SONIAさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

シネスイッチ銀座などのシアター系で女性が好みそうな作品

音楽がとても素晴らしい。
音楽でつながる友情以上愛情未満の関係がとてもオシャレ。

でもこの女性は最初から男性にかなり思わせぶりな態度をとって
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

5.0

久々にアメリカ映画で泣いた。本当にいい映画だった。
炭鉱の町で育った少年が父に反発しながらも宇宙を夢見て友人達と試行錯誤しロケットを作る話。実話ベース。

家族、友情、夢、現実、私はこういうのに弱い。
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

5.0

今になって観たのを遅すぎたと後悔するくらい最高に良かった。
こういうみんなが幸せになれる映画は本当に好きだ。

黒人も太っちょも人種や差別を超えて個性であることが素晴らしいというメッセージを歌とダンス
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.1

ほとんどお爺さんイーストウッドしか観てこなかったので若くてカッコいい彼が新鮮だった。

ストーリー的には特筆すべきものはなかったが、イーストウッドがクールだったという映画。

トランスフォーマー(2007年製作の映画)

3.6

メカもののことはよくわからないが、カッコいい思った。CGは日々進化しているが、2007年当時は画期的だったのではないかと思う。金属が変形していく様子はいかにもメカっぽくていい。そのくせロボット達がちょ>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

2017年版を初めて観た時はオチにびっくりした。今回は犯人がわかっていたので驚きは無かったが、そのつもりで観るとそれなりに面白かった。

誰もが怪しい。
そしてみんな挙動不審だ。
でもまさか全員が犯人
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ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

3.1

何気に日本ディスってるし彼女役は意味不明というか日本女性への偏見だし野球的にも突っ込みどころ満載でいろいろ酷いんだけど、30年前のナゴヤ球場とかサウスポーの応援歌とかジェット風船とかそれなりに楽しめた>>続きを読む

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.1

オタクの夢が詰まった作品。
TVシリーズ宇宙戦隊モノのヒーロー達が営業でイベント会場に。熱狂的なファン達と共に待ち受けてたのは本物の‥
最高のB級映画。
チープさが逆にいとおしい。
戦隊モノやそのファ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

5.0

こういう映画大好きだ〜!
いろいろなカップルの愛の形がクリスマスに向けて少しずつ変化していく。
大人も子供も首相も元ロックスターもみんな愛がパワーになる。切なくて甘酸っぱくてちょっと笑っちゃう。
人種
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EXIT(2019年製作の映画)

3.6

何も気にせず観始めて、タイトルのわりには韓国のほのぼのホームドラマ風だなと思ったらパニックものだった。

そしてまさかのボルダリングのテクニックを駆使して有毒ガスから逃げていく。
オリンピックで競技ボ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

壮大なる夢オチ映画。
しかも3段夢オチというか。
夢の共有というのはSF小説の実写化のようだ。

観始めてから渡辺謙が出ていることを知った。なかなかいい役だった。デカプリオとも対等にやり合ってたし、ノ
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ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.6

しっとりとしたロマンティックなバックトゥザフューチャーといったところか。

女優さんがとても美しかった。
音楽が雰囲気を引き立てる。
昔の人々の衣装も。

最初がある意味オチなのかもしれないし、なぜ彼
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12人の怒れる男(2007年製作の映画)

3.0

舞台劇のような作品だった。
役者の演技がみな素晴らしい。

のだけれどね。
正直言って、2時間40分のほとんどがオヤジ達の自分語りと探偵もどきの推測が、ほとんど台詞のみですすんでいくのできつかった。意
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.4

大昔に観たはずだけどすっかり忘れていた。
野心を抱き成功を夢見る青年のサクセスストーリー・・・ではあるのだけど、どちらかといえばドタバタラブコメといった感じ。
成りあがっていくのも決して正攻法ではない
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.7

本当に胸糞悪い映画だった。
だが最初から最後まで緊張感が途切れない。
一種の山小屋の殺人鬼みたいな話だった。
トムの役が顔から態度まで本当にむかつく。
途中カメラの方を向いたり巻き戻ししたりしたのはど
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ソラリス(2002年製作の映画)

2.2

『惑星ソラリス』と間違って借りてしまったのかな。SF小説の方はもしかしたら面白かったのかもしれないが、この映画は退屈だった。

ソラリスとは何で、どれが実物でどれが妄想で、時間軸がどこで場所がどこだか
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A.I.(2001年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

スピルバーグは本当に少年の心を描くのが上手いなあ。

最初は人間対機械のシュールな戦いみたいな話かと思ったら、人間になってママに愛されたい少年のファンタジーだった。

主役の少年をどこで観たか調べたら
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

4.6

久しぶりにアメリカ映画を観て声を出して笑った。
タイトルの語感がちょっと古めかしかったので、甘ったるいラブストーリーかと思ったら適度にブラックが効いたとても面白いラブコメだった。

人が良すぎるあまり
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私が、生きる肌(2011年製作の映画)

