慶さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

慶

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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.8

タイトルだけだったら観なかったかもしれんが、ヨーロッパ企画の上田誠脚本ということで期待膨らませ鑑賞。

マジンガーZの出動シーンを再現するため、プールが割れてせり上がるあのお馴染みの格納庫制作を巡り繰
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.7

全編通して笑える部分は1箇所もない。ワクワクも、泣けるシーンもキュンとなるシーンも苦しくなるシーンも自分にはなかった。
(ハラハラは若干あったかな)

そういう大雑把な感情を求める内容ではない。
そう
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

4.0

何も前情報なしに大好きな主題歌に誘われ鑑賞。

若者の惚れた晴れた学園モノはもう見飽きたぜという気持ちで見始めたものの、気づいたらドップリだった。

4人の主人公たちの青くてヘタクソな部分を、自分は全
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.8

事の発端は、ヤンキーならではの縄張り争いや些細な嘘だったりで本当にしょうもないことがきっかけ。
そこが劇場版ではどう大きく発展するのかと思いきや、結局どこまでいってもヤンキーたちの潰し合いがメインで劇
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

よく「1作目観なくても」とかいうPart2作品があるが、これは絶対Part1観てからの方がいいと思う。

アクションやストーリーは普通に面白いけど、Part1観てないと人間関係がさっぱりわからんと思う
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.0

カメラを止めるなの上田監督の長編劇場作品第二弾ということで、やっぱりコメディ部分を期待しすぎてしまっていたのだが、まぁ前作と同じ作り方をするはずもなく、逆に同じだったらそれはそれでツッコミ入る所だった>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

ハラハラするシーンがちょうどいい割合で散りばめられ、読めるような読めないようなストーリーがめちゃめちゃ心地いい。

2014年の作品なのに、6年たった今観ても近未来感が全然新しく感じるし、スパイシステ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

5.0

ドラマも劇場版前作も好きすぎて、楽しみにしていたのにコロナで上映延期になって、でもそのおかげか特番やYouTubeでの番宣が増え、いよいよ公開。

それだけに楽しみすぎて冒頭から鼻血が出そうだった。
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キャッツ(2019年製作の映画)

2.9

有名な作品なのはわかる。
お金がかかっているのも伝わる。
映像もコスチュームも魅力的ではある。
ミュージカルであることは十分承知の上だ。

ただ自分の理解力のなさや頭の悪さが相まって、内容が全く入って
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CAT'S EYE キャッツ・アイ(1997年製作の映画)

2.5

マジで編集が80年代の戦隊モノ並にしょぼくて突っ込まずにはいられんので、それを含めると友達とワイワイ観てた方が盛り上がる。

今の技術ならCGやアクションももっと面白くてスピード感ある編集してくれそう
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.2

有名すぎて観たことなかったけど、これ観ないと映画語っちゃ行けない気がして観てみてまんまとハマった。

正直、これを今日本でリメイクしても絶対売れない。ストーリーとしては彼女らだからこそでありあの地だか
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.8

わかるよ、わかる。いい作品なのはわかるよ。ただ、Part2が個人的に好き。

これはこれでいい。
でもPart2が好き。

個人の趣向。

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.2

Part1に引き続き。

彼女役がPart1とPart2で異なるので、Part1のラストシーンと全く同じPart2の冒頭シーンを見比べて欲しい。ただ人が違うだけなのに興奮するから(笑)お父さん役もPa
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

三部作作品で、1番好きかもしれない。
タイムトラベルネタとしても時代背景含めこの作品は絶対に外せない。

本当によくできていると思う。

言わずと知れた主演のマイケル・J・フォックスだが、彼に決まるま
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東京難民(2013年製作の映画)

3.2

大学を除籍され、家追い出され、日雇いで食いつないで、治験で楽に稼げる気分になって.....。

せめて好青年ならまだしもダメ男過ぎて救いようがない。

もう怖いくらい見ていてしんどい。
最高に暗く憂鬱
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

観終わってみるとずーっと同じ地で繰り広げられるのでワンシチュエーション作品並に同じシーンが多い気がするけど、お話としては自分は見たことない『活動写真』がテーマで新鮮な映画だった。

今で言う映画も、明
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WALKING MAN(2019年製作の映画)

3.3

ストーリー云々よりも、社交辞令にも恵まれているとは決して言えない境遇の1人の青年が、ラッパーに目覚めひとつの夢を抱いて突き進んでいくドキュメンタリーとして観て欲しい。さらにそれを演技と演出ででひとつの>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

失踪した娘を父が探すという単純明快なストーリー。ただの逃亡なのか事件性があるのか分からないままSNSを頼りに事件を究明していくパパ。

SNSが肝になってくるので今どきだなって思ったし、全てがPC画面
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.8

