あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

あれくす

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FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

3.8

アイスクリームだって食べたいし、向かいの家のお母さんは綺麗で優しそう…。父親に教えられた普通の生活と、自分の状況との違和感。

特殊効果には若干の物足りなさはあったものの、派手なSFアクションではなく
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ビッグ・バグズ・パニック(2009年製作の映画)

3.1

B級ビッグな昆虫パニックコメディー。
こんなタイプの主人公って、見たことないかも…。人物がそれぞれ浅い、けどクセがあって笑っちゃう。
グロなしホラーも虫の出番はわりと多め。
ライトで明るい昆虫パニック
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バニー・ザ・キラー(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

フィンランドの伝説?
ウサギさんが出てくるホラー?

北欧映画って美しくてどこか切ない。今回は幻想的なオーロラの下、静かな森でトナカイに虐められた可哀想なウサギさんの話……なんてノリ一切無し!!!問答
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A.I.(2001年製作の映画)

4.5

できればキューブリックで観たかった。もう少しドライでないと。これじゃ何度観ても泣く。

学習も疑いもせずに、従順で高性能になりすぎたA.I.。インプットされたデータはリセットも効かず、時の流れさえ解決
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目撃者(2017年製作の映画)

3.0

事件の現場を目撃してしまった男。
犯人の怖さや異常性よりも、傍観者として誰もが持つ自己防衛と自己正当化。
イライラしながらも被害者側として観るととても恐ろしい。

アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(2016年製作の映画)

3.0

超巨大氷山崩落!!
しかしディザスターパニックではなく、史実を元にした静かな海難事故。厚い氷と巨大な氷山に行方を阻まれ、133日間救助もないまま、食料も燃料も尽きかけた船の乗組員の話。
多少強引な脚色
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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.1

大人の苦悩を無事に解決する方法を思いつく。
そして自分の手を汚さず、安全に。

兄弟と親の立場がそれぞれ描かれて、次々と悪化していく事態に図太い兄と震え上がる弟、そして親。幼かった頃の関係性まで思い浮
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H.G.ウェルズのS.F.月世界探険(1964年製作の映画)

3.7

人類初、月に着陸。世界中が大喜び!!
…ところが月面には英国旗とメモが残されていた…。

宇宙船や空想科学など『ドラえもん』を実写化したようにコミカルな展開で親しみやすい。しかし撮影当時からさらに遡る
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トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(2017年製作の映画)

2.9

Truth or dare?(真実か挑戦か)
アメリカで人気のパーティーゲームが呪われた。とてもストレートな命を懸けたスリリングなゲームより、仲間同士の内輪揉めがエキサイティング。

アメリカン・バーガー(2015年製作の映画)

3.0

こだわり100%アメリカン・バーガー。
製作アメリカ産じゃなくてスウェーデン産ホラーコメディー。チアリーダーにアメフト部。雑な『ランボー』とか…なぜアメリカにこだわったのか不明ですが…

皮肉100%
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

外出自粛令で閉じ籠りの日々も飽きた今、旅行の記憶を売って欲しい。できれば火星旅行…。

本作好きでコリン・ファレルのリメイク版を即映画館に観に行ったものの、何の感動もなく帰宅したことも忘れてた。これは
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カジノ・ハウス(2017年製作の映画)

4.0

クライムの分類でも良さそうな、ちょっっとした裏稼業のコメディ。

閑静な住宅街の幸せなごくごく普通の仲良し家族。ご近所中を巻き込んで夫婦共に流れに流され調子にノリノリ!!
普通の大人の本気な悪ノリ。大
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ミッシング・タワー(2017年製作の映画)

3.1

スカスカな設定だわ、失敗したーとイライラや疑問を募らせながら見てたのに、徐々にそのイライラと疑問が…も束の間…!
全て計算の上、納得いく展開になること自体を騙されたような、軽く見てちょうど良い面白さが
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.5

昔ダイビング仲間に薦められ、レンタルした懐かしの再鑑賞。しかし本当に薦められたのは美しい海洋ドキュメンタリー同名作品で、危うく人間不信になるところ…笑。

元々ロイ・シャイダー主演『ジョーズ』大好きな
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ザ・デプス(1989年製作の映画)

3.0

深海の潜水艇パニック。
トラブルメーカーがとにかくヤラかす…こんなに驚かせるダメキャラって、なかなかいないような…。
海中は『ミクロの決死圏』を彷彿しましたが、冷静キャラもいるので安心。充分楽しめまし
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デス・バレット(2017年製作の映画)

3.2

ヴィンテージ感あるタイトルロゴ、パッケージデザインから予想できない2017年製作のフランス映画。

音楽はエンニオ・モリコーネ。マカロニ・ウエスタンをオマージュした、現代の金塊強盗銃撃戦。舞台がエーゲ
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処刑人II(2009年製作の映画)

3.0

続編なんだけど随分経っちゃったなぁー感。
前半はつまらんコメディで消そうかと思った。後半めっちゃカッコ良かった。
けど上回ったのは老人二人。名優登場でデフォーさんごめん、霞んだw

拷問男(2012年製作の映画)

