あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

あれくす

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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.8

この監督、やっぱり好きだわ笑
アートな戯言に当然の賛否両論でしょうね。
歪んで反転した芸術への昇華。リアルな混沌を覗かせるいやらしさが可笑しい。

パニック・フライト(2005年製作の映画)

2.9

『パニック・フライト』
タイトルから安易な想像をしてしまったのでごめんなさい。パニックなフライトものではなかったです。

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.6

『ディパーテッド 』のリメイク元。
先にリメイクを観ているのでとてもスピーディーで、ハリウッド版は1話完結のためにより詳しく、厚めの肉付けされていたと感じた。
こちらは全3話。前後となる2話に繋がりを
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パペット 大騒査線 追憶の紫影(2018年製作の映画)

3.5

人間とパペットの共存する世界…

お子様は見ちゃダメ!な下ネタ全開コメディ。ハードボイルドなパペットもクチパクだけなのに不思議と表情が豊かに感じた。おばちゃん刑事とのベタなバディで掛け合いも絶妙。笑っ
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光りの墓(2015年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

灯された明かりは過去に繋がる夢幻な神秘。
飾りのない自然に瑞々しく生い茂った草むらから静かな風に運ばれた香ばしさと、摩訶不思議なクリーム臭が漂って来てマジで無理。

ジェシカ(2018年製作の映画)

1.4

謎の女性が情緒不安定な男達とドローン群に狙われる…。

ゲームの『メタルギアソリッドV』から影響を受けて作成したそうです。未プレイのため想像できませんが、アクションよりもキメポーズを重視した、おフラン
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ポセイドン(2006年製作の映画)

3.2

『ポセイドン・アドベンチャー』から34年。
これだけ経ってリメイクしても名作は抜けない最低リメイク賞ノミネート作品…笑

人間ドラマが軽いので死んでも助かっても共感が薄くて残念。それでも一瞬で沈むパニ
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狂人ドクター(2017年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

軽い病状でも隔離し、院内では非人道的な扱いが100年以上も続いた。その裏には秘密結社のような組織があった。また勤める者も完全に人の心を無くした鬼畜でなければならなかった…。

…って事なのかな?

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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.6

*『ゲット・アウト』のようなスリラーではありません。

一人娘が結婚を決め、手強い作戦で両親の元へ報告に。

1967年アメリカの作品ですが、この年まで多くの州で異人種間結婚は法的に禁じられており、
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.4

イーストウッド監督デビュー作(兼主役)
当時先駆的なストーカーのスリラー。
一晩のアバンチュールが…翌朝に速攻。

…地雷踏んじゃったよ、と途方に暮れるイーストウッド笑。
他ストーカー作品のいわば教科
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

6/18 24:00までの無料放送
6/26 公開『SKIN』の短編
アカデミー賞短編映画賞受賞作品

本編と繋がりはないとのことですが、ブラック・ライヴズ・マター運動が叫ばれている今。改めて根深い問
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スピーシーズ2(1998年製作の映画)

2.9

ギーガーのクレジットがあり安心しました。

宇宙から始まり驚きましたが、地球へ戻り前回のメンバーも登場するので前作観ていないともっと意味わからないですね。話もテンポが出て規模も大きくなり、エロももちろ
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スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.1

再鑑賞。研究施設を抜け出した宇宙人ハーフ美女のお色気SFホラー。デザインはH・R・ギーガーのバイオメカノイドなパーフェクトボディです。

映画『エイリアン』ではギーガーが3ヶ月で30枚の絵画を描き、リ
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

2.9

とてもハイソな家庭。内気な18歳の少女がプロムを前に…。

カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019。ガール・リベンジ・スリラー。オリヴィア・ハッセイの愛娘。次世代型美少女の称号には納得
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.7

再鑑賞。バラバラになったパズルのような構成が面白い。完成したところで…なんだこりゃ、なんだけど笑。それでも1ピース毎のくだらない会話も聞き逃がせず、特に154分間トイレに行くのは許されない笑。
キャス
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ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

3.0

建ったばかりの108階建超高層ビル。美しい夜景を眺めながらのパーティーから一転、炎に包まれるパニックスペクタル。

『タワーリング・インフェルノ』のリメイクと思えば韓国映画らしいコテコテな人間模様と、
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死霊のえじき(1985年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Day Of The Dead
再鑑賞。HDニューマスターノーカット版。

軍人と科学者など数名しか残っていない地下施設。生態研究や実験を繰り返す科学者の成果がなく、リスクを負うのは俺達だと怒る軍人…
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.4

イギリスの監督が描いたアメリカの孤独。
テキサスからバスに乗り大都会ニューヨークに向かうカウボーイ。揺るぎない自信の影にフラッシュバックする過去を振り払うように来たジョーと、ニューヨークの裏街からも見
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クワイエット・フレンド 見えない、ともだち/ゼット 見えない友達(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

