Jeffreyさんの映画レビュー・感想・評価 - 79ページ目

Jeffrey

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ボクは五才(1970年製作の映画)

3.0

「ボクは五才」

冒頭、土佐電気鉄道を出発する少年。高知から大阪までの四〇〇kmを父を訪ねてたった一人で無銭旅行をする。大阪万博、太陽の塔、原風景のロングショット、幼稚園、スケッチブック。今、太郎は旅
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ふたり(1991年製作の映画)

3.8

「ふたり」

冒頭、尾道の小景をフレームインするカメラ。原風景で風光明媚な土地柄、坂道を上る女子生徒、突然の事故死、姉の幽霊、家族崩壊、情緒不安定な母、学校の友達、帰り道での暴力、マラソン、花火大会、
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トトとふたりの姉(2014年製作の映画)

3.0

「トトとふたりの姉」

冒頭、ルーマニアの首都ブカレストの郊外で暮らす10歳のトト。2人の姉、麻薬売買で刑務所に収監中の母、父親の不在、3人が暮らすアパート、不良のたまり場、注射針を刺す日常、ヒップホ
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

3.5

「殺しが静かにやって来る」

冒頭、西部の町ユタ州スノーヒル。悪徳判事、無法者集団、復讐の依頼、声帯を切られ声を失う。雪の中を馬が過ぎ去る、策略、報奨金、黒人のヒロイン。今、虐殺と言う平然の金儲けが始
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.5

「続・荒野の用心棒」

冒頭、メキシコ国境に近い宿場町。金塊の強奪、メキシコ独立運動家、部屋を借りる女、ガトリングガン、墓場、娼婦たち、手を潰され、最後の弾丸。今、ジャンゴの西部劇が幕を切って落とされ
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

4.5

「山の郵便配達」

〜最初に一言、便利な世の中が優先される今日、人と人をつなげる大切なものを知らぬ間に落としている現代人、これは本来あるべき労働の原型を再確認させた頗る旅映画の傑作だ〜

冒頭、一九八
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マジック・ボーイ(1982年製作の映画)

3.0

「マジック・ボーイ」

冒頭、脱出術の名人ハリー・マスターズの息子ダニーは16歳。留置場での脱走計画、金庫破り、錠抜け手品、郵便ポスト、市長のドラ息子。今、エスケープ・アーティストとして少年がマジック
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愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

4.5

「愛に関する短いフィルム」

冒頭、ここはポーランド。ある朝の出来事。19歳の郵便局員トメク、アパートの向かいに住む女流画家のマグダ。望遠鏡での覗き、牛乳配達、暴力、エロス、射精、自殺未遂、トラブル。
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殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)

3.5

「殺人に関する短いフィルム」

冒頭、87年の冬のワルシャワ。弁護士の面接試験に合格した男、殺人を犯してしまった青年、絞首刑への時間刻み、妹の話、抵抗、喫茶店。今、21歳の短い一生を終えた若者の物語が
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影なき淫獣(1973年製作の映画)

3.0

「影なき淫獣」

冒頭、ここはミラノの学生街。女子学生を狙った残忍な殺人事件が発生する。別荘へのバカンス、謎の殺人鬼、ヌード、夜の野外、セックス、鏡。今、ノコギリがくい込む…本作はセルジオ・マルティー
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海辺の家(2001年製作の映画)

3.8

‪ 「海辺の家」

冒頭、蒼穹の下にあばら屋がある。そこは絆と再生が起きる一家の獅子の懐になる。余命三か月、宣告、息子との不仲、解雇、愛人、離婚、近所の女の子。今、家族の時間を大切にする話が映される…
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野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)

4.5

「野ゆき山ゆき海べゆき」

冒頭、ここは瀬戸内のとある城下町の尋常小学校。一人の転入生。その子の美しき姉、少年たちの恋心、ライバル心、川下り、戦争ごっこ、捕虜交換、大日本帝国、赤紙、筏、西軍と東軍。今
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転校生(1982年製作の映画)

