kakashiさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.7

アマプラでバナーに頻繁に表示されているので思わず見てしまったが、まぁなかなかに激しい内容で笑った。出演者から訴訟を起こされたりしながらも、いろんな意味で普通に公開できたこと自体びっくりするのだが、西洋>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

いかにもアメリカ映画らしい笑いポイント(下ネタ含む)がそこらじゅうに配され、終盤はお約束のほろりな展開の青春もの。
主人公二人のキャラも良いし、テンポもいい。嫌味がなくて、見終わったときには元気をもら
>>続きを読む

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.4

ストーリーにそこまでの目新しさや感慨は感じることができなかったが、ストップモーションアニメそのもののクオリティの高さに感心。

エレクトリック・チルドレン(2012年製作の映画)

3.4

キーな登場人物がみんな良い人すぎる、現代が舞台のおとぎ話。ゆったり優しい気持ちになれる。
トイレシーンが多いのは気のせいか?

彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

4.2

ストーリーや場面場面のノスタルジックで昭和っぽいたたずまいもすごく良かったのだが、なんといっても主演の加藤雅也の館長役がツボった。
Radioheadのcreepも作品にマッチ。

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.8

スピルバーグが本人役で出演とか、オタク心がくすぐられるというか、こんな友達、仲間がいたら最高。
大好きなELOが使われてるのも個人的にツボ。
下ネタ多めのポールは、とにかく人間臭くてあったかい。
深く
>>続きを読む

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.2

実話をベースにした作品で、トムハンクス安定の演技です。ソ連スパイ役のマークライランスとの掛け合いが素敵。
完全巻き込まれ系で厳しい状況のなかでも、自らの正義、信念を貫き通す姿はリスペクトでございます。

バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.4

主人公の少女バーバラの心の成長を描いた作品でストーリー自体に大きな驚きはないが、ニュージャージー?の風景や音楽は良い。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.2

月並みだが、周りに流され、人に連れられて鬼滅の刃を鑑賞。
鑑賞二、三日前にアニメを見て予習という完全にわかだけど、それでも不覚ながら最後ではホロリと。
アニメでの柱登場シーンでは、この人たちダメじゃな
>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

嫌いじゃない、嫌いじゃないんだけどなんだろう、この微妙に居心地の悪い感じ。
シックスセンスのとてもマイルドバージョンか。

エリックはナイスガイだったのね。

自分の時は誰か迎えにきてくれるのかな、な
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

劇場公開時に気になっていた作品をようやくネトフリで鑑賞。
PC画面上での物語進行という発想が新鮮なのと、全編通してのハラハラドキドキ感がなかなか!
親は分かっているつもりで、全く把握していなかった子供
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.3

コロナ自粛前から気になってた作品でようやく観ることができた。
アメリカと中国の価値観の違いの狭間で揺れる主人公の気持ちの流れをメインにしたストーリー展開は、予想していたよりコメディー要素少なめで、しみ
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.2

ヘンリーカヴィルが出ているので鑑賞。
ティーンの恋愛と自立とフェミニズムに、軽くミステリーandアクションか。
正直、もっと娯楽色の強い作品を期待していたが、どちらかといえば色んな意味で最近よく目にす
>>続きを読む

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.2

時代を反映してか、以前にも増してダイバーシティを全面にゴリゴリ押し出した内容となっていました。
Wednesday のクールさは素敵。

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.4

シリーズ第三弾ですか。
マイクが相変わらずの無双ですが、なんかダイハードを連想してしまいました。ストーリー自体の設定もなんですが、なんというかジェラルドバトラーの劣化が止まらない。
ニックノルティを登
>>続きを読む

ウスタード・ホテル(2012年製作の映画)

4.0

しばらく前までリアルでビリヤニづいていたので、気になってレンタル。
ボリウッド系のいわゆるギラギラ感がなく、カリカットの海沿いの景色が美しくて、それを背景にしたウスタードホテルの佇まいや、夕陽のなかの
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.2

Netflixでラチェッドが配信開始されたのを受けて、鑑賞。
ジャックニコルソン演じる自由すぎる主人公に触発されて、精神病院の患者たちが徐々に自由意志に目覚めていく過程が微笑ましいのとは対照的に、終盤
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

期待通り想定通り、オープニングからもう頭フル回転です。小さなメメント状況がいっぱいというか、表現力が拙くて悪しからず。まあ、作品内のセリフ通り、考えるな感じろです。
色々合点いくためには最低
>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

4.2

ジェラルドバトラーつながりで視聴。
ギリシアのテルモピュライの戦いの映像化で、まぁ、肉体美オンパレードです。CG多用で劇画チックというか、オペラちっくというか、一種異様な独特の世界観を見せつけられるの
>>続きを読む

