Openさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.9

え、結構ツボです。
今泉作品やっぱツボです。

観た後で「そのタイトルそういうことか〜〜!」みたいな映画とても好き。

こういう色んな人間模様が時系列関係なく絡み合う話はいつの時代も素敵だし、観ていて
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.1

今までありそうでなかった青春映画の傑作!

音楽、スポーツ、文学、教養…色んなストーリーを通して、青春時代の恋や成長を描いていてとにかく飽きない。

手紙の代筆って設定はありがちだけど、その設定を基に
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サッドティー(2013年製作の映画)

4.0

この群像劇秀逸すぎる…

バラバラすぎるほどバラバラなストーリーが徐々に絡み合って1つに集結していく様子がゾクゾク、ワクワクする…

しかも、多様な恋・愛の在り方を提示していて、お腹がいっぱいです…。

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.9

「愛がなんだ」にハマってしまったので、そりゃ「パンバス」にもハマるよなぁ、と。笑

正直、「mellow」にはあまり感情移入できなかったのだけど、今泉作品を複数観てみると、テーマや設定は違えど共通して
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.9

予想以上に象徴的な作品でしたわ。
突拍子も無い猿人間とか男の子とか。
今この状況で観るからこそ、集団心理って怖い〜〜。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

うわ〜もっと早く観とけばよかった!!
と思うと同時に、
新生活を迎えたこの春に観れてよかった!!と思えた。

主人公のぶつかる壁がリアルだったり、登場人物の設定が魅力的だったり、とっても素敵な作品。A
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

パラサイトを抜いて韓国興行収入1位になった理由がわかる…!

ずっと笑いっぱなし。
セリフとか小ネタがいちいち面白くて、
アクションコメディのお手本と言っても過言ではない!

サーミの血(2016年製作の映画)

4.1

回想シーンであることを忘れさせる秀逸な構成。場面ごとに変わる画面の明度と彩度。美しい景色や建物。
作品のよさとは対照的に浮き彫りになる映画のテーマ。部落差別。

映画のよさは、
過去を省みて現在に活か
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

なんでもっと早く観なかったんだろうか…

電話してる映像だけを観ているはずなのに、緊迫感と絶望、ちょっとした希望で、あっという間に1時間半。

多くを語らない感じが堪らないな…。

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.3

IとIIがあってこそのIIIという感じがして、好きです。もう全部好きですバックトゥザ・フューチャー。優劣とかつけられません。笑

お決まりのくだりは踏襲しつつも、舞台を過去の西部に移し、最終作にして新
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.3

午前10時の映画祭

パートII、人気ないけど結構好きなんだよなぁ…。

1との繋がりもよくできてるし、未来の描き方に夢があるし、スポーツ年鑑のくだりで見応え抜群だし。

mellow(2020年製作の映画)

3.7

登場人物全員優しい…。
終始優しさに包まれる映画。
皆振られまくってるのに。笑

キャラ設定も素敵ですね。
花屋、ラーメン屋店主、女子中学生、主婦等々…。
性別のステレオタイプを取っ払って登場人物を創
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.2

障害者のリアルな日常や差別を映し出しながら、映画としてのエンターテインメント性もしっかりもっている作品。

健常者が障害者を下に見たり、搾取したりする様子を皮肉って描く様子にうわべだけではない覚悟を感
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

「ヘレディタリー」にそこまでハマらなかったので、アリアスター作品は無理かな…と思っていましたが…

グロさの中に、抑圧された人間関係やネット社会からの解放が垣間見える秀作。

いや、まあ、ただエログロ
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EXIT(2019年製作の映画)

4.0

いいぞ〜韓国映画〜〜
もっとやれ〜〜!笑

韓国は、社会派だけじゃなくて、こういうなんも考えずに観られるコメディも強いのかよ。

何も考えずに観られるけど、手に汗は握る。笑

シンプルな設定だけど、応
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

なんだろ。怖がらせるだけのホラーは嫌いなので、純粋にスティーヴンキングが伝えたいメッセージを受け取れた気がする。笑

この映画の登場人物とは逆パターンで、自分は大学で田舎に出てきたタチなので、共感でき
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.0

心温まるフィフティシェイズオブトランスフォーマー!だと思って舐めてたけど…

誰もがうちに抱える闇、良心、くすぶり…を素敵に描いた作品。
ミニシアターでストーリーにゆっくり浸りたい…ところでしたが、飛
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

クッソ〜
パラサイト観る前に観ておけばよかった〜〜!!!!!

