ヒルコさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

ヒルコ

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ポテチ(2012年製作の映画)

2.8

良い尺だと思う。これ以上長いとベタッとした人物の掘り下げがいるし、これよりも短くすると話が成り立たないし。物足りなさも含めて狙い通りの出来なのではないでしょうか。まあ、地元がロケ地だと評価が甘くなるわ>>続きを読む

メトロポリス(1984年製作の映画)

3.0

しょっぱなから超かっこいい世界観にシビれる。設定もものすごくシッカリしててシビれる。ロボの造形がスタイリッシュ過ぎてシビれる。みんな目がキラキラしててシビれる。

グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

2.3

フェイクドキュメントなら、もう少しプロセスを丁寧に撮って欲しかった。どの事象にしても、はじめとおわりしか映らないのかよ\(^o^)/ 退屈な行程が怖さを産むんじゃないのか、モキュメンタリーってのは!

クロニクル(2012年製作の映画)

3.0

いやぁ楽しめた!内容の割りに前半だいぶのんきなのがいいね、映画的に。生理でいうと軽い一日目、みたいな。でもその後突然重い二日目が来て量半端ないのが続いて「んーどうしよう」なんて思ってたらとつぜんなかっ>>続きを読む

バリー・リンドン(1975年製作の映画)

2.8

壮大な絵巻物、って感じ。それにしてもレディ・リンドンが綺麗だった。きっとすごく面白い見応えのある作品なんだけど、歴史物がそれほど得意ではない私にとって、この尺はツライです。

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

2.8

ディカプリオの美少年ぶりと言ったら!こう言うのは逆に思春期の子に見せた方が良いんじゃないかと思ってしまうほど、10代の転落具合がリアル。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

2.8

思えば私は前衛的な若松作品しか見てこなかったから、きちんとストーリーが出来てるところにまずびっくりしました。前半はドバッと人が出てくるけどナレーションもあるし、後半の総括狂いはやはり見てて重い気持ちに>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.0

画像が綺麗!リマスターの力って凄いなぁ。眉毛のせいかも知れないけど、京マチ子が綺麗なんだかブスなんだかわからない。でも不思議な魅力がありますね。内容は藪の中と羅生門なのだけど、融合のさせ方が面白い。人>>続きを読む

トロール・ハンター(2010年製作の映画)

3.3

NZ国際映画祭にて。満員の観客!さいこーにばかばかしい。バカなことを真剣にやるってのが本当に笑える!可愛くないトロールも可愛く見えてきます。

グロリア(1980年製作の映画)

3.3

恋する惑星でブリジット・リンにまんまグロリアの格好をさせたウォン・カーウァイの気持ちもよくわかる格好良さ。ハードボイルドの中に、グロリアに持っていて欲しい「男が思う女の母性や強さ、優しさ」をことさら強>>続きを読む

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

3.0

おばあちゃんを演じた女優さんが、おしゃべり好きでお節介でウザくて優しくて慈悲深い、言ってみたらステレオタイプのババアをちゃんと地に足つけて演じていたのが何よりも素敵。だから、こんな風な、実話にしても突>>続きを読む

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.5

何度見ても感想が変わらない映画ってのも不思議。小豆を女にしたのは石頭だし、蝶衣を狂わせたのも小樓で、でも最初に救ったのも同じ石頭。小樓は男らしく正義漢であり且つ女々しくて長いものに巻かれやすくて自信過>>続きを読む

サンシャイン2057(2007年製作の映画)

2.9

豪華キャストのカルト映画って感じ。でも個人的には結構すき!キリアンかっこいい!\(^o^)/

イリュージョニスト(2010年製作の映画)

3.4

なにこれ超せつない。つーか女の子イラつく!魔法なんかねーよ!ジジイの優しさだよ!いい加減気づけよ!・・・まぁ気づかないからこそ、そしてじいさんが落ちぶれながらも何とか頑張れば頑張るほど、ラストの報われ>>続きを読む

パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会(2010年製作の映画)

2.6

最初の30分と最後の15分だけでも良かったよね。中だるみのハンパなさ!

深夜食堂(2015年製作の映画)

2.7

江野君、もとい、宇野祥平目当てでテレビシリーズも見てましたが、やっぱり劇場版にも出てて嬉しかったです。漫画よりも実写の方が好きな数少ない作品。ベタッとした貧乏くさい人間関係を美化しないところが好きです>>続きを読む

中学生円山(2013年製作の映画)

3.2

正直に言えば、2時間の映画じゃなく深夜ドラマで6回くらいやれば良いのに、と。短尺な方がこの手のインパクトは強く出てより面白かったと思う。中学生男子のバカさ、団地の猥雑さは言わずもがなのいい素材です。豪>>続きを読む

