度怒り炎の介さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

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学生時代ぶりに観返したら完全にハマった…
カートゥーンみたいな音響がほんとに異常だし、なんでそこで、なんでそんなものを、なんでそんな熱量で映すのか…の連続で楽しすぎる。
猛烈クローズアップ、接写切り返
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ハロウィン(1978年製作の映画)

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怖くはないけど好き。
冒頭の主観がエモすぎる。その余波で、脱獄したマイケルが色んなところに立ってるを見るだけで悲しくなっちゃう。
車の中で絞め殺される瞬間のプシュウウウンっていう音なんなんだ…
めちゃ
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奇跡(1954年製作の映画)

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奇跡のように爆睡してしまった…ダメだな。はやくリベンジしたいです。

麻希のいる世界(2022年製作の映画)

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よかった!
前作同様、かなりこそばゆいし、映画のリズムを担保している要素が、ものすごく作為的な反復とか動線のコントロールだし、何より台詞をはじめとするあらゆるセンスがオッサン臭すぎる(基本的にはまぁそ
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噂の女(1954年製作の映画)

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おもしろい…
ほとんどのカットで人物が奥と手前を行き来してる。
能楽堂が映る度に医者とお母さんの精神的な距離が離れてって、お母さんはおばば様になっちゃったり、途中で出てっちゃって立場が逆転したりする。
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愛怨峡(1937年製作の映画)

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まずオープニングクレジットの時点で素材の状態がCRUSTすぎて最後まで観られるか不安になってしまうけど、全然余裕で面白かった。
全身が映るくらいの距離感で人物を捉えた、鋭い切れ味の構図の1カット内で始
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(1963年製作の映画)

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ボートの上にいるメラニーがミッチに見つかってしまう序盤のヤバいサスペンスが好きすぎる。
ダイナーや学校で浴びせられる大量の視線が異常に怖い。
「階段上ったら鳥がめっちゃいる」の壮大な反復もマジおもしろ
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

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とにかく眼球の煌めきがすごい。2kリストアの解像度じゃないやつで見てもそう感じられるんだろうか。
ジャンヌが処刑場に行く辺りからの、原始的なカットバックの連続、力強さがハンパない。
スピルバーグの『宇
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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むちゃよかった。うた歌ってない時でも爆裂ダンス映画やってる。
ペンタゴンペーパーズにはなかった感じでヤヌカミのカメラが流れるように動きまくってて至高。
瓦礫を見せてくれる冒頭でプライベートライアン思い
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ニセものバズがやって来た(2011年製作の映画)

5.0

ピクサーの秘技・あるあるネタ が連打され過ぎてて若干食傷気味になっちゃった気もするけど、最高。
トイストーリーの中でトランスフォーマーのあの音聞けて嬉しい。
セラピーのシーンがちょっとしつこく感じられ
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ボー・ピープはどこに?(2020年製作の映画)

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画面中央に固定されてたボーが最後に違う方向へ去っていくときの気持ちよさ。最近のウェスアンダーソンにもこういうのあると思う。
ピクサーの秘技、動物とかガキのエグい唾液 がここでもブチかまされてる。

E
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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劇場公開時ぶりの再見。
「いやいや、3で一旦完全に終わってる話を…」みたいな世間評に制作サイドが先回りして向き合ってる様子がありありと伝わってくる。抒情的なライティングもあってか、前作までで色々やりき
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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好き過ぎる。
「ヒッチコック、やります!」って宣言してるみたいなオープニングのソールバスぽいアニメにまずブチ上がる。空港で囮に使われるエイミーアダムスを運転席から見るレオ様の画がめっちゃ『サイコ』ぽく
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蛇の道(1998年製作の映画)

5.0

いままで観た黒沢清映画の中で1番面白かった。高橋洋の脚本エグい…。最初10分くらいの、哀川翔が拉致した男を監禁して、銃をぶっ放したあと塾へ授業しにいく流れで完全にヤられて目離せなくなる。

生前の娘の
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殺人捜査線(1958年製作の映画)

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頭からケツまでずっと最高。ダーティハリーばりにアガる子供の使い方…
車椅子の男をスケートリンクに落下させた奴、カーチャイスの末、そいつ自身も落下して終わる。コワ面白い落下を2回も見せてくれる

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

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ゴーマー。パムグリアのカスみたいな生首…
敵の親玉みたいな奴の初登場シーンの謎のエモい編集は何回みてもブチ上がる。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

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いい…
『フレンチ・ディスパッチ』のおかげで、この映画の犬もまた顔の魅力がハンパないって事に気付けた。

公開当初、セリフが多くて説明的とか言ってた自分アホだった…
この映画においてあらゆるセリフはた
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

『工場の出口』的気持ちさのある冒頭からラストまで、半ば暴力的なスピードでアクションが繋がれてく。で、その中にいる人物ひとりひとりの、顔を執拗に映す。カメラが引いて顔から遠ざかれば、同じショットの中にあ>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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あと20分は短くして欲しかったけどかなり好き。アントマンシリーズがほんと好き。
マイケルダグラスとミシェルファイファーの老夫婦を見せてくれただけであとはもう何でもよく思える。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

5.0

スピルバーグで1番好き。
やっぱり自分の中の映画の面白さの定義のひとつとして、緊張感の持続があるなと観るたび思わされる。
この映画のトムハンクスで、震える人の手をはじめて見た。
ラメルの村に蓄音器から
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

5.0

「もうどうにもならんわ」状態にいききった人物たちの間を進むラストのパレード。一瞬うつる小汚い着ぐるみになんか過剰反応してしまう。あそこのケビンベーコンとショーンペンのやりとりは、マジでしょうもない、く>>続きを読む

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

5.0

どういう意味なのかイーストウッドの顔がひたすら影に隠れまくってたけど、その画含めて泣ける。超失礼だけどこの爺さん既に死んでるのかとすら思ってしまった。

庭みたいなところで、木と、デカい山の景色を眺め
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

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ガガとドライバーの関係が壊れてからはそれなりに面白かったかもしれないけど、そこに至るまでが、マジで違う人達が作った映画だったんじゃないかって位ダルすぎて既に疲れきってしまってた。
冒頭のガガの歩くカッ
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

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得体の知れない感情に掻き乱されるしんどさ、それを映すシーンの長さに対して、見終わった瞬間、なんかあっという間だったなぁと感じてしまうという…あんなベタベタなラストとは

陸軍中野学校(1966年製作の映画)

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増村で2022年映画初めした。
ひたすら画面の左右どちらかの端で人を動かし続ける
首吊り現場の切り返し凄かった

学校の生徒たちの見た目がマジで全員同じに見えてヤバい。先生の加東大介しか識別できない…

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

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飛躍的な解説シーンみたいなのもなく劇映画の体裁がしっかり保たれてるおかげなのか、風刺とか奇抜な編集も素直に楽しめた。
ガタガタ揺れる中最後の食卓を囲むシーン素晴らしかった。ジェニファーローレンス好きや
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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期待しすぎた😢予告編の方が面白かった…

バトルシーンは原作に無かったキャラのとこが1番よかった。乙骨vs夏油とかはマンガのカット割りをそのまま映画でやってるような感じがして物足りなかった…いろんな名
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