janoskaxuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.6

記憶喪失の過去を探りながら恋に落ちる2人の精神科医の話し。夢の部分ではサルバドール・ダリの世界観が目を引いて芸術的。途中で入る効果音の音楽が映画に深みを与える。見えないトラウマへの恐怖はラストで明らか>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.3

連続殺人鬼と闘う被害者夫の話し。かなりグロイ。サイコパス、殺人・虐待の映画が好きな人向き。リアルな映像満載なので嫌いな人はみない方がいい。殺人というある意味病気を持つ加害者、そして何も罪のない被害者、>>続きを読む

デビルズ・ダブル -ある影武者の物語-(2011年製作の映画)

3.5

サダムフセインの長男のバカ息子のウダイの話し。実話ベースというのだが、自己中通り越して、精神が歪んでしまった環境と権力の恐ろしさを感じた。拷問、レイプ、殺人、薬などなど満載です。主人公の一人二役は熱演>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

3.3

鏡の中の自分を見た時はオカルトホラー系かと思ったが、その色は薄い。自分が自分に語りかけたり、もう一人の人格系な話しは、多重人格要素が重なるので、話の軸を変えた方がより怖く仕上がったと思う。結果としてい>>続きを読む

スモールタウン マーダー ソングズ(2010年製作の映画)

3.0

中年の警官が自らの暴力性を悔い改めるために洗礼を受けて自分の中の悪魔との闘いを殺人事件を通して自ら成長する映画。途中で入ってくる聖書の一節と、合唱のような民族音楽をインパクトにして、人の内面に眠ってい>>続きを読む

国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

3.2

権力に立ち向かう若手弁護士の話。韓国社会における政治、経済、警察、検察、などなど、韓国は利害関係がまだまだ根深いと思わせる映画。悪いことしたら見つかるのにラストの元検察の言葉がムナクソだが、それが国の>>続きを読む

ドント・ヘルプ(2017年製作の映画)

2.6

3姉妹が強盗に入る設定が珍しい悪魔払いの映画。3人の過去が悪魔によって暴かれることで、その内容がキリスト系の映画の中によくあるダークな部分。悪魔祓いの流れとしては一般的だが、悪魔とのやりとりの中で、人>>続きを読む

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.0

オリジナル版2002年、リメイク版2016年版があります。こちらはオリジナル版。20年近く前の映画だが、初代ゾンビ的な映画の分類。ただ、こちらは死者ではなく伝染病の設定。ツッコミどこは多々あるが、それ>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.3

口紅をつけてキスをすると相手の顔になるといった現実味のない話しだが、映像や見せ方が面白いので映画に引き込まれた。舞台女優の凄まじさは、どこかスワン(映画)と共通点がある。

ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.4

映画のストーリー自体は複雑ではなく、ホラーでもない気がする。人間のブラックボックス化は近未来的に可能になる分野だと思わせた。人間の脳は宇宙並みに深いもので、研究は無限大なのだろう。ラストの箱の中の表現>>続きを読む

罪の余白(2015年製作の映画)

2.9

いじめが原因で子供を失った親の切実な思いが面白い展開へと進んでいく。復讐ストーリー。ラストの反逆モードはあっさりで物足りない。もうちょっと強力的なインパクトがあってもいいかと思った。

樹の海(2004年製作の映画)

3.1

樹海は自殺の名所になっているが、自殺まで追い込まれた人達のショートストーリーを重ねて作られている。死を望んでいて自ら命を絶ちたいと思う人は、目の前で自殺をしている人がいても動じないほど精神が壊れていく>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.4

一家殺人事件の背景についての真実を映画を通して浮き彫りにしていく。家庭の環境による人間形成。有名大学学生が集団レイプ。内部生、外部生との差別感、優越感など複雑な心理を伴う実状。などなど、有り得そうな内>>続きを読む

復讐のセクレタリー(2015年製作の映画)

2.9

交通事故によって身近にいる人が命を絶たれる。残された家族の気持ちや感情が伝わった。題名に復讐が付いているだけに、どんな復讐なのか興味がわくが、ストーリーは単純でストレートでイマイチ。しかし、映像と音楽>>続きを読む

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.7

家族とは、愛とは、家族の絆を連続放火事件、連続レイプ事件を背景にミステリーっぽく描いた作品。様々な葛藤の中、辛い過去をも人生を楽しく生きていこうとする心温まる内容。素敵な家族愛で泣ける箇所あります。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

人気が有り過ぎる作品なので、どんなものかと思ってアニメを観てからの鑑賞。人との繋がりを大切に大事にすることを教えられるのが魅力。そういった点だけは小さい子供にも影響は良いと思う。鬼が人間を殺すシーンや>>続きを読む

THE WAVE ザ・ウェイブ(2015年製作の映画)

3.3

ノルウェーの山に囲まれた観光地での山崩れ災害の映画。自然災害等を題材にする映画は数多くあるが、震災、伝染病などなど、現実に起こっている現在、有りえないと感じていた数々の映画も、有りえると思わせる自分に>>続きを読む

持たざるものが全てを奪う HACKER(2016年製作の映画)

3.0

ネットの闇取引に引き込まれていく実話に基づいた作品。現実的に、ある事件の犯人の心理を上手く表現している。後半でいろいろ展開があり、結果的には最後は面白いが、途中までダラダラ系に話が進む。

ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.4

ドS・ロリコン・近親相姦の変態の父、牧師と娘との闘いの話。キリスト教の信者は、衝撃的な内容と感じるだろう。自分の考えを神の教えとして全て正当化してしまう怖さと、主人公の壮絶な人生がホラー並み。ジョンス>>続きを読む

マリオネット 私が殺された日(2017年製作の映画)

3.0

実話に基づいた話とのことだが、前半は内容が内容だけにムナクソ悪い。レイプ事件を映画化するには、この事件を永遠に忘れてはいけない、犯罪を犯してはいけないことを伝えている映画。すぐにネットに拡散される恐ろ>>続きを読む

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

第二次世界大戦中、ドイツが作戦を連絡する暗号を数学者が母国の勝利のために暗号解読装置を開発した話。その裏には、様々な深い内容が織り込められている。主人公のアラン・チューリングの人生の重さを感じた。戦争>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

サブタイトルを付けるならば「恐怖の仮面夫婦」幸せな理想的な家庭を突き詰めたある女の恐怖ストーリー。行方不明という謎めいた事件を解決していくような展開だが内容自体は深い。その後の夫婦を観てみたいと思わせ>>続きを読む

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.6

新薬の治験の話しから始まる。精神的な病気の薬は多種あると思うが、薬の副作用の怖さを感じとれた。かと思いきや話は新展開へと進んでいく。どんな結末になっていうのかで釘付けになる話し。内容自体は面白い。ラス>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.5

最後まで謎めいた感覚で終わる。白黒はっきりした方が好きな人には向いてない、好まない作品。想像と空想で事件が起こり完結に向かうのが、それが真実なのか、または違う展開に繋がるのか、観る側で作品の深みも加わ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

半地下という住居があるのを知ったのは、この映画を観てからだ。豪邸と半地下、韓国の格差社会を様々な角度から考察出来る。テンポが良くて飽きさせない。お金持ちと貧乏人という設定でのコミカルな場面も含め、サス>>続きを読む

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.3

人を信じるということの怖さを感じながら、人の裏側に眠っている本当の真実の心と向き合わなくてはならない複雑な人間模様が描かれている。背景や環境は違うが、似たような事件があるのでそれをヒントにしたのかなと>>続きを読む

ダイナソー・プロジェクト(2012年製作の映画)

2.5

恐竜が現代に進化を遂げて存在している背景で探検物の撮影が、本当のサバイバルへと進んでいく。小型カメラの目線での撮影ジャングルの臨場感が味わえる。恐竜とのふれあいは良く、親子の絆も多少味わえる。だた、誰>>続きを読む

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.4

繁盛していた小料理屋をゼロから立ち直そうと努力する夫婦の話。再建に向けての考え方が違う方向へと進んでしまう。人間の善と悪が入り混じった感情の表現(松たか子と阿部サダヲの演技)が良かった。夢を追うための>>続きを読む

ワイルド・ブレイブ(2018年製作の映画)

2.9

雪山で親子が悪党と闘う映画。父は認知症。ストーリーはとてもシンプルで捻りや考察が出来ない。雪山や闘うシーンや銃が好きな人はいいかも。

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.8

SNSがはびこる世界での悪ふざけを過ぎた罪のお話し。今の時代に合った背景で、一見危ない雰囲気満載の老人とのスリルに見応えがある。ラストは予想外の展開が深い内容。出演者別々の視点で観ると、いろいろディス>>続きを読む

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.0

人間の意識をコンピューターに移すことや、人間のクローンの技術は、可能になる時があると思うが、人間が人間として生を普通に全うするのが一番幸せなことなんじゃないかなと思った。綺麗にまとまり過ぎなところもあ>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

3.4

「アニメと全然違う」と家族が言っていたので、アニメ版ムーランの前に実写版を観た。比べることがないので、この映画だけの率直な感想は面白かった。男女差別・性差別が表向きに表現されているが、最終的には平和的>>続きを読む

レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

1.9

頑張って作った感はあるが、人が消える設定をキリスト教の宗教に結び付けたのが、内容をチープにしてしまったように感じる。大事故を防いだ航空機の話。原因→結果→その後展開としても中途半端。面白くない。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.8

腐敗した権力との闘いの映画。政治と財閥の癒着に関してを徹底的に追い詰めていく正義と悪の入り混じりが面白い。容赦しない感たっぷりで、とくにラストが面白い。宴会での裸での宴会芸的場面は、ちょっと下品なのが>>続きを読む

リクイッド・ウッズ 樹海(2010年製作の映画)

2.0

樹海の謎を解いていくといった面白さはある。磁石や音楽などの演出で、不可解な謎多き次元の空間なのか、得体のしれないものへの興味で観れる。ただそれだけ。ラストは想像にお任せ系映画。それなりの世界観を出そう>>続きを読む

そこにいた男(2020年製作の映画)

2.8

映画の最初は、どこかで見たことのある事件が重なったので、その実話がヒントになったストーリーなのかと思った。人を好きになり、こじれた愛になると何でも出来てしまう怖さを感じた。オリジナリティーが乏しいが、>>続きを読む