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

3.2

パパは居ないけどジュンが居る、そのための田舎町なのに、そこでひとりになってしまった主人公。しかし厳密に言ってひとりぼっちではなく、彼女が別に求めていない人物なら常にそばにいる。しかし求めたものは全て手>>続きを読む

シッコ(2007年製作の映画)

2.9

マイケルムーアはそもそもアメリカ嫌いってことでその辺のバイアスを考慮して鑑賞。でもこれを見ちゃうと、やっぱりオバマケアと大統領になり損ねたクリントンの事を色々考えてしまいますね。兎にも角にも、マイケル>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.0

よくよく考えれば一番のクズは旦那じゃないか\(^o^)/ 本当はまだ好きで、だから諦めきれない思いが強すぎて奇行に走るあたりは良かったと思う。あの中盤の痛い描写があったから、最後の「I love y>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

2.5

結局良く分かんなかったね\(^o^)/ よく分かんない上に長すぎる。とはいえ、今では見られなくなったアナクロな雰囲気とか役者の演技とかはすごく良かった。特に三姉妹!

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.0

奥崎謙三と原一男による、ガチンコのタマの取りあい。その向き合い方があってこそ、ここまでの怪作になったと思う。奥崎謙三のキャラだけに頼ったらきっと、大したことない映画になってたはず。わたしがドキュメンタ>>続きを読む

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

2.0

無駄に長え\(^o^)/ 村上春樹が風邪と下痢をこじらせてやっつけで書いたような中身とタイトルだなぁと思った。と思ったら原作があるのね!でもこの内容なら90分もあれば充分雰囲気も伝わると思うんだけど>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

もう若くもない、仕事を続けたくとも才能がない、他人の気持ちも上手にはかれない、でもそれを認めたくない、さみしいさみしい・・・アラサー独女の痛いとこばかり抽出したような主人公に、自己を投影できるかどうか>>続きを読む

エイリアンVS. プレデター(2004年製作の映画)

2.8

なんだよーあいつ結局良いやつなんじゃねぇか〜、なんて言いながらチビチビ酒をあおって楽しく見たい、そんな作品でした。つーかここまで来ると、もう人間の方がジャマなのな!

ランナウェイズ(2010年製作の映画)

3.0

2010年の国際映画祭にて。若く可愛い女の子たちがさ、どんなに頑張ったって、それは大人や業界によって作られたものに変わりなくて、搾取の対象でしかないってのは変わらないわけじゃない?その中でダコタがとっ>>続きを読む

ベルベット・ゴールドマイン(1998年製作の映画)

3.3

この世界観がどうしようもない位好き。主人公はジョナサンでもユアンでもなく、芋ぐあいの半端ない超ダサいクリスチャンベールで、彼が解放したくてもできなかったゲイという自分自身に、自分の姿を投影し追い続けた>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

2.6

フランス人が何考えてるのかわからん。けれどこの少女性は、古屋兎丸先生辺りが漫画化したらとんでもない傑作になりそうな気がします。

隣人13号(2004年製作の映画)

2.8

小栗はいじめられる役がすごい似合うし、新井は人をいじめるのがすごく上手。配役の妙。中身は、そうだなー、苦手な人の方が多そうだけど、大まかに言えば「イジメカッコ悪い」っていう復讐劇ってことで良いかな。サ>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.8

感情移入という点では、じいさんにも姉ちゃんにも全く心が寄り添わず、すごく冷めた目で見てるわけなんだけど、気がついたら終わってたあたり、なかなか作りは悪くないんだと思います。ラストの展開はあんまり好みで>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.5

反抗期の映画。やってることはとくべつ美化されてるわけでなく、中二病かよって部分もちゃんとあって、観てるこっちが自分の過去と照らし合わせて恥ずかしさに見舞われるところはすごく良いと思う。そんな不変の言わ>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.0

しかしなんだな、悪魔しかいねーのな・・・。ラストはタクシーから降りるあの姿だけで終わらせてくれたらよかったな。悪魔が体面によってどうなったのか、余韻が欲しかった。本当にそこだけ、そこだけが惜しい。あと>>続きを読む

マジック・マイク(2012年製作の映画)

2.9

もうね、あれだよ、男の裸が楽しめたらそれでイイよ\(^o^)/ 完全に、この映画の中のストリップ小屋の客目線だよ\(^o^)/ よく見たらションボリしちゃうもん、この内容。だからこその対比であのショー>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.0

重厚な雰囲気の中、安いホラー以上にバッタバッタと人が死んで行く。そこがむしろリアルでおっかない。だんだんと暗さで誰が誰なんだか顔を見てもわからなくなるのがまた怖い。高倉健が主役だけれど特に印象には残ら>>続きを読む

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.0

「スピード」の元ネタ、とは言え、あんなにエンタメ作品に仕上げてはおらず、社会派のノリで、ハラハラというよりはヤキモキします(主に警察に)。長尺すぎるとは思うけれど、なかなか面白く見られましたよ。止まっ>>続きを読む