hjktkujさんの映画レビュー・感想・評価

hjktkuj

hjktkuj

映画(29)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.0

最後の復讐殺人シーンを見せたいための安直なストーリー仕立て
忠告を無視して勝手に窮地に陥る馬鹿な娘、売春・人身売買を生業にしている犯罪集団(大して凶悪ではない)、なぜかぼこぼこにされロッキーみたいな顔
>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

2.6

新幹線大爆破 1975年製作の東映パニック大作であるが、東映の期待を裏切って日本国内ではヒットしなかったものの、フランスなどヨーロッパでは大ヒットした不思議な映画である。ある速度以下になると爆発すると>>続きを読む

FUTURE WAR 198X年(1982年製作の映画)

5.0

1982年制作の傑作である。公開当時の現実は、1945年2月から1989年12月までの44年間の冷戦期間内であった。振り返れば1945年7月16日原爆実験、同年8月6日広島に、8月9日長崎に原爆投下、>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

シンゴジラが面白かったので、このシンウルトラマンも期待して見たが、残念ながら大して面白くなかった。なぜか。理由は簡単で、4つの逸話のオムニバスになっているからだ。だから話が盛り上がらない。起承転結にな>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

5.0

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)  40年ぶりに見た。当時はリメイクだったので、まっこんなものかと思ったが、実は、ウィリアムフリードキン監督を無視して配給会社が勝手に編集短縮したせ>>続きを読む

復活の日(1980年製作の映画)

5.0

よくぞこんな大作を作ったものだという尊敬に値する作品である。テーマは、生物兵器によるウイルスで人類がほぼ死滅したものの、核兵器の核爆発で発生した放射線がウイルスを死滅させ、生存した十数人の人類の再生が>>続きを読む

ブルークリスマス(1978年製作の映画)

1.0

何の予備知識のないまま見た。なんとテンポの悪い映画なのか、途中で見るのを止めた。だから結末は知らないし知りたくもない。製作データを見て二度びっくりした。なんと、監督が岡本喜八、脚本がなんとなんと倉本聰>>続きを読む

越前竹人形(1963年製作の映画)

5.0

1963年に発表された水上勉の小説を脚色:笠原良三、監督:吉村公三郎、撮影:宮川一夫、主演:若尾文子の、1963年10月5日に公開された大映の傑作である。「仁義なき戦い」シリーズの笠原和夫の師匠でもあ>>続きを読む

子連れ狼 冥府魔道(1973年製作の映画)

5.0

子連れ狼1 子を貸し腕貸しつかまつる
子連れ狼2 三途の川の乳母車
子連れ狼3 死に風に向う乳母車
子連れ狼5 冥府魔道
どれだけの量の血糊を使ったことか、腕が飛ぶ、首が飛ぶ、足が飛ぶ、そのたびに夥し
>>続きを読む

子連れ狼 死に風に向う乳母車(1972年製作の映画)

5.0

子連れ狼1 子を貸し腕貸しつかまつる
子連れ狼2 三途の川の乳母車
子連れ狼3 死に風に向う乳母車
子連れ狼5 冥府魔道
どれだけの量の血糊を使ったことか、腕が飛ぶ、首が飛ぶ、足が飛ぶ、そのたびに夥し
>>続きを読む

子連れ狼 三途の川の乳母車(1972年製作の映画)

5.0

子連れ狼1 子を貸し腕貸しつかまつる
子連れ狼2 三途の川の乳母車
子連れ狼3 死に風に向う乳母車
子連れ狼5 冥府魔道
どれだけの量の血糊を使ったことか、腕が飛ぶ、首が飛ぶ、足が飛ぶ、そのたびに夥し
>>続きを読む

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる(1972年製作の映画)

5.0

子連れ狼1 子を貸し腕貸しつかまつる
子連れ狼2 三途の川の乳母車
子連れ狼3 死に風に向う乳母車
子連れ狼5 冥府魔道
どれだけの量の血糊を使ったことか、腕が飛ぶ、首が飛ぶ、足が飛ぶ、そのたびに夥し
>>続きを読む

越後つついし親不知(1964年製作の映画)

5.0

傑作「武士道残酷物語」(1963)にひき続いて、今井正監督52歳円熟していたときの作品で、この後に傑作「仇討」(1964)を放つ。この3作は今井正監督の代表作と言ってよい。本作は、水上勉の原作を八木保>>続きを読む

武士道残酷物語(1963年製作の映画)

5.0

1963年製作の中村錦之助31歳のときの作品である。この作品で中村錦之助はその才能をいかんなく発揮して10代の少年から50代の老人までを違和感なく見事に演じている。時代劇なのに救急車のサイレンという意>>続きを読む

