『八十日間世界一周』のリメイクとはとても思えない邦題に疑問符がつきましたが、観て納得。
ジャッキー、てっきりゲストかと思いきやバリバリの主役じゃないですか!
おかげで「交通手段がまだ発達していない時代>>続きを読む
まさかバートン&デップ、黄金コンビの作品で正直ここまでひどい地雷になるとは思ってもいませんでした……
まず宣伝では「200年ぶりにおはようございます」などと、明らかにホラーコメディとして売り出してい>>続きを読む
子供の頃、近所のビデオ屋のホラーコーナーでとりわけ存在感を放っていた作品。
タイトルといいジャケットといい解説といい、あまりに完璧なおどろおどろしさ。
何より「人が人を食う場面を収めたドキュメンタリー>>続きを読む
Attack of the killer tomatoes!
Attack of the killer tomatoes!
They'll beat you, bash you,
Squish you>>続きを読む
細田監督が何度も描いてきた仮想世界ものに、ディズニーの名作『美女と野獣』を合わせたような作品。
実際、『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』などを担当したデザイナー、ジン・キムが今回のベルのデザイ>>続きを読む
「何だ、ただの実写か」
まさにその言葉を体現したかのような作品でした。
打ち寄せては引く波と泡、バックの鳥のシルエット、シギの群れの動き。冒頭はもはや実写としか思えない質感で、その技術力に感嘆の一言で>>続きを読む
今年劇場で観たかった映画の一つ『クルエラ』。
しかし、ディズニーと劇場側の軋轢で近所の映画館では全く上映されていませんでした。加えて、プレミアアクセスのぼったくり価格も相まって泣く泣く視聴を断念。
代>>続きを読む
1.19:1のアスペクト比。それは初期のトーキー映画時代に使われた正方形のフレーム。
しかしこれが仇となり、その上映環境を提供できる映画館が日本になかったため、なかなか公開されなかった不遇の作品です。>>続きを読む
昨年ツイッターで話題沸騰しながらも、その最後で映画化!グッズ化!コラボカフェ!いきものがかり!と、怒涛の商売っ気と企業案件があらわになり、瞬く間に人気失墜した問題作『100日後に死ぬワニ』の映画版。>>続きを読む
実在した絵を描くゴリラ、アイヴァンの話をベースにした伝記映画。
すごいですよねゴリラで伝記が作られるなんて。
昔はゴリラ=野蛮で狂暴のイメージがあったけれど、近年ではむしろ繊細な性格であることが知れ渡>>続きを読む
細田守作品は『ぼくらのウォーゲーム!』以外未見でしたが、この作品は『あの夏のルカ』でオマージュとして使われていたとのことなので、金曜ロードショーでチェックしてみました。
カサローザ監督は、主人公がシ>>続きを読む
あの『メリダとおそろしの森』にスピンオフ作品があったとは。まさかのまさか。
本編のヴィラン、モルデューですが、監督交代の影響を受けたのか、正直あまり物語に絡んでいるとは言い難い扱いでした。
そのため>>続きを読む
日本では吹き替え問題に加え、とてもピクサー作品と思えないレベルの大コケをしたことで、悪い意味で話題になってしまった作品。
私としてはかなり期待していた作品で、その予告は深い森を舞台としたダークファンタ>>続きを読む
アイルランドの小さな村に住む老人ネッドは、日本円にして12億円もの宝くじを当てたものの、喜びのあまり、ポックリあの世へ逝ってしまいました。ネッドには身寄りがなかったので、このままだとせっかくの賞金が手>>続きを読む
動物をテーマにした児童文学の金字塔の実写映画化。さぞかしほのぼのした話だろう……と思いきや。
蓋を開けてみれば、害獣軍団VS変人の一大バトル!
