hzkさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

3.3

好きな雰囲気。
お屋敷でのセクハラパワハラに耐える可哀想なメイドかと思いきや、悪態吐きまくりで意外に強い。
そんなレア・セドゥを拝み倒す映画。
なんでこんなに魅力的な人なのだ…
眠たそうな三白眼に丸っ
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バックマン家の人々(1989年製作の映画)

3.5

ホアキン・フェニックスの子供時代が見たくて鑑賞。
普通に面白かった!
普通の家族が抱える悩みと幸せ。
いつの時代も変わらないもんだな。

親は無免許でなれる。
メリーゴーランドよりもローラーコースター
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

カッコいい。
モノクロ映画の影って大好き。
シリアスな雰囲気なのに、ここでも使う!?ってくらいエビスビールでお馴染みのあの曲がバンバン流れる。
猫の使い方もよかったな〜〜。

紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.5

マリリン・モンローとオードリー・ヘプバーンなら、私は断然モンロー派。
タレ目のブロンドでスタイル抜群、細くて高い可愛い声。私が持ってないものだらけで憧れる!
紳士は金髪がお好き。その通りの良いタイトル
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

ロマコメの原点!
憎まれ口叩き合いながらもお互いに惹かれて恋に落ちちゃう…的なあるあるストーリーは苦手なんだけど、コレは良かった!
ピーターとエリーが魅力的。
軽快な会話も聞き入っちゃう。
コーヒーに
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

これは私の人生ベスト10に入る映画だ!
なんでこんな名作をもっと早く観てなかったんだろう!
でもまさに今が観るべき時だったんだと思う。
絶望して、もうダメだ、から好転したばっかりだったからピッタリの作
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セカンドベスト/父を探す旅(1994年製作の映画)

3.0

うーーむ。なんだか惜しい。
父と息子のストーリーが好きだから期待しすぎたか。
まぁ私ならお手上げだぜ🤷‍♀️ってくらいメンドくさいジミーを根気強く見守るグレアムには天晴れだよ。
心に傷を負ってる可哀想
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アノマリサ(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ好きだった…
自分以外の他人の顔も声も全部同じに見える聞こえるオッさんの話。
ビジネス書の講演に出張でやってきたホテルでのシーンがほとんど。
コレ本当にストップモーション?
人形が意思を持
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

100年前の映画ってどんなんだろ、ってのを知るためだけでも観る価値はある。
映像の後にセリフの字幕が出る、ドイツ製作のサイレント映画。英語の勉強にもなるね(笑)
カリガリ博士と夢遊病者チェザーレ、フラ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

観よう観ようと思いつつ、気がノラずに後回しにし続けてやっと手をつけた。
好みじゃなかった。
思った以上にオッシャレ〜な感じでまさにスタイリッシュという言葉がピッタリな雰囲気。
綺麗すぎてシューティング
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

高すぎるかなってくらいの期待値も余裕で超えてきた。
ずーっと鳥肌が立ってた。
鑑賞中肩に力が入りすぎてて、まだ頭が痛い。

政治への不満や貧困は身に覚えのある身近な問題。
辛さの定義は他人が決めること
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.3

衝撃作。
本当は90分の作品らしく、残酷描写でカットされて今は62分版のやつしかない。
ノーカット版、観たかったなぁ…
小人や小頭症、結合双生児やら腕が下半身がない人がどんどん出てくる。
もちろんCG
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渇き。(2013年製作の映画)

3.0

監督的には大満足なんじゃないかなー、て感じの個性的な映像のオンパレード。
昔の刑事ドラマ風な演出とか振り切ったグロ描写とかポップでkawaii的な差し込みとか。
だからなんだか映画というよりビデオクリ
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告白(2010年製作の映画)

4.2

教室の中での松たか子の語りから始まり、掴みどころが分からなくて最初の5分くらいボケーっとしてたけど、一気に引き込まれて瞬きも忘れて観てた。
黒板に書いた「命」の文字をサッと消すシーン、すごく良い。
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.8

Netflixになぜか2だけ配信されてたから観た。1は観てない。
かわいかった〜。もっとパディントンのヴィジュアルがリアルで怖かった気がしてたんだけど、こんな可愛かったのか!
theロンドンな色使いと
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血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.5