仇討(1964年製作の映画)

5.0

映画というものは脚本、監督、撮影、音楽、出演者が揃うと傑作が生まれる。脚本橋本忍は、羅生門(1950)を皮切りに、平手造酒(1951)、加賀騒動(1953)、七人の侍(1954)、蜘蛛巣城(1957)>>続きを読む

座頭市と用心棒(1970年製作の映画)

1.0

「用心棒」、「椿三十郎」、「座頭市と用心棒」、「待ち伏せ」という「用心棒四部作」を半世紀ぶりにいっきに見直してみた。が公開当時に感じたと同様、この作品、二度と見たくないという感想しかなかった。本作は座>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

5.0

用心棒(1961年)、椿三十郎(1962年)を一気に見た。208分が全く飽きることなくあっという間に過ぎ去った。文句なしの傑作である。日本のすべての時代劇の中でもベストの不朽の名作である。いわゆる東映>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

5.0

用心棒(1961年)、椿三十郎(1962年)を一気に見た。208分が全く飽きることなくあっという間に過ぎ去った。文句なしの傑作である。日本のすべての時代劇の中でもベストの不朽の名作である。いわゆる東映>>続きを読む

ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年製作の映画)

5.0

原題は「The International」、邦題は「ザ・バンク 堕ちた巨像」である。IBBCという「ザ・バンク 巨像」の大銀行が、ミサイル売買に関与して、その取引の利ザヤではなく、負債を背負わせるこ>>続きを読む

醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

3.0

GHQ占領下の戦後5年間、日本人の精神性大改造計画の下、忠臣蔵以外の映画製作がやっと認められ、まだ世の中は貧しかったものの、娯楽に飢えていた庶民は、当然、映画館に殺到した。映画産業界にあっては、作れば>>続きを読む

影武者(1980年製作の映画)

3.0

用心棒(1961年)、椿三十郎(1962年)、天国と地獄(1963年)と立て続けに傑作をものにし、赤ひげ(1965年)では朝日新聞の悪評を尻目にその年の日本映画の興行収入ランキング第1位を獲得し、いよ>>続きを読む

内海の輪(1971年製作の映画)

5.0

傑作である。1970年に、原作松本清張・製作三嶋与四治・主演岩下志麻は傑作「影の車」を放ったが、その1年後に同じ原作・製作・主演で作ったのがこの作品である。岩下志麻29歳、いちばんきれいな時の、「影の>>続きを読む

影の車(1970年製作の映画)

5.0

傑作である。原作松本清張・製作三嶋与四治・監督野村芳太郎・脚本橋本忍・撮影川又昂・音楽芥川也寸志・主演加藤剛といえば、砂の器(1974年)という不朽の名作を放ったチームだが、同じチームで4年前に作った>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

5.0

傑作。何度見ても飽きない。役者が生き生きしていて黒澤明圧を感じさせない。
七人の侍(1954年)
生きものの記録(1955年)
蜘蛛巣城(1957年)
どん底(1957年)
隠し砦の三悪人(1958年
>>続きを読む

暗殺(1964年製作の映画)

5.0

傑作である。ポスターはカラーだが白黒作品である。白黒作品だからミステリアス感がよく出ている。脚本が「戦争と人間」、「栄光への5000キロ」、「内海の輪」の山田信夫だが、この人は駄作も多いが、この作品は>>続きを読む

赤毛(1969年製作の映画)

3.0

三船敏郎が見たくて、「七人の侍」、「待ち伏せ」に引き続きこの「赤毛」を見た。岡本喜八のいつものコメディタッチ満載の作品で、18歳の公開当時は面白く感じたが、52年経過して再見すると、大して感動はない。>>続きを読む

アラモ(1960年製作の映画)

5.0

駅馬車以後のジョン・ウェイン作品はどれも面白いのですが、この作品は監督も兼ねており一大スペクタクルに仕上がっています。小学生のときに見たときは時間が長く、時代背景も知らずあまりおもしろくは無かった思い>>続きを読む

待ち伏せ(1970年製作の映画)

2.0

面白くなかったというのが見終わっての印象だった。初見は今から50年前だった。三船プロも石原プロもいい映画を提供していたが、この映画は失敗作だった。スターを揃えたのはよいが、映画は脚本で決まるというセオ>>続きを読む

御用金(1969年製作の映画)

1.0

この作品は、公開当時に鑑賞しましたが途中で眠くなったほどでほとんど印象に残っていませんでした。ところが、他の方々のレビューが高評価なので。今回、50年ぶりに再見しましたが、冗長さ、テンポの悪さ、無駄な>>続きを読む