これ、ポンジュノだ!
と思うポイントがいくつかあって、やはり過去作は予習しなきゃですわ。

ん〜でも、もっと話の展開が尖っていてもよかっ
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

オンライン試写会で鑑賞。

想像以上にコメディ要素たっぷりな作品。
前半はコメディに傾倒したせいか、ちょっと展開があっさりしすぎな気もしました。

なので、もっと韓国お得意の当時の歴史を正直に伝えてく
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.2

予想以上のよさ…。
卒論提出終わるまでとっておいてよかった…。

カイロレンとブラックウィドウ…もとい、アダムドライバーとスカヨハええやん…。

もちろん派手な展開があるわけでもなく、起承転結が一概に
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.9

登場人物のキャラ作り、設定がとても好き。
PG12で高橋一生と蒼井優がヤリまくる映画かと思ったけれど、ラブシーンもセリフも表情もムダが無くてとても自然。
安堵や嬉しさの表情を浮かべたと思ったらふと真顔
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森山直太朗 人間の森をぬけて(2019年製作の映画)

3.9

音楽をやっている人間は特に身につまされる…
どれだけの覚悟でステージに立って、音楽をお客さんに届けるのか。
森山直太朗と彼のツアーを作る皆の想いが滲み出ているドキュメンタリー。

国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.3

とんでもないもんを観ちまった…。
フィクションなのにフィクションじゃないという不思議な感覚。
まさか自分が生まれた年にこんなことがあったとは…。

1997年、韓国が経済破綻した。
2020年、日本が
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.9

どうせまた、虐げられる者たちを描く映画だろうと思っていた。

まさか、性的、民族的な「アイデンティティ」に切り込む作品だとは。

自分が何者かを悩み追い求めながら、選択する。「日本は単一民族国家だ」と
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「こんな一夫多妻制の時代があったのか〜」
「息子を産まないと女性には意味がない、なんてひどいな〜」
とか観たら大抵の人は思うでしょう。

しかしながら、日本はどうでしょう?
未だに皇族は男の血が優先さ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

波風立てず表面上の人間関係を取り繕って、たとて理不尽なことでも自分の中に押し込めるのが現代社会を生きる最善な方法なわけですよ。
そんな時代に、この映画が上映されるってのはそれだけで意味があると思う。さ
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.9

インドは社会に一石を投じるような映画を作るのが相変わらず上手だな〜。
王道のサクセスストーリーだけれど、ヒンディー語のラップは意味が分からなくても音がなんか心地よくて、新鮮なヒップホップの世界を魅せて
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

新新三部作の中では圧倒的ベスト!
ラスト、タトゥイーンからのエンドロールはトリハダでした…。

パルパティーンの復活がD23 EXPOで大発表されてから、どう復活するのかがファンの間で話題になっとりま
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実際にあった事件の羅列か…がっかり…と途中まで思っていたけれど、警察に囲まれる中踊るラストシーンで気づいた。この作品はそんなに浅くないってことに。

主人公をサイコパスと言ってしまえばそれで終わり。で
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

3.9

森絵都の人気小説「カラフル」をタイ社会に置き換えた作品。
個人的な思い出としては、高校時代に、他のクラスが文化祭で「カラフル」の劇をやっていたので、なおさら青春物語感がたまらなくツボです。

キャラ設
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英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.9

約1時間半の中にギュッとコメディを詰め込んで、オチまでテンポが良い作品!

今日は私事ながら誕生日だったので、何も考えずクスッと笑える映画をチョイスしました笑

展開飛躍しすぎ〜みたいなのもご愛嬌って
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダサく、忙しく、苦労しながら、悩みながら、日々を過ごしている人に特に刺さる!

誰もがもってる二面性。
世間の雑踏のせいでやさぐれた自分とラフに人生を楽しむ自分。
過去を捨てたい自分と過去は忘れないけ
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

超能力系好きなんだよな〜笑

スティーブンキングにもキューブリックにもリスペクトを込めた作品だったなと。

最近見たターミネーターの続編は、サラコナーとジョンコナーがCGで復活していたけれど、本作は新
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.1

長い…!
けど見る価値あり。
いやでも、この人間関係を209分でまとめたのは逆に凄いか…。

デニーロの回想録で物語が進んでいくわけですが、とにかく登場人物が多い。笑
でも、どいつもこいつもテンポ良く
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アス(2019年製作の映画)

4.2

久々にやられた…。
ゲットアウトの二番煎じじゃないのがとってもよかった。

伏線回収どんでん返しもありつつ、お得意の「差別!格差!ダメゼッタイ!」みたいなメッセージもありつつ…お腹いっぱいだ…。

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