見えない友達と遊ぶ8歳の男の子。学校では問題を起こすが家庭では静かに一人遊び。

静かに気配を感じる薄気味悪さ、ショッキングな怖さも楽しめたのに、なんか色々物足りず惜しい。

聖女/Mad Sister(2018年製作の映画)

3.3

妹を拉致された姉の救出劇。

赤いワンピースとハイヒールを血で染めるアクション姉さん。絶対に許せないゲス野郎どもをボッコボコに復讐。CGなし、スタントなしでマジな元ボクシング韓国代表はリアルさがあって
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スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

2.8

人喰い巨大なBee級パニック
屋外パーティー会場に現れた蜂が次々と…

蜂の生態そんなんだっけ?てなエイリアン変化でバリエーション豊かな大混乱。キモ息子やビショップ市長には期待大…
蜂の子は貴重なタン
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WE GO ON 死霊の証明(2016年製作の映画)

3.0

「死後の世界を証明してくれ」

納得できるように証明して欲しいが、それはただのトリックか、狂言か。同じ目線で期待して見ていると…。

それ、納得するわ…ぞわわわ。

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.2

確かにMAD MAX2のパク…オマージュ感笑
無口で無骨な一匹狼ケヴィン・コスナー笑

なかなかの悪評で敬遠してましたが、軽やかなBGMのアクションシーンなどUSJのショーにぴったりなエンタメ。
いま
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

3.2

ハリケーンが迫る中、巨額紙幣を守れ!

『ワイルド・スピード』の監督なので、ストレスなくお気軽。「世界を救え」ってノリのディザスターパニックな規模ではないので、程良いまとまり。天候博士の弟、元軍人の兄
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リヴィッド(2011年製作の映画)

3.4

フランスの寂れた村。
ゴシック調の廃れた脆さと、虚無感のファンタジー。色彩異色症(オッドアイ)や、昔からの言い伝えで何かを呼び覚ましてしまいそうな妖しさ…。

SHのバレリーナ…そして老婆はイモータン
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ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

長男を亡くした遺族の元に、突然出産間近の元恋人が5年ぶりに現れる…。

ジャンル分けとして色々予想しながら楽しめた。
それぞれの考えでたどり着き、全てを丸く収めるかのようで…果たしてこれで大丈夫なのか
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13の選択(2014年製作の映画)

3.5

真面目さゆえに理不尽なリストラ…すでにギリギリの生活を送る男の元へ舞い込んだ、誘惑のチャレンジ。
シリアスにもなり過ぎず、ありがちな悪ノリ感もなく。後戻りできない状況でエスカレートし、なかなか苦しい究
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4×4 殺人四駆(2018年製作の映画)

3.5

街中でカーステレオを盗んで出ようとしたが…

懐かしの『クリスティーン』系?
それが意外にも大好きな人工知能とのワンシチュエーション?と思ったがまた予想外。
勧善懲悪にも収まらず、思わぬ問題への提議
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隣の影(2017年製作の映画)

3.4

負の連鎖が雪だるま式に次から次へと…
それぞれの家庭内の鬱憤が、ありがちな隣人トラブルの引き金に。疑念の応酬も収集つかずブラック・サスペンスどころかもはや…笑。

カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)

3.6

時代に合わせてポップにブッ飛ばしたリメイク『ヘイトフル・エイト』より好き。
だって短いもん。

極悪非道のマカロニウエスタン。護送中の7人の凶悪犯を乗せた馬車が、雪山で山賊に襲われる…。
ゴアムービー
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カット/オフ(2018年製作の映画)

4.0

映像での表現も惜しみなく、丁寧な人物紹介や慎重な謎解きなど省きながらも複雑な関係を絡ませる。勢いがあるまま謎から謎へ繋がるので気が抜けず、それでもあえて怪しさを残す周到さには唸りました。

グロありで
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

子供向けのファンタジーではなく、子供から大人になる過程のダークなファンタジー。残酷(ホラーな表現ではなく)だと感じても、現実は現実。ずっと見守り、しっかり後押しする優しい存在って、やっぱり…だね。

落下の王国(2006年製作の映画)

3.9

少女の純粋さが優しい。不思議なファンタジーから繋がる素朴な疑問や素直な辛さ。これは聞く耳を持たざるを得ないわ…。

世界遺産の映像美や衣装のセンスが当然だけどハンパない。砂漠のスケールを楽しめるアング
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.3

カンヌ国際映画祭男優賞受賞作品…確かにこの演技、って言っても「素」なんじゃないかってほど、その表情から人柄を感じていたが。断ち切れない関わりの中で、決して弱くはない内心に驚かされた。

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.5

監督 ロマン・ポランスキー
『エクソシスト』と並ぶオカルトブームの立役者。粘着質的な隣人に潜む恐怖。

初見の衝撃は今でも忘れない。小学生の時、すぐに小説を買って読み返しては忍び寄る恐ろしさを楽しんだ
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