Kyuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

久々に映画館で、しかも4kバージョンで鑑賞。いやぁ、やっぱり名作ですね。どうしても涙が出てします。

クリストファー・ウォーケンの映画と言っても良いくらい、彼の演技が全てをのみ込んでます。アカデミー助
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未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

3.6

『未知との遭遇』は最初の公開時に観に行った切り見てませんでした。今回見たのは『未知との遭遇 特別編』だったのですが、オリジナルと何が違うのか、もちろん分かりませんでした。

当時は特撮に驚かされました
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

アカデミー賞作品賞受賞作と言うことで鑑賞。確かに面白かった。

黒人差別を描いた作品は、基本常に重い内容で、見終わった後の感想が「楽しかった!」とはならない作品が多い。嫌な気分になる作品もある。

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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.3

午前10時の映画祭9で鑑賞。ウォーターゲート事件の事を深く知らなかったので非常に興味深い内容でした。

実話なので米国民なら事件関係者の認識が少しはあるのかも知れませんが、ニクソン以外は殆ど知らない私
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.5

実話がベースになってる事は知っていた。実話だけにリアリティはあるのだが、作品全体から見えてくる主題と言うか真理と言うか、結局何が言いたい映画なのか?という部分で引っかかってしまった。

犯人と人質達の
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

3.7

今回鑑賞したのは4時間11分版。いやぁ長い!驚きました。何も知らず、下調べもせずにただ普通に見に来たのでビックリでした。

この作品自体も初鑑賞なので、オリジナルどんな物か分からずに4時間以上版を見た
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.7

昔ビデオで見た事があったが全て忘れてたので、今回映画館でシッカリと観ることで作品の真髄が分かったような気がした。

サミュエル・L・ジャクソンとジョン・トラボルタの殺し屋コンビ、一見ありそうだがこんな
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チャンス(1979年製作の映画)

3.6

う〜ん、不思議な映画でした。ピンクパンサーぐらいしかピーター・セラーズの映画は見てませんが、彼としてもかなり変わった役だったのではないでしょうか?

設定も変わっていて、内容的にはコメディと言ってよい
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.6

執事と言う仕事を中心に人間ドラマを描いた作品。

人間ドラマと言っても、会話の中に本音はありません。全て会話・台詞の裏にある心情を想像しながら観ないと意味の分からない作品になってしまいます。

アンソ
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パリの恋人(1957年製作の映画)

4.0

初めての観賞でした。やっぱりオードリーは綺麗でチャーミングでした。

オードリーの映画をまともに観たのが40歳過ぎた頃だったのですが、そのキュートさにやられてしまいファンになった次第です。

「パリの
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.8

昔から見たかった作品。現代にCGを使ったアクションとは訳が違う臨場感。あまりのスリル何度ものけ反りました。

ウイリアム・フリードキンの作品だけあって彼の色が随所に出てました。

主役のロイ・シャイダ
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裸の島(1960年製作の映画)

3.7

セリフが無い映画だと知らずに見たのですが、さすが新藤兼人監督。セリフが無くても見事に描き切ってました。

家族を守るための重労働。しかしそれが叶わない時の虚しさ、やるせなさ。

どれだけ悲しくても生き
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.4

「午前10時の映画祭9」で映画館で鑑賞。
昔から知っていたが、すっかりジェームズ・ディーンが主役の映画だと勘違いしてました。彼はある意味で主役と言えなくはないですが、やはりロック・ハドソンとエリザベス
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

いやぁ良かった!感動した!

私のような50歳過ぎでQueenファンだった親父には何も言うことなし。最高の一言です。感動で年甲斐もなく涙が出ました。

劇中で流れる曲は知ってる曲ばかり。カッコいいし、
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近松物語(1954年製作の映画)

3.4

時代的な倫理観が現代と違いすぎて、作品に深く陶酔する事が出来なかった。
相変わらず長谷川一夫は女形(おやま)っぽくて、個人的には若干気持ち悪い。
ただ、香川京子が「肝っ玉かあさん」に出てた時に比べ、純
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.0

メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞を取った作品、これくらいの知識しか無く初鑑賞。

当時の流行りのトレンディーな恋愛ドラマぐらいの感覚で見始めたのですが、こんなに重い内容の映画だと知りませんでし
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マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.7

前半はどうも私に合わない雰囲気の映画だと感じていた。しかし何故か、いつのまにか映画の世界に溶け込む自分がいた。嫌な学校や職場に出かけ、早く時間が過ぎないか?と思ってるうちにすっかりその場に、その日常に>>続きを読む

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

3.6

う〜ん、何とも言えない作品ですね。主役の男性の人生観が変わってゆく感じが描かれているのは分かるにですが、時代背景等の歴史的史実に対する知識が足りな過ぎて、今ひとつ作品入り込めない、共感出来ない、そんな>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

