あれくすさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

あれくす

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スウィング・オブ・ザ・デッド(2012年製作の映画)

3.6

『ゴール・オブ・ザ・デッド』のようなタイトルに、サッカーじゃなくて野球ね!って観てしまったが。

原題『The Battery』
野球のバッテリー(投手&捕手)
野球もあまり関係ないけど抑え投手には向
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.5

リオデジャネイロのスラム街。
ギャングから一歩引いた視点で描いているが、躍動感のある映像や屈託のない明るい音楽は、これがごく日常の風景でしかないと言われているように自然に感じてしまう。

ヒート・ストローク(2012年製作の映画)

2.6

アフリカ砂漠を逃げるサバイバル。
次々に積み重なる鬱憤を相殺するほどの爽快な展開が待ち構えているのでは…と辛抱強く我慢したが割には合わなかった。ハイエナとの関連も見当がつかない。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.4

ちょっと先の未来。
理想の言葉とのフィーリング。空想が二次元から五次元へ飛躍したような…。この未来像を自分は受け容れないけど、全てロマンチックで優しい。どんな形であれ素敵な関係を築こうとする気遣いは美
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スリザー(2006年製作の映画)

3.8

『ガーディアンズ…』のジェームズ・ガン脚本監督。

小さな町に落ちてきた寄生エイリアン。 CG頼りではない進化するクリーチャーのグロさは期待以上。古い良作のポイントを押さえてあるけど古臭さは無くほど良
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.4

離れて!ソーシャルディスタンス
コロナ禍ではなく2017年作品なのに良く思いついたな…。

無くした記憶を探りながら謎を追う中で、徐々に甦る過去。現実と向き合う判断まで時間が残されない勢いを評価したい
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ハングリー・ハーツ(2014年製作の映画)

3.5

パートナーへの愛と親の責務の均衡。
出会いから徐々に差し迫る危機へ。何が原因だろうと誰にでも起こり得るし、もっと前からサインがたくさんあったはずだけど。自分自身や近い人を護ろうとするほど気付けない。

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.2

幼稚園の遠足でゾンビに囲まれる。
なぜかほっこり成長物語…

可愛らしい…でもPG12な作品。お子様には「助言・指導が必要」…ってコレ一緒に観てしまったら、親はなんて声をかけるべきなの??

人面魚 THE DEVIL FISH(2018年製作の映画)

2.4

想像した人面魚とは異なり、え?そっち⁉︎と驚いた怨念ホラー。薄気味悪い魚を喰らう懐かしのビビアン・スー。
親子のドラマチックさや除霊アクションもあるのに単調な音楽で盛り上がりを欠いてしまったような…。

寄生体XXX/スキンウォーカー(2018年製作の映画)

3.4

あらら。パッケージが超テキトー…
『スピーシーズ』シリーズ的なノリではないのでもったいない。

謎の生命体ではあるけど、宇宙からの〜って話でも最凶とか強さも関係ない。ホラーとしてのクローネンバーグっぽ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いくつもの重圧に耐えようとする内気なイメージから、譲れない境地に立たされ徐々に心を蝕まれてしまう。
演技を指導される意見にも頷いてしまうほどの変化や、陶酔して湖に艶めく翼に違和感がないほど何度見ても鳥
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守護教師(2018年製作の映画)

2.9

閉塞感のある町へ新任してきたばかり。歪んだ社会との板挟みになりながらもどかしさに苛立ち、有り余る正義の拳を抑え続ける元ボクサー。ただ教師らしい場面がないのは残念だけど、女子生徒に振り回される困り顔は笑>>続きを読む

ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

3.5

「角が取れて丸くなる」とは言うけど。
角が生えると、いったいどうなるの?…

医者や牧師にもどうにもできない、突然生えてきた角…。
監督への期待はカット済みらしいが、原作がS・キングの息子さん。不可解
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マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.3

前作から規模がスケールアップ!有名人も豪華。

この監督のおふざけが好きだけど、規模も大きくなり前作と比べてやり過ぎてしまったような…。

マチェーテ(2010年製作の映画)

3.6

『プラネット・テラー…』の予告CM風から豪華なキャスティングを加え本格的に製作。それだけで面白いんだが。『スパイ・キッズ』との繋がりがありそうでなさそうな。
容赦なく斬り刻む破壊力と、相手の策略にはめ
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

2.9

少年と少女がNYを目指す。
交わるはずのない二つの時代。街や人の変化がファンタジーのように交差しすれ違い、何かが起こりそうな音楽で期待したSFのようだった。
ただ、部屋自体を暗くしないと見にくかった…

心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

2.9

少女から謎の数字の置き手紙。
ミステリーとしてもっともっと引っ張って欲しかったけど、心霊系で焦らされずにじっくりと観られる。

隠された時間(2016年製作の映画)

