学生時代に撮っていた作品と国岡シリーズを足して2で割ったような作風。そこらへんにいるような大学生の描写と、それらが暴力の世界に取り込まれていく。安心・安定の伊能さんアクション!
阪元監督が学生時代につくった作品ということだけど、この時点から既に血みどろ。アクションシーンは音と映像が若干ズレていたり、そこまで動きがないあたり学生映画っぽいとも思うけど、それでもこの時点から自分の>>続きを読む
全編通して狂っていて、これを正気で作ってるのがすごい。でもなぜか、すごく“青春”ってものを感じて、感動する。こんなイかれた企画(褒めている)に賛同する仲間がこれだけいるって幸せなことだよ。見た目や仕草>>続きを読む
ここだけ見るとアクションがかっこいいだけの普通の殺し屋映画。それだけなのに、阪元監督のコンテクストを踏まえてみるとかえってメタ的に面白く思えてくる不思議。私も例に漏れず?国岡さん推しなのでチラッと登場>>続きを読む
ずっと楽しみにしていた2作目。アクションの面白さより、キャラクターの魅力に重点を置いていたような気がする。阪元監督の殺し屋作品はほかに『最強殺し屋伝説国岡』シリーズがあるけど、あちらの国岡さんは殺しは>>続きを読む
私がファッション好きになりはじめたのはいつだったか覚えてないけど、『プラダを着た悪魔』で自分の中で“第一波”がきて、私服のコーディネートを「NY一の鬼編集長がテーマやった日✌️」にしてるあたり、必見す>>続きを読む
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ノリが完全に同時代アメリカのスクリューボールコメディでとても面白い!!濱口さんのトークイベント付き上映で鑑賞。以下濱口さんのトークメモ。ギトリの作品はありえないほど都合の良い展開が続くけど、それを許容>>続きを読む
笑えるほどご都合主義だけど、鑑賞中はそれを考える隙も与えないほどにカットがめちゃくちゃ早い
イタリアの古くて美しい街並みと、本屋にカフェ、ベッラとアモーレ、そして一瞬ネコちゃん(?)。イタリアの広告か?というくらい、みんなが想像するイタリアの美しさが全面に押し出されている。イタリアでいうとこ>>続きを読む
政治的で過激な演出にゴダールのことを想起せずにはいられないのだけど、やっぱりゴダールって音や色彩に独自性ありすぎるよなと再認識。ジャン=ピエール・レオがまたでかい声で叫びまくっていて相変わらずな役柄だ>>続きを読む
芸術を愛するものとそうでないもの。もちろんどちらもいるけれど、愛するもののほとんどは、ある芸術作品に出会って啓示を受けたみたいな強い衝撃を経験している。ティーンのときからジャンル映画撮っていたのが事実>>続きを読む
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ここ最近のMCUで得ることが出来なかった、似てるようでまったく違う世界を知る驚きや、何にでもなれる!という興奮があった。てんへこになればなるほど別のバースにジャンプできるとか、ケツの穴ネタとか、やって>>続きを読む
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ちょうどコクトーの原作を数ヶ月前に読んでいて、戯曲の方はもちろん?観れてないのだけど、タイミングよく映画版を観れて嬉しいし発見が多くて面白かった。
原作だと、電話するにも交換手を介し、長いコードのつ>>続きを読む
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モリコーネは手紙を書くように(楽器を触らずに)楽譜を書く。我々が言葉を練るのと同じような形で音楽をつくる。彼自身は本当は医者になりたかったらしいが、トランペット奏者である父親の勧めで音楽の道を進んだ。>>続きを読む
記念すべきフェイズ5の幕開けだというのに、今となってはすっかり神7の抜けたAKB48みたいになってしまっているMCU。これからはケビン・ファイギと秋元康のどっちがプロデューサーとして巧いのかを楽しむし>>続きを読む
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フランソワ・トリュフォーが監督業のことを「嵐の海を難破しないようなんとか舵を切って進んでいくこと」に喩えていたけど、「カメ止め」はまさにそれを体現していた。泥臭くて、ダサくて、でも映画を完成させたいと>>続きを読む
異なる年代の暴力を同じ役者で辿っていくことで、なかなか断ち切られることのない暴力を風刺する。
とても有名なショートフィルム。YouTubeでshort film で検索するとhorror がサジェストされる。ホラーは短尺向きのジャンルなんですかね?
こちらのホラーは、「本当に怖いのは幽霊なの>>続きを読む
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物体を貫通できる円。自販機にあてれば商品を取れるし、ドアにあてれば鍵を開けられるし、金庫にあてればお金を取りだせる。何もあてずにただ空間に掲げて手を伸ばしたとき、その手どこに行ってたの!?教えてドラえ>>続きを読む
101匹わんちゃん(犬とファーコートのショット繋ぎ)
タイトル通り断片だったので眺めるに徹してしまった
音楽がたくさん聴こえてくる。外でやってるお祭の音が室内まで聴こえてくる。その場その場での正しい音の聴こえ方。5人の修道士とそのまわりの人たちが映されているけど、全員歌ウマすぎて羨ましい。こんなに気持ち>>続きを読む
インスタグラム映画とかTikTok映画とか、各ソーシャルメディア特有の画面作りが映画に持ち込まれた作品はいくつかあるけど、そういえばPinterest映画って聞いたことなかったな。でもこの映画をみて真>>続きを読む
ブレッソン作品って高確率で寝ちゃうからスクリーンから強烈なα派が出てるか、私と相性が悪いのか、いや私が未熟なだけなのか、まあこれらのどれかだなと思っていました。この作品をもっと早く観ていたらブレッソン>>続きを読む
ジャック・ベッケルがハイスクールミュージカル撮ったらこんな感じか〜(?)
テレーズがとにかく可愛い。
あの水陸両用バスもちゃんと旗たてちゃってて可愛い。
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とても優しい映画だと思うけど、めちゃくちゃ悲しくなってしまった……。いま私がいちばん恐れていることが起こっていて、無理だ〜〜になっている(作品が嫌いという意味ではなく、人生について)。時よ止まれ……幸>>続きを読む
尺の半分以上で波の音が聞こえてくる。波の音大好き人間としては、それだけで気持ち良い〜と思いたいところだけど、冒頭から溺れるシーンがあるように、海が終始主人公を手招いてるようで、だんだん不気味に思えてく>>続きを読む
「ファッション映画」でGoogle検索しても絶対辿り着けなかったこの作品を教えてくれた友人に感謝したい。オートクチュールのメゾンを舞台にした映画はいくらでもあるけど、たいていが「お仕事辛いこともいっぱ>>続きを読む
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ギャグに次ぐギャグでこちらにひと息つかせない。エテックス、モノボケの帝王じゃん…(?) オタク文化における“リアコ”なるものが、60年代フランスで既に存在していた。ラスト、カートに乗ったエテックスがそ>>続きを読む
朝一で観に行ったらだいぶウトウトしてしまって悔しい。「シネマトグラフ」の、CMの世界に入ってからのスピード感好きすぎる。一切速度の落ちないドラムのビートに、行きすぎた“万能オイル”の効果に笑えるし、追>>続きを読む
1月に観た。起承転結のあるドラマティックな物語ではないのに、カヤックに乗って恋愛相談(!?)しているところや、室内での絡みとか、場面場面が記憶に残る。ショートフィルムだけど、短い時間ながらに色々な性格>>続きを読む