期待しすぎてしまったからなのか、それとも平日のレイトショーだったからなのかは分からないけど後半全部寝てしまった。ミーハーだからティモシー・シャラメとシアーシャ・ローナンを拝みたかったのに全く記憶にない>>続きを読む
“Gross National Happiness(国民総幸福量)”を政策の中心に据えるブータン。でもそのスローガンをあしらったTシャツを着る主人公はミュージシャンとして海外で成功することを夢見る若手>>続きを読む
性的マイノリティについての映画。これまでもそういった映画をいろいろ観てきたから、頭の中では「LGBTQに対して寛容でなくては」と理解しているつもりだし、そういった人たちへの差別は決して許されないことだ>>続きを読む
ヘプタポッドの認識様式(物事の捉え方)が難解かつ刺激的で面白かった。頭を働かせながら観る映画には「この単元難しいぞー」って先生に言われて全力で受ける授業みたいな楽しさがあるから好き。SF映画もっと観た>>続きを読む
宅配弁当の誤配達から何が起きるんだろうって期待させる映画なのに、大筋で捉えると結局何も起きない映画。でも主人公二人の心境には確実に変化が起きていて、その心境の変化を表す些細な描写や示唆に富むラストには>>続きを読む
車の中、ベッドルーム、食卓、稽古場、バー、ゴミ処理場——、いろんな場所で繰り広げられる会話劇のひとつひとつが繊細で、濃厚で、興味深い。画面は常に落ち着いているんだけど、その会話に思わず聞き入ってしまう>>続きを読む
認知症の人から見た世界。当然登場人物や時間軸が支離滅裂だから、正直何が事実で何が妄想なのかは最後まで判断がつかなかった。でもだからこそ認知症の怖さとか、それがもたらす不幸や悲しみがリアルに伝わってきた>>続きを読む
「町を離れて自然の中で娘を育てながら生活する元軍人のお父さん」って聞くと逞しくて頼れる姿を想像してしまうけど、この映画に出てくるお父さんは湿った火口(ほくち)で焚火をしようとしたり娘を凍傷・低体温症に>>続きを読む
「プライドと偏見」的なラブストーリーを想像して観てみたら、半分以上が戦場を舞台にした映画だったからびっくり。特にダンケルク到着シーンのロングカットは臨場感が半端なくて衝撃的だった。それ以外にも生々しい>>続きを読む
北野武監督の映画が好きで、どんな人生を経験したらあんなにも味わい深くて繊細な映画が撮れるんだろうってこれまでずっと疑問に思ってた。だってテレビで観るビートたけしと雰囲気が全然違うんだもの笑
でもこの>>続きを読む
映画を通して伝えようとしたメッセージは素晴らしいと思う。でもやっぱり「感動的なこと歌ってるけど全部嘘じゃん」って気持ちが払拭されないまま観るミュージカルは苦痛でしかなかった。楽曲自体は良かっただけに物>>続きを読む
小学生の時にめちゃくちゃハマったマトリックス。当時内容が理解できてたかどうかはさておき、学校の廊下で友達とカンフーアクションの真似事をするくらいには好きだったな。
そして今作、特に復習もせずに観たか>>続きを読む
また凄い映画を観てしまった。
気難しく意地悪なカウボーイのフィルと、彼の弟の妻の連れ子である華奢な青年ピーター。出会った当初はお互いに嫌い合っていたけど、フィルはピーターを若かりし頃の自分に重ねて徐>>続きを読む
ニムス・プルジャの勇敢な挑戦に拍手。なぜなら彼の挑戦は、ただ記録を打ち立てるための挑戦ではなく「ネパールとネパール人のための挑戦」という英雄さながらの大義名分があったから!