アレルギーなので、なんとなく猫がメインで出る作品は避けてきたのだが、ふと気になって観てみた。

自分は犬を飼っていたがアレルギーで喘息が悪化してしまい、ドクターストップによりやむなく愛犬を手放さなきゃ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

ドタバタな感じはあまりなかったけど、やっぱり三谷幸喜作品はただシチュエーションが面白いだけでなく、人間味のあるコメディで見ていて気持ちがいい。

中井貴一がやっぱりハマり役で、小池栄子もすごくよかった
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レオン(2018年製作の映画)

2.9

完全なるコメディ。

こんなに男女が入れ替わる作品ある中でどう料理してくれるのか楽しみにしていたが、結論やっぱり誰かと入れ替わっちゃうって誰しもが持つ願望なのかな。入れ替わってさえしまえばそれなりに楽
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.7

原作未読。

映画としてテンポがとても心地いい。
そしてちょいちょい訪れる時間軸の驚き。
10年経っても老けないのがツッコミたくなるけど、だからこそ逆に驚かされて嬉しい。

いやぁしかし上手いことでき
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五億円のじんせい(2019年製作の映画)

4.0

ソロモンの偽証の子が関節機能大丈夫かなと心配になるくらい手足長くて今の若い子って体型が変異してるなって思ったことは置いといて.......。

内容があらすじの時点でめちゃめちゃ興味湧いた。

観てな
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

3.2

『カメラを止めるな』のスピンオフってなってたけど、続編と言っていいと思う。

構成は全くと言っていいほど同じ。

最初に放送されたというテイの本編ホラームービーが流れ、エンドロール。
その後にその映像
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.0

ジム・キャリーの昔の作品やハングオーバー初めて観た時、ぶっ飛び方にド肝抜かれたが、この手のコメディー何本か見てるうちにものすごく好きなわけじゃないけど嫌いじゃないという感覚が湧いてきた。

この作品も
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

コロナが着々と感染を広げる中、危機感を持つことと、日本がもし本格的に混乱になったらりしたらという不謹慎な予習も兼ねて観てみたが、本当に今の世界と近い未来を見ているみたいで怖くなった。観るんじゃなかった>>続きを読む

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.5

ドラマ版観ていて、これが劇場版になったところでスベシャルドラマ感しかないんだろうなと思ってたが........めちゃめちゃ劇場版しててビックリ。

個々のキャラクターやエピソードがちゃんと生かされ、そ
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.8

会話や出来事が色々リアルで、ホッコリするような、苛立つような、どこか懐かしいような不思議な感じになった。

ダメなオヤジたちに擦れた子供たち。
ボケた老婆にベンツに乗る坊さん。

ちょうどいい面の役者
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ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.0

ドタバタコメディという情報だけで興味本位に鑑賞。

冒頭のカナダのシーンから異質なコメディだなという感じがプンプン漂い、フィオナがパリに渡仏してからその空気感がジワジワ気になり始め、フィオナとドムの奇
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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

3.3

AI搭載車の故障によりブレーキがきかず160キロで大暴走する車。閉じ込められた家族は一体どうなる!? というフランスのパニックコメディ。

フランスコメディってマジぶっとび方が容赦ないなってよく思う。
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.5

16年連れ添った恋人を事故で失くしたゲイのおじさまが、喪失感と虚無感から自殺を図ろうとする一日のお話。

過去のシーンがでてきたり、色んな人と会ったり色んな場所に移動しているから、観ていて一日って気が
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.1

正直、自分にはピンと来ないところが多かった。

女子アナがセクハラを訴えるべく訴訟起こして、証拠があるとかないとか、騙し騙され、ギャフンと言わせ言わされみたいな、半沢直樹ばりのやり取りが繰り広げられる
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.6

原作は随分前に読んで、内容すっかり忘れた頃に鑑賞。

こんな話だった気がするけど違うような気もするってくらい内容完全に忘れていた。

違う父親だが同じ母親から生まれた2人の兄弟。

弟の父は犯罪者。
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

天才数学者の母とその才能を引き継いだ娘、という設定自体は身近にはなかなかないだろうし現実味がないけど、それ以外は親権問題としてそこら中でいくらでもあり得る題材だと思う。親と子との愛の物語。

捻りもな
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.5

実話を基に....って、この子サイコパスすぎるやろ。

動きでみせる演技が多めで、BGMも恐ろしさを感じさせない軽快なものが多く、なにより彼の妖艶的魅力な容姿によりサイコパスな内容がなぜかライトに見え
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.2

骨董品の贋物(がんぶつ)詐欺物語。

作り物の陶器に箱や譲り状、さらには千利休の時代背景まで全部偽って億を稼ぐ、全員初老の和風オーシャンズみたいなコメディ。(強盗するわけじゃないんだけど)

ピンチを
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