ヒルコさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

ヒルコ

ヒルコ

映画(2014)
ドラマ(11)
アニメ(0)

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.0

可愛らしさの全くないアニメ。青っ怖っと思ってたけど、見慣れるとなぜか愛らしくも思えてきた。ほんの少し伊藤潤二先生テイスト。内容はおそらく社会風刺的なものだと思うので、原題どおりの野蛮な惑星の方が合って>>続きを読む

MAMA(2013年製作の映画)

2.9

最初の方、すんごい怖い・・・。MAMAの造形がどんだけ奇妙でも、確かに何年も女児たちを育ててくれたのは彼女だし、懐いてるのもラストの展開も無理はないかな〜と理解可能。でもMAMAの現物が出て来てから、>>続きを読む

風俗行ったら人生変わったwww(2013年製作の映画)

2.5

佐々木希演じる風俗嬢が可愛いのなんのって。ナンバーワンに決まってるよね。ただ、なんで主人公の童貞を最終的に好きになるのかがちょっと説明不足かな?展開はけっこうカオスで途中なに見てるのかわかんなくなった>>続きを読む

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

3.4

おもしろい!こういう落ちに驚きたいからドキュメンタリーはやめられないなーって思う。思うけど、でもあのオッサンのこと若干バカにしすぎだよね!アートは素敵でした、うん。映画見るまでどのアーティストも知らな>>続きを読む

ラビット・ホール(2010年製作の映画)

3.7

なんて残酷で優しくて希望がなくて真摯な映画なんだろう。都合のいい救いはかけらほどもなく、でもそれがまたブレがなくて良いと思う。観てるのが辛いけど終わったあとに少しでも心が温かく優しい気持ちになるのは、>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.0

その牧場に蔓延するのは死と暴力。それを使って支配するものとされるもの。最初は恋人の代わりを欲するがため自分を捧げていたトムだったけれども、しかし、話が進むにつれ、ギョームの代わりを欲していたのは、トム>>続きを読む

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

2.8

「お母さんがいない間、多田さんがお母さんなんだよ」ってのはあまりにあまりの事で笑ってしまった。前半は前にも増してコミカルなだけに、子供が来てからの2人の不器用さが際立つ。ただ、その前半に50分以上費や>>続きを読む

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

2.8

テレビの方は未見ですが、楽しめました。よくわかんないけど、手紙のところでグッと来て泣けたし。テレビシリーズも見てみようと思います。

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.2

わたしは好きだな。ユアンが上手に内包された虚無感や寂しさを滲ませてたと思う。お父さんがゲイだったってことと、両親に愛がない(ように見えた)ことを、頭で理解してても心がついていかない、その揺らぎみたいな>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.1

あらやだ、これ面白いじゃない!SFは苦手なんだけど、サバイバルと政治と報道のお話でなかなかしっかりしてた。蛇のとこ、よく頑張った!

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.0

ツラい・・・。兄へのコンプレックスと母へのコンプレックスが強い絆を生んだまでは良かったけれど、その関係が崩れた時どうなってしまうのかと考えたら、そりゃこうなるんだろうなぁとしか思えない。お兄さん本当い>>続きを読む

テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

2.8

リメイクでもないしこの出来は悪くないんじゃないかな!エンディングはちょっと盛り過ぎかもしんないと個人的には思ったけども。

未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

3.0

ツライな〜、見てるの。でもこの邦題は、すべての観客の子供達への希望やそうあって欲しいという意味が込められていて、素敵だと思う。原題や英題よりも。今も生まれてくる子供達ひとりひとりが、一人でも多く幸せと>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.9

結構新しいアプローチではあると思います。説明が、多分わざとだと思うけど、ほとんどしないところも良かったです。意味がわからないってのが実は一番恐怖を感じるものね。

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

2.9

NHK BSにて。子供の頃ぶりのミクロの決死隊!記憶よりずっとしょぼく見えたけど、目の超えた大人として見たとき、かなりの面白ファクターがあるのに驚いた。まずアイデアでしょー、とにかく、楽しめたよ!これ>>続きを読む

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

2.7

オナニーあるあるな前半と、自分を解放する(オナニー依存から脱出する)後半にそこまでの無理矢理なツギハギさはない。かと言って、やっぱり面白いのは前半。でも初監督でここまで作ったジョセフはすごいのでは。し>>続きを読む

メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.1

子供にとって、若い(自分と近い)人間の方が好きなのは、結構普通のこと。選ぶなら、おばあちゃんの子守りより両親、両親よりもマーゴ。だって一緒にいて楽しいから。それだけ希薄な親子関係だったんだろうとも思う>>続きを読む

渇き(2009年製作の映画)

2.6

そ、ソンガンホが痩せた!悪い映画なんかでは全くないんだけど、なんだろう、間延び感があったのが残念だなあ。

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

2.8

いや、これが結構面白いと思うんですよ・・・。小さい頃、父に連れられて劇場で観た時は、なんだか奇妙な映画だなぁと思うだけだったけど、今見てみると、奇妙な上に演出というかサービス過剰で鬱陶しく、そこが素敵>>続きを読む

トラフィック(2000年製作の映画)

2.9

いやぁ、上手い。それに尽きる感想しか無いわ。ハリウッドな上手さ。それぞれの思惑がそれぞれ交差したりしなかったり娘がヤク中になったりと盛りだくさん。あとデルトロいて胸熱。それだけで既にげきあつ\(^o^>>続きを読む

BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

2.7

ゲイの中国人がなかなかのイケメンでした。ごめんなさいそれ以外に感想が持てませんでした。まずちょっと尺長いよね\(^o^)/ 好きな人にはたまんないんだろうなー

プリシラ(1994年製作の映画)

3.8

セクシュアリティ界でのマイノリティである彼女たちを助けたのが、国のマイノリティであるアボリジニであるのが興味深い。話の辻褄は合ってない部分が多いんだけど、そういう「含み」の部分がたくさんあって、ポジテ>>続きを読む

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

2.8

仁さんって、「はるちゃん」の支配人じゃない・・・?声でわかったよ!てことで、仁さん以外の見分け(声分け)がつかないのが難点でしたが、なるほど狂い咲きね。小林稔侍が出てくることで場が締まるのもあるんだけ>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.0

思った以上によく出来ていて、素直に楽しめました。ロンドンっ子なエッセンスも非常に効いていて皮肉もあり静かな小ネタも多く、またキッコが非常にはまり役で良かったです。日本語吹き替えも、芸能人を集めたものに>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

2011年NZ国際映画祭にて鑑賞。内容がどうこうっていうよりも、絵として考えた時のこの監督のセンスは半端ないものがあると思う。「汚れた血」を見たときも同じように驚いたけど、映画ってのは日常をどのように>>続きを読む

プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.5

ひゃだ、キリアン可愛すぎ!\(^o^)/ 結構な不幸がドミノ倒しのように襲ってくるのに、見終わったあとに残るのは、あったかい気持ちとキトゥンへの好感ばかり。本当に素敵な作品だと思います。とにかくこの>>続きを読む

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

2.9

これは何と言うか・・・。体は子供のままでもそれ以外は大人になってくわけで、そこも含めてなんだかグロテスク。

スイートプールサイド(2014年製作の映画)

3.0

改めて見てみると、非常に甘酸っぱい青春映画だなあと思いました。女性から見たら須賀君の演じたキャラは受け入れがたいキモさがありますが、自分と他人の違いに頭を悩ませるのは思春期によくあることだし、その辺の>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.4

(再掲)まだ冷静じゃないからだろうけど、デカイ映画館で見られてホントに良かった~。だんだんと「広げた風呂敷どうするのかな・・・」と不安になったり、絵のインパクトがアイディアに負けてるような気がしたけれ>>続きを読む

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

2.6

「遊び」がなくなったなぁ、と。ホラー映画には遊びしろがないと面白味に欠けるよな\(^o^)/ 要素を詰め込むのは簡単なんだけど、引き算が出来ないとホラー映画は作らない方が良い。ちと凡庸な作品に仕上がっ>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.9

冬・春編を見たので、改めて再鑑賞。今回思ったのが、命を潰す場面がすごく良いってこと。岩魚と合鴨を、必要な分だけきちんと殺し、キチンと捌き、それを食べるという行為が、「いただきます」の真意に触れていると>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

2.9

高校時代の輝かしい思い出にすがる30代女性の宙ぶらりんな状況を、まったくドラマチックに描かなかったアンチ感動作。

日本のこわい夜(2004年製作の映画)

1.5

あれ?わたしが借りたのは「特別編」でした。壮大でもない規模のドッキリ企画。犬かわいい