3.6

やましい気持ちで観たのに、ピュアな関係に悶えた…

島の中で小学生が巻き込まれた体験談。
鮮やかな一瞬の景色を好奇心いっぱいで駆け回る男の子、可愛い絵文字の二人だけの暗号…

和やかなファンタジーでは
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.2

コーエン兄弟監督の『ファーゴ』に関わる都市伝説。トレジャーハンターな日本人女性。あんたどんだけ好きなのよ…。

東京とノースダコタ州の人間性の寒暖差。伝説や実話を知った上で鑑賞しながらも楽しめた。

ヴィランズ(2019年製作の映画)

3.6

狂った愛で可愛くて大好きだわ…。単純だけど何に対して予想外を持ってくるかって、大切なところが丁寧。役者ももちろん、センスも好き。

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.4

地球外からの攻撃が続く中、大好きな恋人と地球連邦軍へ入隊!

学生時代編の地球での平穏な暮らしから、宇宙へ出て過酷な戦場編へ。周りとの関係性も無駄がなく、都合良くトントン拍子に進むストーリーと、どこか
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.4

クライムコメディって派手さはないし、ノリ良くカッコいいって事もなく、小ネタだってたいして面白くはないけど…。
豪華俳優とストーリーを楽しみ、最終的にジワるのでゆったりとしたい気分にちょうど良い作品でし
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

パッケージにウフフな気持ちで観ると痛い目に合う。スリラー映画としてあらすじを知らない方が楽しめるけど、若い女性が観ると出生率が低下するんじゃないかと余計な心配するほど久しぶりに気分落ちた…。

ビザンチウム(2012年製作の映画)

3.1

麗しげな物語ではなく、驚くような展開もなく…。この生活で永らえる侘しさは感じられたが、一人耐えるクララこそ、もっと魅惑的な存在であって欲しかった。途中の過程ももう少し知りたかったが、それよりも続編があ>>続きを読む

気まぐれな狂気(1997年製作の映画)

4.5

愛すべきワルを極限までシンプルにカッコ良くまとめたような本作。
監督兼ですがキマってらっしゃるキーファー・サザーランドが『24』よりも断然好き。
『バッファロー’66』のギャロもまた観たくなってしまっ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

パリ郊外。監督自身が生まれ育った街を描いていることが何よりもリアルに深刻な現状であることを証明しているのでしょう。

日本と大きく違う犯罪抑止。狭い地域で衝突し立場や地位を振りかざし脅し合う中、弾き出
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

3.2

サム・ライミ監督と、脇まで豪華な俳優陣。
復讐と決闘のガンマン決勝戦。
今から25年前にしても、ウェスタンブームなんてとうに終えていた時代…。
良い意味でも監督らしさが控えめな演出で、どの俳優も期待通
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名もなき復讐(2015年製作の映画)

3.1

忌々しい事件と無秩序な警察。
いつもの胸くそ悪い展開ばかりかと思ったら鋭い女刑事登場で期待。…しかし事件は悪化してしまう。

全ての要因が合理的な復讐劇。題名通りに終えて欲しいと願った。

復讐の十字架(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

あまり納得できる復讐ではなかった。題材が水面下での問題なだけに、救いを求める人がいるので概念ではなく直接十字架でブン殴るか、きちんと制裁して欲しい。

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

2.5

大掛かりな超能力バトルと思ったけどスレた女の子設定や小規模な対決。
コレ系はもっとテンション上げて欲しい。

兵器人間(2013年製作の映画)

2.3

『武器人間』のお友達作品

もう、ガバガバ…

関連はないけどさらに時代は遡る。
もしかしたらあの博士の先祖?と思ったら急に可愛く見えた。でもそれっぽくはないな…。

スガラムルディの魔女(2013年製作の映画)

3.3

子供向けダークファンタジーかと思えば、夢に敗れ警察に追われるダメ男達の逃走劇。

バスクの伝説にまつわる舞台もこだわって、美魔女や爆乳魔女もご登場。共に追う元妻、警察を含めた冷笑いや、ちょいグロな感じ
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ありふれた事件(1992年製作の映画)

3.7

日本のホラー某監督も影響を受けた作品とのこと。『ブレア・ウィッチ…』より先に製作されたPOV形式。ホラーではなく事件ですが。少人数低予算のモノクロにBGMを入れない削ぎ落としたフェイクドキュメンタリー>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.2

みんな成長したなー。新キャラも加わったほのぼの珍道中。このまま次作もあるといいな。

ZOOMBIE ズーンビ(2016年製作の映画)

1.9

全ての期待は裏切られなかったが、逆に容赦なさすぎて笑えた。