ネトフリ・オリジナルの恋愛観光ムービー。
旅は南(ホーチミン)から中部(ホイアン、ミーソン遺跡)を経由して北(ハノイ)まで、ベトナムの代表的観光地を巡ります。展開はゆる〜いんですが、景色も綺麗、結末も>>続きを読む
期待の続編。邦画実写作品の中では年間興行収入1位だそうです。
ただ、ケチをつける訳では無いが、ひたすら戦闘シーンの連続で単調な感じを受けたのも事実。ミスチルのテーマ『生きろ』と照応する劇中のセリフ「だ>>続きを読む
特撮は韓国映画界の粋を集め、出てくる男優・女優・子役とも美男美女美童(!)揃い。それで2時間以上を破綻無く突っ走るのだから、ホントは面白くて当然なのに、なんだか燃えません。
野暮なことを言えば、なぜこ>>続きを読む
レビューワーの皆さんのコメントにほぼ同感。
脱力系アドベンチャー、中高年カップル(サンドラ58歳&テイタム42歳)珍道中、意外な登場&退場のブラビ、そして悪党ラドクリフの小物感。
きっとつまらないだろ>>続きを読む
こう言っては身も蓋もないのだが、あまりにトム・クルーズに忖度し過ぎなのではないか。唇ムの字(!)のトム様お得意の表情にも、いささか食傷気味。続編であることを意識し過ぎて、設定が不自由になっている感もあ>>続きを読む
途中まで、航空機サスペンスものの傑作!と思って見てたんですが、ラストがちと不満かなぁ。フランス映画らしい終わり方と言えば言えるんですが、あえてそこを踏み外して欲しかったです。
なお、主人公夫婦が共に私>>続きを読む
オリジナルの『エール!』は既に見ていたので、どうしてもそれとの比較になります。
家業が農業から漁業に、兄弟が弟から兄に、といった変更は共に功を奏したと思います(特に兄への変更は、妹への愛憎半ばの思いが>>続きを読む
言わずと知れた伝説の女性歌手ビリー・ホリデーのドキュメンタリーであります。
映画としては、気鋭の女性ジャーナリストがホリデーの悲劇の生涯を辿り最後に自身謎の死を遂げる、というストーリーがあり、そこにホ>>続きを読む
眠狂四郎4作目。
目利きの友人が「狂四郎」の最高作というので、最近BS12で放送したものを視聴。現代の洗練された時代劇を見慣れた眼には、まぁ、いい加減な展開と緩〜いアクション。しかしそれでも最後まで見>>続きを読む
三島由紀夫の小説『英霊の声』に呪詛の如く出てくるリフレインー“などてすめろぎは人間(ひと)となりたまひし(なぜ天皇は人となったのか)”ーを久しぶりに思い出した。東大駒場の不穏な対話集会のシーンを観るに>>続きを読む
何故か見ちゃう「白蛇伝説モノ」。ただ本作、悪評紛々でさすがに腰が引けましたが、なんとか最後まで見れました。白蛇がちょっと可憐だったからでしょうか。
でも、他に何の取り柄もないので、よほど時間のある方以>>続きを読む
苦手な監督D.イエーツの「ファンタスティック・ビースト」シリーズ第3弾(でしょうね?苦手なのでいくつ観たか覚えてない)。
それでなぜ苦手なのか、を考えながら観たのですが( 邪道と言えば言え)、要するに>>続きを読む
愚作の極みですが、最後のAIの一言(「Fuck you!」)で0.1点プラス。
謎の球体への往路8ヶ月に人工冬眠する理由が、まずわからない。そして人口爆発した地球の危機を救うため、210億人から150>>続きを読む
ミステリというより最後はバラエティの如し。切れ味も前作に僅かに及ばないか。
ただ、ヒロイン役のジャネール・モネイは、前作のアナ・デ・アルマスに勝るとも劣らぬ大活躍。そして、ダニエル・クレイグが名探偵か>>続きを読む
アメリカ文学好きには堪えられない一作。
狂乱の20年代、ジャズエイジに活躍した名編集者サム・パーキンス(1884 生れ)と若き天才トム・ウルフ(1900年生れ)の、葛藤と友情の物語。ヘミングウェイ、フ>>続きを読む
ワルキューレは戦闘女子。つまり、JK戦闘女子2人組が、だりぃだりぃと言いながら、依頼された標的や怖いヤクザのお兄さんたちをぶち殺していく、という爽快(?)ムービーでした。主人公のうちの1人(深川まひろ>>続きを読む
いやー、音楽ってホントにいいもんですねぇ。そして、若いってホントにいいもんですねぇ。
と、今は亡き映画評論家・水野晴郎さんのような口調になりましたが、しみじみそう思えた音楽映画の傑作でした。
イスラエ>>続きを読む
おんどりゃあ、エグい映画じゃったのう、とついつい広島弁になる「狐狼の血」シリーズ第2弾(笑)。
思わず腰を引く残酷シーンも多いが、直接は見せないのが白石監督流スマートさか。それにしても、ズタボロになっ>>続きを読む
