何年振りか覚えてないくらい久しぶりに鑑賞。もちろんクリスマスの夜に自宅で。悪党たちも含め登場人物みんな可愛くてほっこりした。誰と観ても絶対に楽しめる作品。最後お母さんに会えて嬉しくてたまらないはずなの>>続きを読む
ファッション、インテリア、街の風景、そして登場人物たちのひとつひとつの仕草——、全てがパリ然としていてとにかく画面が美しい映画だった。隙間なく流れるシャンソンも素敵。大好きなアンナ・カリーナさんが美し>>続きを読む
話題に絶えない二人の会話劇が楽しかった。頭の回転が速い人同士の会話ってこんな感じなんだろうな〜。羨ましい。
そしてこの映画の醍醐味とも言うべき、ほんの数時間の出来事とは思えないほど詰め込まれたたくさ>>続きを読む
優しい雰囲気に満ちあふれた映画。不安定な役柄の主人公2人とは対照的に、職場の人たちがみんな懐深かったから終始安心して観れた。
三宅唱監督らしい長回しのフィルムワークも素敵だったし、そのカットに溶け込>>続きを読む
2人の花嫁が異なる価値観に触れて成長していく物語。お菓子のように甘いエンディングが微笑ましかった。インドスイーツ・カラカンド、美味しそうだったからいつか食べてみたいな。
全編を通して不安というか不穏な気配が漂う中、Blurの”Tender”が流れてるシーンは比較的安心できたような気がする。逆にQueenとDavid Bowieの”Under Pressure”はめちゃ>>続きを読む
後味爽やかな青春映画。友情や恋愛のぎこちない部分も屈託ない部分もユーモアたっぷりに描かれていてニヤニヤが止まらなかった。
とはいえ物語にトラブルは付き物。映画が進むにつれて悩み苦しむ登場人物たち。ど>>続きを読む
ジャーナリストが身内のスキャンダルに直面した時、どんな感情になるのか。その感情が、絶妙な心理描写と出演者の繊細な演技で鮮明に伝わってくる映画だった。瀧内公美さんの置かれた状況がしんどすぎて同情してしま>>続きを読む
笑えるシーンが多くて面白かった。河合優実の真っ直ぐな愛も、大人たちの複雑な愛も、嫌味がなくて後味の良い映画だった。
漫然の境地みたいな作品。ぼんやり過ごしているうちに現実や自分を見失ってしまう感覚...なんとなく分かる。主人公ほど病的に感じたことはないけどね。
そして『あんのこと』鑑賞直後だったから、オープニングで>>続きを読む
救いのない物語よりも、河合優実が時折みせてくれた笑顔の方が印象に残ったからまた観たいと思えた。
バックパックで一人旅したくなる映画。清原果耶ちゃんの台湾旅も、台湾の男の子の日本旅も、それぞれ人との出会いが素敵すぎてほっこり。こんなに良い人ばっか現れるのなんて映画の中だけでしょって思う人もいるかも>>続きを読む
原作も藤本タツキ先生も大好きだから、この作品を観た友達から「良かった!」って感想を聞けることが何よりも嬉しい。
自分はというと初めて原作を読んだ時の衝撃が大きすぎて、映画が結末を迎えても正直そこまで>>続きを読む
SF映画にしては妙にリアルというか現実的な描写に皮肉が効いていた。特に印象に残ったのはアリアナ・グランデの歌唱シーン。民衆の心を動かすのは政治家だけじゃないんだな、とアメリカの大統領選挙に通じるものを>>続きを読む
神木隆之介と浜辺美波、『らんまん』の2人をまた観れて幸せ。ストーリーは良くも悪くも王道ど真ん中。山田裕貴も安藤サクラも佐々木蔵之介もみんな良い人だったけど、良い人すぎてちょっと物足りなかったかな。小骨>>続きを読む
サクッと見れるのに印象に残る作品。
タイトル通りゴールが明確だったから効率よく攻略していく展開が痛快だった。ハイライトは広告代理店の強みを活かしたハイクオリティなプレゼンかな。
気づいたら途中から>>続きを読む
題材は食肉問題だけど社会風刺作品というよりはほのぼのとしたコメディ映画。悪役も間抜けだから重い雰囲気にならずに最後まで楽しめた。テンポの良さと笑いのバランスはさすがポン・ジュノ監督って感じ。豪華なキャ>>続きを読む
暗いストーリーの中で役者の演技がキラキラと光る映画。闇を抱えた広瀬すず、束縛強めの横浜流星、優しくて繊細な松坂桃李——、全員がそれぞれの役に没頭していたからリアリティがあったし、物語の展開には気が滅入>>続きを読む
絶妙に噛み合わない男と女と男の話。打ち解けそうで打ち解けない、うまくいきそうでうまくいかない、そんな場面が続くんだけど不思議とストレスは感じない。むしろオフビートな笑いが心地よかった。そして短絡的で感>>続きを読む