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.8

ゲームをそのまま動画にしてしまいましたばりの設定やアクション好きです。色々深く考えたらダメなやつです。何も考えないで楽しむのが吉。
余談ですが、日本の首相を乗せた車の運転手さんの、それっぽくない風貌が
>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.6

エドワードノートン脚本、監督そして演技が光る作品です。
丁寧なストーリーテリングに、50年代ニューヨークのノスタルジックな絵面にBGMも素晴らしい。
そして、アレックボールドウィン、見るたびに貫禄がも
>>続きを読む

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.2

初オランダ作品。
しみじみと癒されて、最後とても優しい気持ちになれた童話のような作品。
ストーリーもほのぼのとしていていいのだが、舞台となっているテルスヘリング島の景色がとても美しい。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.3

アメリカで黒人の男として生を受けることの恐ろしさを再認識させられる。
偏見やら先入観に満ちた結論ありきの司法制度なんて全く意味がないわけで、どんなに絶望的な状況に貶められても希望を失うことなく信念を貫
>>続きを読む

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

題材は深刻な話だが、作品自体はシリアスになりすぎず、悲しくて優しい気持ちになる。
レダカテブとヴァンサンカッセル、良いなぁ。

ハリエット(2019年製作の映画)

3.5

白人が、モノのように黒人を所有することが当たり前だった時代に、自由のために奴隷制のない北部に命からがら逃れ、その後は南部に残された黒人奴隷仲間の救出から、南北戦争時には北軍の黒人部隊の指揮官な>>続きを読む

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.8

特段の伏線がはられているわけではなかった(見逃したか?)ため、中盤から終盤にかけての流れが読めず、当初思っていたのとは違う展開となったがそれはそれで面白かった。
人間が抱えてる過去の闇って深いんだなと
>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

予告編の段階ですでにわかっていたことだが、まあ下ネタのオンパレード。ホームアローンちっくな笑いを多少なりとも予想していたら、はるかに斜め上をいってました(笑)。
しんみりとする展開もあるのだが深刻味が
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

捜査当局によるあまりにも杜撰な捜査と、マスコミによるあまりにもいい加減で扇動的な報道によって、いとも簡単に冤罪容疑がでっちあげられる過程が、実話を基にしてるだけになおさら空恐ろしい。
サムロックウェル
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.7

終始ゆるやかにニヤニヤしてしまう系。絵付けがすごく丁寧で視覚的に癒される。

シチリアーノ 裏切りの美学(2019年製作の映画)

3.8

いわゆる典型的なマフィアものではなくて、半ばドキュメンタリーなコーザノストラものか。
ブラジルの警察の横暴さ(あんなヘリコプターな尋問の仕方あり得ないでしょ…)と、イタリアの裁判所のあまり
>>続きを読む

幻影師アイゼンハイム(2006年製作の映画)

3.4

テーマや全体的なトーンは自分好みであったが、題名のillusionist(幻影士アイゼンハイム)から勝手に想像していた華々しさはなく、比較的淡々と短調なストーリー運びであるように感じた。
三浦春馬で舞
>>続きを読む

マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

4.7

イギリスの、王道おとなのラブロマンスもの。イギリスの街並みや、イギリス人特有の皮肉っぽいやり取り、ほっこり感がたまらない。
主演二人に自分をかさね合わせて見てしまい文句なしの高評価です。
ぱっと見、ゲ
>>続きを読む

タイムライン(2003年製作の映画)

2.7

歴史タイムトラベルものは好きなのだが、設定が安易なのは目をつむるとしても、ここまで過去に介入しまくっていろんな意味で破茶滅茶な作品は初めて。
言わんとしてることは分かるのだが、いわゆるタイムトラベルの
>>続きを読む

ハッピー・ニュー・イヤー(2014年製作の映画)

3.2

さすがインド映画。
ヒロインの扱いが多少雑なのが気になるが、ありとあらゆる要素を盛り込まれたストーリーはこの上なく分かりやすく、インド万歳感、見た目のキラキラ感が半端ない(笑)。
終始テンションがマッ
>>続きを読む

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.0

ラブロマンスファンタジー系は好物なんだけど、作品紹介を読んでSense8もどきなものを期待してしまったがために、物足りなさを感じる結果に。
映画だから尺の問題もあるし、先入観を持ってみた自分が悪いわけ
>>続きを読む

ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.7

色々とハッキリしない状態でのストーリー進行と、時々差し込まれるドゥン、ドゥンという重いビートのBGMが緊迫感を煽り、サスペンスやホラー感が半端ない。
自分自身異国で思春期の大半を過ごした経験から、良い
>>続きを読む