番の傑作ではないだろうか。
3時間を超える長尺の作品だが、語り口が絶妙で飽きさせることはない。
ラストのシンドラーの感情があふれだすシーンからは、いかにも映画的にな
>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.5

リドリー・スコットの新作は、公開直前に思わぬ脱線を見せてしまったが、作品の出来は間違いのない佳作だった。
特に序盤のゲティ家の概要をサクサク説明する手際のよさといったら。
イタリアンマフィアを『悪の法
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

これは傑作!
暴力描写が話題になっているが、純粋にストーリーの良さが際立つ。
昭和のヤクザ映画というよりは、個人的にはアメリカの刑事ものを観るかのような王道バディムービーに心踊る。
肝心の暴力やエロテ
>>続きを読む

白い嵐(1996年製作の映画)

3.5

リドリー・スコットにしては珍しい湿っぽい作品。
マーキュリーの宇宙計画やキューバ危機を絡めつつ、いつの時代も不変な男の友情や大自然の恐ろしさを描いていて秀逸な出来。
若干、位置関係が不明瞭なのが残念。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

IMAXで観賞。
期待に応えるさすがの続編だが、案外普通のアクション映画になってしまった。もう少し“第四の壁”や小ネタを散りばめてほしかったところ。
しかし、充分楽しめたし、エンドロール前の悪ふざけは
>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.5

ジョージ・クルーニー監督作だが、完全にコーエン印な安定のブラックコメディ。
還暦間近なジュリアン・ムーアとマット・デイモンのカップルが一番背徳感を抱いてしまうのは私だけw?

未知との遭遇(1977年製作の映画)

3.5

珍しくスピルバーグが脚本も兼任した名作SF。
アメリカ政府によって秘密裏に行われる“ファーストコンタクト”に一般人を絡める筋運びはチグハグさが見え隠れしてしまっている。
しかし、それを補って余りあるラ
>>続きを読む

さらば青春、されど青春。(2018年製作の映画)

2.0

毎年お楽しみの幸福の科学製作の一本。
今回は、大川隆法自身の半生を映像化。オーソドックスな構成のようで毎度のトンデモ描写も織り混ぜられ、その異質さが際立つw
そして、毎度思うが、アメリカのクリスチャン
>>続きを読む

ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

IMAX3Dで観賞。
昨年公開の『ライフ』の続きを描いたようなオープニングが面白い。
ロックが登場してからは、いつもの安定した破壊アクションに終始する。
佳作止まりだとは思うが、人物の死に方が生々しく
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

1.5

自分が苦手なタイプの作品。
さぞかし女性はスカッとできるでしょう。アメリカでウケたのもわかる。
自分は事件前のテルマもルイーズもそこそこ楽しそうなので、あそこまで暴走する理由がわからん。
ジーナ・デイ
>>続きを読む

貞子3D(2012年製作の映画)

2.0

さぼっていた「リング」シリーズの観賞開始。
「リング」のタイトルを外したのは正解で、もはや鈴木光司の原作とは別物になっている。
橋本愛は可愛いが、貞子もどきの大群は失笑してしまう。
人間側にも特殊能力
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.5

トーニャ・ハーディング、波瀾の半生を映画化した伝記もの。
冒頭でインタビュー形式で始まるので、嫌な予感がしたが、全体的にはユニークな仕上がりで楽しめた。
トーニャの周りが強烈すぎて、彼女が霞んでしまっ
>>続きを読む

ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

2.0

三池崇史の監督作というのは、彼が監督していると大々的に宣伝される作品と逆に彼が監督しているとひた隠しにされる作品がある。本作は後者になると思うが、『風に立つライオン』のときも感じたが本当になぜなんだろ>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

4.0

酷い邦題だなぁと思っていたら、原作本のタイトルだったw大変失礼した。
ブラッカイマー印の物量作戦は成功していて、その迫力に圧倒される。特にラストの作戦の凄まじさはアクションファンであれば誰もが楽しめる
>>続きを読む

リンカーン(2012年製作の映画)