「マッドマックス怒りの湖水地方」とか「死人の出ない『仁>>続きを読む
『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督の短編ということで観てみました。
夜の海に浮かぶ舟、月の質感、まんまマッシモなお父さん。『あの夏のルカ』の原型と言うべき作品になっています。
しかし、本当に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【鑑賞前の印象】
この映画の予告を初めて見た時、とてつもない衝撃を受けました。
「あの夏の……ルカ?!ロシアW杯かな???」
タイトルだけでもサッカーファンにはビビっと来るのに、映し出された内容は『シ>>続きを読む
本作のタイトルの意味は「水の形」。
時に穏やかに、時に荒々しく。水は自由自在でどんな形にもなる。そしてそれは、愛も同じ……
多様な愛が認められる時代になったからこそ作れるようになった、大人のためのおと>>続きを読む
『スタンド・バイ・ミー』と同じく、80年代を代表する子供の冒険物語。
あちらはノスタルジックかつしんみりしたお話ですが、こちらはみんなでワイワイ楽しめる痛快冒険活劇でした。
グーニーズだけでなくて、兄>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
観る前は、フランスらしいエスプリの効いた、おしゃれでかわいらしい作品だと思っていたのですが……何なんだこのカオスさは(笑)
予備知識一切なしで観たらビックリした。というわけで、この作品は前情報一切なし>>続きを読む
誰もが知っている伝説のロックバンド"QUEEN"とそのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記映画。
2018年に日本で公開された作品の中で最大のヒット作。ドルビーアトモスやIMAX・4D・Screen>>続きを読む
ベストウイッシュシリーズの最初の映画作品。それは、『白き英雄』と合わせてまさかの2作品同時公開という冒険に出たものでした。
しかしその違いは、細部が異なるだけという、「わざわざ二作品分ける必要あるのコ>>続きを読む
前作『光輪の超魔神フーパ』が、伝説ポケモンばらまきという大盤振る舞いをやってのけたにもかかわらず、歴代シリーズの興行収入最低記録を更新するという、まさかの事態に陥った劇場版ポケモン。
そのために、本作>>続きを読む
『キュレムVS聖剣士ケルディオ』以降、興行収入の低下に歯止めがかからなくなっていた劇場版ポケモン。
本作の前売り配布はアルセウス(低確率で色違い)、キュレム以外性格固定の伝説ポケモン。とうとう切り札を>>続きを読む
1000年のうち、わずか7日間だけ目覚める幻のポケモン・ジラーチ。実にドラマチックな設定です。そんなポケモンとの、かけがえのない7日間。
パンフレットでも「観る前にハンカチのご用意を忘れずに……」と、>>続きを読む
「ミュウツーよりも強く!ルギアよりも速く!!エンテイよりも優しい!!!こんなポケモンに会ってみたかった」
エンテイはともかく、ゲームをやっていれば残り二つの詐欺っぷりが印象に残るキャッチコピーです。>>続きを読む
『ミュウツーの逆襲』『ルギア爆誕』の大ヒットから、ヒットすることが義務づけられた時期の作品。
巷では、「ティラノサウルスの化石暴走」「自分の生きている世界は何なのか?」という没プロットがあったことでも>>続きを読む
「おとこのこが 4にん せんろのうえを あるいてる……」
初代ポケモンの主人公の家にあるテレビから流れるメッセージですが、その元ネタが本作。
さらにポケモンシリーズの原型ともいえる『MOTHER』シリ>>続きを読む
わずか4分ながらも、素敵な夢心地になれるアニメでした。
まるで、大人向けの絵本を読んでいるような心地。
本当にとりとめがないけど、それがまた夢みたい。
ちょっとメビウスやたむらしげるっぽい世界観かな?>>続きを読む
今から10年以上前。リーマンショックにより、アメリカに大不況の波が押し寄せてきた。そして、職や住む場所を失った人々から、各地を渡りながら生きる「ノマド(遊牧民)」が現れた……
日本にとっても他人事じ>>続きを読む
サメ映画なるジャンル、中々手が出せないでいたのですが、この作品が今月いっぱいで国内配給権が完全失効になると聞き、慌てて観てしまいました。
DVDも既に入手が困難な状況とのことで、ますますこれは見逃せな>>続きを読む
DPシリーズ最終作にして、『神々の戦い三部作』終了後の作品。
「世界の根幹を司る伝説ポケモンたちの争いに巻き込まれる」というパターンが終わったことにより、枷が外れたという印象。DPシリーズの中では高評>>続きを読む
巷ではYahoo!きっずでの不正投票事件、通称『コイルショック事件』で有名な作品。
本作では雑魚敵ポジションであり、どう見ても人気投票で1位になるはずも無いであろうコイルを1位にしてやる!とVIPPE>>続きを読む
私事ながら、第4世代こと『ダイヤモンド・パール』は、それほどプレイしていませんでした。なので、このシリーズはリアタイでは観ていません。本作は興収50億を突破するほどの盛り上がりだったのですが。
(しか>>続きを読む
日本から見て地球の真裏にある南米の小国ウルグアイ。近年までこの国はほとんどサッカーファンにしか知られていなかったというイメージでしたが、2012年、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議のムヒカ>>続きを読む
最近『ウマ娘』の大ブームで大いに盛り上がっている競馬界。しかし、そこは夢にあふれた世界であると同時に、勝負の世界。一流になれる馬はほんのわずか。では、勝てなかった馬、競走馬になれなかった馬、引退した馬>>続きを読む