好きな世界観。
こどもの頃に観たらトラウマになりつつ惹かれてしまいそうな。
赤い目で赤い血のお茶を飲むネズミの、人形に対する執着心が不気味だった。
人形のお腹を裂いて卵を埋める、ってなんつー発想だよ。
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ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

まさかの実話。
マコノヒーとジャレッドの役作りの凄さ。
鳥肌立つくらい痩せてて、痩けた頬とか浮いた腰骨とか痛々しくて、役者として凄いけど心配になるくらい。
これはオスカー獲るわ。
レイヨンの恋人役の人
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

4.3

作家の自伝的な物語。
50年代の服とか車とか街並みが好きだから、すごくタイプの映画だった。
モノローグで少年の成長を見るから、マイドッグスキップと雰囲気ちょっと似てた。
閉鎖的な町と家から抜け出せない
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1回目の鑑賞では酔って途中で寝た。
2回目、すごいおもしろかった。なんで寝たんだ私。
これは語りたくなる映画。
不眠症、ベトナム帰還兵、タクシードライバー。
中2男子なら憧れてしまいそうな要素満載。
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

ジョーカー鑑賞前の予習。
おもしろかった!
始まった瞬間、この映画好き!と思った。
34才、実家暮らし、コメディアンとしてスターを目指す男の純粋ゆえの狂気。
残酷でもオカルトでもないのに、ゾクッと鳥肌
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.9

期待はずれー!
まぁ勝手に想像してたのが悪いんだけど、部屋の中で殺るか殺られるかの息を飲むドキドキ映画だと思い込んでた。
オープニングが89日目だかで、あぁこういう世界観の家族の話なのね〜てのは分かり
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.8

可もなく不可もなく。
デニーロの紳士っぷりが素敵。
年々こういう綺麗にまとめた映画に感動できなくなってきてしまった…虚しい。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

こわ〜いホラーが観たくてチョイス。
おもしろかった!
謎の多い死体の解剖から死因を特定しようと挑む父と息子。
解剖中に起こる怪奇現象。
真っ暗な画面と音楽にドキドキ。
推理もなーんもしないで観たから、
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

ポン・ジュノの笑いが好きだ。
遺影の前で泣きながら転がってるシーンとか、笑っていいとこなのか分かんないけど滑稽すぎてニヤニヤした。
地下駐車場とか病院でのドタバタ感も好き。
大真面目なんだろうけどマヌ
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スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

3.0

ファイトクラブを意識してんなぁ。
オダギリジョーの柄物のタンクトップとか栗山千明のサングラスとか爆発とか。
加瀬亮にハマってた9年前くらいに観たけど、全く記憶なし。
そして今は加瀬亮より断然オダギリジ
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ちびまる子ちゃん(1990年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ちびまる子ちゃん」でありながら、メインは大野くんと杉山くんの友情。いいねぇ。
同じクラスの、ちょっぴり怖くて近寄りがたい2人組の男の子をまる子目線で見守る。
誰もが通った9才、小学校3年生。
席替え
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さくらん(2007年製作の映画)

2.8

カラフルさ派手さ毒々しさ、って結構好きなんだけど蜷川実花のソレは好みじゃないんだよなぁ。
安っぽく見えるというか、根っからのセレブというよりは成金の悪趣味というか。
見せたい画のゴリ押しが先行しすぎて
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.8

寂れた映画館から西部劇の世界へトリップ。世界観が超好み。
異世界でどんどん順応していくみんなが笑える。
キャラクターも面白い。水野晴郎!(笑)
やっぱりカスカベボーイズがわちゃわちゃしてるの見てるの楽
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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

3.5

かわいいかわいい。
ホテルに集まる動物たちみんな可愛い。
ベイブが丸い窓から眺める都会の風景も好き。
エズメ夫人が屈んでスカートが裂ける→「私に合う服ある?」からのあの衣装笑った〜。
パーティ会場での
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シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語(2014年製作の映画)

2.5

ストーリーはあってないような感じ。
闘犬シーンきつい…
グロ耐性はあるけど犬の血は偽物でも嫌。
あれ本当に闘わせてるのかな。
主人公の少年アスラン、目つき悪すぎて可愛い子供らしさはない。
ウンパルンパ
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリー。
自閉症で2歳の時に言葉を失ったオーウェンがディズニー映画のセリフを通して喋れるようになっていく。
映画を通して現実世界を知る。
親からの自立、初恋や失恋というごく一般の人生経験を積
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