4.0

南北戦争のシーンこそ少ないが、優れた人間ドラマと演出力で150分楽しめる力作。
シリアスなシーンばかりではなくジェームズ・スペイダー率いるロビイスト三人組のコミカルな描写なんかはスピルバーグらしくて好
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

IMAXで鑑賞。
150分、ほとんどだれることなく進む展開はさすがの一言。
衝撃のラストだが、この先続編がいくらでも予定されているのだから誰もが白けるだけではないのか。

ストリートファイター(1994年製作の映画)

4.0

今回は監督の音声解説を聞きながら。
監督は一夜漬けで脚本を書いたとか。にしては良く出来てる方じゃないかw
あとは本作が遺作となって不幸に思われていたラウル・ジュリアも存分に楽しんでいたようだ。
万人に
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.0

劇場で観て以来だが、これじゃない感の印象は、あまり変わらず。
ラプトルを手なずけたり、遺伝子操作した恐竜が出てきたり余計な要素が邪魔をする。
せっかく来場客がいっぱいいるのだから、プテラノドンだけに襲
>>続きを読む

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.0

とにかくシンプルに恐竜との追いかけっこを描いた秀作。
1作目の原作で描かれていた“鳥かご”でのプテラノドンとの戦いもしっかり消化しているし、サム・ニール演じるグラントを再登場させるなど1作目のファン
>>続きを読む

いぬやしき(2018年製作の映画)

2.5

2時間という制約がある割りには、まどろっこしいシーンが多いように思える。
ラストの新宿決戦はさすがの迫力だが、ただ飛ぶだけじゃなく、もう少し工夫が欲しかった。
ノリさんの主役は新鮮。

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.0

アレック・ボールドウィンが自身の主演作の興行収入を塗り替えたと聞いて観に行ったらアニメ映画がじゃないか!w
終止、ニヤニヤさせてくれる娯楽活劇で楽しめた。
しかし、オッサンなのに赤ちゃんという面白さは
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

IMAX3Dで鑑賞。
とにかく楽しい!近年のスピルバーグの最高傑作であることは間違いない。80年代の彼が甦ったようで純粋に嬉しい。
佳作止まりだった『タンタンの冒険』を監督したした時は、とちくるったか
>>続きを読む

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.5

マイケル・アプテッド久々のアクションスリラー。1941年生まれだから、まあまあの年ですな。
黒幕はバレバレな演出ですぐ分かってしまうが、それでも及第点をあげたい面白さ。
場面展開が怪しいシーンもあるが
>>続きを読む

ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.5

さすがのノンスップアクション!
元殺し屋がパトカーを追う奇天烈なカーチェイス。低所得者層のアパートを舞台にした縦を生かしたアクション。なかなか見応えがあった。
エド・ハリスのキャラがちょっと残念。ダメ
>>続きを読む

エージェント・スティール(2013年製作の映画)

3.0

カート・ラッセル主演の痛快作。
配役は豪華で、ディメンションが配給しているので全米拡大公開も狙っていたのかもしれないが、残念ながら未公開扱い。
作品は凡庸な出来だが、俳優たちの魅力が沢山。特にマット・
>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

IMAX3Dで鑑賞。
大して期待しなかったせいか、楽しく観ることができた。
イェーガーの動きがかなりスムーズになり、まるで『トランスフォーマー』のよう。前作の無骨なドツキ合いも良かったが、これはこれで
>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

3.0

少し製作が早すぎる作品だったかもしれない。暴力やレイプを露骨に描けとはいわないが、ソフト過ぎてラストの感動もぼやけてしまった。
スピルバーグのシリアス路線の完成は10年を経るが、コミカルさや幻想的なシ
>>続きを読む

ベン・ハー(2016年製作の映画)

4.0

まさかのリメイク。そして残念ながら日本未公開。TOHOシネマズの特報ではやってたのになぁ。
ガレー船での海戦シーンや戦車のレースシーンを現代の技術で表現したら・・・という問いには明確に答えが出ていて、
>>続きを読む