3.5

快楽や情報を求めてではなく、復讐と戒めの私刑。ドラマは単純。身近な工具ですぐに出来る簡単DIYの参考にもなります、が…笑

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

モダン×トラディショナル=アブスクラクト
ファッショニスタ()向け

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.3

韓国メリイク版と比べ再鑑賞。
こちらは当時観たイメージ通り知的な刑事の静かな謎解きがとてもスマート。一方は荒々しい韓国刑事ノリで随分印象が違い、リメイクに気づかないほどでした。

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.4

18世紀末のイギリス。山の古城のような病棟に医学の治療方法を学びに訪ねた若い医師…。

エドガー・アラン・ポーの短編小説
「タール博士とフェザー教授の療法」

気品があるゴシックなサスペンス。古い医学
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.0

さまざまな懐かしホラーがリミックスされた侵略系。ちょっとオタクでクセのあるキャストが豪華で若い。趣向を凝らしたエイリアンのわりに、おおざっぱな解決法が学園ホラーならではの楽しみ。

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.5

中高生が飛びつきそうなジャケ&タイトル素晴らしい!

容赦なくエグいしグロい。でもラストはスッキリな学園もの。とっても楽しめると思うよ!
…と、ステレオタイプの人にだけ、おススメしたいですわ。笑

デイブレイカー(2009年製作の映画)

3.5

<その後>の世界。
主な人々は太陽を避けて暮らす三層構造の近未来。人の「生血」は必要だが、おそらくニンニクと十字架はこの世からすでに捨ててしまったのだろう…。

エンタメ的な激戦や奥深い(辻褄の合う)
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マインズ・アイ(2015年製作の映画)

3.3

冒頭に「本作品は大音量でお楽しみください」とあるけど、音で驚かすタイプではなかったです。…もしかしたら加齢により聞こえないアレだったのかも…汗

超能力者(念力)の能力をめぐる争い。2015年製作でも
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ゴシップサイト 危険な噂(2013年製作の映画)

3.0

芸能人マネージャーの復讐。明るみに出たスキャンダルが悲しみから闇へと深く繋がる応酬合戦。
韓国で深刻な「指殺人」の社会風刺もソフトに被せ、復讐だけを心の支えにしたストレートなサスペンスでした。

デストラップ・死の罠(1982年製作の映画)

3.2

ジャケ画?ルービックキューブは出てきません。

名のない教え子が書下ろした舞台の脚本を巡り、酷評続きの脚本作家が横取りを企てる…。
ほぼ家の中で繰り広げられる、まさに劇場。会話と登場人物で飽きさせず、
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デーモン・インサイド(2018年製作の映画)

3.1

いきなりの不意打ち。それは驚く。
ストレートなサイコパスとして追いかけ回し、先が読めない方へ進みつつ、徐々に凝りすぎて不自然な逆方向へ転回したのは、さすがに…。
だったらもっとたくましくあってほしかっ
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

シリーズ4話目。
本作では特捜部Qが開設されてからすでに5年が経過した話だった。多くの迷宮事件を解決してきたはずが、相変わらずなカール…。
新作撮影も未定ですが、今回別々に向かう先で見せたそれぞれの優
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

3.7

年に一度のギャンブラーの心理戦。ポーカーフェイスに隠した駆引きが見事なパーフェクトゲームに展開した。
ポーカーに詳しくなくても、西部劇が苦手でも充分楽しめる。古い映画だなんて侮ると、かえって最近の映画
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

「なんだこいつ…」と何度思ったことか。女性刑事とその部下と、下世話の意見まで捜索を混乱させてしまう影響力。化粧に素顔が隠せる女性の強み満載。でも完璧な人なんていないでしょ…。

狼チャイルド(2017年製作の映画)

3.6

タイトルのみで鑑賞即決しましたが、予想を大幅に裏切られました。『ぼくのエリ』は北欧ムードたっぷりで静かに観らる大人向けホラーでしたが、それに匹敵するおとぎ話。ブラジルとフランス合作の対照的な美を併せ持>>続きを読む

人狼村 史上最悪の田舎(2011年製作の映画)

3.3

田舎の呪いにちょっとした笑いを混ぜながら盛り上がる典型的スタイル。なのでCG駆使とか大掛かりなエンタメは期待せず、ホラーとしての恐怖度はゼロベースでちょうど良かった。
ドタバタコメディでもないしストー
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.6

チャッキー超進化したぁぁあ〜!!笑

このムカつく顔ったら…笑。
これは違和感なくそう来たか!と驚かされました。元から可愛さが見当たらないお顔ですが、「ずっ友だよ…」と、憎めない。『イングリッド…』の
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.2

屋敷で住込みベビーシッターとして雇われる。
子供は終始無表情でも冷酷そうに見えたり、甘えたいだけに見えたり…。哀しげな物語の謎が深まり解けないうちに…予想外な上書きに驚いた。

ミスト(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

濃霧の日は思い出す、懐かしの再鑑賞。

巨大な敵を前にして戦い続けるリーダー像や、諦めない父親像にお任せしたハッピーエンドよりもよっぽど考えさせられ記憶に残っている。