あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

あれくす

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

サイケデリック、マカロニウエスタン、ブルース・◯ーにマック◯ーンに…そのこだわり…もう、いいから…笑…と 満腹ながらも全て堪能。二人の共演って今までなかったのが不思議なほど、それぞれの魅力を惜しみなく>>続きを読む

ザ・ボート(2018年製作の映画)

3.5

パッケージのイメージで観たらミスマッチ。
それでも「マジかー」「ヤバイ…」と目が離せなかった。言っても信じてもらえないような、だけど嘘だとも言い切れない、程良いままでラストも期待通りでした。

悪魔の存在を証明した男(2014年製作の映画)

3.0

『○○ってみました』
調子に乗り続けるユー○ューバーに見えて痛々しいが、無心論者がすがる術なく、悪魔の入門書に手を出す。…虚しい喪失感との戦いでした。

悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

3.1

私も見ていた。

随分前に観た作品の韓国リメイクでした。パワハラや格差問題っぽく いかにも な流れから、追いかけられ逃げられない深夜の地下駐車場…。
オリジナルからは抑えめに感じましたが、韓国らしさも
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ドライブ・アングリー3D(2010年製作の映画)

3.0

地獄からのニコラスvsカルト教団!!!
…しかしカーアクションと銃撃もので。3Dな迫力ある映像を楽しむ用でしたね。
強気なテキサス女アンバー・ハード、スマートな監査役ウィリアム・フィクトナーなど脇がか
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デス・アシスタント 殺・人工知能(2019年製作の映画)

3.3

先日観たSFスケールを小型化し、ホラーを足された。Siriの音声を変える程度のザックリとした軽さから、なかなかのストレート。

彼氏版も意外で良いし。スピルバーグの『A.I.』的に涙を誘われ…腹たった
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

<科学>の知識を持った小説家アーサー・C・クラークと、元カメラマンでもあり写実の鬼才スタンリー・キューブリックが<空想>を映像化した<空想科学>。
二人の団結と衝突で、月に到着する前に映画として身近に
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O.G. オリジナル・ギャングスター(2018年製作の映画)

3.3

壮絶なバトルや理不尽な扱いを受けるようなプリズンものではない、とても静かなドラマ。

口をつぐみながらも巻き込まれる中、選択を迫られる事態…。
心情を考えながら悩み、彼がどう選択するのかをとても興味深
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マイ・サンシャイン(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

実際のフィルムや証言を交えて鬱憤が溜まる状況の中、それぞれが巻き込まれるドラマを詰め込みすぎた感じしますね…。
でも、ドキュメンタリー色でまとめすぎず多くの人に見てもらうことで、大きな混乱の元になる小
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テンタクルズ(1977年製作の映画)

3.0

『ジョーズ』から派生した海洋パニック。
その中でタコ。CGのない時代に「巨大」と付け加えた無謀さ…苦笑。
でも深海での不気味な群れはホラーっぽさがあったり『オルカ』観たばかりなので楽しめた。

ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.9

再鑑賞。大好きな曲が痛快に使われていて嬉しい作品。本家『インファナル・アフェア』を知らなかったので、アジアテイストに変わるだけでもまた楽しめそう。ストーリーが面白いのでハリウッドリメイクしたくなるのが>>続きを読む

ノウイング(2009年製作の映画)

3.0

全ての定石が捨て石のごとく進み、子供の重石にならない覚悟が一石投じるような流石に良いラストでした。
黒い○は世俗的な自分には理解不能です。

アダム・チャップリン(2011年製作の映画)

3.9


『犬の名前で僕を呼んで』


20XX年、地球は核の炎で包まry…的な説明がないまま実写版(非公認)のノリでギュッとねじ伏せ。昭和他作品の面影がチラチラする世界の中、雑魚キャラにまで数々の超高速奥義
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ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー(1981年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

暗闇に映った輝きに、未練を残さない別れ。
寄せ集めて描いた夢を投げ捨て、全てを焼き払うアウトロー。

デビル・ストレンジャー(2012年製作の映画)

3.0

高圧的で怖すぎて断れませんが、あの迫力の説教で暴虐ぶり…笑。仕組まれた裏切り。父ちゃんの最後も納得です。

チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

3.5

『ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊』を先に鑑賞しましたが、あの残忍な殺人者達が収監されてました。

事件を思うと怒りがふつふつと蘇りますが、面談する教師を通し、本当に許されざる人が見えてきま
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ハリウッド 1969 シャロン・テートの亡霊(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

有名なカルト教団の話として鑑賞。

ホラー映画として観てしまうとオーソドックス。
でもこうして凄惨に行われた事実のショックと、犯人に対する憎しみが大きくなると実感。

ミスリードにしても不要だと思う部
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ライフ(2017年製作の映画)

3.2

火星から持ち帰るはずの小さな細胞。
しかし未知のウイルス同様、地球の危機にまでなる可能性も大いにあり、とてもハラハラしました。クルーそれぞれ使命感に燃える行動が潔くてかっこよかった。