人間の生きる力に感動できる映画。自分自身時々雪山に泊まったり登ったりすることがあるから、麓まで遠征した青年たちの冒険には特に心打たれた。どんなに絶望的な状況に置かれていても、山頂からあの景色を見れたら>>続きを読む
映画の舞台となった南アルプス・八ヶ岳エリアは毎月のように登山で訪れるところだから見慣れた景色が美しく切り取られていて嬉しかった。
濱口竜介監督らしいユニークな会話劇も絶妙。特に中央道を走らせる車の中>>続きを読む
YouTubeでたまたま観た”The Trolley Song”が凄く楽しそうだっから鑑賞。映画も家族愛、郷土愛に溢れててすごく幸せな気持ちになれた。クリスマスソングの定番”Have yourself>>続きを読む
ようやく公開されたオッペンハイマーをIMAX鑑賞。待ちきれなくてOSTだけは聴いてたから、冒頭のニールス・ボーアとオッペンハイマーのやり取りの後に”Can you here the music? ”が>>続きを読む
待望のPart TwoをIMAX鑑賞。前作同様映像と音響は言うまでもなく最高。特にポールがサンドワームを乗りこなすシーンには大興奮。その後仲間から認められる展開も含めて本作のハイライトだったかも。ここ>>続きを読む
混沌で奇妙なのに終わってみると清々しい気分になれる不思議な映画。画面の美しさに見惚れることもあれば、笑いを堪えきれない場面もあっていろんな角度から感情が刺激された。そんなちぐはぐな展開の中でも一貫して>>続きを読む
ヴィム・ヴェンダース監督が切り取る東京。隅田川沿いの景色とか銭湯の文化は自分も上京してから気に入っていたから取り上げてもらえて嬉しかった。
トイレ清掃員の悩みを描いた序盤は”Nomadland”と似>>続きを読む
まずは自宅で観たことを後悔。オーケストラの演奏シーンで音量がいっきに上がるからいちいちリモコン操作するのが勿体なかった。劇場で観るべきだったな〜。
EGOTを総ナメにしたTÁRが転落するまでの軌跡を>>続きを読む
映画の日プライスで劇場鑑賞。北野武監督作品の魅力である容赦ないバイオレンス、テンポの良いコメディ、そして奥深い芸術性を堪能できた。
史実に基づきつつもキャラクター作りや会話劇(というよりコントに近い>>続きを読む
自分の中でマーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオのタッグと言われて真っ先に思い浮かべるのは『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』。だから今作のディカプリオも頭が切れる役なのかなって思って観始>>続きを読む
思い出に耽るような白黒の世界が印象的な映画。自分の場合は祖父だったけど、親とは別の親戚と過ごす時に感じる安心と不安が入り混じったような微妙な感情が懐かしい。
そして度々挿入される子どもたちへのインタ>>続きを読む
捻られた脚本に唸らされた映画。
時系列とか視点がシャッフルされてオムニバス的に進んでから収束する感じはまるで『パルプ・フィクション』。無駄なシーンもないしテンポも良いしであっという間に観終わってしま>>続きを読む
今泉力哉監督作品の醍醐味である会話劇を存分に楽しめる映画。
そのことを印象づけたのは序盤の記者会見のシーン。序盤だから作家(玉木ティナ)と記者(稲垣吾郎)の性格を象徴的に描くだけかなと思ったら、質問>>続きを読む
主人公のミー坊も、ミー坊が出会う人たちもみんな優しくて心が温まる映画。特に見た目は怖そうだけど根が優しい不良たちのキャラクターが凄く良かった。磯村勇斗と岡山天音は不良役似合いすぎ。名前忘れちゃったけど>>続きを読む
終盤まで真実を明らかにしない脚本の構成が良かった。登場人物の感情の機微をじっくりと描いていくこれまでの是枝監督作品とはひと味違う感じ。
屋上に追い詰められたシーンで不気味なBGMに聴こえたトロンボー>>続きを読む
前情報なしで観る映画がこんなにドキドキするとは思わなかった。映画が始まる前も始まってからもあれこれ想像しながら鑑賞できて大満足。この宣伝手法ができるスタジオジブリってやはり特別な存在なんだな。
そし>>続きを読む
『ビューティー・インサイド』を観てから気になってたハン・ヒョジュさん目当てで鑑賞。7年経っても美貌は健在。圧倒的に綺麗なのに表情豊かで演技も上手。言葉では言い表せない凄味を感じました。
物語はという>>続きを読む