pirokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ガール・ライク・ハー(2015年製作の映画)

4.5

ノンフィクションよりも
ノンフィクションらしい心に迫る作品。
フィクションだと言われてもなお、
強烈にノンフィクション並のインパクトで押し寄せてくるリアル感が素晴らしい。。

人間関係の残酷な連
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

んー。今回は辛め評価。

新海さんへの期待が強すぎたからか正直なところ『言の葉の庭』を観た時ほどのピュアな感動はなかった。。何故にこんなヒット…?派。

個人的なタイミングも相まってなのだろうけ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.3

少し不完全燃焼。。

歌の良さに浸る感じで、鑑賞。
ジョン・カーニーらしい作品だけど、
むしろやさぐれ兄貴の気持ちが
分かる感じだった。
歳とったんだろかー。。笑。

もうがむしゃらにバンドやっ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.6

確かに前評判通り、リアルだった。

私にとって、印象深かったのは
この一言の重み、それだけだ。

『この国はスクラップアンドビルドで
のしあがってきた。』

scrap & build…
何度も何度も
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

全面的にアグリーな教育観。そんな未来を日本に作るため、日々闘っている。

どんな社会的に一見不利に見えるような体験も活かし方次第で、その人の血肉となり、人生を照らし、個を支える軸を形成し得ること。
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.7

もうこの作品は作られた当時はSFでも、
完全に近い未来になってしまった。

そういう時代を生きてゆく倫理観を考えさせられる作品。次世代教育とかに使いたい考えさせられる一本。

激動の時代に突入する
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

奇しくも原節子さんの命日は私の誕生日。そして小津安二郎の愛した町は私の大好きな街、鎌倉。そして小津安二郎を尊敬するマレーシアのヤスミン監督は私の一番好きな映画の監督。というわけで只ならぬ運命しか感じな>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

またひとつ、好きな映画が
増えてしまったな、という感じ。。。

幾つものシーンが琴線に触れ過ぎて
言葉よりも先に、涙がこぼれでる作品。
それも何度も。

個人的に見終わったあとぐったり。

音楽も歌
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.9

青春の輝きと。
すれ違い噛み合わない人間模様と。
いろいろと懐かしきテイスト。

追憶の情景を思い起こさせてくれるだけじゃなく、繊細で若い心を閉ざすもの開くものは何か、じわりと伝えてくれる。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.1

こどもにもおとなにも、わかりやすく、
偏見と多様性について伝えることが出来る映画をこのタイミングで
作れるというのが素晴らしいなぁと思う。

ジュディとニックの関係性は、
最強のふたりにもどこか通ずる
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.0

転落感を味わいたいときにどうぞ。笑



人工美と自然美の違いについて考えた。
境い目があるようでなくて、境界は曖昧。

自然美には永遠に廃れない美しさが
あるように思うけれど、
人工美には一抹の儚さ
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

正義について。

ただただ実話ということに驚く。
これだけのプレッシャーに耐え得る仕事観への敬意と憧れと。
恐れ入りました。。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

時々、自分の嗅覚が恐ろしくなる。

ふわりとただ、
誘われるように映画を観るとき、
その映画はいつも
自分にとってヒーリングだ。
今回もまた。

自分を射抜いた樹木希林のひと言を
きっと私は抱き締め
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ジョイ・ラック・クラブ(1993年製作の映画)

3.6

母と子と。
時代と世代と文化と。

血縁や家系について、
考えさせられる作品。

個人的に一番琴線に触れるシーンは、
あの婚前美容室での親子のやりとりだ。
晴れやかな泣き笑いが美しい。

心が通う瞬間
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理想の出産(2011年製作の映画)

3.9

リアル過ぎて、
色んなこと考えさせられた。

女性のレビューが多い気がするけど、
こういう映画こそ、
男性に見て欲しいかも。

フランス映画らしいテイスト。

おと・な・り(2009年製作の映画)

3.9

美しき絵画のような映画。

撮影、国分寺の花屋、かぁ。。
ご縁感じざるを得ない。
音で蘇る記憶たちが脳裏を巡ってゆく。

すき。おと。うた。

印象的なエンドロールが心地よい余韻。

やっぱり音だけな
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.5

久々に、しっかりと、
この歳になってから観ると、
私の心には沁みるシーンと言葉が
幾つもあって泪溢れた。

自由と愛について、模索し続ける女心。
オードリーの美しさ以外は、
あまりにも手に取るようにダ
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

3.6

高所恐怖症的には、
気が遠のきそうな断崖絶壁を
登る野心には共感出来ないものの、
リスクを承知で進む感覚はentrepreneur的には少なからず共感するので、
ずっとずっと死に近いリスクに
命懸けで
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エール!(2014年製作の映画)

3.9

家族愛と自己実現と。
その橋渡しをする心震える歌声。
澄んだ心の奏でる音楽の気高さ。

It's THE power of music!!

この映画には、私の人生で
大事にしてきたものが詰まってる。
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.3

あまり期待してなかったが、
想像してたよりは楽しめた感じ。

でもなんだかんだ
続編観たくはならなかったなー。
その程度。

単純なファイト系映画は
どうやら好みではないらしい。

構造はどの映画も同
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

4.3

美しさと切なさと。。

そして、このタイミングで期せずして
観てしまった自分と。。。

涙が冷たい。とても。

描かれた余りに綺麗な情景の数々。
お節介にも、一生懸命
過ぎた歳月を美化しようと迫りくる
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.3

ありがちなストーリーで、個人的にはパッとせず。登場人物のキャラやステージは楽しいけれど、そこまで響かず。。

もう少し、音楽のもつパワーが伝わってくる映画を期待していたからかも…?

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

happy movie!
ひとしきり笑って泣いてハッピー♪

今度は英語で観たい。

女性ならではの心理描写が、
アンハザウェイの演技は絶妙すぎるから共感し過ぎてしまうんだよなぁ…。

そして、デニー
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

あらすじ分かってるつもりだったのに、
何度か泣かされた。

今、観たい映画だった。
名曲tomorrowが頭を2,3日離れない。
とっても励まされた。

現実とダブって見えるシーンが幾つも!
…という
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

「粘り」を感じるアクション!!

シャーリーズ・セロンの格好良さが
際立っている。

女性ヒーローへの憧れは、ナウシカから始まったのだが、またもノックアウト。

dB高めだしIMAXはお薦めしないかな
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

3.9

ピナの演技は、
彼女自身が自らの人生と向き合ってきた証みたいな感じ、だから、
他の人には真似出来ない域にまで
達しているのだろう。

芸術の素晴らしさ。
極められた身体性が織りなす表現。
ほとばしる感
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.6

前評で期待値が高すぎたのか、
思ったより響かなかった。

というか、
観るのは今じゃなかったなと感じた。

祖父との永遠の別れのシーンが
一番グッときた。
なんとなく、家族が出来た時にでも
観たい感じ
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