映画の中で彼が「欧米人はネ>>続きを読む
2021年版を劇場鑑賞後に自宅鑑賞。さすがに映像技術で見劣りしたものの、登場人物の関係性や専門用語の解説はこの映画の方が分かりやすかった。2021年版のパート2に向けて良い予習になったかな。
映画の中>>続きを読む
個人的には登場人物が全員幸せになる映画が好きだから、主人公2人だけ幸せになってもそこまで感動できなかった。
でも現実の2人の結婚は全力で祝福したい。菅田将暉くんも小松菜奈ちゃんも大好きな俳優さん。心よ>>続きを読む
ノマドワーカーの話なのかと思ったら、ガチのノマド(遊牧民)に密着した良質なドキュメンタリー(かと思うくらいリアルな)映画だった。ノマドワーカーが和製英語だったことも知らなかったし、ヒッピーとはまた違う>>続きを読む
鑑賞してみて劇場公開がことごとく延期になった理由が分かった。映像も素晴らしいけど、何よりも音響の切れ味が尋常じゃない。殺風景な舞台や主人公の夢の描写で時々眠くなることはあっても、砂虫が近づく「音」や特>>続きを読む
ワンシーンごとに作り手のこだわりを感じる素敵な映画だった。ラブレターくらいクライマックスで盛り上がることを期待してたから、不完全燃焼感は否めない。
Diorの広告を目にした時にふとナタリー・ポートマンの映画が見たくなって鑑賞。評判通り19歳の彼女の魅力がたくさん詰まった映画だった。コメディ的な雰囲気を大切にしていて全体的に軽いタッチで描かれてたけ>>続きを読む
知ってる場所とか好きな音楽が映画で使われると凄く嬉しいから、この映画はそれが盛りだくさんで幸せだった。きのこ帝国大好きだから有村架純の「クロノシスタスって知ってる?」はめちゃくちゃ刺さったし、早稲田松>>続きを読む
ドタバタコメディを楽しむB級映画のようでもあるし、バカンス的な雰囲気に浸るオシャレな映画のようでもある。それぞれそう思わせてくれる場面は良かったけれど、映画全体としてみると少し物足りなかったかな。
俳優さんたちがみんなかっこよかった。それはルックスだけじゃなくて演技も含めてね。特にキヨマサ君は原作よりも男らしくて好き。
高揚感のあるラテン音楽と軽快で心地良いラップの組み合わせが素晴らしい。ラップで歌うミュージカルってめちゃくちゃかっこ良いね。そしてHamiltonを観た時にも思ったけど、終盤にかけてコーラスを重ねて曲>>続きを読む
ジュリア・ロバーツの美しさを褒めるフレーズがたくさん出てきて、自分も英語を使ってみたくなった。曲がり角から恋が始まるのは万国共通なのね。
原作の脱力的な雰囲気がちゃんと再現されてて楽しかったし、岡田准一くんアル・パチーノかと思うくらい渋くてかっこよかった。
銃声は鳴り止まず、息継ぎする暇もない120分間——、テロの脅威に震え続ける徹底的な構成に痺れた。実話ベースの映画あるあるだけど、エンディングで実在の人々を讃える場面は強烈に感動。ムンバイ、いつか訪れた>>続きを読む
最初から最後まで笑いを誘うシーンが満載で面白かった。小さな街が舞台なのに物語の広げ方も本当に秀逸。登場人物が繋がっていく展開は行動範囲の狭さを逆手に取っていて感心したし、フリがあってそれをきっちり回収>>続きを読む
映画の掴みの部分、綾野剛が舘ひろしと親子の契りを交わすまでの展開が胸熱だった。ここで一気に引き込まれたからこそ、本来疎ましい存在であるヤクザの境遇に同情できたし、家族というテーマにも説得力を感じられた>>続きを読む
歌って踊らないインド製サスペンス映画。個人的に気に入ったのは緊迫したシーンでカメラワークが目まぐるしくなる演出。映画を俯瞰する隙を与えてくれないから、臨場感や没入感みたいなのが味わえて良かった。ストー>>続きを読む
この映画を見て、世の中にはこういうことで困ってる人がいるんだなって思った時、ふと思い出した言葉がある。
それは昔どこかで目にした「本を読む人は読まない人よりも他人を思い遣ることができる」という言葉。>>続きを読む
アーミル・カーンの主人公感が強すぎてジャンプ漫画の実写版って言われても違和感なかったな。3時間超の長編だったけど全く飽きなかったし、お約束の歌とダンスも長尺で楽しめたから最高だった。あとはこの映画のお>>続きを読む
心優しいジョシュがお父さんと先生に「第二のボビー・フィッシャー」として英才教育を強いられている間は見ていて辛かったけど、若かりしローレンス・フィッシュバーンがずっと味方でいてくれたのが救いだった。心温>>続きを読む
ジョン・トラボルタ、パルプフィクションでしか見たことなかったけどこの映画ではダンスもキレキレでめちゃくちゃかっこいい。主題歌もジャージーボーイズのフランキー・ヴァリが歌ってて凄く良かった。
国連での演説シーン長かったけどリングリッシュが沁みたな。流暢に喋れたのは女の子のキスのおかげっていうのも良かった。
横浜流星がめちゃくちゃカッコよくて、地下闘技場みたいなところで戦ってるシーンはだんだん刃牙に見えてきた。吉高由里子は女神。