インナースペース(1987年製作の映画)

3.3

SF体内アドベンチャー&ラブコメ。
デニス・クエイド&メグ・ライアンが本作をきっかけに結婚したというなんとも悔しい一作、笑

もう色々ひっくるめて大袈裟かつシンプルに楽しさを詰め込んだ、子供から大人ま
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危険な情事(1987年製作の映画)

3.5

再鑑賞。サイコホラーとして有名になった本作。
『ナインハーフ』『ジェイコブス・ラダー』の監督。

いつの世も変わらない妻子持ちの『危険な情事』。割り切った大人同士の関係…のはずが予想通りで期待通り。ア
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スティーヴン・キング 痩せゆく男(1996年製作の映画)

3.5

『チャイルド・プレイ』等トム・ホランド監督
原作 リチャード・バックマン?

再鑑賞。他に映画化された『バトルランナー』 もあるが、本作がベストセラーになり追及をかわしきれず、実はキングが書いたと認め
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.5

遊び道具としては気持ちいい爽快な能力。

突如得た能力でも、もっと面白いアイディア浮かびそうだけど…。アクション一辺倒ではなく、悶える青春が短めな時間で凝縮され小気味よく感じました。

8mm(1999年製作の映画)

3.5

再鑑賞『セブン』脚本家の次作。探偵もの。

一本のスナッフフィルムからアブノーマルな地下へ踏み込み、危険なブラックマーケットを調査…。もう少しこのダークさを見たかったが、サスペンスとしてやはり面白い。
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ナチス・オブ・ザ・デッド(2015年製作の映画)

3.5

主観映像のFPSゲーム感覚。
製作ドイツの自虐ゾンビなコメディー。

小規模なB級POVと思えばそれまでだけど、きちんと武器や対戦相手がレベルアップするゲーム感覚もあった。ゲスな主人公視線も意外とノリ
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レプリカズ(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

非道い…。目新しさもまるで感じない。ご都合が良過ぎてもエンタメでもない。科学の危険な倫理観をサスペンスの要素だけでまとめた浅さ。50年前の作品だとしてもつまらない。

ウォーキング・ゾンビランド(2015年製作の映画)

3.4

ジャケから予想する映画+某ドラマ(S1,2)が主なゆるゆるパロディ。

持ちネタ、なりきりモノマネ合戦なので気付いた数だけクスッと笑える。それぞれのキャラクターを活かしつつ、総合型ならではのポジション
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スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.7

出会いから短絡的と思えたビジネスの約束。信頼関係なんてものは、どこでどうすれば築けるものなのかな…。

銃撃戦も重厚感もなく、男同士の本能とシンパシーを態度や微妙な表情の変化で感じるアメリカンニューシ
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.3

21世紀の『時計じかけのオレンジ』と、笑

SF映画ではなく実在する人物なので、快適独居生活レポートをイギリス映画っぽく冷笑できるかどうか…。本国では知名度が加味されるのでしょうね。
素直さと誰の共感
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.7

あらすじもレビューも読まずに鑑賞。まずジャンル分けとしての謎を残しながら、成り行きや予測できない丁寧で不安を煽る面白さが長く続き、ラストで自分がこんな感情になるとは思えなかったとても緻密なストーリーで>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

4.4

再鑑賞…公開から四半世紀も経ったけど、今見ても全く隙がない!

1970年に起きた月面着陸に向かう宇宙船事故。いわゆるパニックものだけど名俳優揃いで飽きさせず緊迫感が続く。
初の無重力シーンを実際に作
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

地獄への一本道。
画面は粗く赤く薄暗く、終始スローペース。すぐに音と色でトランス状態。あとはもう思考停止で視覚と聴覚に流し込まれるだけ。意識朦朧でも奥さんが笑う理由が笑え、更なる悪役登場で脳活性化。
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ANON アノン(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーは大味…。
しかし静かな雰囲気のままアクションもなく、ビィジュアル化されなければ理解できそうもないディストピアを、モノクロフィルムのようなトーンとスッキリとした構図でまとめてある表現がどれも
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.3

ユーモアとブラック…にしても蛮行過ぎるストレートさが清々しく嘲笑らえる。

何度も観ているが、例えばあの大国の大統領や、あの国の最高指導者とか……と置き換えられる今回は、少し笑えなかった。

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ただ『ゴースト』ものだと思って予備知識なしで鑑賞。残酷さと絶望から女の子の作った小説だったのか??…と、思ったら実話って…。

痛ましい事件ですがニュースの記憶などなく。実際にどれだけの大人が心配して
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オルカ(1977年製作の映画)

4.0

水族館ショーでお馴染みの賢こさと、鮫のように捕食目的で人間を襲わないが、海洋系の食物連鎖の頂点でもある獰猛さを併せ持つオルカ(シャチ)。

しかしそのオルカに恨まれる大罪を犯す。それはとても許せず同情
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