こんな斬新な映画は初めてです!どういう内容だよ!って暫くは映画の内容の理解に苦しみましたが、いや観終わってその構成の見事さに感服しました。

超B級感がたまりません。しかし何故か変な感動さえ覚えた不
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.2

やっぱミッション・イン・ポッシブルシリーズは面白いね!🤣
今回はiMAX で鑑賞したのですが、迫力がハンパない。いつもの仲間たちで世界を股にかけ大暴れ。毎回そうなんですが、これがまた堪らないですね。
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

久々に映画館で見ました。典型的な青春・アクション・友情映画です。なんせトム・クルーズただただカッコいい。
驚いたのはメグ・ライアンがチョイ役で出演してることかな。

プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

公開時学生の時に1度映画館で見たきりでした。

1回観ただけで一生忘れない映画と言う作品が何本かありますが、このプラトーンもその内の一つです。

今回、それ以来32年ぶりの2回目の映画館での鑑賞でした
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グリース(1978年製作の映画)

3.7

昔から知ってた映画だが観るのは初めてでした。しかも映画館での鑑賞だったのでドップリと映画の世界へ入る事が出来ました。

内容は青春を描いた物だったので、50歳過ぎたおっさんには若すぎる映画ですが、まさ
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.9

92年の公開時に見たきりで久々に観直しました。最初に見たときよりはるかに良い作品だと感じたのが正直なところです。

しかしホイットニーはメチャクチャ歌が上手いですね。NYに在住していた時期があったので
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.7

ファミリーで楽しめる楽しいミュージカルです。有名な映画ですが見るのは初めてでした。想像通りの映画だったかな。

ジュリー・アンドリュースがアカデミー主演女優賞を獲得した作品ですが、同年にオードリー・ヘ
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.6

1984年の初公開時点から見たい作品だったのですが、見る機会が全く無く現在に至りました。
それが今回、デジタルリマスターでリバイバル公開されているのを映画館前を通りかかって知り、長年無かった見る機会を
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

映画館の大画面で楽しむなら最高の映画ですね!大迫力で本物の恐竜がいるみたいな錯覚にとらわれます。
内容的にはありふれた物ですが、人間に欲望に対する弱い姿や、正義だけでは成り立たない社会の不条理さを描い
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.9

いははやヤッパリ三船敏郎は最高にカッコいい!男臭さでは右に出る者はいません。しかも心が優しい。厳しさの中に男としての「誠実さ」「優しさ」をシッカリ持っている。
仲代達矢もヨイ味を出している。三船敏郎と
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用心棒(1961年製作の映画)

4.0

三船敏郎の男臭ささが炸裂ですね。たいして男前だと思わないのですが、男としての渋さ、格好良さはピカ1だと思います。
内容も最高で、冒頭から飽きさせずに映画の世界に引きずりこむ黒澤明はやはりハンパなく素晴
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

色々考えさせられる作品。リリー・フランキーも良い味を出してましたが、何と言っても安藤サクラがの演技が圧巻でした。
「家族とは」「優しさとは」「幸せとは」「正義とは」色々考えさせてられる秀作です。

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.7

ミュージカルだと思うけど、そんな軽い内容ではない、何とも不思議な映画でした。ブロードウェイミュージカルに命をかけた男、と言っても誠心誠意前向きに真面目に取組むと言うより、破滅的な人生観で生活している、>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.8

アラン・ドロンの男前さがハンパない作品です。

生まれや身分が違うだけで、金持ちは働かずにのうのうと良い暮らしをし、貧乏人はハンサムで頭が良くても良い暮らしが出来ない。この理不尽さも描かれている作品。
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

公開時の1997年にロードショーで見て以来なので20年ぶりに映画館で鑑賞。
初めて見た時よりも名作だと思いました。内容も漠然としか覚えていなかったのですが、今回ラブロマンスとしても秀逸な作品で、パニッ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.9

映画「ダンケルク」とも繋がる部分もあって歴史的背景がよく分かった。前半は間延びする様な部分もあったが、後半の盛り上がりは圧巻。感動してしまいました。
「命尽きるまで戦い抜くか?」「降伏して命を守るか?
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.0

人種差別がまだ色濃い時代(60年代)に製作された作品。この映画を見ても人種差別はいけない事だとの認識が国民の間でわき起こっていたんだろうと想像出来ます。

同じ60年代でも前半の63年に作られた「アラ
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麦秋(1951年製作の映画)

3.9

小津安二郎らしい作品でした。「東京物語」の雰囲気そのままに、「秋刀魚の味」のテイストも入ったような作品に感じたのは私だけでしょうか。

日常の中にあるハプニング、普通だったら映画の題材にもならないくら
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