いまさら言うこともない、ファッション・サクセス・ストーリーの超定番。私がフォローしているレビューワーさん達も殆ど高評価のオサレ映画です。
それで(それ故?)未見だった私としては、ちょっと見るのを躊躇(>>続きを読む
画面綺麗、女優陣可愛いのに、ピントのズレた展開が各所に見られるのが残念。あと、B.ウィリスが殆ど活躍しないのも意外だった。D.デイ=ルイス似(?)の悪徳警官のボスが真打ち登場とばかりに出てくるのに、ヘ>>続きを読む
18年ぶりのマトリックス。申し訳ないが全くノレなかった。2時間半がただただ苦痛。“猫が出てくるのでキャットリックス”なんて駄洒落で締めるのも悪い趣味。復活(=レザレクション)の必然性が感じられない平板>>続きを読む
植物の凶暴化、というテーマは嫌いではないのですが、本作ではその脅威より隊員達の情緒的反応を描くのに重点が置かれ、まぁ、流れの悪いこと。主人公の信念ー「人は天に勝る」ーは立派でしたが、良かったのはそれぐ>>続きを読む
『アメリカン・ユートピア』に続き、レディオヘッドのヴォーカルT.ヨークとP.T.アンダーソン監督という2人のカリスマによるミュージック・ビデオを鑑賞。ただ残念ながら、もう一つ突き抜けなかったです。映像>>続きを読む
ちょっと関係ない話から入ります。
むかし小林秀雄が訳したアランの『精神と情熱に関する八十一章』という本の解説を哲学者・中村雄二郎が書いたのですが、その一節が印象的で今でも心に残っています。即ち「さすが>>続きを読む
村娘の浅丘ルリ子が故郷に帰ってみると、神隠しにあって全員が消えていた。あとはカラスの大群が乱舞するばかり。一方、佐渡から船で運ばれた金の延べ棒(つまり御用金ですな)は、船の難破とともに何処かに消えてい>>続きを読む
期待が大きかっただけに、なんだかガッカリ。
画面が暗くて見にくく、追跡中に無関係に列車が通り過ぎたり、焦点を無駄にボカしたり、自己陶酔の演出ばかりが目立ちます。犯罪も前4作と違って、平凡な汚職事件が背>>続きを読む
ゼベット爺さん役のトム・ハンクスの独壇場(と言うか、そもそも登場する“人間”が少ないが)。『ポーラー・エクスプレス』で4役の声を演じ分けたのも凄かったが、お爺さんになり切った本作の演技も絶品。その力を>>続きを読む
ゴダール尊厳死の悲報が届いたその日に、フランスおフザケ・スパイの代表「OSS117」を見るのも何かの縁か。
デュジャルダンはいい男優だなぁ、等としみじみ思いながら、ノスタルジックなスパイ・コメディを楽>>続きを読む
さすが、韓国“本気”のディザスター映画。韓朝米中4ヵ国入り乱れての銃弾戦も迫力で、これに白頭大山噴火も加わってもうお腹一杯です。
図らずもバディとなったハ・ジョンウ、イ・ビョンホンのコンビ振りも楽しめ>>続きを読む
表題は「昼勤」の意。ヴァンパイアが日焼け止めを塗って(笑)昼でも出没できるので、それを狩りするハンターも昼に仕事する訳です。設定にハンター組合の存在など多少の工夫はあるが、要はショットガンでヴァンパイ>>続きを読む
またMCUシリーズへの否定的コメントですいません。これ、虚心に見て面白いんですかねぇ。
巨費を投じて世界中で大ヒットし、先輩のスパイダーマン2人を繰り出し、さらに今までのヴィランを全員再登場させる豪華>>続きを読む
キテレツな邦題だが、内容は極めてオーソドックス。製作にスペインの俊英ジャウム・コレット=セラ(「エスター」「ロストバケーション」の監督ですな)が名を連ね、品質保証付きの飛行機パニック映画です。評価は分>>続きを読む
ポスターが一番傑作、という残念な中国製ワニ・パニック映画。
時々説明を放棄するあたり、さすが細部を気にしない支那の大人(たいじん)ぶりです。「ヒロインがヒコロヒー似」というレビューワー(風来坊さん)が>>続きを読む
新機軸のチャリンコ・アクション。
ストーリーは緩いが、そんなことはどうでもいい。なにせスタイリッシュな映像とJ.G.レヴィットの超絶技巧が見もの。舞台となるマンハッタンの街並みがまた素晴らしい。もう1>>続きを読む
時々声を上げて笑わせてくれるネトフリ・オリジナル・コメディ。
ケヴィン・ハートが、砂漠でアメリカライオンにねらわれるところや、車で轢いた瀕死の亀に口移しで人工呼吸をするシーン(オエッ)などは最高!でし>>続きを読む
MX4Dで鑑賞。皆さんの評価は意外と低めですが(アクション・シーン以外が少し停滞したせいか?)、私は、C.ブラットが恐竜2頭に追われつつオートバイで飛行機に走り込むシーンなど、007並みのアクションで>>続きを読む