2.7

TVでどんでん返しもので紹介されていたので観てみたが自分の好みではなかった。

まずかなり露骨な性描写が多くてそれがちょっと苦手。
そして倒錯した世界。
登場人物たちはみなどこかスネに傷を持つといて、
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.2

いかにもミニシアター系の作品といった感じ。
いい作品だと思う。
でもこういうはっきりとしたストーリーがなくて、少女の心の中の心象風景をイメージ化したような作品はつかみどころがないというか。確かに少女目
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

家族旅行を通して家族のあり方や勝ち組、負け組を問うコミカルなロードームービー。
実はアメリカ映画の家族ものってありそうで多くはない気がする。あってもみんなバラバラだったりして、まとまっていく話がちょっ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.5

あまりにも有名なシリーズを初めて観た。いやあ、さすがだ。面白かった。これぞ映画というロマン溢れる冒険活劇。
まさにおとぎ話が映像になったようだ。こういうのってハリウッドが最も得意にするところだと思う。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.6

高校演劇の戯曲が元になっているだけあって、悪い意味でなく、いかにも高校生の演劇大会って感じだった。役者も素人っぽいし、舞台も2箇所くらいしかない。

でも悪くなかった。
悩み傷つきながら成長していく等
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エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

3.9

ちょっと長いかな、とも感じだけどなかなか面白かった。

CGとかが今ほど発達してない時代にいかにエイリアンを恐ろしく見せるかという映像、編集技術が凝ってて興味深かった。
暗闇の中で全体像は見せなくても
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.3

ビリー・ワイルダーらしい軽快なラブストーリー。オードリー・ヘプバーンがひたすら美しい。

軽快なので見過ごされそうだけど、結構ストーリー自体はドロドロしてる。
幼い頃の記憶の刷り込みでデビッドに恋した
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スーパーマン(1978年製作の映画)

3.4

まさにアメコミをそのまま実写化した映画。
スーパーマンは当然知っていたものの、電話ボックスで着替える新聞記者、くらいしか実はよく知らなかった。
生い立ちとかがわかって興味深かった。
シンプルさが逆に新
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.3

ホラーコメディアクションとでも言うべきか。昔すごく流行った。おでこにお札貼って手を垂直に伸ばしてぴょんぴょん飛ぶポーズはインパクトあった。

ギャグはベタだがそれがいい。
観て単純に笑える。
ゆるーい
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ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル(2019年製作の映画)

3.4

なかなか面白かった。夏休みに親子で観たいような作品。象牙の密猟集団と戦う男の話。象が可愛い🦣🐘

主演のヴィドゥユト・ジャームワールはなかなかのイケメン。若手とばかり思っていたらもう40歳だった。マー
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

2.2

米ソ関係や軍や戦争や水爆をいろいろ皮肉ってるのだろうしブラックユーモアなんだろうけど、正直全然わからなかった。

こういう作品てニヤリとか、クスっていうのがあるものだけど、ほとんどそういうのがなかった
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レインマン(1988年製作の映画)

5.0

これはもうダスティン・ホフマンに尽きる!
彼の演技が大変素晴らしい。そして最初はちょっといけ好かない弟を演じていたトム・クルーズも非常によかった。

旅をしていくなかで初めて会った兄弟が心を通わせてい
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

-

ドキュメンタリーなので評価は無し。

映画ファンなら必見と言ってもいいかもしれない。映画と音楽についての考察がとても面白かった。

音楽を聴くと映画と感動が蘇る。テーマソングを聴いただけでワクワク感が
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.6

韓国映画お得意の記憶無くす系をアレンジした純愛もの。
この作品で一番いいと思ったのはワイルド系男子に対して女性がどんなところに萌えるかというのがとてもよくわかっていて、とにかくかっこ良く見せる。
飲み
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弁護人(2013年製作の映画)

3.6

なかなか見応えがあった。
安定のソン・ガンホといった感じ。
高卒で苦労の末弁護士になった主人公が成功し、それなりのお金も得て、人権弁護士へとなっていく話。

読書会をしていただけでアカだと言いがかりを
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大逆転(1983年製作の映画)

3.2

ストーリーの発想そのものは面白いし、エディ・マーフィーだし、他の出演者もいいのに、なぜかあまり面白くなかった。
あまりにもあり得なさすぎる展開・・・いや、映画なんてあり得ないことだらけなんだけど、それ
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いまを生きる(1989年製作の映画)

2.8

ある年代の人が観るべき映画というのがあって、おそらくこれがそれ。17歳の少年達と先生との話。青春だな~と思った。
若い時に観ればそれなりに楽しめたかもしれないが、今の年代だと、まあ悩んで頑張れとしか思
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.8

ベトナム戦争を描いた映画は多いが、現地の人とのコミュニケーションを描いた作品はそれほどないような気がする。当時の音楽にのせて、狂った戦争だということは伝わってくる。

DJ役のロビンウィリアムズはマシ
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