はらこーさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

はらこー

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ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

「狂気」に基づくティム版バットマンの世界観やテーマにより一層踏み込んだ印象で、正義や悪を決定付ける要因は徹底して相対的なものでしかないっていう新たな視点が加えられていた。あと爆発シーンがとにかくすごく>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.2

本当に、タイトルが全てというかんじでした。キャストがみんな役に入り込んでてすごくよかった。最悪なラストとか(悪い)まさかの展開が起こってくれる話の方が潔くてまだ逆説的に救いがあるって思うけど、そういう>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.3

ポジティブとバカの押し売りみたいなフツーのロマンティック・コメディじゃないところがよかった。とくにセレステの内面の成長過程の素直な描き方が、この映画の哀愁有りながらも前向きな印象を裏付けてたとおもった>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

メチャクチャよかったです。
「本当に」人を好きになるってことがどういうことか考えさせられた。似たような複数の生活音が地続きでエコーしたり、電車が横切るシーンが殺人のトリガーになっていたり、なんか好きだ
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.0

汚くてバカでくだらなくてテキトーでウィルスミスがカッコいい。ジョーンズはその後コーヒー大好き宇宙人になりましたとさ。

水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

2.8

人の傲慢さというか、報いを受けていると考えるってことは独りよがりな救いを求めてることの裏返しだよなあみたいなことを考えながら観てた。「子供」以外には誰にも同情できない映画。てかナタリーの私情がダダ漏れ>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

4.3

往年のアンチカトリシズムやキリスト教に対する宗教批判を、現代における一つの謎解き物語としてわかりやすく具現化していた。キリスト教が残した言い訳のしようが無い負の遺産を糾弾する姿勢はめちゃくちゃ徹底して>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.8

可能な限り脚色が無いリアルなノンフィクションというかんじだった。当時のものとおなじエアバス買っちゃうくらい気合い入ってたからこれはほぼほぼ間違いないんじゃないのかな。久々に手に汗握る感じでリアリティに>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.7

好きだったところ
・異国の列車の中で出会う
・視聴室で音楽聴きながらお互い目を合わせない描写
・過去の回想シーンが無い
・仕事と家庭が云々っていう話に対するセリーヌの返答
・友人に電話するおままごとの
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

あくまでラストがこの映画の主軸じゃないという批評もあるけど、あんまりそうは思わなかった。本人が本心で何を考えてるのかはわからないけど、映画の中にあったすべてのピースが無駄にならずに、最後にパズルが徐々>>続きを読む

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

4.7

超ポップなラブストーリーってかんじ。昔売れてた一発屋のポップミュージシャンがリリックに天性のセンスをもつ人と出会って一緒に曲を作る話。ポップは人をハッピーにするよねとか愛なんて語らずとも一緒に音楽つく>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

クソオールドスクールな偏屈オヤジがどんどん丸腰になっていってやれなんだか気持ちが良くなる映画だなあと思ってたら、当然だけどそれだけじゃ終わらなかったし、話のメッセージもものすごい直球で、観終わったあと>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ビョークってこんなに迫真的な演技するんだってビックリした。
どーせ胸糞映画だと思ってみたけど、誰か一人のために自分のすべてを捧げるような、自己犠牲(一人他人を犠牲にしてしまったことは除いて)の本質みた
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プラトニック・セックス(2001年製作の映画)

3.6

オダギリジョーだけかなあ〜良いところ
あと夢追い虫ですかね

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.7

相変わらず最低1分に1回はギャグなとこは変わんなかったので終始笑いっぱなしだった。ちょっとオタクでチャーミングなリケジョたちはサイコーだったです。ホルツマン役のおねーちゃんキャラが一番よかったしすげえ>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.7

主音声"f**k! f**k!"に対してテロップ「クソッ!ファックしろ!」はそりゃねえだろと思いました(大爆笑)
暴力の中にもあくまで会話が基調になって全体が組み立てられててみててなぜか微笑んでしまう
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抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

4.7

ひさびさにみた完璧なラブコメだ!このカップル一番好きかも
エコカーでヤるなら地球に優しいから罪悪感が無いってくだりで爆笑

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

コッコの歌がうまかったです。同性愛を虚構の世界に閉じ込めるところに邦画の限界を感じたし内容自体は本当にどうでもいい。黒木華は最高
葬式のシーンで出てきたAV女優役の人がほんとにそれっぽくてちょっと笑っ
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クローサー(2004年製作の映画)

4.8

みてて非常にメンタルがえぐられる浮気の話。監督の性格を疑う

ズートピア(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

人種差別をテーマにしてるっていう触れ込みだけ聞いてて実際みて、一番焦点当ててるのはそれで間違いないんだけど、文化、容姿、経済、出生、ジェンダーとか、いろんなモチーフが随所にあって、そん中で踏む側踏まれ>>続きを読む

アンナとロッテ(2002年製作の映画)

5.0

うる覚えだけど大戦下のカトリックとプロテスタントの「世俗的な」断絶がすごくわかりやすく描かれてるとおもった

ピアニスト(2001年製作の映画)

5.0

自我が確立仕切らなかったために構造的に閉塞しきっていて救済のしようが無い主人公の人生の描き出し方がめちゃくちゃ良かった。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.6

大人でもなくて、子供でもなくて、はたまた「女子」でもない彼女たちが何を考えてるのか、何に問題を抱えているのかについて直接的な描写が一切排除されてて、今までみたなかでも結構キツい残酷な孤独の描き方だなあ>>続きを読む

未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.6

宇宙人との接触。全世界でポルターガイスト的な不可思議な現象とか光る飛行物体の目撃が相次いで起こるところから物語は始まる。
地球人に敵対意識を持った宇宙人が一方的に襲来してくるような内容ではあんまなくて
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くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!(1997年製作の映画)

4.7

相当昔観てめっちゃ泣けた記憶がある。くまプーは全体的にキャラ立ちが良い

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

2.6

いろいろかんがえたけど正直イマイチすぎました