Openさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

結構淡々と話は進むし、そんなびっくりするようなこと起きるわけじゃないんだけど、1カット1カットが飾ってなくてグッとくる…。

特に家族を亡くした経験がある人には刺さる作品。

ドッグマン(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい。
胸糞悪いのを狙って
しっかり胸糞悪くなってるのが最高。

多くは語らないのに
絶望しかないエンディングも秀逸。

別に主人公が最後死んだり捕まったりするわけじゃないんだけど、この先ずっと
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堀切さん、風邪をひく(2011年製作の映画)

3.5

シュールすぎる笑
でも気まずさとか変な間がクセになる〜

TUESDAYGIRL(2011年製作の映画)

3.6

実はこっちのカップルの方が平和に関係を続けていくのでした〜

的な話かと思いきや、
衝撃すぎるラストという

短編らしいっちゃ短編らしい
詰め込み。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.1

最近若さゆえに悩むことが多いから
ほっこり群像劇が心に沁みた救われた…
Love Actuallyを毎年楽しみに生きている人間としてはドストライクでした。

個人的MVPは、
はーらーだーたいぞうです
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.9

街の雑踏やセミの声、
扇風機に踊らされる部屋のカレンダー。
全ての生活音が生々しいのに、

突然切れるBGMや
無駄に明るい挿入歌が不自然で不気味。
色んな、絶妙なバランスの悪さが
人間臭い物語を際立
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.7

今泉監督、またこういうヤバめの群像劇作って欲しいなぁ〜〜。

「はい、今泉です〜」
って電話出たの笑っちゃったな。

バラバラな物語が回収されていくのは
もちろん、

いい意味で映画的なダサさが
散り
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

性に対する考え方が
変わりゆく現代に必要な映画。

でも、
謎の「物足りなさ」を感じたので
それについて考えをnoteまとめてみました↓

リンクから
飛べるのでよかったらぜひ。

https://n
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.6

「モータウン好きのためのご褒美映画」
という印象を受けました。

世代は全く違うけれど、
知ってる曲やアーティストも多く、
当時のトップ2の話を中心に進むので、
純粋に資料的映画として
楽しめました。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベルじゃない。
時間の順行と逆行…

SF好きの心をくすぐりますねえ。

流行りの映画をむやみに絶賛するのは好きじゃないけれど、本作には度肝抜かれました。

ど文系なので細かいところまでは理
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.6

終始、チョイソ〜〜という感じ。笑

設定の雑さは所々気になるけど、ちょいグロアクションエンターテインメントとして、続編も観てみたいかも。

色々な伏線や設定が二部、あるいはそれ以降で回収されていったら
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

やっと観られたな。

なるほど〜〜。
「これで終わったら駄作」ってところからさらに展開させてくれたので飽きずに観られました。

キャストが豪華だし、移民排斥の話を忍ばせてるのも素晴らしい。

ただ、想
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

3.8

イタさと共感性羞恥の嵐。
それでも、憎めない主人公がツボでした。

映画全編の7割は主演前原さんの実話を基にしているということで、超完成度の高い再現ドラマを観ているような感覚に陥りました笑

つまり、
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これ主人公が主人公じゃないというまさかの展開ですか…

しがない老人の妄想大爆発…!
と言ったところでしょうか

老人ジェイクとルーシーの別れのシーン、車内の走馬灯はなかなかグッときましたねえ…

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はりぼて(2020年製作の映画)

4.3

劇場が時に笑い声で包まれるほど、よくできたコメディだった。

コメディ、と言いつつも全部事実なのに気づくとある意味ホラー。

開局30年に満たない、まだ比較的若いテレビ局が富山市議会の不正を報道で暴い
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

この前「ブックスマート」観たばかりなので、天才兄妹の才能を感じまくっております…

自分は別に、90年代を生きた訳でもないし、当時のHIPHOPにはめちゃめちゃ疎いです。ましてやスケボーもやったことが
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.9

歴史や製作手順に沿って説明が進んだり、そして時には実際にサラウンドを感じられる音源が流れたり、最初から最後までここまで引き込まれるドキュメンタリーは初めてだなぁ…。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

こんな、セリフのひとことひとことにクスッとできるコメディ久々だな…。

高校生活や大学生活、それを経た上での今の自分の人間関係に想いを馳せながら観ました。

ジェンダー描写にも気を遣ってる様子が垣間見
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

3.9

ずばり、どストライクでした。

登場人物の言動にムズムズする感じ…
わかるわかるの嵐…
「愛がなんだ」っぽいなぁ…
と思ってたらしっかり脚本サポートに今泉監督入ってました笑笑

ただ、最後の方ちょっと
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.9

分かりやすい起承転結のストーリーの中で一貫したメッセージを込め、伏線を散りばめて回収する、ピクサーのよさが出ていて素晴らしかったです。

ただ、良くも悪くもテンポが速くて、人によってはちょっと物足りな
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his(2020年製作の映画)