4.0

「転校生」

冒頭、広島県尾道の中学校。そこへ一人の転入生が、二人の再会、放送室騒動、空き缶、石段から転げ落ちた二人、身体の入れ替り、チンピラ、屋上、海パン、夏の花火大会、海辺、デート、家出の決意。今
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ママは世直しヒーロー(2020年製作の映画)

1.0

超絶つまらない。もっとひねりを聞かせて欲しい。興味そそるような題材使ってるのに映画自体めっちゃ暗いし、面白い場面が一切ない。。時間を返してくれと思わされた。

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

1.8

あれから2年と言うことで続編をNetflixで見たが特にコメントする事は無いが、ターミネーターのオマージュを出してくるところを見ると監督のマックGは映画好きなんだなと思った。

#生きている(2020年製作の映画)

2.0

Netflixの総合評価の中から際立っていた韓国産のゾンビ映画を鑑賞したが、この手の作品ではひねりがあまりないような感じがしてシンプルで特に言う事は無い。強いて言うなら、自宅で自分を隔離してゾンビと戦>>続きを読む

歌う女・歌わない女(1977年製作の映画)

3.0

「歌う女・歌わない女」

冒頭、1962年のパリ。女の子の幸せを望んでいる共通点を持つ2人の女性、妊娠と中絶、社会的、宗教的偏見、激動の68年へと向かう時代、子供の世話に明け暮れる22歳と歌を歌う17
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バロッコ(1976年製作の映画)

2.5

「バロッコ」

冒頭、薄暗い空気の中、列車から降り立つ1人の女。ボクサーの男、巨額な金、有力候補、選挙戦、恋人、瓜二つ、愛の罠、殺害、憎しみ。今、霧のアムステルダムで愛の逃避行が始まる…本作はアンドレ
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

1.8

「稲村ジェーン」

冒頭、 昭和四〇年、湘南鎌倉市の稲村ヶ崎。ガレージでサーフボードをチェーンソーで真っ二つにしようとする少年たち、夏の汗の匂い、伝説のビックウェーブ、チンピラ、骨董壺、青春、海、波子
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午前中の時間割り(1972年製作の映画)

3.0

「午前中の時間割り」

冒頭、七〇年代の日本。親友の草子が死んだ。東京へ戻った玲子。友達の下村君にフィルムを渡す。彼女は撮影してきた、二人の記憶を。八ミリカメラ、旅先、風船、ある青年。今、反体制的気運
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人間まがい(2013年製作の映画)

1.0

ただの低予算で作られたB級映画で、かなり個人的には退屈でつまらなかった。ただ設定の田舎町でのエイリアンとのバトル的SF感覚は好きだった。わけのわからない描写のオンパレードや主人公の男がダニエル・ラドク>>続きを読む

女必殺拳 危機一発(1974年製作の映画)

2.0

2枚組のブルーレイでこちらも鑑賞した。物語が前作とは少しばかりブットんでるようになっていて、よくわかんない内容になっていたが、一応、暗黒街の魔の手によって麻薬患者にされた幼友達を救い出すために、麻薬組>>続きを読む

女必殺拳(1974年製作の映画)

3.0

「女必殺拳」

冒頭、ここは香港。そして日本、横浜へ。真っ赤な背景に気合を入れる女。鏡張りのヌンチャク、 少林寺拳法が得意な少女・李紅竜。失踪した麻薬捜査官の兄。入墨、今、必殺拳“乱花血殺”が巨悪組織
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暗闇のささやき(1992年製作の映画)

2.0

「暗闇のささやき」

冒頭、ここは静かな平凡な郊外。心理カウンセラーの女の患者。裸の首吊り死体、サディストの恋人、容疑者の男、精神分析医、性の欲求、目撃、接吻、殺人。今、官能的な心理スリラーが幕を開け
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秘密の子供(1979年製作の映画)