3.9

今泉監督の他の作品とはまたちょっと違ったテイストでよき。

終始、心臓ギューっと握られてるみたいで、胸が締め付けられる感じ…。

大学でジェンダーかじった人間としては、社会の理不尽と優しさが絶妙なバラ
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.9

軽快なジャズとクスッと笑えるシーンの数々。ポンジュノの魅力がギュッと詰まった、シニカルなブラックコメディの傑作。

「パラサイト」が世界的に大ヒットした今、過去作を見返してみると、ポンジュノ作品の軸に
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スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.5

サイモン・ペッグ節がすんごいんだけど、
サイモン・ペッグ映画の雑な部分が集約してる感じもする笑

クスッと笑えるコメディとしてはよいんだけど、設定とか展開があっさり過ぎて物足りなかったかな…

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

3.4

設定自体は面白い!
金がかかってて映像も飽きん!

でも、物足りない〜〜
全ての展開があっさり。
良くも悪くも捻りがなくて消化不良…

めちゃ期待していただけに、設定のガバガバ感にちょいがっかりでした
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

70分でとんでもないもん見せられたな…。

日常を切り取ったんかな?と思わせるような演技とカット。

冒頭の障子に穴を開けるシーンが伏線になる構成も秀逸。

重いテーマに反して、「祈り」を押し付けられ
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はちどり(2018年製作の映画)

4.3

社会的弱者の声を代弁する超傑作。

そして、主人公の不安や哀しみ、世の中の理不尽への抗いを映し出すようなカメラワーク。

まるで、思春期を過ごす女子中学生の数ヶ月を切り取ったように見える映像の紡ぎ方。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーが過去と現在を行ったり来たりで見応え十分!

まさかのお父さんベターコールソウル!

時代設定もこだわってて素敵だし、流石役者にハズレがいないっすねえ。

昔の作品が原作だけど、「女性の幸せ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.2

今のところ、圧倒的に今年のベスト。

フランスってこんな治安悪いんか…。
自分がどれだけ恵まれてるのか痛感すると共に、いや、日本も貧困化進んでるし…
実際にフランスはこういう状況だし…
と結局皆見て見
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.8

うわ〜〜主人公のイタさキツ〜〜って思ったけど、結局いい話だし、セリフとかカット割りとかも素敵で、エンドロールではなんか全部許せてしまったなぁ。笑
去年忙しくて観に行けなかった作品がたくさん。劇場で観た
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.8

コンパクトでテンポもめちゃよい。
時代に翻弄された男女の切ないラブストーリー、という感じ。
白黒の映像がその切なさをより印象付けていて、なんでデカいスクリーンで観なかったんだ!とひたすらに後悔しており
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

やっと観られた!

反戦映画なのに、イマジナリーフレンドのヒトラーとか超適当な子供達の洗脳キャンプとか…クスッと笑えるコメディ要素がたくさん…!

と思いきや、それら全部が中盤から終盤にかけての伏線と
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

超月並みなこと言うけど、純粋に、パソコンの画面だけで話が進むのが面白い!!

インターネットの醜い部分を描きつつ、二転三転するストーリー展開も最後まで用意されていて思った以上の満足度。

チャットとか
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.2

SNSの普及等で人と繋がりやすくなった分、この世の中、批判に晒されないように自分を偽ることも多くなっていて…

でも、「違う惑星で生まれた」とは言うけれど、スターであろうと一般人であろうと、誰でも思い
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

あれ?観てなかったか…反省。

「ああそういう展開ね。」
「いやちがうのか…!?」
「え、そうなるの〜〜!?」

と感情を完全にもってかれる傑作です…。
ポンジュノ、半端ないって。

悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.5

プロットはオモロイしどんでん返しもあるのだけど、なんか伏線回収し切れていないような…?ちょっと物足りない感が残るかな〜〜。

梨泰院クラスの親子コンビとマブリーが大活躍でっせ。

知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.9

え、結構ツボです。
今泉作品やっぱツボです。

観た後で「そのタイトルそういうことか〜〜!」みたいな映画とても好き。

こういう色んな人間模様が時系列関係なく絡み合う話はいつの時代も素敵だし、観ていて
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