3.0

「秘密の子供」

冒頭、モノクロに映える裸体の女。ベッドの上でこちらを見る。ジャン=バチストは監督である。愛し合う2人、LSDのショック治療、教会への侵入、逮捕。幼い息子スワン、撮影、愛する者、雨の中
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獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

3.0

「獣兵衛忍風帖」

冒頭、風舞う橋上での出来事。疫病の蔓延、はぐれ忍びの牙神獣兵衛、謎の忍び軍団、閃光の手裏剣、誘拐され犯される女、陽炎。助け、鬼門八人衆の襲撃、 敵の陰謀、残酷な殺し。今、過去の因縁
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人間解剖島/ドクター・ブッチャー(1981年製作の映画)

2.8

「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」

冒頭、黯然とした夜の墓場。土から蘇る腐敗体、霧の空気を遮る得体の知れない恐怖、現地民族、酷い殺し、緑の地獄、ジャングル、生き物の声、死体の羅列、電動ドリル、脳。
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ドッグ・ソルジャー(2002年製作の映画)

3.0

「ドッグ・ソルジャー」

冒頭、人狼伝説の伝わるスコットランドの森の中。軍曹の陸軍小隊が演習、信号弾、襲撃、動物学者、化け物の群れ、ペーパーナイフ、疑心暗鬼、犬。今、森の中で殺戮が始まる…本作はニール
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荒野のダッチワイフ(1967年製作の映画)

3.0

「荒野のダッチワイフ」

冒頭、荒野に佇む木。二丁の拳銃、お手並み拝見。不動産経営者の男、有力者に雇われた殺し屋、嬲られる女、フィルム、宿敵、主犯格の男。今、果たし合いの午後三時が迫りくる…本作は大和
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カップルズ(1996年製作の映画)

4.0

「カップルズ」

冒頭、バブル経済終期の台北に生きる四人の少年たち。悪徳実業家、詐欺、荒稼ぎ、フランス娘、屋根裏、暗黒街の組織、愛人、心中、死。今、ブルーネオンの下でキスをする…本作は楊徳昌(エドワー
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光陰的故事(1982年製作の映画)

3.8

「光陰的故事」

冒頭、六〇年代の台湾。レコードを回す手、恐竜のフィギア、田舎町、無口な少年、片思い、大学生、水泳レース、台北に住む若夫婦、トラブル、自転車練習、ビートルズの音楽。今、四つの時代と物語
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.5

「恐怖分子」

冒頭、夜明けの都市の空気。課長の死、再開、秘密、暗室と写真、カメラのシャッター音、青年と混血の少女。刑事、怪電話、妻の失踪、別れ、逃亡、真実、失望、祝い酒、悪夢、婚姻実録。今、四人の登
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

5.0

「台北ストーリー」( 青梅竹馬)

冒頭、ガラス張りの無機質な高層ビル。大通りの車両の混沌とした動き、富士フイルムの大看板の強烈なネオンの放射、イルミネーションに彩られた夜の街をバイクで疾走する若者達
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

「牯嶺街少年殺人事件」(4K版)

〜最初に一言、頗る傑作、人生ベスト、 揺るぎないショット、闇と光、少年が消した懐中電灯の残影を見た時、九十年代の全ての作品を凌駕する感動を観客に与える。正に傑作の名
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アマチュア(2018年製作の映画)

2.0

「アマチュア」

バスケ好きの友達からオススメされて、Netflixにあったため鑑賞したが俺は全然好みではなかった。バスケット映画だったらサミュエル・L・ジャクソン主演のコーチ・カーターとかの方が断然
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BLISS ブリス(2019年製作の映画)

2.5

「Bliss」

冒頭、色彩の洪水の中の吸血鬼。アート、ブラックライト、血しぶき、メタル、スランプ気味の女、エロス、トリップ、噛み付く、サングラス、ドライブ。今、血みどろのカフカ世界へと誘う…本作はジ
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